近年、ニーズ多様化にともなう小ロット生産やグローバル展開へ対応するため、
製品の品質を保ちつつ、より低コストで短期間に生産する技術がいっそう求められています。
2014年に日本能率協会が実施した調査では、
生産技術の"新三種の神器"にシミュレーション技術が取り上げられました。
約70%の企業が活用を拡大展開する傾向との結果がでており、
今後ますますシミュレーション技術の活用が重要になると言われています。
そこで、本セミナーでは化学・食品・製薬業界の生産技術に注目し、
シミュレーションを利用した改善事例を資生堂様と明治様にご講演頂きます。
また、多くの企業様の導入を支援してきた弊社エンジニアが本当に効果の出るシミュレーションの導入・運用方法をご紹介致します。
各種ミキサーから充填、搬送、室内空調まであらゆる装置・プロセスの改善にご興味のある方、何から取り組めばよいかお困りの方、是非ご参加をご検討ください。
セミナーアジェンダ
13:00-13:30 | 受付 |
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13:30-13:40 | ごあいさつ |
13:40-14:40 | 数値シミュレーションを利用した生産装置の性能推定事例株式会社明治 技術開発研究所 生産技術研究部
撹拌、混合設備をはじめ、充填設備、空調など、眼に見えない製造工程を数値的に可視化することは、課題解決や現象理解の上でも有用である。本講演では、生産現場における様々なプロセス機器の性能やボトルネックとなる原因を推定するツールとして数値シミュレーションを活用している事例を紹介する。
プロセス開発G長 神谷 哲様 |
14:40-15:40 | CAE導入後6年間の総復習株式会社資生堂 生産技術開発センター
2010年に初めて3次元CADおよび熱流体解析ソフトを導入して以来、生産プロセスの改良に活用してきました。シミュレーションする際によくおこる様々な悩ましい点とこれらを解決するための対策や工夫のほか、いまも悩んでいる事柄についてお話しながらいっしょに考えたいと思います。
マネージャー 横川 佳浩様 |
15:40-15:50 | 休憩 |
15:50-16:20 | 粉体シミュレーションを利用した最適化設計の可能性プロメテック・ソフトウェア株式会社 森見 俊幸様
私たちの身の回りにある食品や化粧品,薬品、化学品から鉄や樹脂などの材料は、搬送や混合、充填、圧粉などといった様々な粉体プロセスを通じて生産されています。本セッションで紹介する「DEM Lab.」は、粉体挙動を解析する代表的な手法であるDEM(離散要素法)を搭載し、これらのメカニズムにアプローチできます。具体的な解析事例を通じて、搬送、混合プロセスの最適化、応力、粒子密度などの均質性を可視化し、加工条件の最適化、装置の改良などに適用した事例をご紹介します。
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16:20-16:50 | 生産プロセス向上のためのシミュレーション技術のご紹介株式会社構造計画研究所 流体技術担当 山田 剛史
近年、化学・食品・製薬業界における生産現場のトラブル解決および技術向上手法の一つとしてシミュレーション技術が注目されています。しかし、「シミュレーションを自社でやるのはハードルが高そう・・・」「シミュレーションは本当に実現象と合うの?」「導入したけど上手く使いこなせていない」といった声が多く、実際に現場に活用されているケースはまだまだ少ないです。本セッションでは、生産技術の向上に役立つシミュレーション技術や精度検証例、シミュレーションの活用方法を紹介します。
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16:50-17:00 | 質疑応答 |
開催概要
日程 | 【大阪】 2016年3月16日(水) |
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会場 | TKP大阪御堂筋カンファレンスセンター |
定員 | 50名(先着順) |
参加費 | 無料 |
備考 | 日程があわず資料請求のみの方も、以下申し込みページへお進みください。 |
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株式会社構造計画研究所 製造企画マーケティング部
〒164-0011 東京都中野区中央4-5-3
Tel:03-5342-1046 Fax:03-5342-1047
skm-info@kke.co.jp