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メールマガジンバックナンバー Vol.312
「座屈にご注意」

SBDが毎週木曜日に無料で発行する、「SBDメールマガジン」の過去送信分のバックナンバーです。

S.B.D. MAIL MAGAZINE 2009-06-11<Thu> [Vol.312]

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  ┃S.B.D. MAIL MAGAZINE  2009-06-11 [Vol.312] ┃
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米国では、明日(6/12)からテレビ放送が完全に地デジに移行するそうです。
本来は2月に移行する予定だったらしいですが、景気後退もあり、デジタル放送
に対応できない世帯が残っていたために、今月まで延びたんですね。
ちなみに、デジタル未対応世帯は2.7%、310万世帯だそうです。

日本では、再来年の7月からからということですが、皆さん移行は出来ているで
しょうか?
ちなみに我が家は、まだ旧式の厚いテレビを使っていて買換え予定はありません。

今年のボーナス商戦で、薄型TVの販売が昨年より4割伸びるという予測が出て
いるそうですが、現時点での薄型デジタル対応世帯はまだ半分以下だと言う事な
ので、来年の景気回復後にボーナスが上がるのを期待して、それまでは厚型で我
慢しようと思います。

日経平均は、今日一瞬だけ一万円を超えました。
なんと、昨年の10月以来8か月ぶりだそうです。このまま、景気が良くなって
いくと良いですね。


        [ 2009.06.11 from T.Sumiya ]


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  技術彙報
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□【構造】強度設計あれこれ Vol.11
■座屈にご注意

 昨今のCAEの普及もあり、部材の軽量化や薄肉化も極限まで検討されるこ
とがあります。部材に引張力が作用する場合は、材料の降伏や疲労亀裂進展
を注意する必要がありますが、圧縮力が作用する場合は、降伏と座屈を注意
する必要があります。

特に典型的なオイラー座屈の場合、支持間距離の2乗に反比例して座屈荷重
が低下します。部材の細長比が大きくなると材料の降伏以前に座屈崩壊が起
きますので、座屈を起こす限界の荷重がクリティカル荷重(応力)になりま
す。

また、座屈荷重についても、実際は、部材が最初から僅かにたわんでいたり、
軸力が偏心していたり、横荷重が作用したりと、材料力学的なオイラー座屈
荷重よりも大きく座屈荷重が低下することがありますので注意が必要です。
詳細解析としては非線形解析が必要になります。

 通常状態では引張荷重でも、異常時に圧縮荷重が作用することもあります
ので、材料の降伏、破断と同じように座屈による破損も忘れずに!

        [ 2009.06.11 from N.Sahashi ]

□【熱流体】FloTHERMだいすきクラブ Vol.23
■最適化機能-実験計画法

FloTHERMでは、設定した複数の設計変数に対して、実験計画法を使って適切
に組み合わせサンプルを作成してくれます。

基板上で、発熱部品の温度が最も低くなる位置を探し出す、とします。設計
変数はX座標とY座標の2つとなります。

基板サイズが100mm(X方向)×200mm(Y方向)で、位置を10mmずつ変更すると、
10×20=200通りの解析を実行しなければなりません。

それではあまりに非効率なため、"適切に"サンプルを抽出します。いか
に抽出するかを考えたのが「実験計画法」です。

        [ 2009.06.11 from Y.Iijima ]

□【樹脂流動】樹脂猫の手も借りたい Vol.54
■連載●Autodesk Moldflow Tips 8

先週の金曜日に東京のグランドプリンスホテル赤坂でAutodesk Solution Day
2009が開催されました。
私は展示コーナー(弊社は入り口側で出展)と製造セッション(Moldflow)に参
加しました。
特に午後の不二精機様の事例はおもしろく、成形機の整合性やランナーの重量な
どを挙げ、様々な判断をしている点はとても参考になりました。
当日参加された方は、Autodesk様のWebから発表資料をダウンロードすることを
お奨めします。

では本題だニャン。Λ Λ
        (=^-^=)

