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メールマガジンバックナンバー Vol.318
「コンパクトモデル」

SBDが毎週木曜日に無料で発行する、「SBDメールマガジン」の過去送信分のバックナンバーです。

S.B.D. MAIL MAGAZINE 2009-07-23<Thu> [Vol.318]

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  ┃S.B.D. MAIL MAGAZINE  2009-07-23 [Vol.318] ┃
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皆様は、昨日の日食を見ることは出来ましたでしょうか?

東京は薄く雲がかかっていましたが、2~3分に一度くらい雲が薄くなって、
その向こうに、しっかりと三日月状に欠けた太陽を覗くことが出来ました。

事前にテレビなどで、「直接太陽を見ることは危険なのでやめて下さい」と
か、注意を受けていましたが、幸い薄い雲がサングラスの代わりをしてくれ
たようで、何も道具を使うことなく、拝ませていただきました。

世界は狭いもので、空を見上げた後にオフィスに戻ったら、上海の知人から
メールが入っていて、「我看了 非常神奇」「日全食的時候 我感覚大自然非
常美好」などと興奮が届けられていました。

上海もあまり天気は良くなかったようですが、「我看了」「日全食」とあり
ますので、なんとか皆既日食を味わえたようです。

「大自然」なんてものが、上海のど真ん中で感じ取れたなんて、あらためて
自然の偉大さに感心し、「太陽はみんなのものなんだなー、地球上の我々は
皆で協力して、自然を守らねば」、と大きいことを考えてしまいました。

次に日本で皆既日食が見れるのは26年後で、長野や新潟で見れるんだそう
です。私は新潟生まれの49歳、26年後には75歳になります。

その頃の自分は何をしているのだろー、と未来に想いを馳せつつ、あと一回
見れるためには、お酒も控えて健康に気を気を使わないとなー、と神妙な気
分になりました。

あまり、シミュレーションと関係ない出だしで恐縮ですが、数十年に一度の
ことですので、お許しください。

今週もメルマガ、みんなで頑張って書いていますので、最後までお付き合い
ください。

        [ 2009.07.23 from T.Sumiya ]


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  技術彙報
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□【構造】金属材料と構造解析 Vol.4
■加工硬化

こんにちは、T.N.です。前回金属を硬くする3つの方法についてお話しま
した。でも実はもう1つあります。それは加工硬化といい、金属に塑性変形
を加えると硬くなっていく現象のことです。

通常金属製品はなんらかの加工法で製造されています。金属ブロックから
切削加工で作る場合はほぼ素材強度のままと考えて良いですが、鍛造やプレ
ス成形のように塑性加工で製造された場合は、製品の降伏応力は素材の降伏
応力と比べて随分と高くなっているはずです。

計算では壊れるはずなのに、実物試験は壊れる気配がない。こういう場合
は実物の製品の硬さを測ってみてください。素材と比べて随分硬いはずです。

また、逆に溶接のように熱を加えた場合は注意が必要です。硬くなる場合
も有りますが、逆に軟化する場合もあります。

ではこの加工硬化はどのくらい硬くなるのか。これは材料によって違うの
で一概には言えないのですが傾向を見分ける方法があります。それは素材の
伸びに着目してください。伸びがある材料は素材よりも随分と硬くなる材料、
逆に伸びが無い材料は硬くならない材料です。

一般に軟らかい材料ほど伸びがあり、硬い材料ほど伸びが無いのはご存知
かと思いますが、軟らかい材料ほど硬くなる余地が残っているということです。

ところで、皆さんは降伏するかしないかの判断にミーゼスの応力を使って
いますか?次回は金属が降伏する応力とは何かについてご説明したいと思い
ます。

【予告】次回はミーゼスの応力について


        [ 2009.07.23 from T.N. ]

□【熱流体】FloTHERMだいすきクラブ Vol.29
■「コンパクトモデル」まとめ

コンパクトモデルとは、FloTHERMの専門用語ではありません。広くは、様々
な力学解析における、モデル化の手法と言えます。

物質の現象を理解するのに、分子や素粒子のミクロレベルから、天体や宇宙
のレベルまで様々なスケールがあります。そもそも、流体力学や伝熱力学自
体が、気体、液体、固体の分子運動を、大まかに連続体として表現したコン
パクトモデルです。

