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メールマガジンバックナンバー Vol.362
「ポーラスメディア」

SBDが毎週木曜日に無料で発行する、「SBDメールマガジン」の過去送信分のバックナンバーです。

S.B.D. MAIL MAGAZINE 2010-06-17<Thu> [Vol.362]

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  ┃S.B.D. MAIL MAGAZINE  2010-06-17 [Vol.362] ┃
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こんにちは。行武です。今回も角家の代わりに行武が担当いたします。昨晩、香
港出張から戻りました。6月の香港はまさに「梅雨+夏」のシーズンといった感
じで、梅雨だけならまだしも、気温が高いゆえに、少し歩くだけで汗だくになり
ます。観光に行くなら、6月は避けた方が無難です。

さて出張の目的は、Minitab(統計ソフト)のアジア代理店会議への参加でした。
参加国は、韓国、タイ、中国、インドネシア、オーストラリア、台湾、フィリピ
ン、シンガポール、香港、米国、日本でした。韓国、タイ、中国からは3人ずつ
参加していましたので、その熱意が伺えます。

アジア代理店の中で最大の売上をあげているのが韓国です。韓国では、彼ら代理
店の努力もさることながら、政府からの援助が充実していることも大きく貢献し
ており、なんと、いちソフトウェアであるMinitabのトレーニングに参加すると、
政府から資金補助を受けることができるのです。

そのお陰もあってか、韓国では有料のMinitab公式トレーニングだけでも、年間
80日の開催、参加人数は600人を超えるそうで、これに出張トレーニングや無料
のセミナーを加えると、セミナー開催日数や参加人数は大変な数になることは想
像に難くありません。

最近の韓国企業の世界進出は目覚しいものがありますし、いくつかの分野では、
日本は既に後塵を拝しています。全てではないにせよ、今日の結果は、韓国政府
と民間企業の施策がピタリとはまってきている証拠でしょうか。

こういう話をした後では、じゃあ日本はどうなっているんだという話の展開に持
っていくこともできますが、日本は日本独自のやり方があり、セミナーに参加し
なくたって、社内の技術伝承や企業努力により、高い技術力、高い品質を保って
きたという自負もあるはずで、それはまた紛れもない事実です。

しかし、高い技術力、高い品質を支えてきたのは個人の努力によるところも大き
かったわけで、開発にスピードが求められるようになった現在では、個人で対応
できる能力を時には超えてしまい、系統だった技術伝承にほころびが出てきてい
るというのもまた事実としてあるのではないかと思います。

とまあ、話が大上段に振りかざされて収集がつかなくなりそうですが、申し上げ
たいことはただ一つ「一人で悩まずに構造計画研究所のサポートやセミナー、そ
してこのSBDメルマガを有効活用していただければ」という願いです。

私は、ユーザーフレンドパークをいつも楽しみに読んでいまして、お客様どうし、
そしてお客様と弊社社員との交流の中から新しいイノベーションが生み出されて
いるのではないかという手前勝手な期待感を持っています。今日はどんな話が聞
けるのでしょうか。楽しみです。

        [ 2010.06.17 from S.Yukutake ]

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  技術彙報
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□【構造】あいのつぶやき Vol.22
■読めないボール

寝不足な日々が続く1カ月、ついにワールドカップが開幕しましたね!
日本の初戦、なんとか勝てて安心しました。これで勢いをつけてほしいです。

今回の大会は、標高の高い会場が多いことが結果に大きく影響してきそうです。
流体の話になるのですが、高地では空気密度が小さいため、空気抵抗が
小さくなり、ボールの速度が落ちにくくなります。なんと、標高1,500m
(空気密度86.4%)では、標高0m(空気密度100%)に比べて、1秒間で
サッカーボール2個分も飛距離が伸びるんだとか。ちょっとしたシュートでも
何が起きるか分かりません。怖いですねぇ...。

日本の最終戦であるデンマーク戦は、まさに標高1,500mのルステンブルクが
会場となります。それに加え、キックオフ時間は27:30...これはいったい
どうするべきなのか...徹夜のまま会社に行くことになるのか...大いに不安です。

