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メールマガジンバックナンバー Vol.358
「樹脂猫最終回」

SBDが毎週木曜日に無料で発行する、「SBDメールマガジン」の過去送信分のバックナンバーです。

S.B.D. MAIL MAGAZINE 2010-05-20<Thu> [Vol.358]

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  ┃S.B.D. MAIL MAGAZINE  2010-05-20 [Vol.358] ┃
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きのう粒子法の体験セミナーが有りました。

お陰さまで定員いっぱいのお申し込みを頂きましたが、その中に中国の大学から
日本のメーカーに交換留学で来ていた学生さんが混じっていました。

彼が質問をしましたが、日本語ではうまく説明できなかったと見えて途中から英
語での質問になりましたが、まわりの方がすべて日本人の中で、お互い母国語で
はない英語でのやりとりはしっくりいかず、途中で諦めてしまいました。

その彼に、セミナーが終わった後に「中国のどちらから来たのですか?」と日本
語で聞いたつもりだったのですが、「中国」の発音が「チュングオ」となってし
まったためか、「中国語を話せるんですか?」と聞き返され、それがきっかけで
中国語での会話になりました。

もちろん、私の能力では中国語だけで全部をしゃべり切るわけにはいかず、日本
語と英語も使いながらのコミュニケーションでしたが、言いたかったことを聞い
てくれる人にやっと出会えたという感じで、彼の顔が喜びに満ち溢れ、とても人
懐こい学生だったことが判明しました。

彼は上海交通大学という上海にある技術系大学で一番の大学でCAEの研究をして
いて、昨年5月に東京大学の越塚先生が上海交通大学を訪れた時に「粒子法」の
レクチャーを受けたのだそうです。

それまでは、構造では「ABAQUS」「ANSYS」、流体では「STAR-CD」を使って研究
をしていたらしいですが、それ以来「粒子法」の魅力に惹かれて、越塚先生とメー
ルのやりとりをしたり、本で粒子法の勉強をしたりし、将来は粒子法の開発に関
わる仕事をしたいのだ、語ってくれました。

先週、弊社の行武がこのコラムで、品質工学の世界で、「これからは、日本だけ
で仕事ができるといった時代ではないのに、日本人はその意識が足りないのでは
ないか?」と書いてありましたが、CAEの世界でも全く同じことを感じさせられ
ました。

いま、私たちが使っているCAEは、世界各国で使われています。
他の国がどんな使い方をしているのかという「利用技術」も気になることです。
国内だけでなく、海外の技術者と言葉の壁を越えて「利用技術」に関する情報交
換が出来たら、どんなに楽しいかなー、と想いを馳せます。

「ドラえもん」は中国でも人気で「機器猫」(ジーチーマオ)という名前で親し
まれています。
同じマンガやゲームで育った我々は、国境を越えてもっと親しくなれるのではな
いでしょうか?

先ほどの上海交通大学の学生は、私との会話が名残惜しそうに、会社の玄関から
出た後も、何度も振り返って私に手を振って、地下鉄の入口に消えて行きました。


        [ 2010.05.20 from T.Sumiya ]

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  技術彙報
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□【構造】あいのつぶやき Vol.18
■連携プレー

家庭用フライパンが熱でぐにゃっと曲がってしまうことはあまりないかと
思いますが...熱膨張や熱収縮が生じると、熱応力が発生してしまいます。

SolidWorks Simulationでは、「熱伝導スタディ」と「静解析スタディ」
を組合せることによって、「熱応力解析」を行うことが可能です。
「静解析スタディ」を作成し、予め実行しておいた「熱伝導スタディ」の
温度結果を荷重条件として読み込むだけで簡単に計算できてしまいます。

ちなみにこの連携プレー、SolidWorks Flow Simulationともできるんです。
同じSolidWorksアドインの解析ツールとして、ぜひ活用して頂きたい
こちらのテクニックは、次回ご紹介していきたいと思います。

         [ 2010.05.20 from A.Chikahisa ]

□【熱流体】FloTHERMだいすきクラブ Vol.69
■v9.1新機能-ファンの熱伝導/部品の温度依存発熱量

ファンのハブおよびケースの材料種別を考慮して熱伝導が計算できるように
なりました。解析精度に対する要求の高まりに対応するための機能です。

ファン自体の発熱量も考慮できるようになりました。最大発熱量を定義して
おくと、ファンの動作点に応じた発熱量を自動的に算定して考慮します。

また電子部品の発熱量に任意の温度依存特性が設定できるようになりました。
従来でも線形の依存性は設定できましたが、それを拡張した機能です。

90nm以下の製造プロセスによる半導体製品のリーク電流による発熱特性を考
慮した機能です。

        [ 2010.05.20 from Y.Iijima ]

