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メールマガジンバックナンバー Vol.304
「CAEに助成金」

SBDが毎週木曜日に無料で発行する、「SBDメールマガジン」の過去送信分のバックナンバーです。

S.B.D. MAIL MAGAZINE 2009-04-09<Thu> [Vol.304]

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 ┃S.B.D. MAIL MAGAZINE  2009-04-09 [Vol.304]
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昨日リクルートから発表された、2009年の大学生の就職希望企業ランキング
では、昨年6位だったトヨタ自動車が96位に下がったそうです。

ちなみに、1位はJR東海、2位はJR東日本、3位は全日空と、いずれも
人を乗せる会社ですが、自動車は見離されたのでしょうか。

営業利益が1兆円を超え、どう考えても日本一、あるいは世界一の企業に見
えていたのですが、学生さんには不安に見えるのでしょう。

急激な不況で、様々なところに影響が出ていますが、このような時期にもの
づくりの省力化や能力向上を図ってみたら如何でしょう。

独立行政法人の雇用・能力開発機構が、省力化や能力向上のための設備投資
に、以下のような助成金を行っています。
http://www.ehdo.go.jp/gyomu/hakki.html

生産性向上や付加価値向上になる設備やシステム(3次元CADソフトとも記述
されています)なども対象で、20人までの企業なら導入費用の1/2まで
、20人以上でも1/3が支給されるようです。

例えば、FloEFD を500万円で導入して頂き、新人に活用させると言った名目
で申請が通ると、従業員20名以上の企業だと、1/3の166万円支給され
、負担額は334万円となる計算です。

以前からあった助成金制度ですが、ここに来て注目されているようです。

政府が、ここに来て地デジテレビ購入支援金に2万円、環境対応の自動車に
35万円と、需要喚起のための給付金の大盤振る舞いを検討しているようです
が、あなたの会社もCAEを導入する大チャンスです。

では、CAEの上手な使い方を研究するSBDメルマガ、最後までお付き合
いください。

        [ 2009.04.09 from T.Sumiya ]


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  技術彙報
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□【構造】強度設計あれこれ Vol.3
■2つの考え方

 前回、「破損」という話をしましたが、耐用期間に破損しないような設
計として安全寿命設計(Safe Life Design)があります。これは、想定され
る最大荷重、最大サイクル数でも壊れない安全率を確保した設計です。

原子力関連はこれに当たるのでしょう。また、航空機関係では、損傷許容
設計(Damage Tolerance Design)が使われています。
これは、ある期間での寿命確率を評価し、それまでに点検補修をする考え
です。時間強度設計とも言います。

一般の製品では上記のような両極端の設計は難しく、ものすごく大きな安
全率も設定できないし、極限設計もできないでしょう。

ではどうすれば安全を確保できるのか?難しく複雑な問題だと思いますが、
フェイルセイフ設計(Fail Safe Design)思想や品質管理、定期点検など地
味な作業が重要になってくるのだと思います。

        [ 2009.04.09 from N.Sahashi ]

□【熱流体】FloTHERMだいすきクラブ Vol.15
■輻射計算の高速化

中国の会議で、バージョンアップが発表されました。その一つに「輻射計
算の大幅な高速化」がありました。形態係数という、輻射熱の影響度を計
算します。

たとえば発熱部品の表面とそれを受ける筐体の内面の位置関係を考慮しま
す。大規模モデルになると、この計算だけで、本来の熱計算と同程度の時
間がかかり、大きなネックとなっていました。

新たに並列計算に対応することで、大幅に計算時間を短縮しました。形態
係数の計算は各面の計算が独立していて、並列計算による高速化に適して
います。

        [ 2009.04.09 from Y.Iijima ]


□【樹脂流動】樹脂猫の手も借りたい Vol.46
■イベント●INTERMOLD2009

会社から自宅へ帰る道路(中野通り)は桜の並木道になっていますので、今が本
当に綺麗です。4月になって草花が元気になり始めると、よく見かけるようにな
るのが野良猫です(笑)
猫も草花が大好きですので、近所の空き地でもタンポポなんかを鼻でフンフンし
ている子をよく見かけます。

さて、今週は東京のビッグサイトでINTERMOLD2009が開催されています。
さっそく行ってみましたので、今回はそのレポートです。

では本題だニャン。Λ Λ
        (=^-^=)