         [ 2010.06.17 from A.Chikahisa ]

□【熱流体】FloTHERMだいすきクラブ Vol.73
■TIMのモデル化

電子部品とヒートシンクの間に挟んで両者間の伝熱を改善するために用いられ
るものです。Themal Interface Materialの略です。

FloTHERMでは2通りのモデル化方法が考えられます。

1つはCollapsed Cuboidという薄板要素でモデル化します。厚み「t」と熱伝導
率「k」を設定します。熱抵抗としてはR=t/kとなります。

もう1つは2面間の熱抵抗として設定する方法です。単位面積の場合の熱抵抗
(Km2/W)を接触面に定義します。

        [ 2010.06.17 from Y.Iijima ]


□+(プラス)チックな出来事 Vol.4
■Autodesk Moldflow 2011●実際に使い始めてみると その2

樹脂猫復活というわけではないのですが、先日大阪へ出張した時のお話です。
新大阪の新幹線乗り場(下階)に土産売り場があるのですが、その片隅にキティ
ちゃんなどのキャラクターグッズを販売しているところがあります。
大阪なのでそこにはあの「ひこにゃん」グッズも置いてあるのですが、この日私
が売り場をウロウロしていると外人観光客が数人そのエリアにたむろしていました。
耳をすまして聞いてみると「オ~キャット」、「サムライ」という声が(笑)
外人からしてみれば、なぜ猫がサムライの格好をしているのか疑問なのかもしれ
ません。
近くに寄ったら質問されるかもしれないので、ちょっと遠くから様子を伺う程度
で、そのままそこから離脱してしまいましたが(笑)

今週のお話は?

ソフトウェアのトラブルの50%はLicenseがらみの問題だといっても過言ではない
と思います。
これはAutodesk Moldflowに限ったことではありませんが(笑)
しかもその原因の大半が、インストールがうまく行っていない、取得した
Licenseそのものが間違っている。あるいは設定が間違えているなど、どの原因
が影響しているのかサポートする側からはなかなか判断しにくいものです。
プログラムそのものの原因ならまだしも、Windowsのセキュリティやウィルス
チェックソフトの問題に引っかかるともっと厄介です。

さて、今回は弊社のユーザー様で数件体験したトラブルの例なのですが、インス
トールもうまくいき、Licenseもしっかりしているのに、起動するとLicenseが認
識していない!
このような場合、Autodesk License Managerのインストール先が長すぎることが
原因ということがあります。
デフォルトは「c:\Program Files\Autodesk\License Manager(Moldflow)」で
す。このインストール先を「c:\Autodesk」とかに指定するのです。
単純な方法ですが、対処できますよ。

        [ 2010.06.17 from S.Maeda ]


+++ マイダスで構造解析はじめました Vol. 62 +++++++++++++++++++++++++
■キレキレ

先週の金曜日からサッカーW杯が始まりましたね。
私は毎日、寝不足の日々が続いています。
日本戦の勝利も嬉しかったですが、昨日のスイスの勝利にも勇気づけられました。

ちなみにアルゼンチンのメッシ選手の動きがキレキレだったのを見て
midasNFX のメッシュもキレキレですね、と呟いたところ
同僚からは非常に冷たい言葉を浴びせられました。

さて4回にわたって、midasNFXの2010の新機能をご紹介してきましたが
お役に立てそうな機能はありましたでしょうか。

詳しくはご紹介出来ませんでしたが、他にも

・応答スペクトルDBの提供
・疲労解析の改善(部材毎のSNカーブ指定、ENカーブ対応)
・異なる解析結果ファイルの結果比較

などなど、色々な改善が行われています。
現在、最終テストに励んでおりますのでもうしばらくお待ち下さい!