□【樹脂流動】樹脂猫の手も借りたい Vol.100
■樹脂猫からのご挨拶

ついに「樹脂猫の手も借りたい」も今回で最終回となりました。
2008年2月から2年ちょっとの連載となりましたが、100回を迎えてみると
「本当に猫ネタがよく続いたなぁ」というのが正直なところです。

最終回の猫ネタはやはり猫マンガでしょう。
今までマンガのことはあまり取り上げませんでしたが、猫村さんや猫ラーメン
チーズスイートホーム等色々ありますよね。
上野駅にある書店には猫マンガのコーナーがあるので、見つかりにくい新刊
などは必ずそこで買っています(笑)

ちなみに、私と妻がお気に入りなのは、毎月10日頃に発行されている「猫ぱ
んち」です。コンビニなどに単行本が置いてありますので見たことがある方
もいらっしゃるかもしれませんが、気がついたらぜひ手にとってみてください。
特にお奨めの連載は「キジトラ猫の小梅さん」です。

それでは
今までありがとニャン。Λ Λ
          (=^-^=)

Autodesk Moldflow 2011の日本語版が先日から公開されています。
弊社のWebサイトもいちはやく更新させていただきました。
http://www.sbd.jp/product/jyushi/

■Autodesk Moldflow 2011は?
パッケージは保守ユーザー様であればサブスクリプションの「アップグレ
ードを入手する」からダウンロードしていただくこともできますし、近日
DVDが届きます。2010の際にはインストールでガイドがわかりにくく苦戦
された方もいらっしゃると思いますが、今回は事前に入手可能です。

以下の方法でお願いいたします。
●Autodesk Webから
http://www.autodesk.co.jp/ へアクセス
「サービス&サポート」→「テクニカルサポート」
製品名のリストから「Autodesk Moldflow Adviser」もしくは「Autodesk
Moldflow Insight」
を選択し、「検索」ボタンを押してください。

※直接アクセス
インストールガイド(Autodesk 全製品)
http://tech.autodesk.jp/faq/faq/adsk_result_dd.asp?QA_ID=4780

■その他
ガイドからお分かりのように今回からWindows 7に対応します。
ProfessionalおよびUltimateが対象となります。

■お知らせ
名古屋で「Autodesk Moldflow UPDATEセミナーin名古屋」を開催します。
詳しくはこちらから
http://www.sbd.jp/news/autodeskmoldflow.shtml

        [ 2010.05.20 from S.Maeda ]


+++ マイダスで構造解析はじめました Vol. 58 +++++++++++++++++++++++++
■midasNFX 2010 紹介

3月頃に新しいバージョン2010の概要を少しだけご紹介いたしましたが
ようやく最終テスト版が明日、弊社に届くそうです。
これから韓国と日本で最終テストを行い、夏までにはリリース出来そうです。

今週から少しずつ新機能を具体的に紹介していきたいと思います。

一つ目は、「無償ポストビューワー」の追加です。
今までは結果を見るのに、ライセンスが必要でしたが、2010 から無償で使用
できるポストビューワーをご使用頂けます。

機能的にも進化があり、同一ウィンドウ内で複数の結果が比較出来るように
なったり動作の軽量化がさらに進んだりしています。

社外でのお打合せやプレゼンテーションにお役立て頂けるのではないでしょうか。

次回は、接触機能についてご紹介します!

        [ 2010.05.20 from S.Masuda ]

+++ 統計のあれこれ Vol.52 +++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
■特許の数と飛行機の関係

こんにちは、行武です。皆様は、飛行機を使って移動するのは好きですか?私
は好きな方です。陸路よりも早く着くからということもありますし、何より、
飛行場の「さあ、今から出発するぞ」という雰囲気が好きだからです。

さて、4/28の日経産業新聞に、特許の数と飛行機の関係についての記事が掲載
されていました。なかなか興味深いものでしたので、皆様にもご紹介します。

米国のコロラド大学 ケラー教授らは、『米国から航空便で海外に行くビジネ
スマン(学者や研究者を含む)の数と、行き先国が、米国で取得する特許の数
の関係を調べ』ました。

つまり、米国からビジネスマンが海外に行くその出張先の国では、米国で取得
する特許の数が増えるのではないか、もっというと、米国から多くのビジネス
マンがその国へ訪れることによって、その国の技術開発に影響を与え、イノベ
ーションが促進されるのではないか、という仮説を立てたのです。

ケラー教授らによると、米国近隣のコロンビアとホンジュラスを比べた場合、
コロンビアの方が米国で特許を取得する数が圧倒的に多かったそうで、調べて
みると、米国からビジネスマンが出張する国としては、ホンジュラスよりコロ
ンビアの方が多い結果となっていたそうです。

さらに、統計的に分析してみると、飛行機を利用するビジネスマンが10%増え
ると、特許取得数が1%増えるという結果が出たそうですよ。飛行機を利用す
るビジネスマンと特許取得数に相関があるということなんですね。

21世紀に入って、インターネットを介した情報のやり取り、そしてインターネ
ットによる国際会議も頻繁に行われるようになりましたが、やはり、顔をつき
合わせて打ち合わせをすることに勝るものはないということなのでしょうか。

ちなみに、人口からいうと、ホンジュラスが約650万人に対し、米国内で特許
取得数の多いコロンビアは約4,200万人のようですから、単純に「米国のビジ
ネスマンの飛行機の利用人数に応じて、イノベーションが進む」とも言えない
気もしますが、実際はどうなのでしょうね。

                    [ 2010.05.20 from S.Yukutake ]


+++ ユーザーフレンドパーク Vol.98 +++++++++++++++++++++++++++++++++
■漂流してしまった・・・

みなさん、こんにちはー! Hです。
今回は、全く関係ありませんが、漂流事件についてお話をしましょう!
2003年1月5日朝、秋田沖で、新日本海フェリーが漂流していた事故を覚えてい
る方はいませんか~? もし覚えている方がいたら、"覚えてるよ~!"って
「SBD利用技術研究会 掲示板」に書き込みして下さい。あっと、そんなことに
掲示板を使っちゃダメですよね。大変失礼しました・・・

実は、北海道からの帰りに、家族でそのフェリーに乗っていたのです・・・。
FR車に初めてスタッドレスタイヤを履いて、舞鶴⇒小樽へ向かうフェリーで、
無謀にも冬の北海道へ・・・。
ある目的があり(ここでは言えませんが)、年末年始をニセコ近くの蘭越町の
ある民宿に連泊し、温泉&スキー三昧という計画でした。

出発前に、一番下の娘が熱を出し、ギリギリまで迷ったのですが、医者で薬を
貰って強行しました。(まだ、インフルエンザの判定は出ませんでしたので)
夏は何度も快適な船旅をしているのですが、冬のフェリーは初めてでした。
冬の日本海は恐るべし! 予想以上に波が高く、全員船酔いでグッタリ。
小樽到着頃から今度は一番上の娘の様子もおかしくなってきました。民宿に着
いたあと発熱。その後、結局全員熱を出し、5人で倶知安の病院へ・・・。
娘二人がインフルエンザ! 

というわけで、年末年始を殆ど民宿でゴロゴロしていました。スキーは、帰る
前日に頑張って一日だけニセコアンヌプリ国際スキー場へいっただけでした・・・
帰りのフェリー、またこれに乗って帰るのか・・・と皆恐れていました。
小樽⇒舞鶴便が取れなかった為、苫小牧⇒敦賀便で帰ることにしていました。
1月4日23:50苫小牧出港、1月5日20:30敦賀港着で6日出勤の予定でした。

ところが、5日の朝7時半頃、秋田沖で、2機のエンジンとも故障し航行不能
となり、漂流し始めました。北海道側と本州側から、巡視艇が救助に向かって
くれたのですが、なかなか到着しません。やっと到着して近くまで来ても、危
なくて何もできないということでした。落ちたら拾ってくれるのでしょう。
タイタニックの映像が頭に浮かびました。後から知ったのですが、本当に座礁
の危険があったようです。
http://www.kaiho.mlit.go.jp/mainiti/umimaru/2003/01/u030131/index.html

まさかそんな深刻な状況になっていたとは、全く知りませんでした。
船内ではお弁当を配ってくれたのですが、揺れが激しく、気持ちが悪くて殆ど
食べられませんでした。

それで、6日から会社に出勤する予定だったのですが、不可能になったので、
上司に電話しようと船舶電話に並び、受話器をとったところへ、丁度朝日新聞の
記者からの電話を受けてしまいました。取材に答えていると、6日の朝日新聞朝
刊に実名で記事が載ってしまいました。
同じ部署の人が目ざとくその記事を見つけ、スキャナで撮ってメールで部内全員
に展開していました。あいつは、今日は来ないぞと・・・

