
リブの形状変更により
全体で約44%(約1.0トン)の軽量化に成功
栗田機械製作所様 フィルタープレス機の軽量化事例(一部拡大)


軽量化前の最大変位は4.8 mmに対し、
軽量化後の最大変位は4.5 mmと強度を保って軽量化できている
頭では思いつかない設計アイデアを提供します
HiramekiWorks(ヒラメキワークス)は、設計者のための設計アイデア発見ソフトです。
最適化シミュレーションにより、短時間で根拠のある形状を導出できるので、設計アイデアの創出を支援します。
従来、新製品の開発や既製品の改良で試行錯誤に費やされていた設計と解析部分を自動計算することにより、設計時間(リードタイム)を大幅に短縮できます。
最適化の条件設定はSOLIDWORKS Simulation上で行い、最適化後の形状はSOLIDWORKSで表示できるので、普段と同じ操作で最適化の計算から結果の確認までスムーズに実施できます。
対象業種
汎用機械器具、生産用機械器具、 電気機械器具、機械部品、鋳造部品、自動車、官公庁、教育機関など
SOLIDWORKS Simulationなど
構造解析ソフトウェアを用いた設計で、
こんなお悩みを抱えていませんか?

- 軽量化できたが、剛性が足りているか不安
- 剛性は十分だが、質量が増えて過剰設計になっているかもしれない
- 材料コストを削減したいが、肉厚が問題ないかどうかわからない
- 機能と重量を同時に考えなければならないので時間がかかる
- この設計が、本当に最適かどうかわからない
- 勘・経験・度胸による試行錯誤の設計作業がしんどい
- 設計→強度試験→再設計→強度試験ばかりやっていて時間がかかる
- トポロジー最適化では作るのが難しい形になり使いこなせない
- トポロジー最適化で軽量化できたが強度が落ちてしまう
そんなお悩みをお抱えなら・・・

HiramekiWorksが解決します!


HiramekiWorks(ヒラメキワークス)は、SOLIDWORKSアドインで動く、設計者のための設計アイデア発見ソフトです。
軽量化を得意とするトポロジー最適化と強度アップを得意とする形状最適化の2種類の手法を搭載し、短時間で根拠のある形状を導出できるので、設計アイデアの創出を支援します。
従来、新製品の開発や既製品の改良で試行錯誤に費やされていた設計と解析部分を自動計算することにより、設計時間(リードタイム)を大幅に短縮できます。
最適化の条件設定はSOLIDWORKS Simulationで行い、最適化後の形状をSOLIDWORKSに戻せるため、設計者の皆様に使いやすい最適化ソフトウェアです。
導入事例
福岡県工業技術センター様 導入事例
トポロジー最適化と形状最適化で部品点数を17点から1点に!

ロボットをはじめとした機械部品において、軽量化は運動性能の向上、エネルギー消費削減に伴うCO2排出量の削減、小型化と、数多くのメリットがあります。
これまで、軽量化は、材料を変える、肉抜きなど設計を工夫するといった方法で達成されてきました。
今回、福岡県工業技術センター様では、構造最適化と3Dプリンターを組み合わせることで、配管内移動検査ロボットの部品点数の大幅な削減と軽量化を同時に達成する形状を求めました。

このように、HiramekiWorksと3Dプリンター(材質:Nylon12)を活用し、部品点数を17点から1点に削減すると同時に、重量を81 gから30.5 gまで減らすことに成功しました。
併せて、実使用を想定した耐久面のテストを実施したところ、実用に問題ないことも確認しています。
出典:奥村 克博・川畑 将人・林 宏充・田口 智之・山田 圭一・倉本 紘彰、トポロジー・形状最適化による軽量構造の設計手法の開発、福岡県工業技術センター研究報告 No.30 (2020)
株式会社飯沼ゲージ製作所 様 導入事例
「トポロジー最適化と形状最適化の両方が実現できる
『HiramekiWorks』によって、製品の大幅な軽量化、コストダウンに道が開けました」

