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メールマガジンバックナンバー Vol.365
「ブブゼラ」

SBDが毎週木曜日に無料で発行する、「SBDメールマガジン」の過去送信分のバックナンバーです。

S.B.D. MAIL MAGAZINE 2010-07-08<Thu> [Vol.365]

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  ┃S.B.D. MAIL MAGAZINE  2010-07-08 [Vol.365] ┃
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NHKの竜馬伝を時々見ていますが、今の日本はあの頃(明治維新の頃)に良く
似ているな~、と思います。
それまでは、藩の利益しか考えていなかった人たちが、このままではどこかの諸
外国の属国になってしまうと危機感を感じて、「ニッポン」のために立ち上がる
のです。

今の日本が非常に厳しい局面に差しかかっていることは多くの人が感じているこ
とだと思います。

では、どうして厳しいと感じるのか?
企業が儲からない。給料が上がらない。仕事がない。モラルが欠如して来ている。
子供が勉強しない。教育水準が下がった。長年世界2位だったGDPが中国に抜
かれる。日本の代表企業トヨタがまたリコール等、等、等。

色々有りますが、今日は国の厳しい財政に絡めてマクロ経済のお話をしてみたい
と思います。
確かに国の財政は今は火の車です。歳入36兆円、歳出53兆円ということは、
お父さんが会社から貰ってくるお金が一年で360万円しかないのに、毎年53
0万円も使ってしまうということです。

カードローンか何か知りませんが、毎年170万円も借金をしていたら、不安に
なるのは間違い無いですよね。
ちなみに、日本の財政で歳入より歳出が多かったのは、日露戦争の後と終戦の昭
和21年だけなんだそうです。

では、360万円しか貰って来ないのだから、使うのも360万円にしたら如何
でしょう。これは、家庭としてはとても健全な考え方です。そして、もっと健全
なのは、360万円のうちの1割(36万円)を将来に備えて貯金して、324
万円で生活すればもっと安心です。

ところが、銀行がこの36万円を企業に貸し出して、企業が使ってくれれば問題
ないのですが、昨今の状況では企業もバブル崩壊で傷ついたバランスシートを修
復するのに走り、銀行からお金を借りるどころか、今までの借金をせっせ、せっ
せと返しているのです。

こうすると、お金は銀行に貯まるばかりで、社会に出ていきません。先ほどの例
だと、家庭が使った324万円は企業か誰かの収入になりますが、その人が32
4万円をそのまま使ってくれたら良いのですが、その人もまた10%を貯金や借
金返済に使ったりすると、次に世に出ていくお金は292万円に減ります。

このようにして、デフレスパイラルが始まるのだ、という話を、実は先日リチャー
ド・クーという経済学者の講演で聞いてきました。
リチャード・クーは、これを「バランスシート不況」と呼んで、これを防ぐため
には、政府が銀行に貯まったお金を借りてあげて、使ってあげない限り、この不
況からは抜け出せないのだ!と語ります。

昭和21年以来の財政の大ピンチだと言うのに、政府はもっと借金をしてお金を
世に出す以外は不況から抜け出す道は無いのだそうです。

ところが、週末に控えた参院選では、民主も自民も財政再建のための消費税率アッ
プを謳います。私が、2週間前のこのメルマガで書いたように、「まもなく国の
金融資産総額約1400兆円よりも負債の方が多くなる」と言われれば、誰だっ
て財政再建が必要だ、消費税率アップも止む得ない、と思うわけですが果たして
どちらが正しいのでしょうか?

