メールマガジンバックナンバー Vol.308
「俳句を創る」
SBDが毎週木曜日に無料で発行する、「SBDメールマガジン」の過去送信分のバックナンバーです。
S.B.D. MAIL MAGAZINE 2009-05-14<Thu> [Vol.308]
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┃S.B.D. MAIL MAGAZINE 2009-05-14 [Vol.308] ┃
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景気低迷の中でも、増収増益で収益を伸ばしている企業が7社に1社も有る
のだそうです。
SBDのお客様が製造業なので、つい自動車や電機・機械関連の会社を思い
浮かべると、7社に1社もあるのかとびっくりしてしましますが。
儲かっている会社のキーワードは、「節約」「癒やし」「健康」、だそうです。
通信講座のベネッセは学習塾よりも割安だということで、会員数を伸ばしていま
す。また、「癒やし」の代表は任天堂で、「Wii」や「DS」が不景気で外出を控え
る中で世界的にヒットしたのだそうです。3番目の「健康」は、今後の長期的な
テーマですが、特に不景気でも健康に掛ける予算だけは削れないのだそうです。
このキーワードを参考に、当社の販売戦略を練り直そうと頭を捻ってはみるもの
の、なかなか妙案は思い付きません。
「節約」志向を受けて、CAEソフトウェアの値段をぐっと下げたらどうかと考
えましたが、安くすると性能も悪いのではないかと勘繰られ、購入前のベンチマ
ークや、貸出評価がぐっと増えます。
また「安かろう、悪かろう!」といったイメージが付きやしないかと心配です。
数年前に、ユニクロがフリースで業績を伸ばした後、苦境に立たされたのは、
「安い」というイメージがマイナスに働いたからです。
その後、ユニクロは独自の素材を開発したりして、安さを保ちつつも、品質は他
の衣料品より良いことを消費者に気づかせました。
私たちも、「安い」けど、性能は他社よりも良いというCAE製品作りを目指し
ています。
「NEi NASTRAN」をソルバーに採用して、韓国製のユーザーインターフェースで
使い易さを狙った「midas NFX」が、そんな製品にならないかと頑張っています。
構造解析の基礎的な勉強を兼ねた紹介セミナーがありますので、是非ともお越し
ください。
初心者のための構造解析セミナー⇒http://www.sbd.jp/news/fembeginner.shtml
[ 2009.05.14 from T.Sumiya ]
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技術彙報
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□【構造】強度設計あれこれ Vol.7
■FEMのメッシュについて(最近の案件より)
FEM(有限要素法)は皆さんご存じかと思います。昨今、メッシュ(要素)
を意識しないで解析ができるツールも多いですが、メッシュのサイズ、形状
、定式化(タイプ)によって大きく解が異なってくる場合もあります。
その中でも難しい問題に「要素のロッキング現象」というのがあります。
1つの要素は限られた節点(自由度)から構成された変位関数で近似してい
ますので、弾性体のすべての挙動を表現できるわけではありません。アスペ
クト比の悪い要素が曲げを受けると偽のせん断剛性が同時に発生してしまう
「せん断ロッキング」と、ポアソン比が0.5に近い場合に起きる「体積ロッ
キング」が知られています。
通常は形状の整った細かい要素を用いれば問題はないのですが、薄板形状の
曲げ解析やゴムの解析などで、上記のロッキング現象が生じると単にメッシ
ュを細かくしても改善されません。
現在でもロッキング対策された要素の研究がすすめられています。
FEMは要素の開発に始まり要素の開発に終わる?でしょうか。
[ 2009.05.14 from N.Sahashi ]
□【熱流体】FloTHERMだいすきクラブ Vol.19
■基板のモデル化-解析への影響度
前回に続きセミナーでお話しすることです。
配線パターンを考慮すると言った場合、2つのレベルが考えられます。
1つめは、配線の存在自体を考慮しているかいないか。
2つめは、配線パターンの配置(方向や局部的な分布)まで考慮しているか
どうか。それぞれ解析への影響を検証してみました。配線自体を無視すると
温度上昇が最大で4倍(+300%)違いました。
配線方向を考慮しないと最大-20%の誤差が生じました。部品の大きさと、
ファンの有無によって影響の大きさは変わります。
●電子機器 熱設計ノウハウセミナー●大阪 5/15 東京 5/22
ご参加お待ちしています。
http://www.sbd.jp/news/netsuknowhow-tokyo.shtml
[ 2009.05.14 from Y.Iijima ]
□【樹脂流動】樹脂猫の手も借りたい Vol.50
■新連載●Autodesk Moldflow Tips 4
昨年の2月から連載してきた樹脂猫の手も借りたいも50回目となりました。
Moldflowでなぜ猫なのか?という疑問もあるかもしれませんが.........