勘や経験ではなく、エビデンスが必要
― どんなところが「使えそうだ」と思われたのでしょうか?
このソフトはトポロジー最適化だけではなく、形状最適化という手法を使用することができます。例えばメッシュを削るのではなく、メッシュの節点を移動させる手法についても検討できる。その辺りが、素直に面白そうだと思ったのです。
トポロジーでも、「削って解析」を繰り返せば結果は出せるはずですが、それには膨大な時間がかかってしまう。メッシュそのものを自動で動かしてもらえるのなら、その時間を短縮することができます。また、形状最適化はメッシュ節点を動かす手法であるため、詳細な応力制約を設定して計算することができますので、設計の多くの場面で使用することができるはずだ、と。
シミュレーションで約26%の軽量化に成功
― 導入から1年ですが、すでに具体的な成果も挙がっているようです。

先ほどの目的に照らせば、主力製品であるラビング装置を、既存の設計から約26% 軽量化できるというシミュレーション結果を得ることができました。鋳物材料費に換算すると、1台あたりおよそ58万円のコストダウンです。あくまでもシミュレーションの段階なのですが、「ソフトをこのように使えば、こういうことができる」 ということが、よく分かりました。
実は、液晶ディスプレイの市場動向もあって、その解析結果に基づいて実際のラビング装置を製造するか否かは、今のところ決まっていません。ただし、当社もいつまでもラビング装置で稼いでいけるとは考えておらず、今回のトライアルによって、この技術が他の新たなモノづくりに応用できる、という確信も得ることができました。実はそれが一番の成果だと考えています。
株式会社ユニバンス様 導入事例
最終形状だけでなく、途中経過を確認できる
背景
昨今の開発は、短期間で軽量かつ高強度な製品を作りだす必要がある。
・設計者の経験や検討にとらわれずに新たな設計の気付きや形状を得たい。
・試行錯誤回数を低減し、設計精度および開発効率向上に繋げたい。
選定理由
・トポロジー最適化と形状最適化の両方が出来る。
・最終結果だけでなく、途中経過も確認できる。
3Dプリンターでのブラケット一体成形
(丸紅情報システムズ様ご協力)
一体成形にすることで質量を半分程度に、最大変位を10分の1以下にする形状を導出

荷重部分と拘束部分をつなぐような形状になったことで、最大変位が1/10以下になるような形状が得られた
真空チャンバーの軽量化事例
内部にリブを形成しながら薄肉にすることで、最大変位はそのままに質量を約30%削減!

栗田機械製作所様 導入事例
フィルタープレス機の軽量化事例(一部拡大)
リブの形状変更により、全体で約44%(約1.0 t)の軽量化に成功
軽量化前の最大変位は4.8 mmに対し、軽量化後の最大変位は4.5 mmと強度を保って軽量化できている

HiramekiWorksを導入すると

- 軽量化のうえに、剛性も考慮した設計ができる
- 剛性が十分で、質量とのバランスも最適な設計ができる
- 材料コストを削減するための、肉厚に問題のない設計ができる
- 機能と重量を考慮した設計が瞬時に可能
- 複数パターンの条件に最適な設計案を出力可能
- 勘・経験・度胸をサポートする初期の設計案出しが可能
- 最適化シミュレーションで設計時間(リードタイム)を短縮できる
- 強度アップの手法も搭載されており、軽くて丈夫な形を導ける
- メッシュの修正機能により、再モデリングの手間を軽減できる
なぜ、最適化シミュレーションが必要なのか?
従来のCADによる設計改善では、設計して強度試験を行います。そして、強度試験の結果に基づき、新しい設計案を作り、再び強度試験を行います。さらに、強度試験の結果に基づき・・・という作業が延々と繰り返されます。
まさに、勘・経験・度胸による設計作業です。
最適化シミュレーションを導入すると、今まで人が試行錯誤を繰り返していた、設計と解析部分をコンピュータが行ってくれます。デザイン部分と強度部分を一度に計算できるので、試行錯誤の手間を大幅に減らせます。
最適化シミュレーションで得られた解は力学的に根拠のある形状のため、初期検討の時間を短縮し、機能面・性能面といった詳細検討に時間を割くことができます。

HiramekiWorksの主な機能
トポロジー最適化で軽量化+部品点数の削減
トポロジー最適化を用いることで、軽量化しつつ、例えば下記のように部品点数を3点から1点に減らした場合の基本骨格を導くことができます