確かにデータから見ると、過去に財政再建に走った橋本内閣の97年と小泉内閣
の01年は、どちらも税収が大きく落ち込み、財政赤字が拡大しています。

リチャード・クーは、平時の財政出動はそれを維持することがとても難しく、過
去にこの「バランスシート不況」を脱して来たのは、常に戦争だったとも言って
いました。

戦時になると、国がせっせせっせと国債を発行し、戦車や飛行機を発注するので、
お金が大量に世に流れて不況から脱する。
そして、平時でもこれを見事にやってのけたのが、1年半前の中国。リーマンショッ
クの後の世界的不況の中で、GDP比で17%、4兆元(当時約56兆円)もの
財政出動をしたために、「バランスシート不況」に陥らずに済んだのだというこ
とです。

果たして、私たちはどちらを選んだら良いのでしょうか?
政治家さんたちも、このようなことを勉強してちゃんと考えてやってくれている
のでしょうか?
ただ、票が欲しいだけで、高速道路だの、子ども手当だのと判断されてはたまっ
たものじゃありませんね。
週末の参院選は、よ~く考えて投票しましょうね。

        [ 2010.07.08 from T.Sumiya ]

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  技術彙報
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□【構造】あいのつぶやき Vol.25
■「除外」と「抑制」

今回は「解析から除外」という機能をご紹介します。アセンブリでの解析を
行う際、あまり解析結果に関与しないような部品を「解析から除外」する
ことにより、モデルを簡略化することができます。部品点数が多い場合など、
メモリを節約できるのでとても便利です。

部品を「抑制」する方法もありますが、合致条件のエラーが出たり、面倒に
なってしまう場合が多いです。「解析から除外」は、解析スタディ内でのみ
部品を「抑制」するようなイメージになりますので、部品ツリ―には影響しません。

例えば、スーツケースのハンドルの強度解析を行いたい場合は、スーツケース
本体部品を「解析から除外」して、ハンドル部品のみの着目することができます。

...ハンドルの強度で思い出したのですが、弊社ビルの女子トイレの洗面台にて、
水を出すためのレバー(?)が折れる瞬間というのを人生で初めて目撃しました。
まさか折れるとは...しかも女子トイレ...しばらくガムテープで応急処置でした。

         [ 2010.07.08 from A.Chikahisa ]

□【熱流体】FloTHERMだいすきクラブ Vol.76
■放射率のデフォルト値

最近のサポートから。

輻射を考慮するには、モデル全体の解析条件として輻射考慮のスイッチをオンに
します。輻射計算に考慮したい面を指定します。基本的にはこれで、輻射の計算
ができるのですが、ここで問題があります。

材料ライブラリーにある一般的な材料についてはあらかじめ放射率が適切に設定
されています。しかし、材料をユーザー定義する場合に放射率の設定を忘れるこ
とがあります。

この場合、放射率はデフォルトで「1.0」になっています。

これについてお客様から「0.0」にするべきではないかという意見を頂きました。

        [ 2010.07.08 from Y.Iijima ]


□+(プラス)チックな出来事 Vol.7
■Autodesk Moldflow 2011●実際に使い始めてみると その5

W杯もいよいよクライマックスのようです。
まさかブラジルもアルゼンチンも負けてしまうなんて!
決勝はオランダVSスペイン 意外ですがどちらが勝っても初優勝とのこと。

さて、試合中に鳴り響くあのブブセラですが、プラスチック製の物はその約9割
が中国製のようです。日本でも購入できるようで、だいたい700円ぐらい。でも
原価は日本円にすると約35円/個ぐらいとのこと。(運送費や利益は当然含まれ
ていない)この期間中の売上はすごいものだったでしょうね。
先日この工場を取材しているTV番組を見たのですが、成形したラッパの部分を
カッターで切って完成!という感じで、もくもくと作っていましたね。

今週のおはなしは?
リボンバーで忘れてはいけないのが、「クイックアクセスツールバー」です。
前回ご紹介した「アプリケーションメニュー」の横にあるアイコン達です。
この名称はリボンバーでは基本となっており、当然Officeなどにもあります。
ちなみにこのメニューはカスタマイズすることができるので、6つのアイコンを
表示したり、非表示にすることができるのです。

■お知らせ
以前ご紹介したAutodesk様Webで公開中のAutodesk Moldflow 活用術
第2回は「反り対策」です。
http://www.autodesk.co.jp/adsk/servlet/item?id=15030739&siteID=1169823

        [ 2010.07.08 from S.Maeda ]


+++ (続)構造解析よもやま話 Vol. 41+++++++++++++++++++++++++++++++
■うーん。速い?

