本文へジャンプ

ホーム > メールマガジン > メールマガジンバックナンバー 2017年の一覧 > Vol.679 「CAEエンジニアの為の仲間づくり」

メールマガジンバックナンバー Vol.679 
「CAEエンジニアの為の仲間づくり」

SBDが毎週木曜日に無料で発行する、「SBDメールマガジン」の過去送信分のバックナンバーです。

S.B.D. MAIL MAGAZINE 2017-01-12<Thu> [Vol.679 ]

こんにちは SBDメールマガジンの読者のみなさま。新年に入り10日余り、年末年
始は比較的気候はおだやかでしたが、今週は今シーズン最強の寒気到来で荒れ模
様の様です。そんな折みなさま如何お過ごしでしょうか

今年の干支は酉年(とりどし)、正確に言えば丁酉(ひのととり)になります。
丁酉は「転換期の年にあたる」との解釈もあり、少々期待感もありますが・・・
今回は今の時期、花屋さんの店先でよく見かける花、冬の鉢植えの代表格である
「シクラメン」について書いてみます。原産地はギリシャからチュニジアにかけ
ての地中海沿岸で多年草の球根植物の様です。日本には明治時代に伝わっていま
す。シクラメンの原種は20種類ほどあり、その中のペルシクム種から作られた、
改良品種が園芸品種の主流となっている様です。

国内の栽培は岐阜県・恵那市で大正時代より開始されて、この地域で栽培された
シクラメンは「恵那シクラメン」と言われ、チョウが舞い降りたような花は、花
びらが上に反り返ることから和名では「かがり火ばな」とも呼ばれます。岐阜県
が種苗出荷の全国一位を占めています。
赤からピンク、白などの定番色に加え、黄色や紫の珍しい花色、花形では八重咲
きや花弁にウェーブが入るタイプなど、最近は香りをもつ品種まで、毎年次々と
新品種が発表されています。株と花の大きさによって、大輪系、中輪系、小輪系
(ミニシクラメン)、そして耐寒性があるガーデンシクラメンのタイプなど

冬の比較的花が少ない時期に花屋の店先を色とりどり飾っていますので、私も
つい買ってしまう事があるのですが、花を長持ちさせるのに苦労しています。
温度管理と水やりに少々デリケートな花です。人には少々寒い5~15度が適温で
すので、家の中でも鉢を置く場所にも工夫が必要になり、日中と夜で置く場所を
変えてやるなどの対応も必要になります。水が好きな植物ですが、いつも土が湿
っている状態は厳禁の様で、水が足りなければ花は痛み、成長が止まってしまい
ますが、水のあげすぎは球根を腐らせてしまうことになります。回数は少なく、
あげるときはたっぷりとがポイントの様です。家の玄関に数鉢置いていますが、
今年も長持ちは難しそうですが・・・・

例年秋に開催していましたSBDソリューションカンファレンスが、今年は新春の
2月24日(金)に東京で開催されます。シミュレーションを業務にいかに役立てる
かに関して参考になるユーザ様よりの発表が満載です。設計者CAEに関心が有る
方なら、どなたでも参加いただけます。現在絶賛集客中ですので、ぜひお申込み
ください。講演詳細等・お申込みは下記URLをご参照ください。

http://www.sbd.jp/news/sbd_2017.shtml


         

[ 2017.01.12 from Y.T ]


┏━┓
┃1┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┗┳┛【構造】SOLIDOWORKS Simulation理論マニュアル (Vol.1) - 有限要素
 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

SOLIDWORKS Simulationの技術サポートを担当している越川です。
前回まで気になる構造解析ツールのテーマを紹介してきました。今回から
SOLIDWORKS Simulationに付属している2つの理論マニュアル内のトピックを紹介
します。

現在のバージョンでは理論マニュアルとして「Introduction to Simulation」と
「Theoretical Manual」が準備されています。

今回からしばらくは、「Introduction to Simulation」に関する話題を紹介します。

「Introduction to Simulation」は、シミュレーションの導入時に有限要素法の
初心者に向けて記述されたマニュアルです。最初に有限要素法の基礎に関して記
述されています。

