メールマガジンバックナンバー Vol.310
「最適化」
SBDが毎週木曜日に無料で発行する、「SBDメールマガジン」の過去送信分のバックナンバーです。
S.B.D. MAIL MAGAZINE 2009-05-28<Thu> [Vol.310]
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┃S.B.D. MAIL MAGAZINE 2009-05-28 [Vol.310] ┃
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先週もしゃべりましたが、そろそろ景気の底入れ感が出て来たようです。
新型インフルエンザも、マスクの不足も、そんなに大きなニュースでは取り
上げられなくなって来ました。
北朝鮮の核実験とミサイルの再発射で、インフルエンザの怖さが掻き消され
ましたかね。
最後に、週明けにアメリカのGMの破産法適用が決まれば、悪材料出尽くし
と言ったところで、後は景気は回復するだけ!って感じになんじゃないでし
ょうか?
いや、そうなるのを祈っています。(GMじゃ無いですよ、景気回復ですよ!)
原油や素材の価格も株価も、リーマン崩壊前に戻って来たようですので、こ
の失われた約6カ月を取り戻す勢いで、皆さん、元気よくやっていきましょう!
メルマガ、5月最終号ですが、よろしくお付き合いください。
[ 2009.05.28 from T.Sumiya ]
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技術彙報
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□【構造】強度設計あれこれ Vol.9
■応力特異場
特異場とは、微分係数が無限大となり連続体と仮定できない部位のことで
す。数学の世界では、特殊な条件だけ別表現すれば済みますが、FEMでは連
続体を扱っているので特異場を表すことはできません。
何か難しく特殊な現象と思われますが、よく言われる、1点集中荷重部や隅
角部、異種材の接合界面端部での応力やひずみは特異場となり無限大となっ
てしまいます(弾性論の範囲で)。
そんなFEMで表現できないようなところは無視できればいいのですが、実際は
、そのような特異場から破壊が起きることが多いので厄介です。
特異場と実際の破壊強度との関係はいろいろと研究や実測がおこなわれてい
ます。その中で、一般に我々が使っている鋼材では、特異性による応力集中
係数では3以上は破壊強度には影響しないという事実です。
最大応力は無限大になってしまうことは最初から分かっていますので、その
特異性が始まる位置の応力値を許容応力の1/3以下にしておけば、特異場の
微妙なばらつきなどは考えなくてもよいということになります。
特異性の始まる位置は応力グラフから判断する必要がありますが、ざっくり
は応力変化のなだらかな範囲の平均応力を1/3以下にしておくことが考えられ
ます。
[ 2009.05.28 from N.Sahashi ]
□【熱流体】FloTHERMだいすきクラブ Vol.21
■最適化機能-設計変数
FloTHERMの最適化機能では、モデルで設定するあらゆるパラメーターを設計
変数として利用できます。
モデルの形状、配置、材料物性、ファンの流速などは当然です。ヒートシン
クであれば、フィンの枚数、厚み、高さなど、それぞれの機能部品が持つ特
性を直接変更できます。
これらを利用することで、基板上の部品の位置、ファンの風量、開口部の大
きさ、放熱材料の熱伝導率を最適化できます。
逆に部品の発熱量を変数として、実験結果と一致する発熱量を特定するとい
う使い方もお薦めです。
[ 2009.05.28 from Y.Iijima ]
□【樹脂流動】樹脂猫の手も借りたい Vol.52
■連載●Autodesk Moldflow Tips 6
今回は猫話題ではありません。
IT活用による"ものづくり"コストダウンセミナーでお世話になっている高張先生
がセミナーの講義の中で「戦艦大和」のお話をされることは有名ですが、その懇
親会の席で「我々の世代で大和と聞くと宇宙戦艦ヤマトです」という話題になっ
たことがあります。ところが最近の新人にはこのアニメの話がまったく通じませ
ん。たしかに映画のファイナルが放映されたのが私が中学生ぐらいの頃でしたか
ら、当然のことなのかもしれません(笑)
最近ではパチンコとそのCMで脚光を浴びましたが、先日26年ぶりに新作が劇
場公開されるというニュースが飛び込んできました。今の世代にどのように受け
入れられるのかちょっと楽しみですね。
では本題だニャン。Λ Λ
(=^-^=)
前回プロットプロパティの説明をしましたが、他にも色々なことができます。
■オーバーレイ
これは重ね合わせです。
フローフロントラインを表示しておいてウェルドライン上でマウス右クリック
「オーバーレイ」を選択していただくと重ね合わせ表示ができます。
重ね会わせる方の情報がコンターとして表示されますので
・フローフロントライン→ウェルドラインでウェルドの角度が表示
・ウェルドライン→フローフロントラインで温度が表示
されます。
■データセット
ウェルドライン上でプロットプロパティを実行すると「強調表示」タブがありま
す。データセットで「充填時間」を選択するとウェルドが何秒の時にできるのか
などが確認できます。必要な情報(データ)にセットしていただければ色々な検
証ができます。
[ 2009.05.28 from S.Maeda ]
+++ マイダスで構造解析はじめました Vol. 10 +++++++++++++++++++++++++++
■NEi Nastranとは、どんなソルバー?
