メールマガジンバックナンバー Vol.
「マルチプロセッサー」
SBDが毎週木曜日に無料で発行する、「SBDメールマガジン」の過去送信分のバックナンバーです。
S.B.D. MAIL MAGAZINE 2009-12-10<Thu> [Vol.]
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃S.B.D. MAIL MAGAZINE 2009-12-03 [Vol.336] ┃
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
CAEの情報誌でありながら、最初のあいさつ文が毎回中国の話題になるのは
どうして?って聞かれます。
一週間は早いもので、書き終わったと思うとすぐに次の木曜日がやってきます。
ですから、木曜日は朝からテレビや新聞で面白い話が無いかと、必死になって話
題探しをするのですが、中国の話題が多くなってしまうのは、誌面に中国の話題
が多くなっているというのも事実です。
ちなみに、本日の日経朝刊一面に掲載の記事は、以下の5つです。
「セブン&アイが中国事業拡大、売上げを5年で5倍に」
「上海証券取引所の売買代金が、東証を抜いて世界3位に」
「スズキがVWと資本業務提携、中国・インドの市場開拓を強化」
「仕分けで不要とされたスパコン予算を、首相が見直し示唆」
「西松事件の捜査終結」
そして、「日本に成長を」という特集記事でも、「中国でコマツのハイブリッド
型の油圧ショベルが売れている」という内容になっています。
全部で6つの記事のうち、「スパコン」と「西松」以外の4つは全て中国市場が
絡む記事でした。
いま、国内では少子化、デフレ、円高と勢いが無くなっていますが、新聞紙面に
出てくる中国の記事は、元気いっぱいで、どうしてもメルマガを元気良くスター
トしようとすると中国を避けて通れなくなるんですねえ。
こんな元気のいい国がすぐ隣にあるというのは、日本はとてもラッキーだと思い
ます。そして、このような時代に生きられた私の世代もとてもラッキーだと思い
ます。
不景気、受注の落ち込み、賞与カットなどと塞ぎ込んでいないで、勇気を持って
元気のある国に飛び込んで行きたいものです。
[ 2009.12.10 from T.Sumiya ]
+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-+:-+:-:+:-:+
技術彙報
+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-+:-+:-:+:-:+
□【構造】SolidWorksSimulation 関連 Vol.11
■SolidWorksSimulation 落下試験
こんにちは、SBD営業部の越川でございます。SolidWorks Simulation製品のサ
ポートを担当しております。今回は落下試験について記述します。
SolidWorksSimulationの落下試験は、簡単な設定で実施できます。落下高さ
(または衝撃速度)、重力方向、落下面の指定と材料指定だけです。しかも、弾
性材料だけでなく弾塑性材料も扱えるので、衝撃時に塑性変形した影響も確認で
きます。静解析、固有値解析、熱伝導解析と同様に、解析にあまり精通していな
いユーザでもすぐに解析を実行することができます。
接触の考慮ができるので、アセンブリモデルの落下試験を実施すると、接触設
定した部品同士が離れる様子も確認できます。落下面を剛体だけでなく弾性体
ターゲットとして指定できるので、ターゲットに違いによる比較も可能です。結
果としては、衝撃後の速度・加速度を測定できます。
ただ、ばらばらに壊れるもの、ゴムのように弾むもの、梱包材のようにつぶれ
るものの落下はさすがにできません。これらを行うには、より細かい設定ができ
るハイエンドツールを使用していただくことになります。落下解析ではなく「落
下試験」という名称がついているのは、このあたりのことも関係しているでしょう。
解析初心者や設計者のなかで落下解析は難しくて手が出せないと考えられてい
る方でも、SolidWorksSimulationの落下試験であれば、簡単に設定して結果を得
ることができます。機能に制限があるとはいえ、解析を何もしないよりは相当に
効果があると考えています。使用できる方は是非試していただければと思います。
次回は、振動解析について記述します。
【予告】振動解析
[ 2009.12.10 from K.Koshikawa ]
□【熱流体】FloTHERMだいすきクラブ Vol.48
■グリッドの解像度
流体解析では、空間や部品を計算するために、計算領域を小領域に分割します。
イメージとしては、写真の解像度や、画像のモザイク処理に似ています。