冒頭に、物理現象を偏微分方程式を使って表した近似的な数値解法という記述が
あります。偏微分方程式も「方程式」ですから、式の中にある不明な変数が特定
の値のときだけ式が成り立ち、その成り立つ値を求めている手法と捕らえれば
よいと思います。

そもそも、方程式は連続的なものを仮定しているので、コンピュータではそのまま
解けません。数値解法の内容として、有限要素法では言葉通り対象物を「要素」に
分割して離散的にしコンピュータに解けるようにしています。連続的なものは無限
の要素とも言えるので、それに対抗して「有限」という表現をしているのかもしれ
ません。要素の集まりを「メッシュ」と呼んで対象物を計算のために近似的に再現
した形状を表しています。

解析の種類によって不明な変数は変わるのですが、ここでは最も基本的な線形静解析
を例に取って説明しています。この場合不明な変数は「変位」になります。変位はど
のようにして求めるかというと、想定している外力と内力が釣り合った状態の式を立
ててこれを解いているということになります。陰解法と陽解法という言葉があります
が、簡単には、釣り合った状態を解いているのが陰解法とお考えください。
陽解法は運動している現象を解いています。

各要素で想定される釣り合いの式を同時に満たすものが答えになるのですが、これを
解くのには「行列(マトリックス)」が使用されます。偏微分方程式は直接解くわけで
はないのであまり気にしなくても良いですが、行列に関しては、数学で習ったものを
おさらいしておくと良いと思います。
解く際は逆行列を求めればよいのですが、4次くらいまでは公式を使用できますが、
解析で想定しているような大きな次数になると複雑すぎて数値解法するしかなくなり
ます。

マニュアルには説明のために簡単なサンプルが示されていますのでお持ちの方は確認
しておくと良いと思います。丸棒を単純に引っ張る例で、2要素に分割して解く方法を
示しています。

今回はこのあたりまでにしておきます。次回はこの続きを紹介します。


[ 2017.1.12 from K.Koshikawa ]

┏━┓
┃2┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┗┳┛【構造】ミサキの構造入門シリーズ Vol.13 - 安定いづこ
 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

皆様、今年もよろしくお願いいたします!
新年一発目の登場!構造解析エンジニア ミサキです!

年末年始、学生時代からの友人達と集まる機会を多く持つことができ
お互いの近況を知りながら色々と語ることができました。

私の友人には石橋を叩いても渡らないような、慎重タイプが多いです。
やりたいことがあったけどチャレンジできなかったという後悔話をよく耳にします。

逆に、私は石橋を渡ってから不安定な橋だった!と気づくタイプです。
(構造解析エンジニアのくせに、事前にシミュレーションできないとは・・)

アクセルが壊れている友人とブレーキが壊れている私。

人間同士は正反対のタイプの方が仲良くなりやすいと聞きますが
どうやらそのようですね。

ただ私もこのまま"すったもんだ人生"を送っていては身が持たないため
安定した人生を探したいと思います。今年の抱負ですね。

さて、安定と言えばソフトスプリングオプション!
ご存知の通り、モデルの剛体移動や回転を防ぎ、安定させる機能です。
今回はこちらについて解説したいと思います。

ソフトスプリングオプションを有効にすると、解析の実行開始時にモデル全体を包む
ように弱いバネが追加されます。この設定は解析実行中にわたって有効になります。
ちなみにこちらは特定の設定に対してされているわけではないので、どの部分にソフ
トスプリングが働いているかを直接確認することはできません。

ソフトスプリングの影響を間接的に確認する方法としては、反力と外力のつりあいの
確認があります。
モデルが正しく収束した場合、ソフトスプリングがない場合、反力の合計と外力の合
計は大きさが同じで向きが反対になる、つまりつりあった状態になっています。
ソフトスプリングを追加した場合、反力の合計と外力の合計の差がソフトスプリング
の寄与分になります。
ただ、解析がうまくいっている場合は差があまり大きくなることはありません。