皆さん、こんにちは SBDの小熊です。
設計者向けのCAEではソルバーとプリ・ポストプロセッサが一体となった形式が
主流ですね。CADアドイン版の普及が目立っていますが、Nastran, ANSYS, ABAQ
US, Marcなど昔からの独立版も多く使われています。
CADとCAEを切り離した環境で使用したい、CADに依存したくない、異なるCADを使
用している等の理由から、いわゆる独立型CAEのニーズもたくさんあります。
さて、今回はその独立版のmidas NFXで採用しているソルバー「NEi Nastran」に
ついてご紹介します。
NEi NastranはSBDでも取り扱っているNX NastranとMSC社のMSC Mastranと基本的
なソースコードは同じです。
1番の違いは非線形解析機能をNEi社が独自に付加しているところです。
つまり、1つのNastranソルバーで線形から非線形まで扱えるところが特徴です。
この豊富な機能を活かせるのが、midas NFXになります。独立型ですがCADとの連
携機能を備えています。
詳しくは下記Webでご紹介しています。
http://www.sbd.jp/product/kozo/midasnfx.shtml
[ 2009.05.28 from S.Masuda ]
+++ 統計のあれこれ Vol.28 +++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
■身長の高さと収入
こんにちは、行武です。身長の高い方へ朗報です。
ロイター(シドニー)によると、オーストラリア国立大学(ANU)の研究グ
ループは17日、オーストラリア人の収入に関する調査で、身長が高い男性の
年収は多くなる傾向があり、5センチの差で平均950豪ドル(約6万7千円)
の差が現れることが分かったと発表がありました。
それによると、全国から集められたデータで、調査対象となった男性の平均身
長は178センチでしたが、183センチの男性の収入は1.5%ほど多かっ
たそうです。
論文を見たわけではありませんので、詳しくは解説できませんが、おそらく多
くの変数の中から、身長と収入に相関関係(たぶんピアソンの相関係数)が見
られ、統計的検定でもそれが証明されたのだと思います。
なぜでしょうねぇ。身長の高い人は、幼い頃から自分に自信を持つような体験
をして(例えばスポーツだったり、恋愛だったり)、その自信が知らず知らず
のうちに仕事にも活かされるようになったのでしょうか。
それとも、就職の面接において、身長の高い人はそうでない人よりも仕事がで
きるような印象を面接官に与えているのでしょうか。
私たち日本人からすれば、178センチも高い身長ですよね。+5センチでど
んな違いがあるというのでしょうか。
このことは、全員が当てはまっているわけではないでしょうけれども、身長1
70センチの私にとっては、あまり嬉しくない調査結果です。
がんばります。
ちなみに、過体重では収入への影響はなく、「身長については、女性の場合は
統計的に有意なほどの影響が見られなかった」そうです。
[ 2009.05.28 from S.Yukutake ]
+++ 品質とリスクをマネジメントする Vol.2 +++++++++++++++++++++++++++++
■マイナス思考で考える
よく「物事はプラス思考で考えよ」と言われます。
たとえば会議などで「できない理由」を並べたてるよりも、「どうすれば実現
できるか?」をみんなで議論する方がいい結果をもたらす、というものです。
「プラス思考」は仕事だけでなく、人生論などの本でもよく目にする言葉です。
ところが、世の中にはプラス思考ではなく「マイナス思考で考えるのが鉄則」
という手法があります。
その手法こそ、古くから世界中で使われ、最新の国際標準規格でも規定されて
いる "FMEA" という手法です。
故障モード影響解析(Failure Mode Effects and Analysis)と呼ばれるこの手
法、「この部品が故障したらどうなる?」というように、「悪い」か「良くな
い」という方向に物事を考えて対策の要否を判断していきます。
まさに「マイナス思考で故障を未然防止する」手法なのです。
このほど、構造計画が販売を開始したライフサイクル・マネジメント・ツール群
は、6つのデスクトップ版と1つのエンタープライズ版から構成されていますが、
その中核をなすのがFMEAツールです。
次回以降、もう少しFMEAについて深堀りしていきたいと思います。
『Answer to youセミナー』http://www.kke.co.jp/mot/seminar/20090605.html
『DYADEM製品紹介サイト』http://www.kke.co.jp/dyadem/index.html
[ 2009.05.28 from S.Takahira ]
+++ ユーザーフレンドパーク Vol.51 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
■FloTHERMその1
みなさん、こんにちは。
今回はFloTHERMについて書きます。
ユーザーじゃないくせにごめんなさい。
でも、FlowSimulationユーザーですよ!