INTERMOLDは毎年東京、大阪で交互に開催しているイベントです。
今年は東京のビッグサイトで4/8~4/11まで実施されています。
私は初日の8日に行ってきました。
まずは開発元のAutodesk様のブースです。
AutodeskさんはAutodesk Moldflowとして初めての展示会となりますので、
配布するカタログが当然新しくなっていました。
黒の表紙のカタログで、内容は以前よりもわかりやすくなりました。
会場に行かれた方は必ずゲットしておきましょう。

今回は景気の影響か各社ともブースが少しスリムになっており、イベントとして
はちょっとさびしい感もありますが、逆にそれぞれの企業コンセプトがわかりや
すくなっており、ポイントを絞って回ることができます。
とはいえ、競合商品も数社出展されていたのですが、今年は東レさんが出ていま
せん。いろいろ見てみようと思ったのですが、ちょっと残念でした。

お知らせ
Autodesk Moldflowの紹介をいくつかしてきましたが、まだ新製品が届いていな
いよ!というお客様もいらっしゃるのではないでしょうか?
昨日やっと全部のお客様へ製品の出荷が終わったそうですから、もうしばらくお
待ちいただければ、お手元に届くことでしょう。

次回からは新連載のスタートです。さて、どんな内容にしようかな???

        [ 2009.04.09 from S.Maeda ]

+++ マイダスで構造解析はじめました Vol. 4 +++++++++++++++++++++++++++
■Nastran

皆さん、こんにちは。SBDの小熊です。
先週末に韓国から帰国しまして、SBDのオフィスに戻ってきました。

前回は、midas NFXの開発元の韓国Midas IT社の紹介をさせて頂きましたので
今回は、製品のmidas NFXについて紹介させて頂きます。

midas NFXはプリ・ポストプロセッサーとソルバー NEi Nastranから成る
構造解析ソフトウェアです。
今時のCAEとしては、CADに依存しない独立型なので貴重な存在ですね。
独立型なので、モデラーとしての機能も搭載されており、NURBUS面等のサーフェ
スやソリッドモデリングが可能となっています。解析モデルの作成なら、CADが
なくても大丈夫です。

Nastranと聞くと、一歩引いてしまう設計者の方がいるかと思いますが、安心し
てください。もちろんSBDで扱っていますので、設計者向けの機能やインターフ
ェイスは備えております。

解析初心者向けのウィザード機能やWebによるEラーニングが用意されています。
もっと高度な解析を望まれる方もいるかと思いますが、ご安心を。
非線形、過渡応答、動的解析等が同一インターフェイスでご利用可能です。
設計者から解析専任者まで、midas NFXでCAEデータの一気通貫です。

下記Webで製品の詳細を紹介しています。
 http://www.sbd.jp/product/kozo/midasnfx.shtml
また体験版の提供、体験セミナーも実施しておりますので、ぜひこの機会に。

        [ 2009.04.09 from N.Oguma ]

+++ 統計のあれこれ Vol.25 +++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
■無作為標本と大統領選挙

こんにちは、行武です。オバマ政権が発足して、次々と政策を打ち出してきま
したね。選挙運動がはじまった当初、オバマ氏が大統領になると予測した人は
どれほどいたのでしょうか。

1936年、当時、一般によく知られていたリテラリーダイジェスト誌が大統領選
挙の予測を行いました。

リテラリーダイジェスト誌では、現職のルーズベルト大統領(民主党)とラン
ドン候補(共和党)のどちらが勝つか、莫大な予算を投入し、230万人規模の
有権者に対して調査を実施しました。

同誌が選んだ有権者のサンプル(標本)は、「電話番号、自動車登録、同誌の
読者」という基準でした。この基準の問題は、1936年当時、電話や自動車を所
有している人の割合が少なかったことです。

これらを所有している人は、比較的お金を持っており、お金持ちは共和党を好
む傾向にありました。リテラリーダイジェスト誌も共和党の色が濃かったそう
です。これらのことから、サンプル(標本)が共和党に偏っていたことがわか
ります。