スケール比の大きな形状をやみくもに表現して解析するのは、スマートな方
法ではありません。目的に応じたスケールでのモデル化が求められます。

        [ 2009.07.23 from Y.Iijima ]

□【樹脂流動】樹脂猫の手も借りたい Vol.60
■連載●Autodesk Moldflow Tips 14

先週猫駅長のお話をしたら、駅長猫ではありませんが、有名な駅猫を思い出
しました。
東葉高速鉄道に飯山満(はさま)駅というのがあります。
→いいやまみつる駅ではありません
そこに1匹の有名な猫がいます。名前は「みーすけ」
以前フジテレビの土曜日のにゃんこにも登場したお利口野良猫です。
改札で丸くなっていたり、夕方の帰宅ラッシュでお出迎えしたり(笑)
ご興味のある方はWebで検索してみてください。

では本題だニャン。Λ Λ
        (=^-^=)

最近インサート成形の解析をするお客様が増えており、操作の説明で気をつ
けていることがあります。
まずは金属部分を3Dメッシュで切ってからプロパティで属性を定義すること
です。例:コア(3D)等

もう一つはレイヤーです。
多くのパーツを「追加」でアセンブリするのであれば、同じ名前のレイヤが
重なると訳がわからなくなってしまいます。
そのため、樹脂部ノードとか樹脂部3Dノード、樹脂部、インサートノード、
インサート3Dノード、インサートなど、識別しやすいようにレイヤー名を変
更しておいてから「追加」していただくことをお奨めします。

情報:
数回前にyoutubeのお話をしたのですが、Autodesk Moldflowのコンテンツが
増えていますね。英語ですが、ご興味のある方はぜひご覧ください。
「Autodesk Moldflow」で検索してください。

        [ 2009.07.23 from S.Maeda ]


+++ マイダスで構造解析はじめました Vol. 18 ++++++++++++++++++++++++++
■マーケティング担当のぼやき しゃべれなくなる選挙

今週21日に衆議院の解散が決定され、ついに選挙活動が始まりましたね。
各メディアの報道も選挙一色となり、今後街頭演説やポスターなどで
政治家の露出が増えてくると思います。

ただ、メディアが報道する事は政局のことばかりで各政党の政策が
あまり報道されません。毎回の事ですが、政策の差よりも
スキャンダルや政党の顔のイメージなどで投票されているイメージがあります。

本来であれば、政党自らメディアに頼らずメッセージを発信すべきなのですが
現在の公職選挙法では、選挙期間中の発言にかなりの制約を受けます。

例えば、今お読みになられているようなメルマガやブログの更新などは公職選
挙法第142条第1項に抵触すると解釈され、既存メディアに頼らずメッセージを
発信することが非常に難しい状況です。

色々と規制緩和の動きはあるようですが、日本で一番メッセージを発信する
必要があるときに規制があるのもおかしな話ですね。

midasNFXチーム始めSBDは、もちろん選挙期間中もWebを更新したり、
メルマガ配信し、メッセージを発信(宣伝?)致しますのでお付き合いくださいませ。
という事で一つ宣伝です。

【明日開催】やさしい構造解析セミナー
~解析初心者やもっとうまく使いこなしたい方必見!~
http://www.sbd.jp/news/midasnfxstart.shtml

まだまだ席に余裕がありますので、午前中に申し込んで当日参加も歓迎ですよ~

        [ 2009.07.23 from S.Masuda ]


+++ 統計のあれこれ Vol.32 +++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
■サッカーファンの応援に効果はない?

こんにちは、行武です。みなさまはサッカーの試合を観戦されたことがあるで
しょうか。テレビを見ていますと、特に海外でのファンの応援は、地鳴りがす
るくらい熱狂的ですよね。

アウェーの試合では、やや不利になるともいわれるサッカーですが、このアウ
ェーの試合とホームの試合について、調べた研究者がいました。

以下、technobahn japan というサイトの記事(2008/3/18)から引用していま
す。

『過去40年以上に渡るサッカーの試合結果の分析によりスタジアムでのファン
の応援は試合の結果には影響を与えないことがドイツ人研究者が発表した論文
によって5日、明らかとなった。