1機のエンジンが仮復旧し、なんとか秋田港に接岸できたのが、6日午前9時で
した。乗客たちが怒って、秋田港で、TVカメラを入れろと騒ぎ、船内に生中継
の報道陣が入ってきました。これには映らないようにしていました。

秋田港で修理し、結局敦賀港に着いたのが7日の朝5時頃でした。会社は二日間
休みました。
民宿の人もTVのニュースを見て心配してくれていて、「ずっと熱を出してゴロ
ゴロしたうえ、帰りに漂流」という、強烈な印象を与えたようで、それから毎年、
北海道へ行ったときには必ず寄る常宿になりました。
これも新しい『出会い』ですかねえ・・・。

後日談
その年の夏、懲りずに再び新日本海フェリーで、敦賀→新潟→秋田に上陸し、青
森→函館へと渡る計画でしたが、台風10号の為、敦賀~新潟間が欠航! しか
たがないので、兵庫から青森まで車で走っていくことにしました。実は一度やっ
てみたかったのです。しかし遠かった・・・。
台風さえ来なければ、夏の船旅は快適ですからね~。
北海道が好きな人、また語り合いましょう!

次回は、いよいよ私の担当の最終回になります。どうやって締めようかようかな・・・

        [ 2010.05.20 from H ]

+++ イベント情報 +++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
●SolidWorksユーザーのためのGettingStart構造解析●東京 開催
SolidWorksのSimulation部分を初めて使う方、これを機会にご自分で学習して
いきたい方、さらには今後上級者向けセミナーへ参加希望の方向けの内容です。
http://www.sbd.jp/news/solidworksgettingstart.shtml

●SolidWorksユーザーのための構造解析-即戦力実践活用編●各地開催
実際にマシンをお使いいただきながら事前にご連絡する課題に対して、解析
のモデル化、条件設定、結果の考察などを演習形式で実施していただきます。
http://www.sbd.jp/news/solidworks-practice.shtml

●設計者のための「熱流体解析」入門トレーニング●東京/大阪/名古屋開催
熱流体解析再入門トレーニングをさらに初心者向けに改訂!!
電子機器の熱の問題で困っている方、熱流体解析を学んでみませんか?
http://www.sbd.jp/news/netsunyumontraining.shtml

●midasNFX無料体験セミナー●東京・大阪・名古屋で毎月開催中!
http://www.sbd.jp/news/ws-midasnfx.shtml

●熱流体解析ツールFloEFD 無料体験●東京・大阪・名古屋で毎月開催中!
http://www.sbd.jp/news/ws-floefd.shtml

●設計者CAEハンズオンセミナー●東京・大阪・名古屋で毎月開催中!
【 SolidWorks Simulation・SolidWorks Flow Simulation 】
http://www.sbd.jp/news/ws-solidworkssimulation.shtml

●設計者CAE 個別活用相談会●東京・名古屋で毎月開催中!
http://www.sbd.jp/news/ws-caeadvice.shtml

●統計解析ソフトMinitab紹介セミナー●東京で毎月開催中!
http://www2.kke.co.jp/minitab/seminar_intro.html

●Autodesk Moldflow UPDATEセミナー●名古屋5/27
http://www.sbd.jp/news/autodeskmoldflow.shtml

        [ 2010.05.20 from R.Kamachi ]

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●編集後記
樹脂猫がとうとう最終回を迎えてしまいました。多くの方から辞めないで!と
いうご意見をいただいたのですが...残念ながら。呼び戻すにはどうしたらいい
かアイデアを募集します!まずはマタタビ入手から始めなくては、ですかね。

        [ 2010.05.20 from R.Kamachi ]

<SBDプロダクト>
midasNFX -------------------------------------構造解析
SolidWorks(Flow)Simulation -----------------構造(熱流体)解析
Femap with NX Nastran ------------------------構造解析
ANSYS DesignSpace-----------------------------構造解析
FloEFD ---------------------------------------熱流体解析
FloTHERM -------------------------------------電子機器専用熱流体解析
Autodesk Moldflow ----------------------------プラスチック充填解析
Particleworks---------------------------------粒子法流体解析
Minitab --------------------------------------統計解析

このメールマガジンについて
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