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CAEエンジニアの応援歌 最新号「CAEコミュニティー」

2025年07月17日

2025年の幕開けと同時にスタートしたこの「エンジニアの応援歌」のコラム。

9名のベテランCAE技術者の方々から、経験に基づく説得力ある貴重な話題の提供にご協力いただきました。

CAE業務を取り巻く様々な苦労を情熱で乗り越えてきた方々ばかりでので、言葉に魂のこもった力強さは共通でした。

今、困り悩んでおられる同志の方々への”応援歌”になったであろう、と願うばかりです。

さてこのコラムですが、7月いっぱいまでを first stage として区切り8月以降はsecond stageとして、新たにリニューアルスタートの予定です。

このコラムが、今後もっともっと沢山のユーザー同士が気軽な交流で出会い情報交換し、切磋琢磨しながらCAE技術を磨き上げてゆく1つの契機になればと願い、Mt.FujiからCAEに関わるコミュニティーについて紹介します。


CAE技術や推進の相談はどこへ?不変の悩みの本質

今年2月27日に開催された「KKE VISION for ものづくり」にて、僭越ながら講演させていただきました。

「CAEで創出する経営貢献価値」と題し、CAEがもたらす効果・成果についてQ・C・Dの側面からお話しさせて頂きました。

ご存じの方がおられると嬉しいのですが、私は2017年頃まで、同様なタイトルで構造計画研究所様のセミナーを中心に、何度も何度も講演させて頂いておりましたが、8年ぶりくらいの講演でしたのでド緊張しました。
今回のKKE VISIONでの講演内容は、過去に講演していたCAEを社内普及させる取り組み内容が半分、残り半分はクラウドCAEがもたらす成果をお話しさせて頂きました。

講演後、多くの方々とお名刺交換させて頂きましたが、驚いたのはCAE技術の社内普及に奮闘されている方々が、まだまだ沢山おられ、時代は変われど、その悩みの本質は不変であり繰り返されているということ。

そして私たちが10年以上前に悩み苦しみ奮闘していた経験をお話しすることで、「私だけじゃなかったんだ、元気でました、頑張ります!」と、受け止めてくれる方がいて、本当に嬉しく思いました。

私は講演をさせて頂いて、「お話を聞いて元気がでました」といってもらえるのが心底嬉しいです。

そんな方々にもれなく共通に喜んで頂けたのが、CAE技術や推進について相談ができるコミュニティーを紹介した部分です。

長年参加していて麻痺していたのですが、CAEを始めて間もない方々には、貴重な情報だったようで、確かに、自分もそうだったなぁ・・・、と思い返していました。

構造計画研究所様の独自サービスとしてサポートされているSBD利用技術研究会を始め、ほか3つのコミュニティーを紹介しました。

このコーナーに登場頂いた皆様をはじめ、自分の成長を支えていただいた大事な仲間との出会いは、すべてSBD利用技術研究会であり、20年以上のご縁で今もつながる多くの仲間が心の支えであります。


モチベーションの維持方法

CAE技術を自社のコア技術として普及、確立させるんだという信念で必死に取り組んできました、といえばカッコいいのですが、正直そんな思いではありませんでした。

仲間と一緒に無我夢中で楽しんでいたら、いつの間にかこの会社の3つある基盤技術の1つとして、認知されるにまで至りました。

一人で始めた頃は、社内に先生がいなかったので、社外のCAEコミュニティーに参加して異業種の方々と交流させて頂き、愚痴りながらも悩みを相談し、ヒントをもらっては試してみる、その結果を次のコミュニティーに参加してブラッシュアップするために交流する、そんなルーチンがとにかく楽しくて楽しくて。

特に、CAEの展開を図るためには、予算も人も必要です。

我々のような中小企業では経営TOPも含めた経営層とのコミュニケションが不可欠になります。

そこをどう会話すれば理解してもらえるか、どう攻めれば落とせるか、そんな失礼な相談を遠慮なくでき、本音で答えてくれるコミュニティーなんです。

頂いたアドバイスが成功するも失敗するも正直、運しだい。でもその運を呼び込めるかどうかは、やっぱり日頃の積み重ね、なんですよね。

社内に相談相手のいない状況は、モチベーションの維持がとてもしんどいです。

愚痴を聞いてもらえるだけでも気持ちが楽になるものです。

時には慰めてもらい、時には叱ってもらい、時には褒めてもらい、時には一緒に喜んでもらい、そして明日からまた頑張ろう、って思う元気を頂いてました。

思えば2003年の第1回SBD利用技術研究会に、藁をもつかむ思いで飛び込み、当時の完成度の低かった設計者向けCAEソフトのユーザーが集まり、「メッシュが切れない」、「収束しない」、「解がおかしい」などと、寄ってたかって技術サポートに詰め寄り、そこで生まれる変な一体感から始まりました。

ユーザーも、ソフトも、サポートもみんな一緒に成長していた気がします。

でも実は、それがこの研究会の発起人である当時のS家部長の目論見だったのかな? と思う今日この頃です。

お昼間の研究会に加えて、終了後の懇親会つまり呑み二ケーションこそが本質で、お酒の力も借りて本音で語り合えるからこそ、そこでは、ヒントではなく答えをポロポロ引き出せるんですよね、でも翌日にはよく覚えていないのはご愛敬。


さいごに

では、冒頭で申し上げました通り、応援歌のFirst stasgeはこれにて The END .

新たなStageの幕開けをお楽しみに!

[ 2025/07/17 from.Mt.Fuji ]

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