メールマガジンバックナンバー Vol.320
「ハードの掟」
SBDが毎週木曜日に無料で発行する、「SBDメールマガジン」の過去送信分のバックナンバーです。
S.B.D. MAIL MAGAZINE 2009-08-13<Thu> [Vol.320]
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┃S.B.D. MAIL MAGAZINE 2009-08-13 [Vol.320] ┃
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今日は8月13日。
今日からお盆休みをとる人が多いと思いますが、お盆も昔ほどのんびりした気分
になれないと感じるのは私だけでしょうか。子供のころの田舎のイメージが強い
からかも知れませんが、お盆と言えば周りは全部休みで、TVの高校野球と蝉の
音だけがうるさく耳に残っているような気がします。
それが今年は選挙も重なって、朝晩毎日のように、麻生さんと鳩山さんの党首討
論や、酒井法子の報道がなされていますね。
マニフェストの討論を聞いていて残念に思うのが、政策討論のテーマが子育て支
援金の額や社会保障のやり方が大半で、非常に軟弱な政策討論にしか聞こえませ
ん。
ここ2年は不景気の影響で海外派遣されていた社員が日本に戻るのが多く、日本
の人口は微増だそうですが、基本的には2005年度に日本の人口は減少し始め
たと考えるべきで、今後も労働人口は減って高齢化が進むのは否めません。
人口から考えれば日本は経済力が弱まり、一方で隣国の中国やベトナムなどのア
ジア諸国が市場として大きな力を持ち、アジア経済が世界の中心となるでしょう。
このような今まで経験したことの無かった環境変化が起きているにも関わらず、
単に少子化のスピードを遅らせるためだけに、わが党は5万円だの8万円だのと、
その根拠の正当性を争っているような政治家の討論は、酒井法子の起訴・不起訴
の報道と大差を感じられません。
世界の中心がアジアになる。その中で先進国として最も先を走って来た日本は、
やり方次第では、世界のリーダーにもなるし、中国や北朝鮮・ロシアの政情不安
に巻き込まれて没落の一途を辿ることも十分考えられます。
是非とも、外交、防衛、世界経済の観点から、わが党はこういうことを考えてい
るというビジョンを見せて欲しいものです。
国民は、わが家の財布の中がどうなるのかも不安ですが、アジアの中でこれから
日本がどんな役割を果たすのか、絵が描けていません。
お盆休みのお茶の間で、TVを覗きながら将来の事がボーっとでも描けるといい
なーと思っています。。
[ 2009.08.13 from T.Sumiya ]
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技術彙報
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□【構造】金属材料と構造解析 Vol.6
■硬さからの物性値推定方法
こんにちは、T.N.です。今回は金属の物性が分からない場合どうしたら良
いのかについてお話します。
まず、弾性の物性(ヤング率等)は文献値を入れてください。それほど違わ
ないはずです。
問題は降伏応力ですが一番確実なのは、材料試験をすることです。材料が
無い場合は、素材のミルシート(鋼材検査証明書等)を手に入れてください。
規格値があるものは素材メーカーが出荷前に試験をしています。
ただ、規格で機械的特性値が定められていないものは素材メーカーも試験を
していません。
良くあるのは冷延鋼板の規格であるSPCC、これは機械的特性値が定められ
ていないので降伏応力はバラバラです。
素材も手に入らず、ミルシートもなく、小さな現物しかないときは最終手
段です。
ビッカース硬さ(HV)を測ります。ビッカース硬さ÷3×10が引張強度(MPa)
の値とほぼ同じになります。
この引張強度の値から同等グレードの素材を選別し、降伏応力を推定します。
または伸びがありそうな強度なら引張強度の50-60%くらいを降伏応力、伸び
の無い材料なら80-90%くらいの値を降伏応力にします。
最後の方法は最終手段ですが、以外と目安になります。
ところで、これまでの話は主に静解析に関係する金属の話をしてきましたが、
次回から塑性変形解析の話をしたいと思います。
区切りが良いので、T.N.の担当は今回までとし、次回から同僚のM.Mに担当を
譲ります。
[ 2009.08.13 from T.N. ]
□【熱流体】FloTHERMだいすきクラブ Vol.31
■3次元CADデータを"そのまま"流体解析?
