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メールマガジンバックナンバー Vol.723
「トポロジー最適化の創世記」

SBDが毎週木曜日に無料で発行する、「SBDメールマガジン」の過去送信分のバックナンバーです。

S.B.D. MAIL MAGAZINE 2017-12-07<Thu> [Vol.723]

皆さん、こんにちは。

前回(10/26)は、お金と時間の使い方が似ているという話をしました。
お金を残りギリギリまで使う人は、時間もギリギリまで使うのではないか、
という私が普段から感じている事をお話しました。

一方で、「肥後のいっちょ残し」と言われるように、皆で大皿料理などをいただく際に、
最後の1つだけ、誰も食べないで残してしまう現象が有りますね。
また、講演会などで、最後に時間が無くなってしまうと、「お1人だけ質問を受け付けます」など
と言われると、一段と手を挙げにくくなると感じる人はいませんか?

これも、お金や時間にこだわりが強い人の方が、他人のお金や時間に気を使って、
こんな事になってしまうのではないかな、と分析しています。

そんな人にピッタリのセミナー。

誰にも気を使わずに、他人の時間を奪うことも無く、パソコンとイヤホンが有れば
直ぐに参加できるセミナーを、構造解析と流体解析の両方でご提供しています。

★100%熱流体解析活用し隊WEBセミナー★ 次回は12月20日開催
https://www.sbd.jp/news/100_swfs.shtml

★構造最適化レベル別入門WEBセミナー★ 初心者12月13,上級者12月15日
https://www.sbd.jp/news/post_4.shtml

WEBを使って生中継で行われますので、質問が有ったらチャットで入れれば
その時か、後でも回答が得られます。

参加費無料、出張も不要、時間の節約!!

貴方も試してみませんか? きっと発見があります。


        

[ 2017/12/07 from T.Sumiya ]


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┃1┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┗┳┛【諸々】ひろこの部屋 シーズン5 Vol.5 - コーヒー抽出の適温
 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛


 こんにちは、ひろこです。先日、バルミューダの電気ケトルを購入
しました。以前利用していた電気ケトルに比べると注ぎ口が細くドリッ
プコーヒーを快適に淹れることができます。

 お気に入りの道具を手に入れたついでに、おいしいコーヒーの淹れ
方を調べてみました。コーヒー抽出の適温は70~85℃程度だそうです。
この適温を作るためのポイントは2つ。
 ①沸騰したお湯をコーヒー用ケトルに移す(10℃ほど温度が下がる)
 ②1分~1分半待ってから入れる。


 早速②についてSOLIDWORKS Flow Simulationで検証です。
まず、ケトル(アルミ)に淹れたお湯(90℃)を外気温20℃の場所に
90秒放置しました。結果は、お湯の平均温度で60秒後に84.5℃、90秒
後に83.7℃です。バージョン2018の自由表面計算のお陰で、ケトルを
お湯で充満させたり空気物性を持たせたダミー部品で境界を仕切らな
くても計算が出来ます。

 続いてお湯を注ぐ計算。1分放置後を想定してお湯の初期温度を85℃
に設定し、お湯を重力で自由落下させます。途中ケトル外の20℃の空
気に触れお湯の温度は低下し、注ぎ口から10センチ離れた位置で70.8℃
でした。1分放置するよりも温度変化が激しいですね。昔、母が熱いお
茶を2個の湯のみを往復させて冷ましてくれたことを思い出しました。

 お湯を注ぐ時の温度低下が大きいこと、ケトルでお湯を注ぐ派手な
動画が作れなかったことが想定外でしたが、インターネットで調べた
おいしいコーヒーの淹れ方でコーヒーの適温が得られることが、熱流
体解析の検証でも確認できました。

 いつもの通りYouTubeに検証動画をアップしたのでご参照ください。

【YouTube】CAEで検証しよう~熱流体編~
 「検証04 ケトルを使って適温を得よう」 https://youtu.be/vudJNV5O5ac 

[ 2017/12/07 from H.Horiuchi ]

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┃2┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┗┳┛【構造】ミサキの構造入門シリーズ Vo1.23 - 日本人は"カイゼン"が得意
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

皆様!こんにちは!
構造解析エンジニア ミサキです!

先日、とあるお方から製造業の歴史についてお話を伺っており、
なるほどな~と思ったことがあったので紹介したいと思います。

日本の製造業の歴史をたどると、様々な海外の製品が日本に持ち込まれ
それらを改善することで発展してきていることがわかります。

代表的な例が自動車ですね。海外で誕生したガソリン自動車が1898年に
日本に持ち込まれ、そこからここまで発展してきました。

日本人は0→1を生み出すことより、既存のものを"カイゼン"すること
が得意である傾向にあるとその方はおっしゃっていました。

この話を聞いて、日本人の真面目な優等生体質が歴史にも現れているなあと
しみじみ感じました。

例に挙げた自動車業界は特にこの"カイゼン"の競争が激しいように感じます。
燃費競争は熾烈で更なる軽量化を求められているようです。

さて、構造最適化によって設計案のヒラメキを得よう!というコンセプトの元、
最適化ソフトをプロモーションしてきた我々ですが、様々なお客様に使っていただ
き、ヒラメキを得る、0→1の使い方だけでなく、既存の設計案のカイゼンを行う!
という使い方もかなり有用であることがわかってきました。

お客様の既存の設計案に対し、HiramekiWorksで形状最適化を行ったところ、
大きく形状は変わりませんが、20%ほど材料を削減することに成功した事例もございます。

トポロジー最適化は大きく穴が開いたり形状が削られてしまいますので、こういった
既存の設計案に使用することには適さないのですが、形状最適化では応力制約を
設けながら設計案の"カイゼン"を行うことができるのです!

"うちの会社じゃそんなに形状変える余地ないから、
構造最適化なんか使えないよ~"と思われていたそこのあなた!
形状最適化で、既存の設計案が本当に"最適"なのか確認してみませんか?
実はまだ材料削減の余地があるかもしれませんよ!

こんな設計案の"カイゼン"に構造最適化を適用した事例も紹介する構造最適化レベル
別入門WEBセミナーを来週実施いたしますので、ご興味ある方は下記よりご参加ください!
https://www.sbd.jp/news/post_4.shtml

そして、私も"カイゼン"は得意です。
あ~今週は忙しいなあ。会議資料イチから作るのは大変だから、
上司の作成した過去の資料をカイゼンしよう・・・
そしたら、資料をパクるな!と怒られました。私のはカイゼンではなく、パクりだったようです。

では、また次回!

 

[ 2017/12/07 from ミサキ ]

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┃3┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┗┳┛ユーザーフレンドパーク Vol.459 - トポロジー最適化の創世記
 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

 前回は、近代構造最適化の始まりについてお話ししました。
第5回はそれから約30年後に出てきたイノベーション、
「連続体のトポロジー最適化理論」と商用ソフトウェアについてのお話です。
 1988年に'Generating optimal topologies in structural design using a
homogenization method'という一編の論文が計算力学の専門誌に載りました。
著者はデンマーク工科大学のM・ベンソー教授とミシガン大学の菊池昇教授です。
この論文のユニークさは、設計対象となる構造体を極小の穴が無数に空いた多孔質体
(お風呂で使う軽石のイメージ)と仮定したことです。ある点の近傍で周期性が仮定できる
穴の大きさを制御することで、領域に材料を最適配置し、結果として高剛性の構造形態
(トポロジー)を得るというものです。
 ミクロ構造(一つの穴を含む単位セル)とマクロ構造(その穴の位置する近傍の周期構造)
の関係を「均質化法」を使って記述します。詳細は割愛しますが、これが今日全盛になった
「連続体のトポロジー最適化」の最初の画期的アイディアでした。
この論文が出た翌年に、鈴木克幸氏(現、東京大学教授)と菊池昇教授の
研究をベースに日本で開発されたOPTISHAPEが、世界初の商用トポロジー最適化
ソフトウェアとしてリリースされました。
 1990年代に入り、米国ミシガン州トロイにあるEMRC社からNISA-SHAPEが市場に
投入されます。
一方ヨーロッパでは、ドイツのカールスルーエ工科大学発のベンチャーFE Design社
(現、ダッソーシステムズ社)がCAOSSというソフトウェアを開発します。
ひずみエネルギー分布を指標にした独自の進化型アルゴリズムを採用した
形状/トポロジー最適化機能を備えたもので、その後MSC/CONSTRUCTを経て、
現在はTOSCAに変遷しています。
 1990年代半ばになると、米国ミシガン州トロイのアルテアエンジニアリング社から
OptiStructが発売されます。当初は菊池らの均質化法アプローチを採用していましたが、
途中からより簡素な「SIMP」と呼ばれる、要素に仮想的な材料密度を与えそれを
重み付きでコントロールする手法に変わりました。
 OPTISHAPE、OptiStruct、TOSCAは現在も発展を続けています。

 次回は、四半世紀を経て再びブームを迎えているトポロジー最適化の周辺事情をお話します。 
では来週! by O. P.

[ 2017/12/07 from Optimus Prime ]

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┃★┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┗┳┛ご意見・ご要望・解析のお悩み投稿
 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

皆さまからの本メルマガへのご意見、ご感想、ご要望、リクエスト、
回答してほしいお悩みを募集しております。

https://www.sbd.jp/cgi-bin/form_entry.cgi?n=10114

皆様からのご意見・お悩み、お待ちしております!