FloTHERMは電子機器に特化した熱流体解析ソフトということは
みなさんご存知だと思います。
熱流体解析といってもいろいろありますが、わざわざ特化したソフトが
販売されるほど電子機器の熱解析は需要が高く、そして難しいです。
難しい理由はいろいろありますが、その1つに基板の配線の複雑さがあります。
基板の材料の熱伝導率は一般的に小さい(1W/mK以下)です。
そして、配線は熱伝導率が大きい銅が使われています。
そのため、配線パターンによって部品からの熱伝導が大きく変わります。
シミュレーションを行うとき、基板の熱伝導率はどうしていますか?
純粋にFR-4などの物性を入れると、温度がとても高く計算されるはずです。
かといって一面銅ベタもやりすぎで、今度は低く計算されます。
実際はこの中間の値なのですが、配線によって変わるし、そもそも配線なんて
場所によって違うのだから、基板全体に1つの値を入れることに無理があります。
コンピュータの性能が極めて高ければ(あるいは時間が無限にあれば)、
配線を忠実に再現してもいいでしょう。しかし、それは現実的ではありません。
そんな悩みを抱える中、ここ数年で競合他社も含めてすばらしい機能が誕生しま
した。
ガーバーデータ(基板製造用のフィルムを作成するためのデータ、
配線パターンがわかる)を読み取って、ある領域毎の透過熱伝導率を計算
してくれる機能です。このようにして基板の熱伝導率に分布をもたせ、
メッシュ数の削減ができます。
この機能は非常に有効で、うまく計算できた例をいくらか見ています。
しかし、設計にシミュレーションを活用する場合、少し疑問を感じませんか?
と、疑問を投げかけて次週につなげたいと思います。
ちなみに、この機能はもともと日本人が思いついたアイデアだそうです。
全然自慢できない暮らしの(?)豆知識です。
[ 2009.05.28 from Kajita ]
+++ イベント情報 +++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
●設計者向け 初心者のための構造解析セミナー●東京6/3大阪6/4名古屋6/5
数多くの設計者CAEを立ち上げてきた設計者CAEのパイオニアが、なぜ設計者
CAEが利益となるのか、立ち上げる際のコツやノウハウをお教え致します。
http://www.sbd.jp/news/fembeginner.shtml
有料●設計者のための構造解析技術セミナー●大阪6月10日(水)11日(木)
有限要素法による構造解析の基礎を学びたい方のためのベーシック編(10日)
非線形、衝撃、疲労解析の基礎を学びたい方のためのアドバンスト編(11日)
http://www.sbd.jp/news/ws-femkozo.shtml
NEW●熱流体解析入門体験セミナー●東京・大阪・名古屋で毎月開催中!
http://www.sbd.jp/news/netsutaiken.shtml
●設計者CAEハンズオンセミナー●東京・大阪・名古屋で毎月開催中!
http://www.sbd.jp/news/ws-solidworkssimulation.shtml
●設計者CAE 個別活用相談会●東京・名古屋で毎月開催中!
http://www.sbd.jp/news/ws-caeadvice.shtml
●FEMAP with NX Nastran体験セミナー●東京・名古屋・大阪で毎月開催中!
http://www.sbd.jp/news/ws-femapwithnxnastran.shtml
●統計解析ソフトMinitab紹介セミナー●東京で毎月開催中!
http://www2.kke.co.jp/minitab/seminar_intro.html
●今すぐ使える3次元QCD向上に向けた僕らの戦い!●長野 7/25
http://www.sbd.jp/news/solidworksclub2009.shtml
●Answer to youセミナー ●東京 6/5
・品切れは論外だが過剰在庫を避け在庫量を適正にしたい! ・スケジューラ
を導入したがリードタイムが減らない! ・ストップウォッチによる作業時間
計測は時間も労力も掛かりすぎる! ・FMEAやFTAを導入したいがよいツール
が見つからない!
→ 生産計画・最適在庫・動作分析・品質リスク管理に関する多くのお客様の
お悩みに、私どものアンサーをお届けします。
http://www.kke.co.jp/mot/seminar/20090605.html
●Autodesk Solution Day 2009 ●東京 6/5
http://www.myautodesk.jp/asd09/index.html
★第16回SBD利用技術研究会★大阪 6月12日(金)
http://www.sbd.jp/lab/meeting/16th.htm
[ 2009.05.28 from R.Kamachi ]
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●編集後記
幻冬舎発行の「あなたにもミエル化?」という本を借りました。弊社が全面
的に取材協力をしているもので本の最後には「九州出身者が全所員の3割を
超す。」というたいへん興味深い(?)会社紹介で結んであります。
http://www.kke.co.jp/product/publish/others/090324.html
[ 2009.05.28 from R.Kamachi ]
<SBDプロダクト>
○midasNFX -------------------------------------構造解析
○SolidWorks(Flow)Simulation -----------------構造(熱流体)解析
○Femap with NX Nastran ------------------------構造解析
○ANSYS DesignSpace-----------------------------構造解析
○FloEFD ---------------------------------------熱流体解析
○FloTHERM -------------------------------------電子機器専用熱流体解析
○Autodesk Moldflow ----------------------------プラスチック充填解析
このメールマガジンについて
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