3次元CAD統合型CAEでは、「CADデータをダイレクトに流体解析に利用できます」
と宣伝します。その後に必ず、「形状の簡略化は必要です」と付け加えている
(心がけている)のですが、後の言葉はお客様の耳に届きません。
自分が時間を掛けて作成した、リアルな製品のデータに温度分布が表示される
様子を頭に思い描いてしまいます。
FloTHERMでは、流体解析用に形状を簡略化する機能が充実しています。そもそも
複雑な形状はFloTHERMに渡すことができないので、簡略化せざるを得ません。
[ 2009.08.13 from Y.Iijima ]
□【樹脂流動】樹脂猫の手も借りたい Vol.62
■新連載●Autodesk Moldflow R2 その1
先日も放送されていましたが、皆さんはジブリ作品の「魔女の宅急便」を一度は
ご覧になったことがあると思います。
魔法使いのキキが修行先で様々な人と出会い、成長していく物語です。
そして、忘れてはいけないのが黒猫のジジ(笑)
本当にいい映画ですよね。
ちなみにこれには原作があり、ずっと連載されていたことを皆さんはご存じです
か?最近のニュースでこの原作がついに最終回(巻)を迎えたことを知りまし
た。内容としては、主人公のキキとトンボ(飛行船にぶら下がっていた子です)
が結婚し、今度は2人の子供がキキのように修行に出発するのですが....。
興味のある方は近日発売される日本語訳版をどうぞ。
では本題だニャン。Λ Λ
(=^-^=)
今回から秋にリリース予定のAutodesk Moldflow R2(リリース2)新機能を中心
にご紹介していきたいと思います。
終わる頃には、日本語版がちょうどリリースされていればよいのですが....。
Autodesk製品は年に1回のバージョンアップが一般的なのですが、年内でこの
ようなバージョンアップが行われることは珍しいと思います。
ちなみに今回はAdviser、Insight、CAD Doctor、Design Link、Commmunicator
全てがR2となります。→以前ご紹介したように、英語版はすでに公開済み
次回からInsightの新機能を紹介してきます。
[ 2009.08.13 from S.Maeda ]
+++ マイダスで構造解析はじめました Vol. 20 +++++++++++++++++++++++
■マイダス社の横顔 その4 ~日本のマイダス社~
MIDAS IT社は昨年6月に日本法人を設立し国内でのマーケティングや販売支
援を行っています。
社長以下総勢8名で日本人の事務員以外はすべて韓国の方ですが、全員日本の
大学院を卒業していますので皆さん流暢な日本語を話します。
以前も紹介したかもしれませんが、MIDAS IT社は「midas NFX」を始め建築
用構造解析ソフトの「midas Gen」や土木用の「midas Civil」など様々な解
析ソフトを提供しており、特に「midas Gen」は販売7年目で1,100本を超える
導入実績があります。
「midas NFX」ももっと日本のユーザに親しまれて「Gen」のユーザ以上に使
われる日が来ることを信じています。
そのためにはマイダスジャパンのメンバーの強力な支援なしには実現は難しい
と思います。
SBD営業部とマイダスジャパン社は密な活動を行っていますので、いずれ読者
のみなさんとお会いする機会があると思いますが、その節はどうかよろしくお
願いします。
[ 2009.08.13 from J.Ofuchi ]
+++ 統計のあれこれ Vol.33 ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
●ネコを飼っている人は心臓発作になりにくい?