連休前の出張で大阪から名古屋へ移動した際に話題のN700系に乗ることができま
した。さっそく無線LANを試してみたのですが、Webを見たりするぶんにはなかな
か快適でした。ちなみに100Mbyte程のデータをダウンロードするのに約20分かか
りましたけど(笑)。
移動している新幹線からにしてはちょっとがんばっていますよね。
では本題だニャン。Λ Λ
(=^-^=)
Autodesk Moldflow Insightで意外に便利な機能が「レイヤー」です。
CADを使っている方であれば、「だから?」と思われるかもしれませんが、
樹脂流動解析ソフトでは、ちょっとめずらしい機能かもしれません。
通常ランナーシステムは「ランナー」とか「ゲート」といったカテゴリーで
作成されているので、ランナー表示をON/OFFにすることはできたとしても、
自分で任意の部位をユニークな名前をつけて管理することはおそらくできな
いでしょう。
例えば、Autodesk Moldflow Insightではキャビとコアの冷却管をそれぞれ
□キャビ側冷却管
□コア側冷却管
として分類し、それぞれのレイヤーに冷却管を自分で割り付けします。
キャビ側の冷却管を編集するのに、コア側の冷却管が重なって邪魔になる場合と
かあるんですよね。
また、こんな使い方もできます。
3D解析でボイドを確認するのに断面表示を使うのではなく、任意の部分から別レ
イヤーに放り込んで非表示にすれば、簡単に断面を見ることができます。
最後に
何らかのレイヤーにあるモデルを選択する場合、AMIの「編集」→「選択の種類」
→「レイヤー」でそのレイヤーを指定すれば一括選択することができます。
これは便利ですよ!!
●お知らせ
Autodesk Moldflowのオペレーションガイドが公開されております。
保守ユーザー様はオートデスク サブスクリプションへログインしていただき
ダウンロードしてください。
[ 2009.05.14 from S.Maeda ]
+++ マイダスで構造解析はじめました Vol. 8 +++++++++++++++++++++++++++
■韓国式お酒の飲み方 ~その3~
前回に続き非常にアグレッシブ(?)な飲み方をもうひとつ。
その名も「靴酒」。。。もうおわかりですね?
忠誠酒同様ビジネスの成功を誓って靴に注がれたお酒を一気に飲みます。
もちろんそれは相手(マイダス社の社長です)の靴です。
昨年7月、ビジネス開始にあたって北海道で合宿をしたのですが、当社と
マイダス社の関係者総勢10数人すべてが老若男女に関わらずその洗礼を
受けました。 興が乗ってくるとキムチやナムル、果ては醤油なんかも
注がれますが何が入っていようと一気に飲み干します。
靴酒を飲み干した後はさらに、社長からの熱い抱擁とさらにさらに熱い、
熱~い接吻(唇+唇!)のご褒美までいただきました。
(さすがにこのご褒美は男性だけでしたが。)
そんなこんなで飲べえが多い当部門もたじたじの宴会となったわけです。
こんな経験のおかげでマイダス社のスタッフとも一気に距離が縮まり和気あい
あいと仕事ができるようになりました。あとはとにかく日本のお客様にmidasの
良さをわかってもらいどんどん販売していくのみです。
でももう一回やれと言われたら二度とやらない。。。
いやいや酔っぱらってしまえばまたやってしまうかな。。。?
[ 2009.05.14 from J.Ofuchi ]
+++ 統計のあれこれ Vol.27 +++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
■相関とピアソン
こんにちは、行武です。Vol.26でゴールトンの回帰について話しました。ゴー
ルトンは、相関係数の概念についても既にその関係性を示していました。相関
係数とは、データXとデータYの関係がどの程度あるのかを意味する統計用語で
す。
少し後になって、統計学者のピアソン(1857-1936)は、ゴールトンらが考案
した相関係数の概念を、数学的に精緻化しました。すなわち、データXとデー
タYが、完全に直線関係になる場合、1もしくは-1となるような関係式を作り出
したのです。
単に「相関係数」と言う場合は、ピアソンの相関係数を意味しており、Minita
bなどの統計解析ソフトウェアでは、ピアソンの相関係数として表示されます。
ということは、相関係数にもいくつか種類があるということです。いつかご紹
介したいと思います。
ピアソンは、カイ2乗による適合度検定や標準偏差の概念を示し、統計業界に
多大な貢献をしました。また、優れた教育者でもありました。彼の写真を見る
と、いかにも秀才顔で、それでいて優しい目をしています。
ピアソンは、同僚と共に生物学の雑誌を創刊し、統計手法を遺伝や進化などの
分野に応用しています。彼の活動は、多くの統計学者が世に出るきっかけとな
ったはずです。
ちなみに、彼はデータの散布図を一目見ただけで、小数点以下2桁まで相関係
数を言い当てたと言われています。それだけ多くのデータを見てきたというこ
とでしょうね。
私の場合、小数点以下1桁目も当てることができません。ピアソンの偉大さが
身をもって感じられます。
参考文献「心理・教育のための統計法 山内光哉著」
[ 2009.05.14 from S.Yukutake ]
+++ ユーザーフレンドパーク Vol.49 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
■シミュレーションのタイミング
こんにちは。前回は並列計算と私の趣味を書いてしまいましたが、今回からは
日常の技術相談について書きたいと思います。
シミュレーションを設計に取り入れるという考え方はここ数年で広まってきた
と思います。
私は電子機器の熱に関する相談を受けることが多く、試作前にシミュレーション
をしてほしいと頼まれることがしばしばあります。
数年前はポンチ絵を描いて相談にみえる方が多かったのですが、今は3次元CAD
でしっかり描きこんだデータをもってみえる方が多くなりました。
SolidWorksだとそのままFlowSimulationに使えるので楽々完了、と思うかもし
れませんが、そういかない(そうさせたくない)場合があります。
それは、わざわざシミュレーションをするまでもなく、NGとわかることがある
からです。「OK、NGをシミュレーションで判断したいのにそれじゃぁ、何のた
めのシミュレーション?」と思われるかもしれません。完璧な答えは用意でき
ませんが、少なくともいきなり詳細なCADを描くのはよい手順とはいえず、シ
ミュレーションを行うタイミンが重要だと思います。
では、どういうタイミングがいいのか?
ケースバイケースで難しい問題ですが、
CADデータをいきなりもてくるのは典型的な悪い例といえます。
次回はこの悪い例についてお話したいと思います。
[ 2009.05.14 from Kajita ]
+++ 達人に聴く Vol.6 +++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
■"いいものづくり"を目指す技術屋としての素養
激変するこれからの世界に対してよいものづくりを支えようとする志の高い日
本の技術屋諸兄に持っていただきたい人格的・技術的素養を小生が両先輩から
受けた薫陶を申し送り事項のお勧め"としてをお伝えしておきます。
1 基礎力学(連続体力学)全般の素養の習得
材料力学、振動論、梁理論、シェル理論、破壊力学、流体力学、熱力学などが
あげられます。現象を正しく定量的に判断するにはCAD・CAEだけは不充分です。
連続体力学としての観点が重要です。そして許容応力、寿命、信頼性、工作加
工法のベースとなる使用材料の物性精度データの確認も必要です。
2 俳句を創る
自然(物)を観察する、自然と対話して必要最小限の言葉(5,7.5)で
感動を表現する。これは無駄を削ぎおとして本質を表現する工学の精神とも一
致します。
3 手を使う
手は脳と直結しています。手を動かす、手で触る。結論はA4一枚内に手書き
でまとめる。にこれらの感触が脳にが記憶保存されます。
4 モーツアルトを聴く
脳を活性化する最大のエネルギーは耳からの音です。いい音楽を聴きましょ
う。モーツアルトの高周波数領域の名曲は、脳の前頭葉を刺激して知性を活性
化してくれます。弦楽五重奏曲 第三番ハ長調(KV515)、第四番ト短調
(KV516)などがお勧めです。ブラームスもいいです。
以上、率直に忌憚のない考えを述べさせていただきました。これも、この世界
的変革のときにあたって"おやじ"の日本の次世代を背負って立つ諸兄に対す
る期待感の現れとご理解いただければ幸いです。"脚下照顧/温故知新"と言
ってきましたが、あえて意訳すれば
"TRY AND ERROR AND TRY"で、この不屈の"ものづくり"精神を
あえて小生はこれを現代の"武士道"と呼びたいと思っています。 早々
桜散る ゆく人なきや この道を 敬基
[ 2009.05.14 from K.Takahari ]
+++ イベント情報 +++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
●設計者向け 初心者のための構造解析セミナー●東京6/3大阪6/4名古屋6/5
数多くの設計者CAEを立ち上げてきた設計者CAEのパイオニアが、なぜ設計者
CAEが利益となるのか、立ち上げる際のコツやノウハウをお教え致します。
http://www.sbd.jp/news/fembeginner.shtml
●やさしい構造解析入門セミナー●大阪5/21(木)
構造解析ツールについて基本的な内容から最新情報、実際の操作性、熱流体
や樹脂流動の連成まで、分かりやすくご紹介させていただきます。
http://www.sbd.jp/news/easy_midas_seminar.shtml
●電子機器 熱設計ノウハウセミナー● 東京 5/22
電子機器の設計者にとって不可欠な要素技術とも言える「熱設計」ですが、
初歩的な誤解や知識不足のためまとはずれな対策を行っていませんか?
