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メールマガジンバックナンバー Vol.317
「金属が硬い軟らかいとは」

SBDが毎週木曜日に無料で発行する、「SBDメールマガジン」の過去送信分のバックナンバーです。

S.B.D. MAIL MAGAZINE 2009-07-16<Thu> [Vol.317]

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  ┃S.B.D. MAIL MAGAZINE  2009-07-16 [Vol.317] ┃
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暑くなって来ましたねえ。今日も甲府で35度、東京でも32度まで上がっ
たようです。
暑いので、ビールが美味しくてつい飲み過ぎてしまうのですが、暑さと飲み
すぎで、若干夏バテぎみです。

そう思ったら急に『鰻』が食べたくなりました。
ネットで調べてみたら今年の「土用の丑の日」は19日、今週末の日曜日です。

夏バテ防止に、「鰻」が食べたくなるのも無理はないですね~。

どうして、「土用の丑の日」に「鰻」を食べるのか、調べてみましたのでご
披露します。

江戸時代に商売がうまく行かない鰻屋が、夏に売れない鰻を何とか売るため、
発明家で有名な平賀源内の所に相談に行ったのだそうです。

すると源内は、「丑の日に『う』の字が附く物を食べると夏負けしない」と
いう民間伝承からヒントを得て、「本日丑の日」と書いて店先に貼ることを
勧めたのだとか。

すると、物知りとして有名な源内の言うことならということで、その鰻屋は
大変繁盛し、その後、他の鰻屋もそれを真似るようになり、土用の丑の日に
鰻を食べる風習が定着したのだそうです。

つまり、この話を信じるならば、「う」の付くものだったら何でも良かった
わけで、「うどん」でも「うし」でも「うま」でも、何でも夏バテには良い
ようです。

さ~て、では今日は、「う」の付くもの、何を食べに行こーかなあ。
カタカナでもいいのなら、「ウィスキー」?「ウーロンハイ」?

        [ 2009.07.16 from T.Sumiya ]


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  技術彙報
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□【構造】金属材料と構造解析 Vol.3
■金属の強度

こんにちは、T.N.です。前回、軟らかい深絞り用鋼板が実はヤング率が高い
という話をしました。この話を聞いて金属が硬い軟らかいとはなんだろうと
いう疑問を持たれた方も多いのではないかと思います。

硬い軟らかいとは金属の塑性に関する表現ですが、そもそも金属の塑性とは
何でしょうか。金属はその構成原子が配列しており、ちょうどレンガがきれ
いに積まれたブロック塀のような状態になっています。

金属の塑性とはブロック塀の途中の段に横から力を加えてずらすような変形
なのです(すべりといいます)。

硬い金属とはこのすべりを起こしにくくした金属のことで、硬くするには通
常以下の3つの方法があります。

(1)固溶強化
大きさの違う原子を混ぜることですべりを起こしにくくする方法です。例え
を用いると、レンガの大きさが違うと段がまっすぐにならず、横から押して
も動きません。

(2)析出強化
化学結合する2種類以上の原子を混ぜ込み反応させて金属中に析出させる方
法です。先の例だと上下2つのレンガを所々張り合わせてしまいます。上下
に張り合わせたレンガを壊さない限り変形しません。

(3)変態強化
鋼の焼入れがこの方法に該当します。熱処理をうまく使って鉄と炭化物を交
互に配置し層状の形態にします。2種類のレンガを交互に積んでいくような
状態です。

すべりを起こし始める応力のことを降伏応力といいます。降伏応力は金属中
に添加する成分や熱処理によって10倍以上変わります。素材の規格が同一で
も成分違いや熱処理の仕方で随分変わるので注意してください。

【予告】次回は加工硬化について

        [ 2009.07.16 from T.N. ]

□【熱流体】FloTHERMだいすきクラブ Vol.29
■各ユニットのコンパクトモデル

データセンターの中のサーバーラック。サーバーラックの中のサーバー。
サーバーの中の電源ユニット。まるで、マトリョーシカ人形です。

解析領域が1ステップ大きい対象を計算するのに、コンパクトモデルを使用
します。ユニット単体の詳細モデルの解析結果から作成します。

外形を模した単一のソリッドでモデル化します。ユニットにファンを使って
いなければ、全体に発熱量のみ設定すればよいでしょう。ファンがある場合
は、吸込みおよび吹出し面を設定して、そこに発熱量も定義します。

        [ 2009.07.16 from Y.Iijima ]