        [ 2010.06.17 from S.Masuda ]


+++ 統計のあれこれ Vol.54 +++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
■クリント・イーストウッドが勝った理由

こんにちは、行武です。今日は物騒な話で恐縮ですが、とても興味深い記事が
ありましたのでご紹介します。よくもまあ、こんなことを調べたものだなとい
う実験です。時事通信(元記事は英紙タイムズ)によると、

『荒野の決闘で、ジョン・ウェインやクリント・イーストウッド扮(ふん)す
る「正義のガンマン」が、先に銃に手を掛けた悪漢を電光石火の早業で撃ち倒
すシーンは西部劇でおなじみだが、先に銃を抜こうとするのは不利になること
が、英研究チームの行った人間の反応速度に関する実験で分かった。』

これは、イギリスのバーミンガム大学 アンドルー・ウェルチマン博士のチーム
が実施した「人間の反応速度に関する実験」です。

実験には54人が参加しました。実験者には、押しボタンを使って、相手より速
くボタンを押そうと試みてもらい、その時間を計測しました。すると、

『自らの意思で最初にボタンを押す場合と、相手の手の動きに反応して押す場
合の時間を計ったところ、後者の方が平均0.02秒速かった』ということです。

実験者とボタンの位置関係については、この記事には書かれていませんでした
が、それなりに手間のかかる距離があったのでしょう。

この0.02秒という差が、例えばガンマンにとって、どれだけ致命的かは分かり
ませんが、自らが行動を仕掛けるよりも、相手の行動を伺いながら反応する方
が有利ということのようです。

もし、危機一髪の出来事があった場合は、相手の反応を見ながら、自らの行動
を決めた方がいいということを肝に銘じて、その危機を冷静に乗り切ってくだ
さいね。ただし、あくまでも「平均」の数値ですので、必ずしも後の行動が有
利とは限りませんから、ご注意ください。

「そんな危機が一体いつ起こるんだ?」というご質問はナシでお願いいたしま
す・・・。

                    [ 2010.06.17 from S.Yukutake ]


+++ 品質とリスクをマネジメントする Vol.50 +++++++++++++++++++++++++++
■なぜこのような設計なったの?

製品や工程などの設計書は、設計者の知恵が結集された成果物だと思います。
もちろんその設計書自体は後継の設計者に伝承されていくことになるかと思い
ますが、その設計となった知恵や根拠はどのように伝承されているのでしょうか?

「なぜこのような設計になったか?」ということがわからない、「設計変更した
ら過去の問題が再発した。」などの話を伺うようなこともあります。
このような事象は、設計となった根拠が後継者にきちんと伝わっていないことで
生じるのではないかと考えています。

FMEAなどのリスク分析は、高いリスクを見つけて、社会的に受け入れ可能な
リスクレベルに低減し管理する手法として知られていますが、同時に全てのリス
クには、どのような対処(知恵)がなされてリスクを軽減されているかも記述し
ます。とすると設計の根拠を後継者にきちんと伝える一つの文書としても活用で
きそうです。

そのような見方でFMEAの利活用を検討することも価値があると思いますが、
みなさん如何でしょうか?

『DYADEM製品紹介サイト』~未然防止リスクマネジメントに!~
http://www.kke.co.jp/dyadem/
        [ 2010.06.17 from H.Miyamoto ]

+++ ユーザーフレンドパーク Vol.102 +++++++++++++++++++++++++++++++++
■ポーラスメディアって何ですか?

皆さんは普段の業務や日常のちょっとした疑問を質問できる相手がいますか?
大きなプロジェクト会議に張り切って出席したものの、出てくる用語がわから
なくて積極的な発言ができなかった方。
電車の中で耳にした若者の会話が難しいと感じる方
空を見上げて、風を感じて、ふと疑問がわいてくる方...
そんな疑問をどうしていますか?
(1)ネットで調べる (2)誰かに聞く (3)放置する というのがお手軽でメジャー
な解決方法かと思います。

昨今は情報が充実していますから、(1)のネットでほとんどの疑問は解決できる
ようになりましたね。
でも、私の好みとしては断然(2)の誰かに聞く です。
理由としては、次の3つが挙げられます。
 (1)人に聞くことで、自分の疑問を整理できる
 (2)疑問以外にも、聞いた相手の考え方や背景を知ることができる
 (3)何よりも、速い(場合が多い)
更に言えば、人に聞く手段としても、メールより電話、電話より直接対面して
というのがより好みに合います。