モザイク処理の解像度を細かくするほど、元の画像が鮮明に再現されます。
ただし、その分、処理する情報量が増えるので処理時間が長くなります。
なるべく粗い解像度で、元の画像(=流体現象)を再現することが、解析する
人のテクニックとなっています。
いずれハードとソフトの能力が向上して、そんなテクニックが必要なくなる日
が来るのでしょうか。
[ 2009.12.10 from Y.Iijima ]
□【樹脂流動】樹脂猫の手も借りたい Vol.79
■そんな解析できるんですか?●構造解析連成 その5
先日深夜になにげなくテレビを見ていたら、浅草キッドがやっている第二アサ
(秘)という番組の大人の社会科見学で、掃除機で有名なダイソンさんを訪問す
るいう内容をやっていました。
訪問したのはマレーシア工場のだったと思いますが、400人の設計者がいるそう
で、CADを使ってアセンブリモデルを確認していたり、掃除機(DC26)でどのく
らいの部品が使われているのか等を紹介していました。
成形工場ではJ○Wさんの成形機がずらっと置かれていて、実際に成形していると
ころを見せていました。
金型から成形品が取り出されてコンベアにのせられていくところは、私がお客様
の工場に訪問させていただいて見る光景と同じでしたね(当たり前だが)
興味のある製品でしたのでとてもおもしろかったです。
では本題だニャン。Λ Λ
(=^-^=)
先週からMoldflow Structural Alliance機能をご説明しておりますが、今回は連
成の方法についてご紹介していきます。
連成するソフトがANSYSであれば、まずはCADで作成したモデルをANSYSに読み込
みメッシュを作成します。更に拘束条件を設定して、STL出力を行います。
Moldflow側でそのモデルをインポート後、充填解析を行います。
ANSYS側では解析した結果を読み込み、構造解析を行えばOKです。
このように流れだけを説明すると簡単ですが、実際はおもしろいテクノロジーが
使われているのです。次回はそのへんを詳しく説明していきたいと思います。
[ 2009.12.10 from S.Maeda ]
+++ マイダスで構造解析はじめました Vol. 37 ++++++++++++++++++++++++++
■固体力学
前回、ハングル能力試験の話をしましたが
来週の土曜日には計算力学技術者の試験がありますね。
メルマガを読まれている方でも受験される方がいらっしゃるんじゃないでしょうか。
かくいう私も、今回固体力学の分野で受講予定です。
私は営業担当と言う事もあり直接解析をすることはないのですが
お客様とのコミュニケーションに役立てるよう、勉強しています。
特に、個別の現象をどのようにモデリングするかという設問群は
非常に実務的で役に立ちます。
ただこのような問題は、文章や数式で考えるよりも
実際に結果やモデルを見ながらの方が理解できることが多く
理論も重要ですが、まず触ってみることの重要性を感じます。
midasNFXでは、FEMのプログラムをダウンロードし
e-ラーニングで操作や、FEMの考え方を学べるサイトをご用意しておりますので
試験勉強に疲れた際に、触ってみてはいかがでしょうか。
** midasNFX トレーニングセンター **
http://www.midasnfx.jp/training/
[ 2009.12.10 from S.Masuda ]
+++ (続)構造解析よもやま話 Vol. 27 ++++++++++++++++++++++++++++++++++
■反力 (4)
1927年にヘッセが採集したという蝶の標本が最近大阪で見つかりました。
一人の作家で多くの作品を耽読したのは、二人だけですが、ヘッセはその一人です。
読み返そうと図書館から3冊ほど借りましたが、文字が小さい。
電子本で読めるとありがたい。
さて強制変位をかけた自由度には反力が計算されるが、この場合剛性方程式の処理は
どうなるか。前から気になっていたので、ちょっと式で追ってみた。
数式だけです。興味のある方は次を訪問してください。
http://info1951.hp.infoseek.co.jp/
[ 2009.12.10 from K.Murakami ]
+++ ハードの掟 Vol.10 +++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
■新連載●ハードウェアとCAE
ハードウェアとCAE●CPU その3
先日SolidWorks 2010のSP1が公開され、Windows 7が公式対応となったと思い
ます。
http://www.sbd.jp/news/windows_7.shtml
SBD営業部でもさっそくユーザーサポート用PCを準備しました。
いよいよサポートが始まりますね。
さて、前回からの続きですが、CPUについてです。