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●midasNFX無料体験セミナー●大阪5/28 名古屋5/21
高機能スタンドアローン型構造解析/FEMソフトである「midasNFX(マイ
ダスエヌエフエックス)」の無料体験セミナーを開催いたします。
http://www.sbd.jp/news/ws-midasnfx.shtml
おやじセミナー●IT活用による"ものづくり"コストダウン機械・構造設計講座
日本のものづくり・製造業の見直し、つまりコストダウンと信頼性・安全・品
質を活かした高付加価値製品の開発・製造のためにITの全社的な活用が必須です!
当講座は、上記の観点に立った実践的な知識と、設計ケーススタディを行います。
全3日間コース5/26・27,6/9 受講料:84,000円(税込)
http://www.sbd.jp/news/monodukuri.shtml
有料●設計者のための構造解析技術セミナー●大阪6月10日(水)11日(木)
有限要素法による構造解析の基礎を学びたい方のためのベーシック編(10日)
非線形、衝撃、疲労解析の基礎を学びたい方のためのアドバンスト編(11日)
http://www.sbd.jp/news/ws-femkozo.shtml
NEW●熱流体解析入門体験セミナー●東京・大阪・名古屋で毎月開催中!
http://www.sbd.jp/news/netsutaiken.shtml
●設計者CAEハンズオンセミナー●東京・大阪・名古屋で毎月開催中!
http://www.sbd.jp/news/ws-solidworkssimulation.shtml
●設計者CAE 個別活用相談会●東京・名古屋で毎月開催中!
http://www.sbd.jp/news/ws-caeadvice.shtml
●FEMAP with NX Nastran体験セミナー●東京・名古屋・大阪で毎月開催中!
http://www.sbd.jp/news/ws-femapwithnxnastran.shtml
●統計解析ソフトMinitab紹介セミナー●東京で毎月開催中!
http://www2.kke.co.jp/minitab/seminar_intro.html
●今すぐ使える3次元QCD向上に向けた僕らの戦い!●長野 7/25
http://www.sbd.jp/news/solidworksclub2009.shtml
●Answer to youセミナー●東京 6/5
品切れは論外だが過剰在庫を避け在庫量を適正にしたい! スケジューラを導入し
たがリードタイムが減らない! ストップウォッチによる作業時間計測は時間も労
力も掛かりすぎる。何とかならないか? FMEAやFTAを導入したいがよいツールが
見つからない!生産計画・最適在庫・動作分析・品質リスク管理に関する多くの
お客様のお悩みに、私どものアンサーをお届けします。
http://www.kke.co.jp/mot/seminar/20090605.html
●Autodesk Solution Day 2009 ●東京 6/5
http://www.myautodesk.jp/asd09/index.html
[ 2009.05.14 from R.Kamachi ]
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●編集後記
衝撃のマイダス連載でしたね。世間では自社のためにここまで身体をはって
いるのか非常に気になります。SBDには様々な伝説がありますが、これはトッ
プクラスの伝説です...社会って厳しいなぁ~と身をもって感じました。
[ 2009.05.14 from R.Kamachi ]
<SBDプロダクト>
○midasNFX -------------------------------------構造解析
○SolidWorks(Flow)Simulation -----------------構造(熱流体)解析
○Femap with NX Nastran ------------------------構造解析
○ANSYS DesignSpace-----------------------------構造解析
○FloEFD ---------------------------------------熱流体解析
○FloTHERM -------------------------------------電子機器専用熱流体解析
○Autodesk Moldflow ----------------------------プラスチック充填解析
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