解析の作業を始めた頃最も困ったのが、疑問を持ったときに聞く相手がいない
ということでした。
社内では立ち上げたばかりの取り組みで、作業者は私一人。
日々こみ上げてくる疑問質問は、結構些細なことで、サポートには聞きにくい。
ネットではどうも帯に短し襷に長しというか、そのものズバリは少ない。
放置していると作業に支障が...。

仕方がないので遠回りでも、カットアンドトライでなんとか理解を試みたり、
もちろんネットやサポートを利用したりもしていました。

第1回目で、SBD利用技術研究会が私の最高の技術サポートになったというお話
をしましたが、まさにこの問題が解決したということです。
もちろん、参加してすぐにいろんな人に質問できるようになったわけではあり
ません。始めはよそ者感覚でしたから、恐る恐る。2回目、3回目と参加するよ
うになって、少しずつ仲間として受け入れてもらえたかなと思えてから、ドキ
ドキしながら質問をしました。

記念すべき第1個目の質問が...
 ポ-ラスメディアって何ですか?
だったんですね。
いや、大したことはないし、サポートに聞いて恥ずかしいことでもないし、
ネットでも事例が出てはいるんですが...。

この一言が出せなくて悶々としていた日々が懐かしいです。
この質問に丁寧に答えていただいたことで自信をつけ、その後は疑問質問の嵐。
研究会で出会った沢山の方々に大変お世話になりました。もちろん今もです。
きっとこのメルマガをご覧の方の中にもこういう経験をお持ちの方が多くいら
っしゃると思いますが、研究会には仲間がたくさんいます。
一度でなく二度三度、何度も継続的に参加することで得られる人とのつながり
や新しい発見、明日へのモチベーション、そういったものが解析ソフトの利用
技術そのものなのではないかなぁと思います。

[ 2010.06.17 from SSK ]

+++ イベント情報 +++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
●テクノフロンティア2010 熱対策技術展へ出展いたします●東京 7月21日~
http://www.sbd.jp/news/techno-frontier12.shtml

●設計者のための「熱流体解析」入門トレーニング●東京6/29 開催
熱流体解析再入門トレーニングをさらに初心者向けに改訂!!
電子機器の熱の問題で困っている方、熱流体解析を学んでみませんか?
http://www.sbd.jp/news/netsunyumontraining.shtml

●midasNFX無料体験セミナー●東京・大阪・名古屋で毎月開催中!
http://www.sbd.jp/news/ws-midasnfx.shtml

●熱流体解析ツールFloEFD 無料体験●東京・大阪・名古屋で毎月開催中!
http://www.sbd.jp/news/ws-floefd.shtml

●設計者CAEハンズオンセミナー●東京・大阪・名古屋で毎月開催中!
【 SolidWorks Simulation・SolidWorks Flow Simulation 】
http://www.sbd.jp/news/ws-solidworkssimulation.shtml

●設計者CAE 個別活用相談会●東京・名古屋で毎月開催中!
http://www.sbd.jp/news/ws-caeadvice.shtml

●統計解析ソフトMinitab紹介セミナー●東京で毎月開催中!
http://www2.kke.co.jp/minitab/seminar_intro.html

        [ 2010.06.17 from R.Kamachi ]

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●編集後記
アニメのキャラクターの年齢設定が意外に若くてびっくりしたことないですか?
特におじさまキャラの実年齢は非常に面白いです。サザエさんのアナゴさんは
27歳!星一徹は33歳!私はブラックジャックと同じです、同級生とは思えない!

        [ 2010.06.17 from R.Kamachi ]

<SBDプロダクト>
midasNFX -------------------------------------構造解析
SolidWorks(Flow)Simulation -----------------構造(熱流体)解析
Femap with NX Nastran ------------------------構造解析
ANSYS DesignSpace-----------------------------構造解析
FloEFD ---------------------------------------熱流体解析
FloTHERM -------------------------------------電子機器専用熱流体解析
Autodesk Moldflow ----------------------------プラスチック充填解析
Particleworks---------------------------------粒子法流体解析
Minitab --------------------------------------統計解析

このメールマガジンについて
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 ○ご意見・ご感想
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 http://www.sbd.jp
 発行責任者:角家強志 編集担当:蒲池留依
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