前回からの続きです。

■アクセスされる方の設定
●リモートの設定
・XPの場合「マイコンピュータ」→「プロパティ」→「リモート」タブ
 リモートアシスタンス
 リモートデスクトップ
 両方にチェックを入れること

・Vistaの場合「コンピュータ」→「プロパティ」→「リモートの設定」
 Vista同士もしくはXP同士とつなげる場合
 「リモートデスクトップを実行している...」を選択します。
 VistaとXPのような異なるOSで接続する場合は
 「ネットワークレベル認証で...」を選択します。
 
●セキュリティセンターの設定(TCP 3389のOPEN)
・XPの場合「コントロールパネル」→「セキュリティセンター」
 →「Windowsファイアウォール」→「例外」タブ→「リモートデスクトップ」
 にチェックを入れてください。

・Vistaの場合
 「コントロールパネル」→「Windows ファイアウォールによるプログラムの許
  可」→「例外」タブ→「リモートデスクトップ」にチェックを入れてくださ
  い。

■アクセスするPC(端末)
まずは端末もセキュリティセンターの設定をします。(前項参照)

●起動と設定
設定が完了したら、リモートデスクトップ接続を起動します。
※Windowsの「すべてのプログラム」→「アクセサリ」

「オプション」を選択すると各項目に必要な情報を入力します。
・全般
 コンピュータ:コンピュータ名もしくはIPアドレスを入力します
 ユーザー名:ログイン名を入力します。
・エクスペリエンス
 LANの環境を選択します。社内LANであればLAN(10Mbps以上)を選択しましょ
 う。

すべての設定が終わったら全般タブに戻って「保存」を押してください。

■ではアクセスしてみましょう。
最初の画面に戻って「接続」をクリックします。
ログインする画面が出てきたら通信成功です。
そのままログインします。
相手のPCのデスクトップが表示されたら、Autodesk Moldflowを起動します。
遠隔操作していますが、解析そのものは解析PCで実行しているので、速いはずです。

■注意事項
VistaとXPを接続する場合は、XPをSP3にするか、XP側のTerminal Servicesクラ
イアントを6.0にする必要があります。

        [ 2009.06.11 from S.Maeda ]


+++ マイダスで構造解析はじめました Vol. 12 +++++++++++++++++++++++++++
■展示会の楽しみ!?

突然ですが、皆さんは年に何回ぐらい展示会に行かれていますか?
全く参加しないという方もいれば
10回以上参加されている方もいるかもしれません。

ちなみに、我々SBDでは年に4,5回ぐらい展示をしていますが
その中でもやはり一番大きな展示会と言えば、
設計製造ソリューション展、DMSでしょう。

大きな展示会ですので何ヵ月も前から、コマ位置を選んだり、
ブースのデザインをしたり。粗品の用意から、コンパニオン選びなど、
色々な準備を進めて当日を迎えます。

準備は大変ですが、何か学園祭のような雰囲気もあり、楽しく準備しています。
そういえば、私がSBDに配属されて最初の仕事はDMSのコンパニオン選びでした。
良い部門に配属されたなぁ~、と思ったのを覚えています。

今年は「midasNFX」を中心に、非常にカッコいいブースと
多様な製品群を用意して皆様をお待ちしておりますので
是非私どものブースにいらして下さい!

http://www.sbd.jp/news/dms.shtml

        [ 2009.06.11 from S.Masuda ]


+++ 統計のあれこれ Vol.29 +++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
■マラソンとモデル‐その1

こんにちは、行武です。4月下旬に石垣島でトライアスロンが開催されました。
同僚の応援と親孝行を兼ねて、私も石垣島へ観光に行き、トライアスロンを観
戦してきました。最近、テレビでも放映されましたね。

トライアスロンのグループはいくつかに分けられて、一定時間ごとのスタート
でしたが、それでも何十人もの選手が一斉に海に飛び込むシーンは、圧倒的で
迫力がありました。

ただ、海のコース上では大渋滞となっており、選手同士がぶつかっている姿は、
とても痛そうに見えました。このせいで途中棄権となる選手もいるそうです。

こんな話があります。米国コロラド州のボルダーでは、10kmの市民マラソンが
行われていました。1979年に始まり、当時7年が経っていました。当初2,200人
だった参加者も20,000人近くになり、米国最大のレースに数えられるようにな
りました。

しかし、レースの規模が大きくなるにつれて、選手の混雑状況、特にゴール地
点の渋滞が大きな問題になっていました。ゴールしてくる選手のための誘導レ
ーンや設備に制限があり、思うように混雑が解消できなかったのです。

このため、参加者から不満の声があがるようになりました。

大会の実行委員会では、実現可能な解決方法を考えるために、シミュレーショ
ンモデルを作成し、混雑の緩和を目指しました。重要な項目は、選手グループ
の走行時間の分布をどのように設定するかでした。

これを検討したところ、対数正規分布が最も適していると判断し、すべてのグ
ループにこの分布を適用しました。対数正規分布とは、釣鐘型の正規分布に近
い形をしていますが、右側に裾が延びたような分布です。

対数正規分布では、マラソンの先頭は小さな集団でゴールすると予測し、次の
集団(平均付近)は比較的大きな集団でゴールすることを予測し、後方になる
と、だんだんと小さな集団に変化していくことを想定した分布になっています。

さて、レースの結果はどうなったのでしょうか。走行時間のデータから対数正
規分布が適していると判断し、それをすべてのグループに適用してみたのです
から、混雑が緩和するのかどうか、実行委員会はおおいに心配したことでしょ
う。

結果は、次回ご紹介します。

        [ 2009.06.11 from S.Yukutake ]


+++ 品質とリスクをマネジメントする Vol.4 +++++++++++++++++++++++++++++
■FMEAの基本(1)

FMEAは、「機器」ごとに「故障モード」を抽出することから始まります。
「故障モード」とは、例えば「ねじ」を対象とした場合、「折れる」「さびる」
「曲がる」・・・というような物理的・化学的な変化を指します。
この段階で考え得るすべての事象を抽出しなければ、最終的には「対策されない
潜在リスク」をはらむことになるので、注意を要します。

これを回避するためには、いくつかの方法があります。
・ベテランや他部門を交えたチームを構成してブレーンストーミングを行う
・過去の類似品で行ったFMEA結果を探し出し、該当部分を抽出する

前者はFMEA実施に際してもっとも重要なステップになりますが、項目をたくさん
抽出すればするほど後の整理がとても大変な作業となります。
また後者では、多くの企業ではスプレッドシート(例えばエクセルなど)を使っ
ていると思いますが、一つひとつのファイルを開いて探すのはとても骨の折れる
作業です。

「FMEA-Pro」では、入力作業時に標準搭載されている業界別ライブラリや過去の
蓄積データから候補を示してくれます。
これに加え、機種毎やユニット毎に自社オリジナルのライブラリを作っておけば、
作業効率の大幅な向上を得ることができます。

『DYADEM製品紹介サイト』→http://www.kke.co.jp/dyadem/index.html


        [ 2009.06.11 from S.Takahira ]

+++ ユーザーフレンドパーク Vol.53 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
■FloTHERMその3

みなさん、こんにちは。
昨日、KKE中部営業所におじゃましました。新人さんが研修で中部営業所に来て
いました。そういえば、弊社にも新人が3人入ったのですが、まだ1人しか顔
と名前を覚えていません。みなさんのところもそろそろ研修を終えて配属され
始めるころでしょうか?

さて、前回のつづきで、基板の配線パターンの設計をする前に計算するにはど
うすればよいか?ということでお話をすすめたいと思います。
あまり良い手段を知らず、本当は書くのがはずかしいです。

今回は、製品は何らかの電子機器を想定しています。
まず、製品の仕様が決まり、おおよその回路が決まります。「え?回路もおお
よそ?」と言われるかもしれませんがだいたいそんなものでしょ?
うまくいかなかったら回路も修正します。