研究者は1965年から2007年の43年間にドイツのブンデスリーグで行われたサッ
カーの試合、約1万2000の結果を分析し、ファンの応援が多いホームでの試合と、
ファンの応援が少ないアウェーで試合のどちらが有利なのか分析。

その結果、ホームでの試合はアウェーでの試合よりも0.7ゴール多く、得点を上
げていることが判ったとしている。

しかし、研究者は、この結果はホームでの試合数が元々、少ないことによる統
計上の誤差の範囲だとしており、ホームの試合数がアウェーでの試合数と同等
に近づけばこの試合はホーム側に有利だという結果も消えてしまうだろうと分
析。』

まあ確かに、統計上の結果では、ホームとアウェーの得点の差というのは誤差
に過ぎないのでしょう。もしかしたら、得点の差の信頼区間を求め、そこに有
意差(統計的に意味のある差)がなかったと分析したのかもしれません。しか
し、これを見たサッカーファンは納得するでしょうか。

納得しないでしょうねぇ。なぜなら、現実にホームでの試合はアウェーでの試
合よりも0.7ゴール多かったのですから、選手にとってホームというのは戦いや
すかったはずです。

仮定として『ホームの試合数がアウェーでの試合数と同等に近づけば』と言っ
ていますが、実際はそうでないのですから、そこで統計学を持ち出されても、
意味がわかりません。

研究者は、『サッカーの試合はホームでの試合が有利だというのは幻想に過ぎ
ない』と述べているそうです。うーん、どうなんでしょう。人の気持ちは計り
知れませんし、幻想というのは言い過ぎているような気がします。

なんでもかんでも統計ではないと思いますけどねぇ。研究者は、時間を持て余
していたのか、それともサッカーに恨みがあったのか。みなさまは、どう思わ
れるでしょうか。

                    [ 2009.7.9 from S.Yukutake ]


+++ 品質とリスクをマネジメントする Vol.10 +++++++++++++++++++++++++++
■取り組むべき課題(1)

前回のメルマガで、事故や故障などのリスクを「予見すること」の重要性に
対して、取り組むべき課題が3つあるとお話しました。
その1つ目として、「あらゆる潜在的なリスクを表層化できるかどうか」と
いう課題があります。

通常は、設計段階でのFMEA実施に当たってはベテランだけでなく若手を含め、
また設計部門だけでなく生産技術部門や品質保証部門などからメンバーを集め
たタスクチームを構成します。

そうすることで、ベテランには思いもよらない発想や、後工程でしか思い浮
かばないようなリスクなど、偏見や既成概念に邪魔されず客観的にリスクを抽
出できるからです。

さて、先ほど「通常は」と書きました。問題はここにあります。
ただでさえ短納期が要求される上、昨今の不況のあおりで残業規制を強いられ
る中、タスクチームを作って何度もミーティングを開催するほど余裕のある企
業はそれほど多くないからです。

かと言って市場に出てから事故や故障が発生した場合のことを考えると、リ
スク評価を「やらないことのリスク」が大きくなってしまいます。

リスク低減コストと経営資源とのバランスを見極める必要性が、今まで以上
にマネジメント層に求められる時代になりつつあるような気がしています。

さて、このような問題を少しでも軽減できる機能が「FMEA-Pro」には備わっ
ています。
東京(8/5)大阪(8/6)で開催するDYADEM体験セミナーにてご覧いただけます。
 →http://www.kke.co.jp/dyadem/seminar.html

『DYADEM製品紹介サイト』→http://www.kke.co.jp/dyadem/index.html

        [ 2009.07.23 from S.Takahira ]


+++ ユーザーフレンドパーク Vol.59 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
■最近の技術相談から

みなさん、こんにちは。
毎日暑いですね。弊社はお昼休みに強制的にクーラーが切られてしまいます。
昼休みが終わると再び電源が入るのですが、この間に部屋はとても暑くなり
ます。そのため、最初はクーラーがフル稼働し、かえって電力使用量は多い
のではないか?という気がします。いちど、EFDで計算してみようかなー、
と思いつつ部屋の境界条件と私の発熱量がよくわかりません。

さて、ここのところわからないことシリーズでお話をしていますが、今回は
別のお話にしたいと思います。(続きはまた来週ということで)
実はここ数日、非常に困った技術相談が多くこれらには共通点があります。