差が大きい場合は、ソフトスプリングを追加した結果の信頼性が低くなりますので、
拘束条件を追加するなどしてモデルを安定化させる必要があります。

そして、モデルを安定させる機能として、慣性力効果使用もあります。
慣性力を付加してモデルの剛体移動を防ぐ機能で、ソフトスプリングと似たような
効果を期待することができます。ただ、収束性に関して言えば、慣性力はソフトス
プリングに比べると劣る傾向があるので注意が必要です。

ということで、モデルも人生も安定させることを目指して!
今年も全力で、解析に!仕事に!プライベートに!楽しんで取り組んでいきたいと
思います!

ではまた次回!


[ 2017.01.12 from ミサキ ]

          

┏━┓
┃3┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┗┳┛ユーザーフレンドパーク Vol.415 - CAEにまつわる苦労話
 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

みなさま、こんにちは!
セロです。
お正月休みが終わり一週間ほど経ちますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
私は正月明け早々に工場での勤務があり、正月ボケした状態で工場内業務を
やってクタクタになって体の疲れの回復しないまま再度連休に入ってしまい、
今週からやっと通常業務に取り掛かれるようになりました。
頭の中はまだ正月休み状態ですが、はやく通常状態に戻れるようにしたいと
思います。。。

前回、私の在籍している会社では設計フローでのCAEの活用はまだ発展途上と
いう話をさせていただきました。
CAEツールは既に導入済み(構造と熱流体だけですが...)ですので、これを
社内でいかにして活用していくかを日々考えているわけですが、既にCAEを
設計フローに組み込んでいる他社さんの例を参考にしたいと思い、ベンダー
さん主催のユーザ講演会に出かけることがあります。
他社さんでのCAE導入と活用までの苦労話を聞かせていただくのですが、
その内容がそのまま使えそうだなあとか、うちの会社にはあてはまらないな
あとか考えながら聴いています。
当たり前ですが、会社の規模や状況などは会社ごとに違いがある訳で、自分
の会社にあったやり方というのは、結局自分達で考えなければならないなあ
と感じています。
ただ、やっぱり他のユーザさんの苦労話というのは参考になる部分も多いので、
機会があればなるべく聴きに行くようにしています。

そういった講演を聴きに行くたびに思うのが、同じような悩みをもつエンジニア
同士で集まって、ディスカッションできる場があればいいなあということです。
ディスカッションしても、最終的には自分で考えなければならないのですが、
自分だけで悩むより、他の人といろいろ話をして情報交換した方が、何か新しい
アイデアも出てくるんじゃないかって気がします。

構造計画研究所さんの研究会にも参加させていただくことがあるので、そういった
機会にCAE活用に関する悩みをお話しさせてもらったりもするのですが、そのこと
ばっかりを話しているわけにもいかないですし。
なので、CAE活用の悩みを打ち明ける座談会でも開催してくれないかなあ、
できれば構造計画研究所さんが、、、、
などと淡い期待を抱いている今日この頃です。


それではまた次回!


 

[ 2017.01.12 from セロ ]

┏━┓
┃★┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┗┳┛ご意見・ご要望・解析のお悩み投稿
 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

皆さまからの本メルマガへのご意見、ご感想、ご要望、リクエスト、
回答してほしいお悩みを募集しております。

https://www.sbd.jp/cgi-bin/form_entry.cgi?n=10114

皆様からのご意見・お悩み、お待ちしております!

