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メールマガジンバックナンバー Vol.687 
「Webセミナー」

SBDが毎週木曜日に無料で発行する、「SBDメールマガジン」の過去送信分のバックナンバーです。

S.B.D. MAIL MAGAZINE 2017-03-09<Thu> [Vol.687 ]

SBDメールマガジン読者のみなさま こんにちは。

先週のメールマガジン冒頭挨拶にて、J.Oより現在開催中のWebセミナーをご案内
しました。おかげさまで、それぞれ多くの皆さんに参加いただいて絶賛開催中です。
そこでTipsをふたつ。

1)利用しているWebExというシステムでは、開催画面右上の"メモ"をクリックす
ることで聴講しながらメモがとれます。
2)質疑応答にチャット機能を利用していますが、投稿内容は、主催者つまり私たち
にしか見えません。なので、気軽に質問や要望を投げかけていただければと思います。

先月のSBDソリューションカンファレンスでは、多くの皆様にご参加いただきました。
本当にありがとうございました。
より満足していただけるイベントになるよう次回も頑張っていきます。
私が担当していた熱流体セッションでは、VAIO様・デンソーエアクール様に事例講演
をいただきました。
事例をふんだんに、そして深く実機の現象を踏まえた解析のアプローチ(考え方)を
伺うことができて私自身とても勉強になりました。
そのなかでデンソーエアクール南山様には設計者CAEへの想いを熱くかつロジカルに
お話いただきました。原理・原則+現地・現物+現実の5ゲン主義を具体的な活動へ
落とし込む点や目的とアプローチにこだわり抜く姿勢は見習っていきたいと思います。

梅の花がすこしずつ咲き始め、散歩するのが楽しくなってきましたが、
まだまだ風も強く寒い日も多い時期です。お体に気をつけてお過ごしください。

では。
          

[ 2017.03.09 from MORI ]


┏━┓
┃1┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┗┳┛【構造】SOLIDOWORKS Simulation理論マニュアル (Vol.3) -
                     Simulationの材料
 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

SOLIDWORKS Simulationの技術サポートを担当している越川です。
SOLIDWORKS Simulationに付属している2つの理論マニュアル内のトピックを紹介して
います。現在のバージョンでは理論マニュアルとして「Introduction to Simulation」
と「Theoretical Manual」が準備されています。

引き続き「Introduction to Simulation」に関する話題を紹介します。
前回、メッシュに関しての紹介をしましたが、今回は材料に関してです。

CADで3次元形状を作成しても、そのままでは解析を実施することができません。
その形状が硬いのか柔らかいのか、熱し易く冷め易いのかその逆なのかわからないと、
力や熱を加えた場合にどのように振舞うかがわからないからです。
モデルに材料特性を設定する必要があります。物質には様々な材料特性がありますが、
どのような特性が解析に必要なのでしょうか。「Introduction to Simulation」の
「Material」の項目には、SOLIDWORKS Simulationの解析を実施する際に必要な材料特
性がまとめられています。

必要な特性を説明する前に、まずは、材料の空間的な特性から等方性材料と異方性材料
が説明されています。
異方性材料の中でも特徴的な直交異方性材料をSOLIDWORKS Simulationでは扱います。
木材が例として図示されていますが、実は木材を扱うのは非常に難しいです。
木材は生物ですので無生物に比べるとはるかに複雑な構造をしています。
人体もそうですが生物を解析対象にする場合は、材料特性に関しては思い切った単純化
をする必要があり、実物と解析上の物性差を慎重に比較しながら結果評価していきます。

材料モデルとして線形と非線形という分け方をしています。線形というのは応力とひず
みが比例することを前提にしているということです。言いかえると、応力とひずみを
関連付ける弾性係数(ヤング率)が定数であるということです。直交異方性弾性という
のは、方向別の弾性係数は異なりますが定数ではあるので、線形という扱いになります。
線形解析を実施する際は、弾性係数とポアソン比が必要になります。
重力を設定する場合は質量密度を使用します。熱による変形を考慮する際は熱膨張係数
が必要です。熱解析をする場合は熱伝導率や比熱が必要になります。

線形でない材料は全て非線形材料となりますが、こちらはさらに細分化されます。
塑性(弾塑性)、超弾性が例として示されています。塑性を考える際は、応力、ひずみの
扱いとして、真応力、真ひずみと公称応力、公称ひずみの違いが示されています。
超弾性材料を扱う際は、さまざまな材料試験を実施して材料特性を決めます。
非線形材料の解析でも線形解析と同様の材料特性が必要になりますが値が一定ではあり
ません。

ここで非線形という言葉が使われましたが非線形性には3つあります。
既出の材料非線形のほかに、境界非線形(接触問題)および、幾何非線形(大変形)です。
これらの非線形性は単独で現れる場合もありますし同時に現れる場合もありますので、
それに応じた解析を実施します。

CADの重要な要素として外観特性があります。解析を実施する際は今回使用した材料特性
を使用しますが、外観特性は使用しません。それどころか、実物と同じようにきれいな
外観が付いていると、モデルのハンドリングの際の負荷が増えてしまいます。
通常、解析の際は外観設定を最小限にして行います。全てのことを満足させるのは難し
いです。

結果を評価する際に、どのような材料特性を使用していたかというのは重要になります。
満足いかない結果が出た場合は、材料特性も見直してみてください。

前回のメッシュに関しての紹介に対してご意見をいただきました。大変ありがたく思って
おります。今後も忌憚なくご意見、ご要望を寄せていただきたいと思います。
今後の参考にさせていただきます。

今回はこのあたりまでにしておきます。次回はこの続きを紹介します。


[ 2017.03.09 from K.Koshikawa ]

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┃2┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┗┳┛【関西だより】Vol.5 - 構造解析の対称条件について
 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