調査の結果、同誌は共和党のランドン候補が勝利すると、予測しました。230
万人ものサンプルを集めての予測でしたから、さぞ自信満々だったことでしょ
う。

ところが、民主党のルーズベルト大統領が1000万票以上の差をつけて、大勝利
をおさめました。ランドン候補が勝利した州は、たったの2つの州だけでした。

サンプルは、その背景にある母集団(選挙でいうと、アメリカ国民の有権者)
を代表しているものであることが原則です。サンプルに偏りがあると、調査結
果や推測結果というものは、信用できるものではありません。

統計は、サンプルをどうやって集めるかを計画するところから始まっています。

ちなみに、サンプルの無作為化(層別抽出法:年齢、性別、人種などで層別)
を行い、3000サンプルで予測したギャラップ社は、選挙結果を見事に当て、世
間から拍手喝采を浴びました。ギャラップ社は、現在でも、様々な世論調査を
実施しています。

一方、リテラリーダイジェスト社は、選挙後、倒産に追い込まれ、雑誌も廃刊
となりました。
        [ 2009.04.09 from S.Yukutake ]

+++ ユーザーフレンドパーク Vol.45 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
■M&Tと愉快な仲間たち(第10回)

M 「こんにちは、Mです.」
T 「こんにちは、Tです. おっ、なんか面白そうな解析してるな、何をやってる
んだ?」

M 「はい、スピーカの振動板とその周りのエッジと呼ばれる部品の形状最適を
行ってます.」
T 「Mがやりたいと言っていた分野だな. で、具体的に形状の良い悪いはどう
判断してるんだ?」

M 「例えば、入力として振動板に10mmの変位を与えたときに、振動板が歪む
ことなく10mmで変位すれば最適と判断します. VonMises応力と変位量の
均一性と大きさで良し悪しを判断してます.」
T 「なるほど、分割振動や損失に注目しているのだな. で、形状はどこを変更
して最適化しているんだ?」

M 「主に振動板のカーブです. 断面形状で直線から放物線にするだけで、構造
的に強度が増してます. 直線形状は振動板の板厚に依存してしまい、強度
UPを狙うと絞り角度が深くなります. スピーカに詳しい人に聞いたら、指
向性が狭くなるから良くないと言われました.」

T 「では、指向性が広く、高域性能が良い最適化形状とは、いったいどんな形
状だ?」
M 「はい、まだ最適化の途中なのですが、やはり傾向として放物線形状が強度
的に良好です. 振動板の強度が増せれば、振動板の板厚を薄くできるので、
高い感度が得られます. また、外に広がる形状なので指向性も広がります.」

T 「なるほど. では、低域でこの振動板を用いるとしたら、Mならどのような
形状にする?」
M 「う~、すぐには良い案が浮かばないです.」

T 「私なら、振動板の表面に同心円状のリブを付けるな. リブの効果で強度が
増すので分割振動を防げるだろう. まだまだ勉強が足りないな. 秋葉原で
も行って大口径のウーハーでも見て来なさい!」

M 「はい. 見に行きたいのは山々なのですが、このシミュレーションの結果の
期日が今日でして・・・」

T 「そうか、でも大丈夫だ. 今日は夜中の11時59分59秒までは今日だから.
秋葉原に行って帰ってきても、あと6時間はできるぞ.」
M 「そっ、そうですね. がんばります・・・ (鬼課長!!).」

        [ 2009.04.09 from M & T ]

+++ 達人に聴く Vol.2 +++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
■"良いものづくり・設計"を続けるための状況分析として その2

今、世界は同時金融不況が格差(貧富の差の拡大)という本質的問題を含んで
危機的に進んでいると言えましょう。これはかっての大恐慌を超えるとも言わ
れています。

これは今までの我々の価値感の根底的見直しを地球が要求していると言ってい
いでしょう。と同時にこれは我々技術屋にとっても重要な問題を提起していま
す。

過剰エネルギー的量産から、省エネ的生産、つまりいかに安くて丈夫なものを
使う側の立場(大衆側)にたって提供するか、という技術力が要求されている
、ということです。

日本という国は資源に乏しく、かつ飽食にあふれています。資源がないから輸
入せざるをえません、この輸入した材料を加工、付加価値製品化して輸出して
外貨を稼がざるをえませんでした。

