メールマガジンバックナンバー Vol.315
「仮説と検証」
SBDが毎週木曜日に無料で発行する、「SBDメールマガジン」の過去送信分のバックナンバーです。
S.B.D. MAIL MAGAZINE 2009-07-02<Thu> [Vol.315]
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┃S.B.D. MAIL MAGAZINE 2009-07-02 [Vol.315] ┃
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ボストンコンサルティング内田和成の『仮説思考』という本を読みました。
何かの原因や対策を考える際に、考えられるすべてのケースについて情報を
集めて分析をしていては、意思決定のタイミングを遅らせてしまう。
仮説と検証を繰り返すことで、より早く正しい答えにたどり着けると言うも
のでした。
これを読んでいて、解析と同じだな~と感じました。
仮説無しで、とにかく詳細な3次元モデルを作って、荷重や熱をかけて、どこ
が壊れるのか解析で導こうとしたら、すべての部分に対して詳細なメッシュを
切って、いつまで経っても計算が終わらないようなことになります。
どこが壊れたのか仮説を立てて、そこの部分だけ詳細なモデルを作り、検証す
る、と言ったアプローチは私たちが良くユーザーさんと話す「簡略化」という
手法です。
また、仮説→実験→検証は、繰り返せば繰り返すほど良いとも。
ひとつのサイクル(仮説→実験→検証)でわかったことをもとに、より進歩し
た仮説を立て、実験し、検証でき、これを繰り返すことで仮説が進化し、さら
に仮説の精度が高まっていく、と書かれていました。
この本は解析の入門書ではありませんが、解析でも全く同じことが言えるな~
と感じて読んでいました。『だから、操作性の良いソフトウェアか良いのだな、
ひとつのサイクルが短く、短時間の中で何回も検証を繰り返せるから。。。。』
SolidWorksのユーザ様が、ご自身の経験から設計の仮説と検証を解析を使ってど
うやって導くか実践でトレーニングするセミナーの案内がSolidWorks社から届き
ました。SolidWorksのユーザで無くても役に立つと仮説を立てました。
本当に役に立つか検証に行ってみませんか?
詳しくはこちらです→
http://www.solidworks.co.jp/sw/docs/Simulation_Training.pdf
[ 2009.07.02 from T.Sumiya ]
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技術彙報
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□【構造】金属材料と構造解析 Vol.1
■強度についての勘違い
はじめまして、T.N.です。1年半ほど前に現在メルマガ連載中のKに誘われ
SBD利用技術研究会に参加させていだたき、ご縁ができました。
SolidWorksSimulationの初心者です(と1年半前から言い続けています)。
普段はプレス加工のCAEをやっております。
さて、今回KKE中部営業所のM様から過去のSBD利用技術研究会で話したネタ
を中心にメルマガ書いてと頼まれました。設計に役立つ(?)金属材料に
ついての小話を徒然なるままに10回ほど書き連ねてみたいと思いますので
お付き合いください。
SolidWorksSimulationでは機械部品の強度解析をする場合、材料物性の定義
はリストの中から選択するだけで済んでしまいます。
そのため、材料の知識を持ち合わせていない設計者を量産してしまっている
気がします。「強度が足りないからSS400からSS540に変えたけど、たわみ量
がかわらない。何故?」こんな質問を解析初心者から受けることがあります。
ここで彼が言う強度とは剛性のこと、取った対策は降伏強度の高い材料に変
えただけ。塑性変形を防ぐことができますが剛性をあげることはできません。
硬い鉄を使えば剛性があがると信じている設計初心者は少なからずいます。
しかし鋼のヤング率は強度によらず、ほぼ206GPa前後で一定です。
【予告】次回は鋼のヤング率について
[ 2009.07.02 from T.N. ]
□【熱流体】FloTHERMだいすきクラブ Vol.26
■「コンパクトモデル」とは
「コンパクトモデル」という言葉がFloTHERMユーザーの間で使われます。
対義語は「詳細モデル」です。
ヒートシンクを例にします。ヒートシンク1つの解析をするのであれば、当然
フィンを個別にモデル化して、つまり、実際の形状を表現して計算します。
筐体レベルの解析で、ヒートシンクがたくさんあるモデルでは、そのまま表
現するとグリッド・セルの数が膨大になります。
そこで、ヒートシンクを、流れ抵抗と熱交換率を持った1つのブロック(領域)
に置き換えてモデル化します。
[ 2009.07.02 from Y.Iijima ]
□【樹脂流動】樹脂猫の手も借りたい Vol.57
■連載●Autodesk Moldflow Tips 11
先週はご案内いたしましたように水曜~金曜まで設計製造展が開催されました。
弊社もしくはAutodesk Moldflowのユーザー様に多数ご来場いただきました。
この場をお借りいたしましてお礼申し上げます。
また、開催中に残念なニュースもありました。
そうです、King of Popことマイケル・ジャクソン氏が亡くなりました。
私は洋楽はあまり聴かないのですが、大学時代に友人から「BAD」のデータを入
力して欲しいという依頼を受けたことがあり、あのリズムをベースにちょっとし
たアレンジをしたことを思い出しました。
→音楽データの入力に関してはバックナンバーの2008/11/13号をご覧ください。
土日は27日のMTV Japanの追悼特集を見たり、2005年?のSMAPSMAPに出演したVTR
を見たりと、ニュース報道とあわせてマイケル三昧でした。
ご冥福をお祈り致します
では本題だニャン。Λ Λ
(=^-^=)
Moldflow Adviserのゲート位置解析の新機能(多点ゲート解析)の説明に
何かいい資料がないかな?と考えていたのですが、あのYoutubeに動画が公開さ
れています(笑)
英語なんですが、ご興味がある方はぜひご覧ください。
HD対応なのでそこそこの画質で見れますよ!
