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メールマガジンバックナンバー Vol.29
「S.B.D. MAIL MAGAZINE」

SBDが毎週木曜日に無料で発行する、「SBDメールマガジン」の過去送信分のバックナンバーです。

S.B.D. MAIL MAGAZINE 2002-04-04<Thu> [Vol.29]

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◆◆ S.B.D. MAIL MAGAZINE ◆◆.....2002-4-4[Vol.29]
KOZO KEIKAKU ENGINEERING Inc. .....http://www3.kke.co.jp/cae/home.htm
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_[INDEX]____________________________________________________________
┃1┃SBD News
    *【機構】■ DDMのジョイントのご紹介(基本ジョイント編)■
*【樹脂流動】■ Moldflow 技術情報 ■

┃2┃構造解析よもやま話(連載)NO.21
* MSC技術室 K.M 氏によるワンポイントアドバイス

┃3┃SBDはじめの一歩(連載) NO.1
* SBD技術室 T.Y 氏のSBD入門編。
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■ 春は入学式、入社式のシーズン ■
我が家の子供達は、まだ学校が始まらず、家で退屈そうな日々を過ごしていま
すが、会社では月曜日に入社式がありました。

弊社にも29人のフレッシュマンが入社してきました。
経済不況が長引く中、社会人としての旅立ちは景気の良い頃と違い、ただ希望
に胸をはずませて、、、とばかり行かないと思いますが、これからの日本を支
えていく若者達の新しい発想に、大きな期待を寄せています。

従来の常識にとらわれない新しいことを実践することが、強い会社、強い日本
をを作るために、今一番大切ではないかと考えています。

SBDメルマガでは、今月から新連載として、"SBDツール「はじめの一歩」"
をスタートします。
競争に打ち勝つための、開発コストの削減、無駄な設計フィードバックを減ら
すためは、設計のフロントローディングが必須と言われていますが、設計現場
で採用するシミュレーションのコツを、構造解析から始めて、機構、流体、樹
脂流動解析と5回にわたって連載いたします。

4月から、あまり堅苦しいことばかり言っていると嫌われますかね。
肩の力を抜いて、気楽にお付き合いください。

               [ 2002.4.4 from T.Sumiya ]

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┃1┃SBD News
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【機構】■DDMのジョイントのご紹介(基本ジョイント編)■
今日はDDMで取り扱うことのできる基本ジョイントをご紹介します。基本ジョ
イントの中では回転ジョイント,シリンダジョイントなどが使用頻度が高いよ
うですが、その他のジョイントも試してみてください。また基本ジョイントを
組み合わせることで、多彩な動きが表現できます。

<<ジョイントの定義>>
2個の部品に対し自由度を拘束する拘束条件のことです。2個の部品は各々にジ
ョイントの原点をもちこの点のXYZ座標をどのように拘束するかによって部品
が動ける方向を決定します。

<<基本ジョイントの種類>>
()内は動ける方向です。Tは並進方向Rは回転方向を意味しています。
□回転(RZ)
  例)ドアの蝶番のようにある1軸に対して回転運動します。
□シリンダ(TZ,RZ)
  例)注射器のピストンとシリンダのようにある1軸に対し回転運動と並進
運動を行います。回転運動と並進運動は無関係に定義できます。
□並進(TZ)
  例)建材の引戸のようにある1軸に対し並進運動します。
□球(RX,RY,RZ)
  例)ベアリングのように球が3軸すべてに対して回転運動します。
□平板(TX,TY,RZ)
  例)机に載せたマウスのように板状をすべるように動きます。
  縦横にすべるだけでなく板状で回転運動もできます。
□固定(なし)
  例)完全に動かないように固定します。
  このジョイントは固定点の反力を見たり、任意位置の解析結果を取り出す
ときによく使います。
□ねじ(TZ,RZ)
  例)名前のとおりネジのように1軸に対して回転運動と並進運動を行いま
す。シリンダジョイントと異なるのは,回転運動と並進運動は常に関係性
をもっているため運動はどちらか一方にしか定義できません。

各ジョイントは()内の自由度に対してモーション(速度,加速度,変位)を
与えることができます。
               [ 2002.4.4 from N.Sakai ]

【樹脂流動】■ Moldflow 技術情報 ■
業界別の活用事例 その3~電話(携帯電話)編~

第3回目は電話(携帯電話)編です。
電話といっても電話機そのものから周辺機器にいたるまで様々なプラスチック
製品がありますが、最近ではやはり携帯電話に関係するご相談を耳にします。

1.電話の分類
弊社としては電話と携帯電話に分けてお話しします。

・一般の電話
受話器と電話の筐体(上下) 家庭用、業務用など

・携帯電話
筐体、電池BOX、充電器、アンテナ、ボタン?(厚物)

2.お客様の事例
・先日あるお客様の事例を拝見するチャンスがありました。業務用電話(パネ
ル)をMoldflowで解析したところ、充填などは問題なかったので実際に成形し
てみたら充填位置周辺でバリが発生し、大変困っているということでした。

充填の解析結果を十分に評価していない事例でした。バリなどはMoldflow上で
ビジュアル的に見ることはもちろんできませんが、予測をたてることはもちろ
ん可能です。

・また、ある企業さんのお話しの中で、金型設計から製作までに12時間以内
で対応するといったことを聞いたことがあります。ちょっと前のお話しなので
今はもっと短くなったのでしょうか?とにかく携帯電話はスピードという印象
があります。

・最近の雑誌などにはプラスチックから金属に移行する例がちらほら見受けら
れます。技術の進歩と軽量化、構造解析の威力が生かされてきているというこ
となのでしょうか?