2種類の構造最適化手法を組み合わせて設計
軽量化と強度アップを同時に実現
2種類の手法を組み合わせて使うことで、軽くて丈夫で斬新な形状を導けます
トポロジー最適化
メッシュに穴をあけ、大胆な軽量化
質量を85%削減したときの基本骨格を導く

形状最適化
表面形状を動かし、軽量化も強度アップも可能
剛性を200%にする形状を導く

一部特許取得済み技術が搭載された形状最適化機能
メッシュが大きく動き、体積を減らす方向にも増やす方向にもどちらも計算できます
左:剛性をもとの形状から落とすことなく、重量を30%削減
右:リブの形状を変えることで、剛性をもとの2倍まで増加


直感的な操作で計算後のメッシュを修正可能
最適化後のメッシュ作成エラーを事前に防ぎ、再モデリングや確認解析までスムーズに実行できます
直感的な操作でスムージング

スケッチを重ねて同じ画面で再モデリング

細かな製造制約が設定可能
製造性を考慮した最適化計算ができます

アセンブリモデルに対応
アセンブリで形状を変える/変えない部分を細かく指定できます

例)5軸加工機におけるベッド形状の最適化
HiramekiWorks3つの特徴
1. SOLIDWORKSアドインで操作が簡単
構造最適化に関する一連の作業を簡単な操作でSOLIDWORKS上にてシームレスに実行できる
SOLIDWORKS Simulation上で操作するので、条件設定から最適化計算、CADデータ化、再モデリングまで全ての作業がSOLIDWORKS上で完結

2. 構造最適化を世界で初めて商用化した「くいんと社」との共同開発製品
『すべてのエンジニアに”ひらめき”を』
設計者自身が、短時間で、根拠のある形状を導けるSOLIDWORKSアドインで動く設計者向けの構造最適化ソフトウェア

3. 構造解析+構造最適化の手厚いサポート
構造解析も構造最適化も一貫したサポート体制を提供できるのは、長年SOLIDWORKSを扱ってきた構造計画研究所だからこそ!

私たちについて

弊社、(株)構造計画研究所は元々、日本で初めてコンピュータにより建築の構造計算を実施したシミュレーション技術者集団です。その背景には構造設計業務の多忙さを解消し、技術者がより価値のある業務に専念すべきであるという創業者の思いがあります。
20数年前から製造業の設計者に向けたCAD/シミュレーションのソフトウェア販売や技術サポート、カスタマイズなどを提供し、設計者自らシミュレーションに取り組めるようなシステムづくりに注力してきました。
近年の製造業では、製品の多機能化・多様化に加え、納期も短くなり、設計業務は多忙を極めています。こうした状況下においても、設計者の皆さまが本来注力すべき詳細設計・機能改善に取り組めるよう、我々は設計者向けの構造最適化ソフトウェア「HiramekiWorks」をリリースしました。
「HiramekiWorks」は人の頭では思いつかないアイデアを短時間で導出できるため、設計者の皆様の勘・経験・度胸をアシストできる非常に強力なツールです。また、我々は構造解析における技術サポートを長年提供しており、構造解析から構造最適化まで一貫したサポート体制を提供できるという強みがあります。
構造最適化ソフトウェア「HiramekiWorks」をご活用いただき、より品質の良い製品をより早く、コストを抑えて開発することに貢献します。
部品設計の最適化 事例資料ダウンロード (解説動画付き)
- なぜ最適化シミュレーションが必要なのか
- そもそもトポロジー最適化とはどんなものか
- トポロジー最適化を効果的に活用するには
- SOLIDWORKSアドイン HiramekiWorks のご紹介
- HiramekiWorks の計算事例

下記フォームへ入力の上、「同意して申し込む」ボタンをクリックしてください
株式会社 構造計画研究所
SBDプロダクツサービス部
〒164-0012 東京都中野区本町4-38-13 日本ホルスタイン会館内
TEL:03-5342-1051 ( 平日 9:00 - 17:00 )
会社概要
Copyright © KOZO KEIKAKU ENGINEERING Inc. All Rights Reserved.