こんにちは、行武です。みなさまはペットを飼っていますか?私は一人暮らし
のため、飼うことがなかなか難しいのですが、いつか飼えたらいいなと思って
います。
ペットの有無について、興味深い調査が実施されました(technobahn japan
より抜粋)。
米ミネソタ大学心臓病研究所は、30歳から75歳までの4435名の米国人を対象に
して、ペットの有無と病気の発生の間に関係があるのかどうか統計調査を実施
しました。
その結果、ネコを飼っている人に関してのみ、心臓発作を起こす可能性がそう
でない人に対して3分の1も減少していることがわかったそうです。
心臓疾患の場合、精神的ストレスが影響するそうですが、研究所によると、ネ
コを飼っている人はそのストレスが解消されているのではないか、と述べてい
ます。
その上で、ネコなどのペットを飼うことは安上がりの心臓病予防につながると
結論付けています。
ネコを飼っている人には朗報かもしれませんね。サンプル数も4000以上ありま
すので、ある程度信頼できる統計結果に思えます。もちろん、効果の度合いや
日本人にも効果があるのかという問題もありますが。
私の周りでは、ネコを飼っている人がほとんどいないため、この効果の有無を
確かめることができませんが、みなさまの周りではいかがでしょうか。
ただし、犬を飼っている人には残念なお知らせです。犬の飼い主と心臓疾患発
症率の減少の関係は見られなかったとも述べており、他のペット動物の効果に
関しては今のところ不明だそうです。
ネコと人との付かず離れずの関係が、人の精神に良い効果をもたらすのでしょ
うかねぇ。本メルマガの某担当者の喜ぶ顔が目に浮かびます。
[ 2009.8.13 from S.Yukutake ]
+++ ハードの掟 Vol.1 ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
■新連載●ご挨拶
皆様こんにちは、新連載(隔週)にて「ハードの掟」を担当することになりま
した。よろしくお願いします。
さて、弊社は7月より新年度となり、SBD営業部のCSチームも若干強化されま
した。私はSBD営業部が販売している全ての製品におけるハードウェアの問題
や、ソフトウェアのトラブルについての問題を支援する選任担当者に任命され
ました。
そこで本メルマガにて、普段よくあるトラブルをご紹介したり、最新のOSな
どによる注意事項をご紹介させていただきます。
次回からは、今年の10月にリリースされますWindows 7についてご紹介してい
きます。お楽しみに!
[ 2009.8.13 from Mr.M ]
+++ 品質とリスクをマネジメントする Vol.12 ++++++++++++++++++++++++
■取り組むべき課題(3)
3つ目の課題として「業務の中で普遍的に手ぬかりなく実施できるかどうか」
があります。
お客様に「FMEAはやっていますか?」と訊ねると、(実施企業では)「やって
ますよ」という答えが返ってきます。
ところが、「毎回きちんと検討していますか?」と訊ねると、「実は、デザイ
ンレビュー時の資料を揃えるために・・・」とか、「担当者一人で設計変更箇
所を赤字で修正しているだけで・・・」などと、なんとも歯切れの悪い答えが
返ってくることがあります。
このように、ルール上はFMEAをやることになっていたとしても、時間的な制約
のためか「やることそのものが目的」になってしまっているのが実状ではない
でしょうか。
これには「完成度の高いツールがなかった」ことも一つの要因としてあるので
はないかと思います。
紙文書として保管している場合でも、あるいは電子データとしてサーバに保存
している場合でも、いずれも「探すムダ」「あるのに使わないムダ」「同じよ
うなものを作るムダ」が発生します。
DYADEMのユーザ様の中には、「作業効率を80%以上向上させた」という驚異的
な実績をたたき出した企業がいますので、気になる読者はお問い合わせください。
もうひとつ「普遍的に」というキーワードがありますが、これには「業務プロ
セスに落とし込んで明文化する」ことや、「きちんと実施されているかどうか
をチェックする」機能を組織的に設けることなどが打ち手として考えられます。
これは企業としてのリスクマネジメントプログラムの策定に関連する事項とな
りますが、DYADEM製品の中の「STATURE」はこのような問題解決の手段として位
置付けられているソリューションです。
『DYADEM製品紹介サイト』→http://www.kke.co.jp/dyadem/index.html
[ 2009.08.13 from S.Takahira ]
+++ ユーザーフレンドパーク Vol.61 ++++++++++++++++++++++++++++++++
■暮らしに役立つ流体力学
暑い日が続き、夜は寝苦しいですね。
クーラーをかけたまま寝る人もいるのではないでしょうか。
私はそれをやると、体調が悪くなるので暑くても自然空冷で寝ています。
しかし、窓を閉め切ると断熱状態になり温度が無限大に上昇して発散してしま
うため、自然流入流出の境界条件をつくっています。
(窓から風が入るので自然空冷ではなく強制空冷かな?)