・決まっている? ゲート位置
他に携帯電話はかなりゲートの位置の制限を受けます。携帯電話の表示部周辺
から2点ゲート程度で充填する例をよく見かけます。また、必然的にウエルド
ラインの位置が重要となりますから、充填のアンバランスなどはもちろん御法
度です。

MPAよりもMMAを使ってゲートやランナーによる流動の検討をした方が精度がか
なり上がります。弊社電話業界のユーザー様のほとんどがMold Adviserなのです。

3.ノキア
先日のMoldflow International User Conferenceにてフィンランドのノキア社
がMPI/Flowによる携帯電話筐体の解析事例を発表をされていました。 身近な
題材ということもあってかなり参考になりました。1.2mm~0.5mm程度の薄肉筐
体を解析する というような事例を数パターン発表されていました。

次回はコネクター編です。

                [ 2002.4.4 from S.Maeda ]

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┃2┃構造解析よもやま話(連載)NO.21
◆キーワード: 板要素(3):要素応力の座標変換・最大主応力/最小主応力
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原稿はこちらのサイトをご覧ください。

http://www3.kke.co.jp/msc/KOZOCAE21.pdf


           [2002.4.4 from MSC技術室 K.M ]

※掲載期間:本マガジン発行日より1週間程度になります。

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┃3┃SBDはじめの一歩(連載) NO.1
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■■■■■SBDツール「はじめの一歩」シリーズ連載開始■■■■■
「はじめの一歩」シリーズとして5回連載で各種SBDツールをはじめて利用
する際のワンポイントアドバイスを解析分野別にご紹介致します。

■1■SBDツールはじめの一歩
初回は、原点に立ち戻りSBDツール全てに共通する利用目的、よくある質問
をご紹介致します。

◇◇SBDツールの利用目的◇◇
SBDツールを利用する目的とは、「上流工程で設計者が3次元CAD設計し
ながら同時にシミュレーションを実施することによって設計品質を高め、試作
回数低減・開発期間短縮・コスト削減を実現すること。」です。

従来手法では、物理的にモノを造って、試して、ダメであれば、設計変更を行
ない、一からやり直しの繰返しです。当然、これには時間も費用もかかります。
そこで、上流工程である設計段階で繰返しシミュレーションすることで、下流
工程での設計変更(手戻り)を極力無くすことができれば非常に効率的です。
これを実現するためのツールが「SBDツール」です。

よく言われるKKD(カン・ケイケン・ドキョウ)の良い所を残し、特に度胸
の部分を論理的な裏付けのあるものに変え、効率的な製品開発設計を実施する
道具としてSBDツールを上手くご利用して頂ければと考えております。

◇◇よくある質問◇◇
<Q1>SBDツール(設計者向けCAE)と従来ツール(解析専任者向けCAE)の
違いは?
<A1>前者は、設計支援ツールとして基本的な解析にしぼるかわりに操作性
を良くし、設計段階ですばやく利用できる「設計案の比較検討支援ツール」と
位置付けられます。特に方向性・傾向をみることに適します。
後者は、高度な解析が可能ですが、条件設定に解析専門知識が必要になります。
時間をかけても実際の現象を再現することが必要な場合に適します。

<Q2>解析精度は、両者で違うのですか?
<A2>ほとんどのSBDツールは、ソルバー(解析部分)を上位の解析専任
者向けツールと同じものを採用しており解析条件が同じであれば、同等の解析
精度になります。

次回は、構造解析ツールをはじめて利用する際のワンポイントアドバイスをご
紹介致します。
               [2002.4.4 from T.Yamamoto ]

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◎編集後記◎
最近、めがね業界で革命が起こっています。友人の、安いお店がたくさん出始
めているというアドバイスを頼りに渋谷へ行き、最初に見つけためがね屋へ入
ると、全品5000円か7500円均一、しかも某有名メーカーレンズ込みの
価格です。フレームも形、色ともにバリエーションに富んでいて一つに決める
のに苦労しました。徐々にコレクションが増えそうです。

               [2002.4.4 from F.Kawasaki]

■このメールマガジンについて■
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mailto:sbdmgz@kke.co.jp

<SBDプロダクト>
○Dynamic Designer Motion(DDM)----------機構解析
○Moldflow Plastics Advisers(MPA)-------プラスチック充填解析
○FloWorks(FW)--------------------------熱流体解析
○CircuitWorks(CCW)---------------------PCB設計支援
○DesignSpace(DS)-----------------------構造解析
○COSMOS/WORKS(CW)----------------------構造解析

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発行責任者:角家強志 編集担当:河崎ふみ
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