1)市場で製品に不具合がおこっているが、具体的にどのような不具合かよく
わからない。
(正常なときに製品の内部でどのような動作をしているのか知らないからわか
らない)

2)相談内容は電気製品が多いが、回路図がない。

3)海外の工場でつくっており、製造工程がわからない。

4)問題を早く解決したい。

5)お金をかけたくない。


早く安くというのは、誰でもそうだと思いますが
1)~3)は困ってしまいます。
設計から製造まですべて外注で、これで「メーカー」といえるのでしょうか???
外注が悪いとは思いませんが、品質を確保する上で必要な情報を集めていません。
驚くことに、この状態でシミュレーションという話がでてきます。全然、そん
な段階の話ではありません。
最近はシミュレーションをやめましょうと説得することも多くなってきました。
営業妨害をしているわけではありませんよ。
シミュレーションを使う場面ではないというだけです。

「SBD」メールマガジンで書くのも変ですが、シミュレーションは万能ではなく、
適切なインプットを与えて初めて有効なアウトプットがでてきます。

ということで、次回からまたわかならいシリーズにもどります。


        [ 2009.07.23 from Kajita ]


+++ イベント情報 +++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

●やさしい構造解析セミナー●東京 7/24(金)名古屋 7/24(金)
構造解析とは?どんなことができるの?やり方は?初心者でもOK?
等、実際の操作画面を見ながら疑問を解消していってください!
http://www.sbd.jp/news/midasnfxstart.shtml
http://www.sbd.jp/news/easy_midas_seminar.shtml

有料●設計者のための構造解析技術セミナー●名古屋9月9日(水)10日(木)
有限要素法による構造解析の基礎を学びたい方のためのベーシック編( 9日)
非線形、衝撃、疲労解析の基礎を学びたい方のためのアドバンスト編(10日)
http://www.sbd.jp/news/ws-femkozo.shtml

●midasNFX無料体験セミナー●東京・大阪・名古屋で毎月開催中!
http://www.sbd.jp/news/ws-midasnfx.shtml

●熱流体解析入門体験セミナー●東京で毎月開催中!
http://www.sbd.jp/news/netsutaiken.shtml

●熱流体解析ツールFloEFD 無料体験●東京・大阪・名古屋で毎月開催中!
http://www.sbd.jp/news/ws-floefd.shtml

●設計者CAEハンズオンセミナー●東京・大阪・名古屋で毎月開催中!
http://www.sbd.jp/news/ws-solidworkssimulation.shtml

●設計者CAE 個別活用相談会●東京・名古屋で毎月開催中!
http://www.sbd.jp/news/ws-caeadvice.shtml

●統計解析ソフトMinitab紹介セミナー●東京で毎月開催中!
http://www2.kke.co.jp/minitab/seminar_intro.html

●今すぐ使える3次元QCD向上に向けた僕らの戦い!●長野 7/25
http://www.sbd.jp/news/solidworksclub2009.shtml

●FMEA-Pro,FTA分析ツール体験セミナー●東京8/5,大阪8/6
全世界の2000社以上で使用されているDYADEM社品質リスク分析ツールを発売
開始。FMEAなどでの圧倒的な作業効率を実感頂けます。
FMEA,FTAの他、PHA-Proもご覧頂けます。
http://www.kke.co.jp/dyadem/seminar.html

        [ 2009.07.23 from R.Kamachi ]

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●編集後記
先日おみくじを引きました。「中吉」でまぁまぁ良かったのですが、最後の
方に「国語を今一度勉強しなさい」と助言がありました。国語の能力よりも
もっと早急に必要なものがある気もしますが、急がば回れなのでしょうか。

        [ 2009.07.23 from R.Kamachi ]

<SBDプロダクト>
midasNFX -------------------------------------構造解析
SolidWorks(Flow)Simulation -----------------構造(熱流体)解析
Femap with NX Nastran ------------------------構造解析
ANSYS DesignSpace-----------------------------構造解析
FloEFD ---------------------------------------熱流体解析
FloTHERM -------------------------------------電子機器専用熱流体解析
Autodesk Moldflow ----------------------------プラスチック充填解析
Minitab --------------------------------------統計解析


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