        

[ 2017.01.12 from KURODA ]

──────────────────────────────────
──◆◇ イベント情報 ◆◇─────────────────────
──────────────────────────────────
◆イベント◆
◇SBDソリューションカンファレンス 2017 【参加無料】
 日時:2017年 2月24日(金)10:00~
 場所:コングレスクエア日本橋
 http://www.sbd.jp/news/sbd_2017.shtml

◆実践講座(有償)◆
◇製品設計に活用するための構造解析の理論と実践講座(3回コース)◇
 ■構造強度解析基礎知識編(1回目)
 ■解析モデル化、結果評価実践編(2回目)
 ■設計、検証実習編(3回目)
 http://www.sbd.jp/news/post_1.shtml

◆定例セミナー(有償座学)◆
◇設計者のための熱流体解析入門トレーニング(熱・流体編)◇
 「熱流体解析って難しそう」と考えている方
 熱流体解析を学んでみませんか?
 https://kke.smartseminar.jp/cc/0ncP9c1

◆定例セミナー(無料体験)◆東京・名古屋・大阪で開催
◇SOLIDWORKSシリーズ製品の解析体験セミナー◇
 電磁場解析セッションが追加されました。
 https://kke.smartseminar.jp/cc/0ncP9c2

◇SOLIDWORKS Simulation非線形・動解析体験セミナー◇
 SOLIDWORKS Simulation Premiumの体験セミナーはじめました
 https://kke.smartseminar.jp/cc/0ncP9c3

◇電子機器設計者のための熱流体解析 FloEFD体験セミナー◇
 高い操作性と、高度な技術に裏付けされた自動計算技術。
 その魅力を、この機会に実際に体感してください!
 https://kke.smartseminar.jp/cc/0ncP9c4

◇SOLIDWORKS&TactonWorks体験セミナー◇
 3次元CADと自動設計の有用性を体感していただけます!
 https://kke.smartseminar.jp/cc/0ncP9c5

◇粒子法Particleworks体験セミナー<流体から粉体まで>◇
 高粘性撹拌解析や流体-粉体連成解析が体験できるセミナーです!
 http://www.sbd.jp/news/ryusihou_taiken.shtml

          

[ 2017.01.12 from KURODA ]

★★・‥ 編集後記 ‥・・‥...―━―...‥・・‥...―━━━―...‥・★★
ユーザーフレンドパーク【セロ】さんの掲載にありました、CAE活用の悩みを
打ち明ける座談会、素晴らしい提案ですね!!企画しますよ~♪
まずは、2月24日のSBDソリューションカンファレンス 2017 
【特別講演】「CAEエンジニアの為の仲間づくりと営業の極意」に耳を傾け、
講演後の懇親会で情報交換!いかがでしょうか?

       

[ 2017.01.12 from KURODA ]


*** SBDマンスリーカレンダー ***
ユーザー様が撮影された季節を感じる壁紙用マンスリーカレンダー
☆ 2016年カレンダー アップデート ☆
http://www.sbd.jp/mail_magazine/present/

### SBDプロダクト ###
SOLIDWORKS(Flow)Simulation -----------------構造(熱流体)解析
SOLIDWORKS Plastics --------------------------樹脂流動解析
EMS ------------------------------------------電磁界解析
FloEFD ---------------------------------------熱流体解析
FloTHERM -------------------------------------電子機器専用熱流体解析
Particleworks---------------------------------粒子法流体解析
TactonWorks-----------------------------------自動設計ツール

このメールマガジンについて
 ○配信登録・変更・停止・バックナンバー閲覧
 http://www.sbd.jp/mail_magazine/
 ○ご意見・ご感想
 https://www.sbd.jp/cgi-bin/form_entry.cgi?n=10114
 ○お問い合わせ
 mailto:sbdmagz@kke.co.jp

━...━...━...━...━...━...━...━...━...━...━...━...━...━...━...━...━...━...

 Copyright(C) 株式会社 構造計画研究所 SBD営業部
 〒164-0011 東京都中野区中央4-5-3
 TEL03-5342-1051/FAX03-5342-1055
 http://www.sbd.jp
 発行責任者:角家強志 編集担当:黒田幸子
 ※掲載記事の無断転載を禁じます。本内容の記述の内容を実問題に利用
 される場合、弊社の承諾は不要ですが、使用者の自己責任でご利用ください。

━...━...━...━...━...━...━...━...━...━...━...━...━...━...━...━...━...━...



ページトップへ戻る