これを長年アメリカの虚構の繁栄!が支えてくれていたわけです。そしてそれ
が今崩壊したわけです。

先ずわれわれがやるべきことは足元を固めるための内需拡大と整備という自立
です。これには経済規模の効率化、縮小化も伴うでしょう。そしてこの間、日
本の技術力を温存育成、多様化させることです。

また、その成果を踏まえてえて世界にあらたに良品を供給することです。
このためには、従来の反省の上に立った一歩進んだ技術力と視野が求められて
いるわけです。

        [ 2009.04.09 from K.Takahari ]

+++ イベント情報 +++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
●電子機器 熱設計ノウハウセミナー●大阪 5/15 東京 5/22
電子機器の設計者にとって不可欠な要素技術とも言える「熱設計」ですが、
初歩的な誤解や知識不足のためまとはずれな対策を行っていませんか?
http://www.sbd.jp/news/netsuknowhow-tokyo.shtml

締切間近●SolidWorksユーザーのための構造解析再入門●10:00~17:00
◆名古屋4/10(金) ◆大阪 4/21(火) ◆東京4/23(木)
・SolidWorksSimulation(旧名COSMOSWorks)を使って初めて解析を行う方
・ある程度使いこなしているがさらに便利な機能を習得したい方
http://www.sbd.jp/news/solidworksretry.shtml

●midasNFX無料体験セミナー●東京4/14 大阪4/16 名古屋4/23
高機能スタンドアローン型構造解析/FEMソフトである「midasNFX(マイ
ダスエヌエフエックス)」の無料体験セミナーを開催いたします。
http://www.sbd.jp/news/ws-midasnfx.shtml

おやじセミナー●IT活用による"ものづくり"コストダウン機械・構造設計講座
日本のものづくり・製造業の見直し、つまりコストダウンと信頼性・安全・品
質を活かした高付加価値製品の開発・製造のためにITの全社的な活用が必須です!
当講座は、上記の観点に立った実践的な知識と、設計ケーススタディを行います。
全3日間コース5/26・27,6/9 受講料:84,000円(税込)
http://www.sbd.jp/news/monodukuri.shtml

有料●設計者のための構造解析技術セミナー●大阪6月10日(水)11日(木)
有限要素法による構造解析の基礎を学びたい方のためのベーシック編(10日)
非線形、衝撃、疲労解析の基礎を学びたい方のためのアドバンスト編(11日)
http://www.sbd.jp/news/ws-femkozo.shtml

●設計者CAE 個別活用相談会●東京・名古屋で毎月開催中!
http://www.sbd.jp/news/ws-caeadvice.shtml

●FloEFD製品操作体験セミナー●東京・大阪・名古屋で毎月開催中!
http://www.sbd.jp/news/ws-floefd.shtml

●設計者CAEハンズオンセミナー●東京・大阪・名古屋で毎月開催中!
http://www.sbd.jp/news/ws-solidworkssimulation.shtml

●FEMAP with NX Nastran体験セミナー●東京・名古屋・大阪で毎月開催中!
http://www.sbd.jp/news/ws-femapwithnxnastran.shtml

●FloTHERM,FloTHERM.PCB無料体験セミナー●東京で隔月開催中!
http://www.sbd.jp/news/ws-flotherm.shtml
http://www.sbd.jp/news/ws-flothermpcb.shtml

●統計解析ソフトMinitab紹介セミナー●東京で毎月開催中!
http://www2.kke.co.jp/minitab/seminar_intro.html

●テクノフロンティア2009熱対策技術展へ出展致します●4/15~17
http://www.sbd.jp/news/2009.shtml

        [ 2009.04.09 from R.Kamachi ]

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●編集後記
来週はいよいよテクノフロンティア2009熱対策技術展へ出展致します!
毎回メルマガの原稿を書いている面々も参上いたします、お天気も悪くない
ようですのでお花見も兼ねていらしてください(花はなくても華はあります)

        [ 2009.04.09 from R.Kamachi ]

<SBDプロダクト>
midasNFX -------------------------------------構造解析
SolidWorks(Flow)Simulation -----------------構造(熱流体)解析
Femap with NX Nastran ------------------------構造解析
ANSYS DesignSpace-----------------------------構造解析
FloEFD ---------------------------------------熱流体解析
FloTHERM -------------------------------------電子機器専用熱流体解析
Autodesk Moldflow ----------------------------プラスチック充填解析


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