今回は、LEDモジュールでできることを、機能よりも用途の側面から説明してみます。
LEDに関連することで言いますと、以下の事ができるようになります。
・LEDのモデル化
・半透明部材のふく射熱の吸収
・反射部材の反射特性
まずは、LEDのモデル化について説明します。LEDのモデル化に含まれる要素は以下の2つになります。
・LED自体の温度を求めること
・LEDからの放射熱を設定すること⇒それによる周囲の部品の温度を求める
LEDモジュールではLEDコンパクトモデルが使用できるようになります。
LEDコンパクトモデルの1つは「2抵抗モデル」です。
2抵抗モデルはLED自体の温度を求めるための機能で内部の伝熱特性を定義します。
LEDからの放射熱を設定する機能は「ふく射源」の機能です。
この機能自体は標準機能なのですが、以下のことが追加でできるようになります。
・スペクトル特性
・放射パターン(方向依存性)
そして、上記の両方を同時に定義できるのがもう一つのLEDコンパクトモデルである「熱と光学モデル」です。
ただし、単純に2つの機能を合わせたものではなく、モデル化機能としてはより高級な機能になっています。
入力特性パラメーター:
・熱抵抗
・温度及び作動電流に依存した電圧、放射束、光束
・ふく射特性(スペクトル特性、放射パターン)
・作動電流
出力パラメーター:
・ジャンクション温度
・LED発熱量
・光束
つまり、作動電流を定義するとLEDの特性に応じて熱計算が実行され、LED自体の温度、周囲の温度への影響そして光の強さまで評価するというスグレモノになっております。
ちょっとマニアックで引いてしまいそうですが、使いこなせれば大変強力な機能です。
[From Y.Iijima ]
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