パソコンの話になっていますが、今回はFSBクロックについでです。
前回ご紹介したマルチプロセッサーですが、中にはこの環境があってもまっ
たく効果が出せないCAEもあります。
よく「××というソフトはマルチプロセッサーで動きますか?」
という質問に「動きますが、解析で計算を分散することができない仕様になっ
ているので、恩恵は受けられませんよ」という説明をすることがあります。
つまり動くということと、使えるということはまったく別のことなのです。
では、マルチプロセッサーに対応していないCAEは簡単なCPUでもいいのでしょ
うか?ここでFSBクロックが関係してきますが、この値が新しいCPUが登場する
たびに高性能になっておりパソコンとたとえばマザーボードとのやりとり(処
理)が高速にできるわけです。
それからCPUが複数あれば、CADと同居している環境などでは作業を分散するこ
とに役立てることもできるはずですので、必ずしも駄目だ!とは言い切れません。
中にはオーバークロックという技もありますが、この部分については自己責任の
考えが強いため、ここでは取り上げません。
[ 2009.12.10 from Mr.M ]
+++ 品質とリスクをマネジメントする Vol.29 +++++++++++++++++++++++++++
■未然防止のための仕組みづくり
お客様と会話しているなかには、FMEAなどリスク分析には相当時間を時間をか
けているが、その割には効果がなかなか上がっていないという声を聞くことが
あります。
やはり製品安全を実現するためには、単なるリスク分析手法の実践だけではな
く組織的かつ継続的な取り組みが必要ではないでしょうか。
鈴木和幸先生著書の「未然防止の原理とそのシステム」では、下記の7ステッ
プが必要であり、これらをスパイラルに回していくことがポイントと紹介され
ています。
ステップ1.未然防止への動機付け(組織トップのコミットメント)
ステップ2.リスクの事前抽出
ステップ3.リスクの事前評価
ステップ4.リスク評価後のアクション
ステップ5.万一への事前対策の策定-クライシスマネジメント-
ステップ6.未然防止の仕組みの改善
ステップ7.ステップ1~6の定着化と安全文化の確立
ISOやIECなどの要求事項への対応や改善を継続させるにも、非常に参考になる
内容です。
『DYADEM製品紹介サイト』~未然防止リスクマネジメントに!~
http://www.kke.co.jp/dyadem/
[ 2009.12.10 from H.Miyamoto ]
+++ ユーザーフレンドパーク Vol.78 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
■計算速度とメモリ
みなさん、こんにちは。
私は市販のCFDを使うときはH社のWSやD社のWSを使うのですが、自作の計算プロ
グラムはわりと自作PCで動かしています。
どのパーツがどういったプログラムと相性がいいのか個人的に興味があるのと、
自作することそのものが好きだからです。
昨日、自作PCのメモリをある事情で交換しました。
事情といってもたいした理由ではなく、単に2GBでは足りなくなったので、1GB*2
を抜いて2GB*4にしただけです。2GBを2枚でも事足りたのですが4枚セットのもの
が冷却ファンとセットになって販売していたので、この専用ファンにマニアの心
に火がつき・・・。
新たにPCを組み上げたときやパーツを交換したときに、自作のベンチマークで
計算速度を比較しています。
ベンチマークはギリギリ32bitで動く程度のメモリを使用するもので、行列演算
をしています。自作のプログラムも基本的にはこの行列演算ルーチンを使って
います。
CPUはCore i7 860にメモリはDDR3 1600MHzを使っていました。
今回も同じDDR3 1600MHzのものに交換したので、容量アップだけで速度は変わ
らないだろうと考えていました。
しかし、ベンチマークをとると従来の計算では5.8秒のものが4.5秒に変わりま
した。OSのバックグランドの処理によって多少変わることがあるので何度もや
ってみましたが、ほぼ同じ時間です。
同じクロックのメモリなのでなぜ2割も速くなった?
と不思議に思い、メモリの仕様をもう一度調べてみました。
すると、クロックは確かにどちらも1600MHzなのですがその他の欄をみると
旧メモリは CL=9-9-9-24
新メモリは CL=8-8-8-24
となっています。
CASレイテンシというもので、詳細な説明は省きますが(検索するとすぐに解説
がでてきます)値が小さいほど高速といえます。
でも、ここまで違いがあるとは知らず、全然気にしていませんでした。
ということは CL=7-7-7-20 というメモリを買うともっと高速に?