http://www.youtube.com/watch?v=Z29vKqh0XwY
[ 2009.07.02 from S.Maeda ]
+++ マイダスで構造解析はじめました Vol. 15 +++++++++++++++++++++++++++
■熱が冷めない!?
近頃、以前に比べてTVで新型インフルエンザのニュースを見かける機会が
少なくなりましたね。しかし、まだまだ感染者は増えているそうで、
梅雨に入っても感染者が増える感染力の強さを感じます。
そういえば先週、お台場で行われた設計製造ソリューション展(DMS)には
皆さま参加されましたでしょうか。私は、3日間説明員として参加して
1日6回、計18回ものプレゼンテーションを行いました。
おかげで、次の土曜はノドが非常に痛かったです。
(打上げで飲みすぎたせいかもしれませんが、、、)
今回のDMSは、以前と比べて非常に来場されるお客様の数が少ないと感じました。
しかし、そういった中でSBDのブースに来られたお客様は、解析に興味を持って
おられる方が多く、SBDのブースを「これから解析を始めるんだ!」
という熱気で一杯にしてくれました。
SBD営業部では、DMSの後にも、その「熱」が冷めないよう数々のセミナーを
開催致しますので、DMSで興味のある製品を見つけた方は是非ご参加下さい!
★やさしい構造解析セミナー
http://www.sbd.jp/news/midasnfxstart.shtml
★midasNFX無料体験セミナー
http://www.sbd.jp/news/ws-midasnfx.shtml
[ 2009.07.02 from S.Masuda ]
+++ 品質とリスクをマネジメントする Vol.7 +++++++++++++++++++++++++++++
■FMEAの基本(4)
各故障モード毎に危険優先数(RPN)を算出した後は、RPNの大きい順に対策案を
検討するフェーズに入るわけですが、ときに「対策案を検討すべきPRNはいくつ
以上か?」という疑問を耳にします。
比較的部品点数の少ない製品でも故障モードの数は数十~数百、部品点数の多い
大型製品ともなると合計で数千項目にも及ぶと言われているからです。
これらの故障モードすべてについて対策案を講じるのは現実的ではありません。
例えば「RPN=100以上について対策案を検討する」のように基準を設けても構い
ませんが、判断基準の根拠が問われます。
そこで、よく用いられるのがパレート図です。
横軸に故障モード項目(番号)をRPNの大きい順に並べ、左縦軸にRPN、右縦軸に
累計RPN率をプロットします。
これを用いることで、例えば、
「全体の80%を対策範囲としたい場合は、RPNが200以上の範囲」
「RPNの上位から40番目まで対策を行うことにした場合は、全体の60%まで改善を
行うことになる」
というような判断ができるようになります。
「FMEA-Pro」では、パレート図の自動作成はもちろん、膨大な故障モード項目を
「あっさり」と処理できるような様々な便利機能が設けられています。
『DYADEM製品紹介サイト』→http://www.kke.co.jp/dyadem/index.html
[ 2009.07.02 from S.Takahira ]
+++ ユーザーフレンドパーク Vol.56 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
■わからないこと:その2
みなさん、こんにちは。
急に暑くなりましたね。毎朝、会社につくころには汗だくです。
前回、電子部品の消費電力はわからない、というお話をしました。
今日はその続きです。
わからない理由として個体差というのもありますが、それよりも使われ方が
大きく異なるというのが大きいと思います。
CPUを例にとるとわかりやすいですが、文書を入力しているときと
皆さんのようにシミュレーションをガンガン回しているときでは
負荷が圧倒的に異なります。そして、シミュレーションも
人によってソフトも違えば、計算するモデルも異なります。
そのためCPUの負荷は十人十色。部品メーカーもそれらをすべて把握して
「この場合は○○W]と出すのは不可能です。
そんなことができそうなツールを出してくれているメーカーもあります。
あるんですけど、数は少ないです。精度はわかりません。
そして、電子機器は常に一定の動作ではなく、刻一刻と動作が変動していく
ことも多いです。その動作がある程度の時間で周期的になっていれば
時間平均してもいいのですが、使い方によってはそうなるとも限りません。
以前に、ある製品を設計していたときに某社のマイコンを使ったのですが
そのとき、メーカーが公開していた消費電力の最大値は代表値の5倍でした。
(何をもって代表としているのかいまいちよくわかりませんが)
非常に単純な処理をゆっくりとさせていただけなので
最大消費電力は絶対にない、と私は確信していたのですが、
最大値まで耐えうる電源回路を用意しなければいけない、と意見され
ひと悶着ありました。絶対に最大までは使わないということが
なかなか証明できないんですよね。
消費電力がわからないという問題に対して、某社のひげのおじさんは
本当に電力を測っているそうです。確かに電力なんて、電圧×電流だから
原理的には難しくありません。。
電圧は簡単だけど、電流はどうやって?と思いますよね。
配線を切って、そこに電流計を入れればできます。原理的には。
そして、ひげのおじさんは本当にそうやったそうです。
(厳密にはおじさんの部下がやっています。あー、かわいそうに)
今後、類似製品の開発が多ければ、一度苦労してこの測定を行う価値は
あると思います。私はやりたくありませんが。
では、普通の人はどうしているのか?
それぞれ工夫をしていますが、私の知る限りではどれも不完全です。
不完全な方法を堂々とここに書くと間違った情報が蔓延してしまう可能性が
あるのでここでは控えます。
どーしても聞きたいという方は直接私のところまで。
ただし、完全無欠の回答はありませんよ。
[ 2009.07.02 from Kajita ]
+++ イベント情報 +++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
●設計プロフェッショナル養成のための設計検証実践トレーニング●東京 7/15-16
○現場の導入推進者が開発した、設計者のための実践コース○
GAC(株)の南山様が講師を務める全2日間コース!
場所:ソリッドワークス・ジャパン(株)トレーニングルーム(JR東京駅徒歩5分)
定員:30名
参加費:一般 \48,000、SS契約ユーザー様 \16,000
http://www.solidworks.co.jp/sw/docs/Simulation_Training.pdf
http://mkt.solidworks.co.jp/Ecampaign/checkmail.do?formName=FName-2966346
●midasNFXで始めるやさしい構造解析セミナー●東京 7/24(金)
構造解析とは?どんなことができるの?やり方は?初心者でもOK?
等、実際の操作画面を見ながら疑問を解消していってください!
http://www.sbd.jp/news/midasnfxstart.shtml
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有料●設計者のための構造解析技術セミナー●名古屋9月9日(水)10日(木)
有限要素法による構造解析の基礎を学びたい方のためのベーシック編( 9日)
非線形、衝撃、疲労解析の基礎を学びたい方のためのアドバンスト編(10日)
http://www.sbd.jp/news/ws-femkozo.shtml
●midasNFX無料体験セミナー●東京・大阪・名古屋で毎月開催中!
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●熱流体解析入門体験セミナー●東京で毎月開催中!
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●熱流体解析ツールFloEFD 無料体験●東京・大阪・名古屋で毎月開催中!
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http://www.sbd.jp/news/ws-femapwithnxnastran.shtml
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http://www2.kke.co.jp/minitab/seminar_intro.html
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FMEA,FTAの他、PHA-Proもご覧頂けます。
http://www.kke.co.jp/dyadem/seminar.html
[ 2009.07.02 from R.Kamachi ]
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●編集後記
最近はWebを利用した無料コンテンツが増えて無料で余暇を楽しむ事が可能に
なっていますが、CAEにはそういったサービスはあるのでしょうか。無料の大
規模並列CAEシステムというのがあるそうですが、どこまで使えるのか...?!
ADVENTURE PROJECT http://adventure.sys.t.u-tokyo.ac.jp/jp/
[ 2009.07.02 from R.Kamachi ]
<SBDプロダクト>
○midasNFX -------------------------------------構造解析
○SolidWorks(Flow)Simulation -----------------構造(熱流体)解析
○Femap with NX Nastran ------------------------構造解析
○ANSYS DesignSpace-----------------------------構造解析
○FloEFD ---------------------------------------熱流体解析
○FloTHERM -------------------------------------電子機器専用熱流体解析
○Autodesk Moldflow ----------------------------プラスチック充填解析
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