最近、私の近くの人が、Windows7Prox64、Core-i7、2.80GHZ、メモリ16GBにPCを変更した。
私は、XPx64、XEON、3.00GHZ、メモリ8GBを4年ほど前から使っている。

ソリッド要素40万節点、27万要素 静解析 NXNastran
XPx64
精算法  ELAPS  59分   CPU 19分40秒
要素反復法 ELAPS 1.4分  CPU 1分20秒

計算時間は、開始から、計算終了までの全時間。

Windows7の結果を知りたい方は、次を訪問してください。
http://info1951.hp.infoseek.co.jp/

            [ 2010.7.8 from K.Murakami ]

+++ ハードの掟 Vol.24 +++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
■ハードウェアとCAE

毎月購入しているパソコン雑誌「DOS/Vマガジン」ですが、今月号は付録にCPUの
スペックをまとめた「PC自作資料集2010」がついています。雑誌の後ろにも毎号
簡単なスペックは記載されているのですが、ここまでわかりやすくまとまられた
冊子はなかなかないかもしれません。

前回はSSDをとりあげましたが、最新のSSDをリサーチしてみるとかなり進化して
いますね。最新のものだとついにRead 355Mbyte/秒とか...
マイクロンさんの「Crucial Real SSD C300」というものらしいですが。

今回はちょっとお知らせです。
7/16にGPUのイベントがあるのですが、弊社もここに出展します。

■GPUコンピューティング 2010
http://www.nv-event.jp/gpu-computing/

東京六本木ですが、ご興味のある方はどうぞ。

        [ 2010.07.08 from S.Maeda ]


+++ 品質とリスクをマネジメントする Vol.53 +++++++++++++++++++++++++++
■過去トラブル情報を活用する(その3)

効率よく質を高めてFMEAを作成する方法として、部品やプロセスと、故障
モードやメカニズムに着目して、構造的に整理しておく方法を先週までご紹介
しました。

このように出来上がったFMEAは、過去の教訓を抜け漏れなく盛り込むこと
で、設計レビューやドキュメントレビューの効率や質も向上させます。抜け漏
れをレビューにより指摘することは至難の業であり、リスクを埋め込む可能性
も高くなりますが、抜け漏れがなければその記述内容を議論し、精度を高める
ことはより容易です。

また、その後の設計作業においても、前述の構造を利用して、図面情報と過去
障害やリスク、対処すべき対策を視覚的に重ね合わせることで、設計への反映
を確実にするなどの活用も可能です。

多くのお客様からは、過去トラブルやリスク分析はその資産がそれぞれ個々に
サーバに蓄積されている状況だが、それを上手く活用して次の設計にはつなが
っていないとのお話をよく伺います。部品やプロセス、故障モードとメカニズ
ムを構造的に整理し、情報を関連付けて整理しておけば、前述の通りそれら情
報を活用した改善サイクルが回し始められると思いますが如何でしょうか?

『DYADEM製品紹介サイト』~未然防止リスクマネジメントに!~
http://www.kke.co.jp/dyadem/

        [ 2010.07.08 from H.Miyamoto ]

+++ ユーザーフレンドパーク Vol.105 +++++++++++++++++++++++++++++++++
■悩みの変遷と研究会

SBD利用技術研究会への入会当初の私の悩みは、
 ・とにかく右も左もわかりません。
 ・相談相手もいません。
 ・これってどうすればいいんですか?...などなど
答える方も困ってしまうような、いわゆる超初心者な悩みでした。
お蔭様で、研究会への参加を続けていくごとに悩みは少しずつ着実に解決され、
悩みを相談できる人とのつながりもできたことで、わからないながらもどうに
かなる、という安心感が得られたことは本当に大きな前進となりました。

そうして少しステップをあがった(つもりの)後には、それまでより具体的な
悩みが出現しました。
 ・こういう失敗をしました。失敗しないためにはどんな工夫をしていますか?
 ・こんな苦労をしました。皆さんはどうしてますか?
ちょっと、社会人ぽくなってきましたね。