最近、対称条件について複数の方から、ご質問を頂きましたので、あらためて、
構造解析「SOLIDWORKS Simulation」の対称条件について確認してみました。
まず、対称条件を利用するメリットは、解析モデルを「1/2」や「1/4」
にできるため、メッシュ量が減り速く計算できる事や、自由度を減らし計算を
安定しやすくできる事などが挙げられます。
ただし、モデル形状や解析条件が対称の場合に限られますので注意が必要です。
また、例えば1/2モデルとした場合は、荷重も1/2とする必要があります。

「SOLIDWORKS Simulation」の現在バージョンでは、固体要素(3次元要素)と
シェル要素(2次元要素)を利用する場合に下記の対称条件機能が利用できます。
<入力設定について>
・拘束条件の詳細設定の項目には「対称」ボタンがあり、対称仮定の面を
 選択するだけで拘束方向が自動定義され、対称拘束が簡単に定義できます。
 また、リアルタイムにプレビュー表示されるため、どのような対称仮定を
 定義したか、直感的に分かりやすくなっています。
 (具体的なコマンド:拘束/詳細拘束条件(詳細設定)/対称)
・ただし、対称面が複数面となる場合は、全ての面を選択する必要があります。
 プレビューは1面を選択するだけで表示されてしまいますので、この点には
 注意が必要です。
・特にシェル要素は、以前は6自由度の方向を考えながら詳細拘束条件設定する
 必要があり、少し面倒でしたが、これが「対称」ボタンを押し、対称仮定する
 エッジを選択するだけで、自動定義されるため非常に便利な機能となります。
 個人的には、この機能が追加された際に、メッチャ便利!と思いました。
<解析結果表示について>
・対称設定した境界で解析結果がミラー表示できる「対称結果表示」機能があり、
 例えば1/2モデルで解析しても擬似的に全体フルモデルでの結果表示が
 可能となっています。また、このフルモデル表示でアニメーションも可能です。
 (具体的なコマンド:
  応力図/定義編集/[設定タブ]/境界表示オプション/メッシュ)
・細かい話ですが、解析結果図にメッシュ表示も追加する機能がありますが、
 この点は実際に解析した範囲のみメッシュ表示され、解析していない
 ミラー表示範囲は表示されません。これにより実際に解析した範囲と擬似表示
 の範囲の判別をしやすくしているのだと思います。
 (具体的なコマンド:
  応力図/定義編集/[定義タブ]/詳細設定オプション/対称結果表示)

これらの機能は、バージョンアップにより徐々に追加されてきた機能となりますが、
自動化・効率化が進んできていることが実感できます。
今後も、ますます機能向上され便利になることに期待したいと思います。


[ 2017.03.09 from CARP25 ]

          

┏━┓
┃3┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┗┳┛ユーザーフレンドパーク Vol.423 - 最適な安全率は?
 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

こんにちは、とある産業機械メーカ開発部、Waです。

皆さんは「ギャラリー向け」の説明は得意でしょうか?

CAEの解析結果を説明する場合、
弊社では聞き手がCAEについての知識があまり無い事が多いです。
そこで、そのような人達の事を「ギャラリー」と勝手に呼んでいます。

ギャラリーは予算等の決定権を持っている事が多いので、
解析結果をどのように説明するかは、とても大切です。

今回はギャラリー向けの説明において、
私が気を付けている事を書きたいと思います。

それは
「CAEツール利用技術の構築が①大切であるが、②構築には時間が必要」
の2点ですね。

CAEではツールだけあっても不十分で、
どのようにモデル化するか、どの機能を使うか、
安全率はどうするか等の利用技術が大切です。
それによって答えや開発の方針が大きく変わるからですね。

さらに、利用技術の構築においては、地道に適正なモデル化範囲などの検証を
していかねばならず、場合によっては実測も必要で、時間がかかるのが常です。

弊社では、毎回の案件の解析結果を説明するのと同時に、
その背景にある利用技術の構築の大切さ、大変さを
少しでも分かってもらえるような説明を心がけております。

感覚としては、弊社のギャラリーには
どんなに頑張っても2掛けくらいしか伝わらない、というのが正直なところです。
よって、安全率5.0(くらいの勢い)で説明する、
というのが解析結果の説明でのポイントかな、と思っています。

皆さんの環境ではいかがでしょうか?


 

[ 2017.03.09 from Wa ]

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┃★┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┗┳┛ご意見・ご要望・解析のお悩み投稿
 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

皆さまからの本メルマガへのご意見、ご感想、ご要望、リクエスト、
回答してほしいお悩みを募集しております。

https://www.sbd.jp/cgi-bin/form_entry.cgi?n=10114

皆様からのご意見・お悩み、お待ちしております!

        

[ 2017.03.09 from KURODA ]

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 https://kke.smartseminar.jp/cc/0ncP9c2

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 https://kke.smartseminar.jp/cc/0ncP9c3

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[ 2017.03.09 from KURODA ]

★★・‥ 編集後記 ‥・・‥...―━―...‥・・‥...―━━━―...‥・★★
本日【粉体シミュレーションの基礎・応用講座】が開催されました。
粉体シミュレーションの第一人者である東京大学・酒井幹夫先生を招き
粉体シミュレーションの世界標準となっている離散要素法の基礎や、
DEMのモデリング、数値計算アルゴリズム、固体-流体連成問題、産業応用事例
などの最先端の知識をお話いただき、実際にモデリング作成し結果の見方まで
実践できます。48,000円の有料セミナーですが多くの方々にご参加いただき
関心の高さがうかがえますね。6月にも開催する予定です。ご興味のある方は
是非♪ いろんな物が解析できるようになったもんだー

       

[ 2017.03.09 from KURODA ]


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