ここで、熱的に厳しそうな部品についてはおそらくどこに配置して、どれと接
続するかは決まっているはず。
そして、これらの部品はたいていどこかにインピーダンスが高くなる端子があ
り(=ノイズに弱い)どうしても配線を短くする必要がでてくると思います。
そうなると隣に配置する部品も決まります。
逆にインピーダンスが低い場合は、ある程度部品間の距離を置いてもいいはず。
ということを考えると最初の部品配置案はだいたい決まります。
数種類でてくるかもしれません。でも、いいのです。

ところで、この仕事を電気屋さんがやるか機械屋さんがやるかで配置が変わっ
てくると思います。
私の経験では電気屋さんがやる場合が多いようです。
とりあえず配線はおおよその「イメージ」で描きます。
部品からの配線数は最初から決まっているはず。
配線を接続する部品へ向けて描く。途中で他の配線とぶつかっても気にしない。
アートワーク設計をやり始めると、つい夢中になってしっかり配線してしまう
人が多そうですが、ここはちょっと我慢して「いい加減に配線イメージを描く」
いい加減にすることで、案を多数るつくる時間が生まれます。
後はこれらの解析を行います。
もちろん、各部品の冷却方法はしっかり考えてください。

と、誰でも思いつきそうなことですね。
ただ、電気屋さんがやるか機械屋さんがやるかと書いたところ、この件につい
てはしっかりと話し合って、回路のことと熱のことをお互いに理解しておくべ
きだと思います。

私のところに相談にみえるお客さんは、どちらか一方しかしらない
ということがめずらしくありません。

ということで、次回もFloTHERMに関連したお話です。

        [ 2009.06.11 from Kajita ]


+++ イベント情報 +++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

有料●設計者のための構造解析技術セミナー●名古屋9月9日(水)10日(木)
有限要素法による構造解析の基礎を学びたい方のためのベーシック編( 9日)
非線形、衝撃、疲労解析の基礎を学びたい方のためのアドバンスト編(10日)
http://www.sbd.jp/news/ws-femkozo.shtml

NEW●熱流体解析入門体験セミナー●東京で毎月開催中!
http://www.sbd.jp/news/netsutaiken.shtml

●熱流体解析ツールFloEFD 無料体験●東京・大阪・名古屋で毎月開催中!
http://www.sbd.jp/news/ws-floefd.shtml

●設計者CAEハンズオンセミナー●東京・大阪・名古屋で毎月開催中!
http://www.sbd.jp/news/ws-solidworkssimulation.shtml

●設計者CAE 個別活用相談会●東京・名古屋で毎月開催中!
http://www.sbd.jp/news/ws-caeadvice.shtml

●FEMAP with NX Nastran体験セミナー●東京・名古屋・大阪で毎月開催中!
http://www.sbd.jp/news/ws-femapwithnxnastran.shtml

●統計解析ソフトMinitab紹介セミナー●東京で毎月開催中!
http://www2.kke.co.jp/minitab/seminar_intro.html

●今すぐ使える3次元QCD向上に向けた僕らの戦い!●長野 7/25
http://www.sbd.jp/news/solidworksclub2009.shtml

●SBD営業部は設計製造ソリューション展に出展いたします●東京 6/24~26
小間番号【18-29】東ホール2出入口つきあたりCAEゾーンまで!
http://www.sbd.jp/news/dms.shtml

        [ 2009.06.11 from R.Kamachi ]

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●編集後記
先日SBD営業部の私を含む数名がハングル検定を受験しました。レベルは様々
ですが仲間がいるのでモチベーションが上がります。しかしSBDでは不可欠な
「メクチュ チュセヨ」は残念ながら出ませんでした。(意味:ビール下さい)

        [ 2009.06.11 from R.Kamachi ]

<SBDプロダクト>
midasNFX -------------------------------------構造解析
SolidWorks(Flow)Simulation -----------------構造(熱流体)解析
Femap with NX Nastran ------------------------構造解析
ANSYS DesignSpace-----------------------------構造解析
FloEFD ---------------------------------------熱流体解析
FloTHERM -------------------------------------電子機器専用熱流体解析
Autodesk Moldflow ----------------------------プラスチック充填解析


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