その後、一人でやっていた解析を社内展開する時には新たな悩みが生じました。
ところがここで疑問が発生。
私は研究会の流体セッションに参加していましたが、社内展開に関する悩みは、
流体解析に特化した問題ではないため、このために時間を割くのは不適切では?
ということです。

すると、「じゃぁ、教育・推進セッションやりましょう!」と。
なんともありがたいお話。
それで心置きなく悩みを相談したり諸先輩のお話を聞くことができました。

その後も、「解析を活用していくためには品質工学の考え方が必要だ!」とい
う方のリクエストに賛同者がいたため、品質工学セッションが誕生。
最近では、個人的にパソコンを購入する機会があり、ハードウェアと解析ソフト
の相性に興味が出始めた頃にハードなセッションが開催。(残念ながら参加でき
ませんでしたが...)

何度も参加されている皆様にはお分かりの通り、この研究会は、会員の悩みに
タイムリーに答えることができる、とっても便利な流動性を持っています。
このところ、研究会の内容と自分の抱えている問題や悩みが一致せずに参加す
るモチベーションが下がってしまっている方、思い切って今の悩みを相談して
みませんか?
問題の解決には、問題を数値化・明文化して認識することが始めの一歩です。
問題提起をすると、自分でも問題を客観的に見るいい機会にもなりますね。

[ 2010.07.08 from SSK ]

+++ イベント情報 +++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
●設計者のための構造解析技術セミナー●島根 7/22(木)
シュミレーションツールに存在しない強度設計の基礎、結果の見方など、
CAE の概要を把握するには最適な内容です。ぜひご参加ください。
http://www.joho-shimane.or.jp/p/service/formation/sat/25/

●SolidWorksで始めるCAE入門●島根 7/23(金)
本セミナーでは三次元CAD(SolidWorks)上で動作するSolidworks Simulationを
1人1台操作できる環境でCAEの体験実習を行います。ぜひご参加ください。
http://www.joho-shimane.or.jp/p/service/formation/sat/26/

●第18回SBD利用技術研究会 in名古屋市工業研究所 ●名古屋 8/27(水)
http://www.sbd.jp/lab/meeting/18th.htm

●テクノフロンティア2010 熱対策技術展へ出展いたします●東京 7月21日~
http://www.sbd.jp/news/techno-frontier12.shtml

●midasNFX無料体験セミナー●東京・大阪・名古屋で毎月開催中!
http://www.sbd.jp/news/ws-midasnfx.shtml

●熱流体解析ツールFloEFD 無料体験●東京・大阪・名古屋で毎月開催中!
http://www.sbd.jp/news/ws-floefd.shtml

●設計者CAEハンズオンセミナー●東京・大阪・名古屋で毎月開催中!
【 SolidWorks Simulation・SolidWorks Flow Simulation 】
http://www.sbd.jp/news/ws-solidworkssimulation.shtml

●設計者CAE 個別活用相談会●東京・名古屋で毎月開催中!
http://www.sbd.jp/news/ws-caeadvice.shtml

●統計解析ソフトMinitab紹介セミナー●東京で毎月開催中!
http://www2.kke.co.jp/minitab/seminar_intro.html

        [ 2010.07.08 from R.Kamachi ]

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●編集後記

電車の広告を見て、お掃除ロボット『ルンバ』が欲しくなりました。これがあ
れば部屋も綺麗になるし、楽ちんで、ペット感覚!しかしカーペット上までは
掃除できないとの意見も。それよりも値段が高くて手が出せないのですが。

        [ 2010.07.08 from R.Kamachi ]

<SBDプロダクト>
midasNFX -------------------------------------構造解析
SolidWorks(Flow)Simulation -----------------構造(熱流体)解析
Femap with NX Nastran ------------------------構造解析
ANSYS DesignSpace-----------------------------構造解析
FloEFD ---------------------------------------熱流体解析
FloTHERM -------------------------------------電子機器専用熱流体解析
Autodesk Moldflow ----------------------------プラスチック充填解析
Particleworks---------------------------------粒子法流体解析
Minitab --------------------------------------統計解析

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