さて、ここで効率的に発熱体(人体)を冷やすためのポイントがあります。
我が家の解析領域を簡単に描くと次のようになります。
北
|--------北窓---------|-------壁----------|
|___________________|...................|
|___________________|...................|
|________洋間________|.......廊下........|
|___________________|...................|
|___________________|...................|
|___________________|...................|
|___________________ド....................|
|___________________ア....................|
|----------------------- ........................|
|.....................................................|
|.....................................................|
|.....................................................|
|........................|----ふすま1------|
|........................|_________________|
|........................|_________________|
|........................|_________________|
|.........リビング.......|_____畳の部屋______|
|........................ふ________________|
|........................す________________|
|........................ま________________|
|........................2________________|
|........................|_________________|
|-------南窓1---------------南窓2---------|
南
私は畳の部屋で寝ています。
これまで南窓1、2、ふすま1、2、北窓をあけて寝ていました(つまり、
全開状態)。
寝苦しい夜にふと気がつきました。
リビングを冷却する必要はなく、南窓1に風を流すのは無意味です。
その分、寝ている畳の部屋を冷やしたほうが快適になります。
そこで南窓1とふすま2を閉じました。
そうすると驚くほど風がよく通るようになりました。
なぜこうなるのか、EFDでもFloTHERMでも簡単に解析できると思います。
北風、南風のどちらであっても北窓の面積は固定されており、風量はほぼ一
定と考えられます。
(厳密には流路抵抗が変わると変化しますがほぼ一定と仮定)
一方の風量が固定されていて、片側の開放面積が半分になれば、そこを通る
風量は倍になりますよね。暑い夜はお試しください。
[ 2009.08.13 from Kajita ]
+++ イベント情報 ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
NEW●やさしい熱流体解析入門セミナー●大阪 9/4
目に見えない気体や液体の「流れ」や「熱」を「見える化」して検討!
熱流体解析とは?どんなことができるの?素朴な疑問をやさしくご説明!
http://www.sbd.jp/news/easy_cfd.shtml
NEW●やさしい構造解析入門セミナー●大阪 9/3
構造解析とは?どんなことができるの?素朴な疑問をやさしくご説明!
失敗しない解析導入のポイント、CAE導入成功の秘訣もご紹介。
http://www.sbd.jp/news/easy_midas_seminar.shtml
有料●設計者のための構造解析技術セミナー●名古屋9月9日(水)10日(木)
有限要素法による構造解析の基礎を学びたい方のためのベーシック編( 9日)
非線形、衝撃、疲労解析の基礎を学びたい方のためのアドバンスト編(10日)
http://www.sbd.jp/news/ws-femkozo.shtml
●midasNFX無料体験セミナー●東京・大阪・名古屋で毎月開催中!
http://www.sbd.jp/news/ws-midasnfx.shtml
●熱流体解析入門体験セミナー●東京で毎月開催中!
http://www.sbd.jp/news/netsutaiken.shtml
●熱流体解析ツールFloEFD 無料体験●東京・大阪・名古屋で毎月開催中!
http://www.sbd.jp/news/ws-floefd.shtml
●設計者CAEハンズオンセミナー●東京・大阪・名古屋で毎月開催中!
http://www.sbd.jp/news/ws-solidworkssimulation.shtml
●設計者CAE 個別活用相談会●東京・名古屋で毎月開催中!
http://www.sbd.jp/news/ws-caeadvice.shtml
●統計解析ソフトMinitab紹介セミナー●東京で毎月開催中!
http://www2.kke.co.jp/minitab/seminar_intro.html
[ 2009.08.13 from R.Kamachi ]
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●編集後記
今回のメルマガを読むのは来週(17日~)という方が多いと思います。休みボ
ケ対策のためにToDo事項はリストに書き出しておくといいそうですが、普段
から実践している私は書いて安心して忘れるタイプです。気をつけます。
[ 2009.08.13 from R.Kamachi ]
<SBDプロダクト>
○midasNFX -------------------------------------構造解析
○SolidWorks(Flow)Simulation -----------------構造(熱流体)解析
○Femap with NX Nastran ------------------------構造解析
○ANSYS DesignSpace-----------------------------構造解析
○FloEFD ---------------------------------------熱流体解析
○FloTHERM -------------------------------------電子機器専用熱流体解析
○Autodesk Moldflow ----------------------------プラスチック充填解析
○Minitab --------------------------------------統計解析
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