        

[ 2017/12/07 from KURODA ]

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──◆◇ イベント情報 ◆◇─────────────────
──────────────────────────────────
◆展示会◆
◇Prometech Techno Forum 2017 in NAGOYA◇
 日時:2017年12月13日(水)10:00~19:30
(懇親会18:05-19:30)
場所:ウインクあいち(名古屋駅前)
http://www.prometech.co.jp/prometech-techno-forum-2017-in-nagoya.html

◆無料ワークショップ◆
◇今こそはじめる!
 設計者のためのデザインオートメーションワークショップ◇
 ついに登場!Creoで行う自動設計 Tacton Design Automation!
 設計者の方や、プログラミングの知識がない方でも簡単に操作できる
 "Tacton"を用いて、自動設計の第一歩を踏み出していただけるような
 ワークショップです。

 日時:2018年2月2日(金)13:30-17:00 (13:00- 受付開始)
 場所:PTC ジャパン 東京オフィス (東京メトロ西新宿駅より徒歩3分)
 https://www.sbd.jp/news/tactoncreo.shtml

◆無償セミナー◆
◇EMS2017無料セミナー◇
 EMS2017の新機能を利用した最新の使用方法の紹介と
 最新版の体験セミナーです。
 【東 京】2017年12月15日(金)14:00~16:15(受付13:45~)
 http://www.sbd.jp/news/ems2017.shtml

◇SOLIDWORKS Flow Simulation Day2018◇
初開催のイベントとなる"SOLIDWORKS Flow Simulation Day2018"
最新のFlowSimulation2018ご紹介や, 新機能で追加された自由表面計算の解説
Flow Simulation 活用術・裏ワザなどをお伝えするセッションもご用意!
【東 京】2018年1月17日(水)13:30~
【大 阪】2018年1月26日(金)13:30~
【名古屋】2018年1月31日(水)13:30~
http://www.sbd.jp/news/swfday2018.shtml

◇iGRAF 製品紹介&体験セミナー◇
 粉体および混相流シミュレーションのために開発された
 「iGRAF」の機能や解析事例についてご紹介します。
 【東京】2018年1月30日(火)13:45~
 定員:20名
 http://www.sbd.jp/news/igraf.shtml

◆有償セミナー◆
◇製品設計に活用するための構造解析の理論と実践講座(3回コース)◇
 ■構造強度解析基礎知識編(1日目)
 ■解析モデル化、結果評価実践編(2日目)
 ■設計、検証実習編(3日目)
東京・大阪で開催いたします。
 詳細は↓ここから
 http://www.sbd.jp/news/post_1.shtml

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◇100% FloEFD活用し隊!◇
 好評のため第2弾開催が決定しました!
 12月6日・12月20日
 詳細:http://www.sbd.jp/news/100_floefd.shtml

◇100% SOLIDWORKS Flow Simulation活用し隊!◇
 2人の女性流体解析エンジニアが"もっとSOLIDWORKS Flow Simulationを
 活用し隊" として開始したWebセミナー!ご好評につき第2弾を開催する
 ことになりました!!!
 12月6日・12月20日
 詳細:http://www.sbd.jp/news/100_swfs.shtml

◇構造最適化レベル別入門WEBセミナー◇
 ワンランク上の設計を実現する!
 ★初級者入門編★
 構造最適化についてこれから学びたい方向け
 日時:2017年12月13日(水)14:00~14:40
 
 ★上級者入門編★
 構造最適化についてより詳しく学びたい方向け
 日時:2017年12月15日(金)14:00~14:40
 http://www.sbd.jp/news/post_4.shtml
 
◆定例セミナー(無料体験)◆東京・名古屋・大阪で開催
◇SOLIDWORKSシリーズ製品の解析体験セミナー◇
 構造最適化セッションが追加されました。
 http://www.sbd.jp/news/ws-solidworkssimulation.shtml

◇電子機器設計者のための熱流体解析 FloEFD体験セミナー◇
 高い操作性と、高度な技術に裏付けされた自動計算技術。
 その魅力を、この機会に実際に体感してください!
 http://www.sbd.jp/news/floefd_seminar.shtml

◇SOLIDWORKS&TactonWorks体験セミナー◇
 3次元CADと自動設計の有用性を体感していただけます!
 http://www.sbd.jp/news/sw_tw_handson.shtml

◇粒子法Particleworks体験セミナー<流体から粉体まで>◇
 高粘性撹拌解析や流体-粉体連成解析が体験できるセミナーです!
 http://www.sbd.jp/news/ryusihou_taiken.shtml

         

[ 2017/12/07 from KURODA ]

★★・‥ 編集後記 ‥・・‥...―━―...‥・・‥...―━━━―...‥・★★
先日 地球に最も近い満月、スーパームーンを見ることができました。
きれいに大きな月が輝いていましたよ!12月は【ふたご座流星群】も見れる
そうです。今年最後に星に願いごとしてみようかなぁ・・・・
さて、毎年ご提供しております【SBDマンスリーカレンダー】2018年版を
準備中です。お楽しみに!!

       

[ 2017/12/07 from KURODA ]

*** SBDマンスリーカレンダー ***
2018年 カレンダー準備中・・・・


### SBDプロダクト ###
SOLIDWORKS(Flow)Simulation -----------------構造(熱流体)解析
SOLIDWORKS Plastics --------------------------樹脂流動解析
EMS ------------------------------------------電磁界解析
FloEFD ---------------------------------------熱流体解析
FloTHERM -------------------------------------電子機器専用熱流体解析
Particleworks---------------------------------粒子法流体解析
TactonWorks-----------------------------------自動設計ツール
HiramekiWorks---------------------------------トポロジー最適化・ 形状最適化
iGRAF-----------------------------------------粉体・混相流シミュレーション

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