しかし、もう予算が・・・。あ、明日ボーナスだ!
でも、今年はボーナス出るんだっけ?
そういえば以前、同じ仕様のWSでも某社のものは某社のものより1割ぐらい速い
と聞いたことがあります。この違いなのかな?
今週は全然シミュレーションと関係ないですか!?
計算速度は重要ですよ。と言い訳しながら、また来週。
[ 2009.12.10 from Kajita ]
+++ イベント情報 +++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
有料●SolidWorksユーザーのための構造解析-即戦力実践活用編●東京 12/17
実際にマシンをお使いいただきながら事前にご連絡する課題に対して、解析
のモデル化、条件設定、結果の考察などを演習形式で実施していただきます。
http://www.sbd.jp/news/solidworks-practice.shtml
有料●設計者のための構造解析技術セミナー●東京 12月16日(水)
有限要素法による構造解析の基礎を学びたい方のためのベーシック編(16日)
http://www.sbd.jp/news/ws-femkozo.shtml
●midasNFX無料体験セミナー●東京・大阪・名古屋で毎月開催中!
http://www.sbd.jp/news/ws-midasnfx.shtml
●熱流体解析ツールFloEFD 無料体験●東京・大阪・名古屋で毎月開催中!
http://www.sbd.jp/news/ws-floefd.shtml
●設計者CAEハンズオンセミナー●東京・大阪・名古屋で毎月開催中!
http://www.sbd.jp/news/ws-solidworkssimulation.shtml
●設計者CAE 個別活用相談会●東京・名古屋で毎月開催中!
http://www.sbd.jp/news/ws-caeadvice.shtml
●統計解析ソフトMinitab紹介セミナー●東京で毎月開催中!
http://www2.kke.co.jp/minitab/seminar_intro.html
●CAEソリューションズフェア2009●東京 12/18
基調講演に法政大学大学院の武田洋教授をお招きし、CAEについて基礎から
理解し直す貴重な機会でございます!設計者向けからハイエンドまで取り
そろえた流体解析情報等、充実した内容です。是非ご参加下さい。
http://www.cae-sc.com/fair2009/index.html
●インターネプコン・プリント配線板EXPO●東京 1/20~22
電子機器熱解析ソフトFloTHERMをはじめとした様々な製品を展示致します。
特別セミナーではサーマルデザインラボの国峰氏によるご講演もあります。
http://www.pwb.jp/
[ 2009.12.10 from R.Kamachi ]
∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴
●編集後記
忘年会シーズンのこの時期思い出す唄があります。「1月は正月で酒が飲めるぞ~」
っていうフレーズの。この歌詞、実は2番があってなかなか面白いのです。
ちなみに「茨城は納豆で酒が飲めっぺよ~」等です。興味のある方はこちらへ↓
http://www.diana.dti.ne.jp/~icchoku/files/kasi/sakenomi.html
[ 2009.12.10 from R.Kamachi ]
<SBDプロダクト>
○midasNFX -------------------------------------構造解析
○SolidWorks(Flow)Simulation -----------------構造(熱流体)解析
○Femap with NX Nastran ------------------------構造解析
○ANSYS DesignSpace-----------------------------構造解析
○FloEFD ---------------------------------------熱流体解析
○FloTHERM -------------------------------------電子機器専用熱流体解析
○Autodesk Moldflow ----------------------------プラスチック充填解析
○Particleworks---------------------------------粒子法流体解析
○Minitab --------------------------------------統計解析
このメールマガジンについて
○配信登録・変更・停止・バックナンバー閲覧
http://www.sbd.jp/mail_magazine/
○ご意見・ご感想
mailto:sbdmagz@kke.co.jp
∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴
Copyright(C) 株式会社 構造計画研究所 SBD営業部
〒164-0012 東京都中野区本町4-38-13 日本ホルスタイン会館内
TEL03-5342-1051/FAX03-5342-1055
http://www.sbd.jp
発行責任者:角家強志 編集担当:蒲池留依
※掲載記事の無断転載を禁じます。本内容の記述の内容を実問題に利用
される場合、弊社の承諾は不要ですが、使用者の自己責任でご利用ください。
∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴




