メールマガジンバックナンバー Vol.305
「解析に対する理解度」
SBDが毎週木曜日に無料で発行する、「SBDメールマガジン」の過去送信分のバックナンバーです。
S.B.D. MAIL MAGAZINE 2009-04-16<Thu> [Vol.305]
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃S.B.D. MAIL MAGAZINE 2009-04-16 [Vol.305]
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
昨日、弊社東京のセミナールームで電磁場解析の新製品『XFdtd 7』のお披露
目セミナーがあり、超満員の100名以上のお客様にお集まり頂きました。
(Finaite Defference Time Domainだそうです)
セミナーでは、電磁界シミュレーターの分野で多くの出版物を出されている小
暮裕明先生が、アンテナ設計にどうシミュレーターを使うか、大変わかり易く
お話しされ、その後開発元のRemcom社からデモンストレーションがありました。
首都圏のSuica、JR東海のTOICA、西日本のICOCA、北海道のKitakaと、電車に乗
るにはICカードが当たり前になって来ましたが、これらもみんな内部にアンテ
ナが入っていて、決められた周波数に合わせるために、シミュレーターが欠か
せなくなっているのだそうです。
詳しくはこちら→ http://www.kke.co.jp/xfdtd/
SBDでも、CAEを上手に使っていただくために、前回好評だった『構造解析再入
門セミナー』を、21日(大阪)、23日(東京)と行います。
また、5月には流体の技術者のために、ジイーサスの藤田さん、NECエレクトロ
ニクスの伊東誠さんに、熱設計にシミュレーションをどう使うかお話して頂き
ます。
両セミナーとも、定員に近づいていますので、お早めにお申し込みください。
お申込みは→
【構造】「SolidWorksユーザーのための構造解析再入門」
http://www.sbd.jp/news/solidworksretry.shtml
【熱流体】「電子機器 熱設計ノウハウセミナー」
http://www.sbd.jp/news/netsuknowhow-tokyo.shtml
[ 2009.04.16 from T.Sumiya ]
+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-+:-+:-:+:-:+
技術彙報
+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-+:-+:-:+:-:+
□【構造】強度設計あれこれ Vol.4
■強さと粘り
材料を選択するときに、なるべく硬く強く、そして、安く軽い材料を考え
ることが多いでしょう。
厳密な言い方ではないですが、硬いとは同じ力に対して変形(ひずみ)が少
ないということで、強いとは大きな力まで耐えられることです(安い、軽い
は説明を省きます)。
一般構造鋼で考えると硬さ(ヤング率)はほぼ同じですので、降伏応力値や
引張応力値など強さ(強度)のみで材料を選択してしまうと危険になる場合
があります。
特に、疲労など時間依存の繰り返し荷重に対しては、強度の高い材料ほど劣
化による感度が高く、ちょっとした異物や傷によって突然壊れてしまうこと
があります。
エネルギーで見たときに、最大応力(強度)はそれほど高くなくても大きな
ひずみでも壊れない材料の方が有利な場合があります。
加工し易く、多少の劣化や傷にも影響を受け難い、そして、大きな変形が生
じてから壊れるので不具合の発見もし易くなります。
新材料によって技術が進歩しますが、普及している安い材料を上手く設計
して、安全で安く機能的な製品を作ることも高い技術ですね。
[ 2009.04.16 from N.Sahashi ]
□【熱流体】FloTHERMだいすきクラブ Vol.16
■回路設計から熱設計
熱対策技術展に出展中です。常々基板設計者に熱解析を挑戦してもらいたい
と思っています。
回路設計のデータから自動的に熱の計算ができるの?と、よく質問されます。
私も本来そうあるべきとは思うのですが、そういうソフトはまだありません。
回路情報>部品の電流・電圧>発熱量>温度、というのを期待されていますが
、現状では発熱量は自分で決めないといけません。
展示会は経済状況の影響もあり来場者も少なめです。その分、ゆっくり質問が
できますよ。17日(金)17:00まで幕張でお待ちしております。
[ 2009.04.16 from Y.Iijima ]
□【樹脂流動】樹脂猫の手も借りたい Vol.47
■新連載●Autodesk Moldflow Tips
先週土曜日の夜中にNHK総合で「ひとりと一匹たち 多摩川河川敷の物語」の再
放送がありました。
ある写真家の方が多摩川の河川敷にいるホームレス?と野良猫たちを写真に撮っ
て17年..という内容だったのですが、猫たちにもドラマがあり、主人を待ち続け
る猫、猫にエサをあげる人たち等。そして最後には1匹の猫が死んでしまうので
すが、とても安らかな顔で亡くなっていて番組が終了しました。
ちょっとした番組だったのですが、本当にいい番組でした。
では本題だニャン。Λ Λ
(=^-^=)
今回からちょっとしたこと(Tips)をご紹介していきます。
第一回目はAutodesk Moldflow Adviserのバッチ処理についてです。
Autodesk Moldflow Insightではバッチキューがありますが、
AdviserではAutodesk Moldflow Adviser Command Lineから実行します。
まずは解析を行うプロジェクトとスタディファイルを用意します。
プロジェクトのインデックスは*.mpaファイルです。
■準備
スタディファイルはすべての解析が実行できるようにモデルの準備
は当然のことながら、射出位置(もしくはランナーシステム)、成形条件
がすべて設定されていなければなりません。
モデル、解析順序、材料、射出位置、プロセス設定の左に緑のチェックが
あればOKです。
今回はex1にある3つのスタディを解析したいと思います。
次にバッチ処理するためのbatファイルを作成します。
書式はメモ帳などで
start /wait adviser - execute .\ex1.mpa 1.sdy
start /wait adviser - execute .\ex1.mpa 2.sdy
start /wait adviser - execute .\ex1.mpa 3.sdy
と記載します。
■実行
Windowsのスタート→全てのプログラム→Autodesk→
Autodesk Moldflow Adviser 2010→
→Autodesk Moldflow Adviser Command shell
にてMy AMA 2010 Projectsが開きますから
cd ex1と入力して移動しましょう。
そこで先ほどのメモ帳に記載した内容をCopyし
このCommand Line上でマウス右クリック→「貼り付け」
を実行します。
Moldflowが起動して解析が始まれば成功です。
■Autodesk Moldflow ハンズオン決定!
5月と6月にAutodesk Moldflowのハンズオンを開催いたします。
[ 2009.04.16 from S.Maeda ]
+++ マイダスで構造解析はじめました Vol. 5 +++++++++++++++++++++++++++
■韓国式お酒の飲み方 ~その2~
韓国の一般的な飲み方ではないと信じたいのですが、非常にユニークな、
というかアホらしい飲み方をご紹介します。その名も「忠誠酒」。
まずジョッキに入ったビールとぐい飲み程度のグラスにウイスキーを満たした
ものを用意します。ジョッキの口に爪楊枝を2本渡し、その上にウイスキーグ
ラスを静かに載せます。
ジョッキの手前10cmほどにたたんだハンカチを置きそれに向って頭突きを一発。
爪楊枝に載ったグラスがビールジョッキにすとんと落ちるわけです。
あとはマイダスビジネスに忠誠を誓って一気に飲みほします。
マイダス社の社長にこれをやれと言われたら誰も断ることはできません。
景気も最悪でビジネスも決して順調とはいえませんが、あの「忠誠酒」を
飲んで成功を誓ったんだという思いで日々頑張っています。
危険ですから読者の皆さんは決して真似をしないように。。。
[ 2009.04.16 from J.Ofuchi ]
+++ ユーザーフレンドパーク Vol.46 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
■M&Tと愉快な仲間たち(第11回)
M 「こんにちは、Mです.」
T 「こんにちは、Tです. Mはこれまでにどんな解析をやったかな?」
M 「何ですか?いきなり. いろいろとやってますよ.」
T 「どんな分野の解析をやったことがあるかということだが...」
M 「そうですね、強度・振動・熱・光路・樹脂流動ぐらいでしょうか、でもそれ
がどうしたんですか?」
T 「うん、どこまで設計者が解析をするのが良いのかと思って.」
M 「難しい問題ですね. 頻度と条件にもよるでしょうか. 年に一度しかやらない
ものは思い出すだけで時間がかかるので自分でやるのは効率が悪いですし、
一方、設計上の制約条件があまりに複雑な案件は意図を正確に他人に伝える
努力をするくらいならば自分でやった方がまし、となるかもしれません.」
T 「ということは、一律に設計者展開を図ることは難しいということか.」
M 「ただ、たとえ忘れたとしても、自分で一度解析をおこなったことがあると無
いとでは、解析に対する理解度が全く違いますので、設計者にやってもらう
ことには十分意義があると思います.」
T 「それではどのようにして設計者展開を図っていくのが良いだろう?」
M 「まずは設計者が推進するのが大事だと思います. 設計的な視点から相対評価
など使える部分を時間対効果を考えながらうまく使用しますから.」
T 「部門内に推進してくれるような人が居ない場合はどうする?」
M 「最低限でも推進する人が近くに居てくれると良いです. すぐに聴けるので.
あと、自分のやりたい解析と同じ事例があると無いとでは大違いです.」
T 「それから?」
M 「若手から攻略していくのが有効ではないでしょうか. 今までは経験の差が設
計力の差になっていましたが、解析ができるようになればその差を少しでも
埋めることができます. 経験のある設計者も今まで格下に見ていた相手が急
に解析結果を元にプレゼンをするようになれば焦ってくるはずです.」
T 「そうだな、それは有効だな. そういったことを実現するためには、何をする
必要があるだろうか」
M 「設計者が簡単に解析をすることができる環境を整備することが重要です.
まずはCATIAの中で解析が完結できるようにすること.
拡大縮小や回転といったUIが少しでも変わっただけで設計者にとっては大き
なハードルとなります.
あとは材料物性や解析条件などは場面ごとに最適設定を事前に検証の上、用
意しておかなければなりません. せっかく意欲を出してやってみたけど使え
なかったということにならないようにフォローするのが最も重要です!」
T 「随分と熱が入っているな. どうしたんだ?」
M 「最近、解析をする設計者が増えてきて仲間が増えたようでうれしいんです.」
T 「抜かれないように気をつけろよ.」
M 「Tさんこそ私に抜かれないように気をつけてくださいね.」
T 「・・・また来週~」
[ 2009.04.16 from M & T ]
+++ 達人に聴く Vol.3 +++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
■世界経済の安定化に寄与すべき"ものづくり日本"の果たすべき役割 その1
現在日本の経済成長率は世界レベルで観ても最悪レベルです、見通しはまった
く暗いといっていいでしょう。
ところがこの世界的同時不況を克服するためのリーダーシップをとってもらい
たい国として日本に対する各国の期待は大なるものが有ります。
それは日本が真摯な思いやりのあるものづくりができる長い歴史を持った国で
あること、人的資源が豊富で、そして平和憲法の国だからです。
世界的な富の格差を前提に考えるならば、これからの時代は高級品志向から実
用品志向に大きく変わるでしょう。
安くて丈夫で長持ち、使いやすい実用品を求めている人は地球上の大半の人々
です。
そしてこのよりよい実用品を造る技術とは高級品を造るよりもずっと高い技術
と広い視野が求められるでしょう。
[ 2009.04.16 from K.Takahari ]
+++ イベント情報 +++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
●電子機器 熱設計ノウハウセミナー●大阪 5/15 東京 5/22
電子機器の設計者にとって不可欠な要素技術とも言える「熱設計」ですが、
初歩的な誤解や知識不足のためまとはずれな対策を行っていませんか?