□【樹脂流動】樹脂猫の手も借りたい Vol.59
■連載●Autodesk Moldflow Tips 13

JRの時刻表(電話帳のような厚いやつ)が最近おもしろいですね。
数ヶ月前の記念号は銀河鉄道999が表紙でしたが、今月はたま駅長
が表紙になっています。

今更の話題ですが、全国では有名な猫駅長が2匹います。
今回の表紙になっている和歌山、貴志川線貴志駅のたま駅長
(と2匹の助役猫)
そしてもう一匹は福島、会津線芦ノ牧温泉駅のばす駅長です。
私は両方とも見たことがないのですが、いつか見に行ってみたいです。

では本題だニャン。Λ Λ
        (=^-^=)

つまらないお話ですが、解析結果のウェルドラインとエアトラップの結果と
ツールバーにあるウェルドラインとエアトラップのボタンとの違いを聞かれ
たことがあります。
解析結果を表示するということでは同じだと思いますが、解析結果側はモデ
ルを透明(もしくは単色)にして表示します。
対してツールバーの方では、自動的にオーバーラップして表示してくれるの
でとても便利です。
→例えば、フローフロント温度表示中にツールバーのウェルドラインボタン
 をクリック

透明表示が嫌いな方は、解析結果でエアトラップを表示しておいて、ツール
バーのウェルドラインボタンをクリックすると評価しやすいと思います。
必要に応じて使い分けましょう。

■お知らせ
先日からAMAおよびAMIのRelease2が公開されております。
現在英語版のみで日本語版は秋頃を予定しています。
ちなみに正式な日本語版がリリースされていませんので、当然サポートは対
象外となります。
ご注意ください。
        [ 2009.07.16 from S.Maeda ]


+++ マイダスで構造解析はじめました Vol. 17 +++++++++++++++++++++++++++
■マイダス社の横顔 その3

 MIDAS IT社はソウルから地下鉄で40分ほどのブンダンという都市にあります。 
30階ほどの高層ビルの中ほどのフロアを借り切った近代的なオフィスです。
本当の話かどうかはわかりませんが、韓国では奥さんが朝食を作る家庭が少ない
そうで代わりに朝食を用意してくれる会社が少なくないそうです。うらやましい
のはMIDAS社の朝食がホテル顔負けの高級バイキングで非常においしいんです。
一応食事代として2,000ウォン(130円くらい)を払いますが、そのお金は全額慈
善事業に寄付しているそうです。

また、現在のオフィスから20分ほど離れた場所にビルを建設中で年末には引っ越
しするとのこと。
新社屋に移転して新たな飛躍を期していることと思います。
SBD営業部も来週から現在の新館からちょっと奥まったホルスタイン会館という
ところに引っ越しです。
midasをガンガン売って我々も都心の一等地に進出したいと思っている今日この
頃です。

        [ 2009.07.16 from J.Ofuchi ]


+++ 品質とリスクをマネジメントする Vol.9 +++++++++++++++++++++++++++++
■企業として取り組むべき問題

先日、列車の脱線事故を起こした企業のトップが起訴されたというニュースを
目にしました。

「事故を予見できたにもかかわらず、対策を怠った」というのが理由だそうで
すが、企業責任が問われるような事故が起こるたびに同じことが繰り返し言わ
れています。
安全で安心できる社会を実現するには、危険を「予見すること」そして「対策
すること」に真摯に取り組む必要があるのではないでしょうか。

企業がこの2つに立ち向かう上で、前者では3つの取り組むべき課題が存在す
ると思っています。

・あらゆる潜在的なリスクを表層化できるかどうか
・組織の壁を越えて永続的にナレッジとして蓄積でき、それを活用できるかど
うか
・業務の中で普遍的に手ぬかりなく実施できるかどうか

そして後者「対策すること」では、
・発生していない事故や故障(の予見)に対し、それ相応の経営資源を投入で
きるかどうか
・その対策が適切かどうかをきちんと見極められるか

上述への対応として、業種・業態によりリスクの種類やライフサイクル上の段
階に応じて非常にたくさんの手法がありますので、実際には企業毎にリスクマ
ネジメント・プログラムを策定することが必要になります。

『DYADEM製品紹介サイト』
http://www.kke.co.jp/dyadem/index.html
東京(8/5)大阪(8/6)DYADEM体験セミナー 
http://www.kke.co.jp/dyadem/seminar.html

        [ 2009.07.16 from S.Takahira ]


+++ ユーザーフレンドパーク Vol.58 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
■わからないこと:その4

みなさん、こんにちは。
暑くなりましたね。毎朝、蝉の声でおこされます。

今回はファンについてのお話です。
羽根を回転させることによって空気の流れが発生します。
ファンの前後には圧力差ができます。
目的はもちろん放熱を促進させることです。
このファンも実はいろいろとわからないんですね。
でも、何とか計算はしています。その点では前回までの
内容よりは助かっています。

解析方法は大きく分けて2種類あり、
(1)羽根の形状を再現し、メッシュを動かしながら解く
(2)PQカーブを入力する

(1)の方法はメッシュ数が増え、計算負荷が高くなり
かつ収束しにくくなります。(ベンダーの努力で改善はされています)
以前、あるベンダーの方に「できますか?」と聞いたら
「計算はできます。結果は合いませんよ。」と明確に
歯切れの良い回答をいただきました。
そうです、合わないんですよね。
こちらが聞く前に合わないと言われてしまい
それ以上つっこむことができませんでした。
でも、まったく合わないわけではありませんよ。
もう少し宣伝してくれてもよかったのに・・・。

(2)の方法が広く普及していると思います。
PQカーブはメーカーが公開しています。
この公開されているデータにも若干問題があります。
測定点が意外に少なく、これだけの点でなぜこの曲線が
描けるの?ただ、メーカーによっていろいろありますので
あまりふれないでおきます。
問題はメーカーの公開するPQとシミュレーションのPQでは
定義と定義点が若干違うことです。
シミュレーションではファンのすぐ前後が定義点になっています。
でもメーカー側のデータはある程度距離が離れた点で測定しています。
また、メーカーの測定データは静圧ですが、シミュレーションでは
全圧(静圧+動圧)になっているのが一般的です。
お互いに事情があり、これはある程度仕方ありません。
ただ、この点に関してよい補正方法があり、防衛大学校の中村先生が
動圧分を追加する方法を発表されています。
方法も簡単です。調べるとすぐにでてくるので試されるとよいですよ。
「圧力差が0になる位置が、この方法だとわからないのですが?」と
質問したところ、「適当に延長すればいいよ」と非常に心強い回答を
いただいたことがあります。
(補正方法を調べるとすぐに意味が理解できます)

ファンについては他にもいろいろとあり、次回につづきます。

        [ 2009.07.16 from Kajita ]


+++ イベント情報 +++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

●やさしい構造解析セミナー●東京 7/24(金)名古屋 7/24(金)
構造解析とは?どんなことができるの?やり方は?初心者でもOK?
等、実際の操作画面を見ながら疑問を解消していってください!
http://www.sbd.jp/news/midasnfxstart.shtml
http://www.sbd.jp/news/easy_midas_seminar.shtml

有料●設計者のための構造解析技術セミナー●名古屋9月9日(水)10日(木)
有限要素法による構造解析の基礎を学びたい方のためのベーシック編( 9日)
非線形、衝撃、疲労解析の基礎を学びたい方のためのアドバンスト編(10日)
http://www.sbd.jp/news/ws-femkozo.shtml

●midasNFX無料体験セミナー●東京・大阪・名古屋で毎月開催中!
http://www.sbd.jp/news/ws-midasnfx.shtml

●熱流体解析入門体験セミナー●東京で毎月開催中!
http://www.sbd.jp/news/netsutaiken.shtml

●熱流体解析ツールFloEFD 無料体験●東京・大阪・名古屋で毎月開催中!
http://www.sbd.jp/news/ws-floefd.shtml

●設計者CAEハンズオンセミナー●東京・大阪・名古屋で毎月開催中!
http://www.sbd.jp/news/ws-solidworkssimulation.shtml

●設計者CAE 個別活用相談会●東京・名古屋で毎月開催中!
http://www.sbd.jp/news/ws-caeadvice.shtml

●統計解析ソフトMinitab紹介セミナー●東京で毎月開催中!
http://www2.kke.co.jp/minitab/seminar_intro.html

●今すぐ使える3次元QCD向上に向けた僕らの戦い!●長野 7/25
http://www.sbd.jp/news/solidworksclub2009.shtml

●FMEA-Pro,FTA分析ツール体験セミナー●東京8/5,大阪8/6
全世界の2000社以上で使用されているDYADEM社品質リスク分析ツールを発売
開始。FMEAなどでの圧倒的な作業効率を実感頂けます。
FMEA,FTAの他、PHA-Proもご覧頂けます。
http://www.kke.co.jp/dyadem/seminar.html

        [ 2009.07.16 from R.Kamachi ]

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●編集後記
書類の整理をしていたらメルマガ1周年記念アンケート結果が出てきました。
(おそらく2002年)「良く読んでいる記事は?」のトップが「よもやま話」
でした!そして驚くべきことに編集後記が次点!!今もそうだと嬉しいです。

        [ 2009.07.16 from R.Kamachi ]

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