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製品設計に活用するための構造解析の理論と実践講座

製品設計にCAEを活用するためには、理論と実践のサイクルが必要です。CAEの操作は出来るが、原理原則が分からない、適切なモデル化ができない、結果の評価が出来ない、設計に活用できないなどの課題を多く聞きます。特に強度評価は、従来の経験に裏打ちされた評価法を踏襲しながらCAEを使わないと大きな間違えを起こすことになります。設計者CAEの本質は、理論と実践のサイクルを回し、設計、開発のセンスを上げることと言えます。

本講座では、3回に分けて、以下の内容で実施します。
基礎編(1日目)では、材料力学、強度評価、及び、構造解析を行う上での基礎知識を学習します。
実践編(2日目)では、実際の設計課題を通じて、課題へのアプローチ方法、及び、構造解析の活用法を習得します。
さらに、応用編(3日目)では振動、熱、非線形に関する解析の基礎を学びます。




セミナーの受講対象者と講義内容

セミナーの受講対象者と講義内容(製品設計に活用するための構造解析の理論と実践講座)

<対象>
主に若手設計者、及び、製品設計、開発、実験等に係る技術者の方

<講義内容>
基礎編は座学講義になります。実践編では、座学講義+課題に関する発表、質疑応答となります。
実践編の課題については事前にお知らせし、事前に各自検討、及び、解析を実施して頂きます。
解析ツールは問いません。解析実施まで難しい場合は、机上の検討だけでも大丈夫です。
本講座では、解析ツールの操作、演習はありません。下記にアジェンダを示します。


強度設計のための構造解析 基礎編(1日目)

強度設計のための構造解析 実践編(2日目)

【NEW】強度設計のための構造解析 応用編(3日目)

本講座、応用編では振動、熱、非線形に関する解析の基礎を学びます。

線形静解析から解析することが多いと思いますが、実際の現象は、動的、非線形であり熱の影響も受けることが多く、これらの基本的内容を理解し、適切な解析を実施していくことが重要です。

振動問題は、回転体装置、車載部品、疲労破壊など設計上重要な課題が多くあり、非線形問題も、弾塑性/ゴム樹脂材料、大変形/接触問題や温度依存性、熱応力評価なども必要となってきます。

□受講対象
 主に若手強度設計者、または、製品設計、強度試験に関わる技術者

□必要な予備知識
 高専、大学での力学基礎知識、または、設計経験2,3年程度


概要

時間  内容
第1章 設計とCAE
・設計とCAE技術
・設計者に求められるスキル
・構造解析ツールの長所と短所
第2章 材料力学と強度設計
・材料力学の基礎、公称応力による強度評価
・3軸応力場における強度評価
・応力集中による疲労強度評価
第3章 構造解析ツールと強度設計
・現象からみた構造解析タイプの選択
・構造解析の大分類(静的/動的・線形/非線形解析)
・熱伝導解析と熱応力
第4章 有限要素法のしくみと有限要素メッシュ
・有限要素法の基礎、手法
・要素タイプによるメッシュ精度について
第5章 強度解析のためのモデル化
第6章 練習問題
時間 内容
第1章 設計検討事例
・構造解析を用いた解析事例、失敗事例紹介
・品質工学とCAE
第2章 構造解析を使って設計検討をしてみよう※1

課題テーマ1:クレーンアーム構造の軽量化
トラス構造からなるクレーンアームの軽量化、座屈対策、疲労評価を検討します。

課題テーマ2:配管支持ブラケットの設計
強度、固有振動数、熱応力の制約のもと、どのような形状が成立するか検討します。

課題テーマ3:コネクター部品の設計
コネクター勘合部分の強度評価をします。接触を考慮した解析を実施し、改善案を検討します。

※1  課題テーマの具体的内容、サンプルモデルデータは実践編参加者の方に事前にお送りします。
  (課題の内容は若干修正する場合もあります)
第3章 設計検討例の発表、議論
・実践編お申込みの方には、事前に課題内容をご連絡します。実践編実施日までに各自課題に取り組んで頂き、当日、議論の中で検討した内容の報告をして頂きたいと思っております(参加人数により全員ではない場合があります)。
解析実施までは難しい場合は、机上検討だけでも構いません。なお、講義内でのソフトウエアの操作、演習は含まれません。
開催日時 基礎編(1日目)
2024年12月6日(金)10:00~17:00(QA含めて最大17:15まで) ※受付終了

実践編(2日目)
2024年12月19日(木)10:00~17:00(QA含めて最大17:15まで) ※受付終了

応用編(3日目)
2025年7月3日(木)10:00~17:00(QA含めて最大17:15まで)


※昼休憩1時間、及び、その他適宜休憩を取ります。
開催形式 オンライン(Zoomウェビナー)
※参加者の方に、URLの招待案内を事前にお送りします。
定員 30名(先着順)
費用 1日目(基礎編)のみ 1名様 38,000円(税別)
2日目(実践編)のみ 1名様 38,000円(税別)
3日目(応用編)のみ 1名様 38,000円(税別)

2日間(基礎編/実践編) 1名様 75,000円(税別)

(実践編では時間内に参加者からの発表時間も含まれます)

お支払い方法 ・ 開催後にPDFにて請求書をお送りいたします。
・支払い条件:月末締めの翌月末払い
 ※振込手数料はご負担ください。
・振込先銀行:みずほ銀行
・上記に変更がある場合には、申込フォームの備考欄にご記入ください。
講師紹介 佐橋 直樹
保有資格:技術士(機械)、計算力学技術者(固体上級、振動上級、熱流体1級、SOLIDWORKS Simulation上級、情報処理技術者アプリケーションエンジニア

略歴:横浜国立大学工学部機械工学科卒業
富士重工業(株)(現 株式会社SUBARU)スバル技術本部車体設計部入社。現在、株式会社 構造計画研究所SBDエンジニアリング部、都立大学非常勤講師、高度ポリテクセンター講師他
時間 内容
第1章 振動解析、疲労解析
「振動現象の基礎」
 ・振動現象の可視化(計測と計算)
 ・振動現象の基礎理論
 ・振動と波動、衝撃解析
「有限要素法による動的解析」
 ・固有値解析とモード解析
 ・主な動解析タイプ
 ・モデル化の注意点、解析事例
「応力集中による疲労強度評価」
 ・破損と疲労破壊
 ・疲労破壊の考え方、疲労評価事例
 ・溶接部の疲労解析
第2章 非線形解析、熱伝導解析
「非線形解析の基礎」
 ・構造非線形性について
 ・非線形解析のトラブルシューティング
「各種非線形性を含むモデル化」
 ・材料による非線形性と非線形材料タイプ
 ・幾何学的非線形解析
 ・境界条件による非線形解析
 ・非線形解析事例
「熱伝導解析と熱応力」
 ・熱伝導解析について
 ・熱応力解析と強度評価 「練習問題」
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