【CAEエンジニアの応援歌】vol.2 CAE活用の浸透活動 その1
SBDメルマガファンの皆様、こんにちは。
とある化学メーカーでCAE専任部隊のマネージャーを務めてい「た」マッチングアプリです。
私は過去にCAEベンダーに従事し、その後化学メーカーにて生産技術向けCAE専任部隊のマネージャーを務めていました。
その後、材料開発部門向けAI専任部隊のマネージャーを務め、その後に営業・マーケティング部門向けDX推進部隊のマネージャーを務め、現在は生成AIの全社推進リーダーを兼任しています。
さて、前回のMt.Fujiさんから話があった本連載コーナーのコンセプトは、「CAEがうまく使えないなぁ、活用が浸透しないなぁ、って悩んでおられるユーザー仲間へ、きっとみんなこんなことで困ってるんじゃなぃ? にスポットして解決ヒントを語ろう!」ということでした。
今回は、当社での私の活動を振り返りつつ「活用の浸透」にフォーカスを充ててみたいと思います。
当社では機械学習や生成AIの展開と活用が全社的に進みつつありますが、実は設計・開発領域における現場での設計者CAEの展開と活用は遅れています。
3年前に組立・加工の事業部門において、ようやく3DCADと設計者CAEの導入が果たされました。
少しずつ浸透が進み始めており、現在では事業部が独自に専任CAE人材を設けるに至っています。
本コーナー執筆にあたり、なぜ導入が決まり展開と活用が浸透したのか、振り返ってみると一つの活動を思い出しました。
それは社内の有志で立ち上げた「CAE活用推進ワーキングループ」という集まりです。
(次回:CAE活用推進ワーキングループとは?)