http://www.sbd.jp/news/netsuknowhow-tokyo.shtml
締切間近●SolidWorksユーザーのための構造解析再入門●10:00~17:00
◆大阪 4/21(火) ◆東京4/23(木)
・SolidWorksSimulation(旧名COSMOSWorks)を使って初めて解析を行う方
・ある程度使いこなしているがさらに便利な機能を習得したい方
http://www.sbd.jp/news/solidworksretry.shtml
●midasNFX無料体験セミナー●東京5/8 大阪5/28 名古屋4/23
高機能スタンドアローン型構造解析/FEMソフトである「midasNFX(マイ
ダスエヌエフエックス)」の無料体験セミナーを開催いたします。
http://www.sbd.jp/news/ws-midasnfx.shtml
おやじセミナー●IT活用による"ものづくり"コストダウン機械・構造設計講座
日本のものづくり・製造業の見直し、つまりコストダウンと信頼性・安全・品
質を活かした高付加価値製品の開発・製造のためにITの全社的な活用が必須です!
当講座は、上記の観点に立った実践的な知識と、設計ケーススタディを行います。
全3日間コース5/26・27,6/9 受講料:84,000円(税込)
http://www.sbd.jp/news/monodukuri.shtml
有料●設計者のための構造解析技術セミナー●大阪6月10日(水)11日(木)
有限要素法による構造解析の基礎を学びたい方のためのベーシック編(10日)
非線形、衝撃、疲労解析の基礎を学びたい方のためのアドバンスト編(11日)
http://www.sbd.jp/news/ws-femkozo.shtml
●設計者CAE 個別活用相談会●東京・名古屋で毎月開催中!
http://www.sbd.jp/news/ws-caeadvice.shtml
●FloEFD製品操作体験セミナー●東京・大阪・名古屋で毎月開催中!
http://www.sbd.jp/news/ws-floefd.shtml
●設計者CAEハンズオンセミナー●東京・大阪・名古屋で毎月開催中!
http://www.sbd.jp/news/ws-solidworkssimulation.shtml
●FEMAP with NX Nastran体験セミナー●東京・名古屋・大阪で毎月開催中!
http://www.sbd.jp/news/ws-femapwithnxnastran.shtml
●FloTHERM,FloTHERM.PCB無料体験セミナー●東京で隔月開催中!
http://www.sbd.jp/news/ws-flotherm.shtml
http://www.sbd.jp/news/ws-flothermpcb.shtml
●統計解析ソフトMinitab紹介セミナー●東京で毎月開催中!
http://www2.kke.co.jp/minitab/seminar_intro.html
●テクノフロンティア2009熱対策技術展出展中●4/15~17
http://www.sbd.jp/news/2009.shtml
[ 2009.04.16 from R.Kamachi ]
∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴
●編集後記
冒頭文でのICカード話、なんと全国には約20種類もあるそうです。「IruCa」
や「せたまる」等かわいいネーミングもあったり。そして急いでいる時は本
当に便利ですね、でもたまに財布よりICカードの方がお金持ちの場合も...
[ 2009.04.16 from R.Kamachi ]
<SBDプロダクト>
○midasNFX -------------------------------------構造解析
○SolidWorks(Flow)Simulation -----------------構造(熱流体)解析
○Femap with NX Nastran ------------------------構造解析
○ANSYS DesignSpace-----------------------------構造解析
○FloEFD ---------------------------------------熱流体解析
○FloTHERM -------------------------------------電子機器専用熱流体解析
○Autodesk Moldflow ----------------------------プラスチック充填解析
このメールマガジンについて
○配信登録・変更・停止・バックナンバー閲覧
http://www.sbd.jp/mail_magazine/
○ご意見・ご感想
mailto:sbdmagz@kke.co.jp
∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴
Copyright(C) 株式会社 構造計画研究所 SBD営業部
東京都中野区中央4-5-3 TEL03-5342-1051/FAX03-5342-1055
http://www.sbd.jp
発行責任者:角家強志 編集担当:蒲池留依
※掲載記事の無断転載を禁じます。本内容の記述の内容を実問題に利用
される場合、弊社の承諾は不要ですが、使用者の自己責任でご利用ください。
∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴




