メールマガジンバックナンバー Vol.289
「 ピンチヒッター」
SBDが毎週木曜日に無料で発行する、「SBDメールマガジン」の過去送信分のバックナンバーです。
S.B.D. MAIL MAGAZINE 2008-12-18<Thu> [Vol.289]
┃S.B.D. MAIL MAGAZINE 2008-12-18
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┃KOZO KEIKAKU ENGINEERING Inc. http://www.sbd.jp
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SBDメルマガ読者の皆様、こんにちは。
本日は忘年会に執念を燃やす角家に代わり、私、島田が冒頭分を担当させて頂き
ます(私も忘年会あるのですが....)。
はじめての方がほとんどになりますので、簡単に自己紹介します。
普段、私は熱流体解析ソフトウェアFloEFD, SolidWorks Flow Simulationの技術
担当をしています。ソフトウェアの製品紹介をしたり、トレーニング、サポート
などの技術支援をおこないます。
特にサポートをしていると以下のような質問をよく頂きます。
「メッシュはどれくらい分割すればいいの?」
ソフトによっては流路に対して5枚と言ったり、10枚くらいと言ったり。
もしくは、渦の大きさや境界層の厚さに合わせてと言われたりします。
「解析結果の温度が高くでるのですが。」
これも多い質問です。多くは物性値や発熱量が不正確であったり、部品の簡略化
が原因だったりします。
また、初心者の方にトレーニングをおこなうと次のような質問を頂きます。
「静圧と全圧どちらを設定したらいいんですか?」
「熱伝達係数は設定しなくていいんですか?」
最近は熱流体解析をはじめる方が多いようで、このような質問が増えています。
そこで、弊社ではこれらの質問を一気に解決する"熱流体解析ビギナーズセミ
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2008年のSBDメルマガは、来週25日まで発行します!!
2009年は元日がお休みで、1/8中部発が初メルマガになります。
それでは今回もSBDメルマガ始まります!
[2008.12.18 from N.Shimada]
... ユーザーフレンドパークVol.35 ................................................
●SBDによる思わぬ失敗
みなさんは自信満々で物事を進めて、結果失敗した経験はありますか?
我が家の小学1年生の子供は少しずつ漢字を覚えるようになり、習って
もいない漢字も書けるように頑張っています。つい先日は自分の名前を
練習したようで、私に自信満々で書いてくれました。ただ、確かに頑張っ
た様子が感じられるものの、ちょっと間違いがある。でも頭ごなしに「これ
間違ってるやん」と言うといじける。なので、「よく頑張ったね。綺麗に書
けてるよ」と褒めた上で「でもちょっと違うね。ここに線を足してやると完
璧だよ」と教えてやると納得したようで、その後はまともな漢字を書ける
ようになりました。子供の教育は結構気を使います。
と、子供には偉そうな父親ですが、会社では自信満々で失敗する経験
を重ねていたりします。
半年ほど前にある御客様から装置の注文を貰いましたが、それが高粘
度流体の流動装置で内圧が高くなりそうなので、内圧をなるべく低減で
きる流路設計と、内圧による本体の変形を極力抑える装置にして欲しい
と要求がありました。
そこで、COSMOS FloWorksによる流動解析で内圧低減流路の決定を行
い、流路が決定した後にCOSMOS Worksとリンクさせた流体-構造の連
成解析を行いながら本体形状の最適化を行うことで、最終的にSolidworks
で図面を完成しました。
この解析結果と最終図面には御客様も納得していただき、その後製作を
進めてきました。しかし、先週その装置部品を組み立てているときに、現
場から「ボルトがカジって入らない」と電話がかかってきました。すぐに現
場へ行き確認すると、この装置は本体変形を押さえるために本体寸法を
大きくしたのですが、本体を固定するボルトのその分長くしたことでカジリ
が生じたようです。
今その装置を見ると「確かにこれだとカジってもおかしくないよなぁ」と思え
るのですが、解析段階では小さい画面で3Dモデルを見ていただけなので、
そのようなことは考えもしませんでした。明らかに私が自信満々で進めて
きたものの、実際寸法のイメージが不十分だったことによる失敗事例です。
現在は、ある程度ねじ山を落としても当初予測の装置性能をなるべく維持
できるか、等の解析を特急で進めています。解析で対策を講じて再加工、
となるのですが、今度こそは実物を見ながら慎重に検討を進めているとこ
ろです。。。
[ 2008.12.18 from TomTom ]
... 樹脂猫の手も借りたいVol.32...................................................
失敗に学ぶ樹脂流動解析●解析結果が合わない その2
皆さんニュースなどでご存じと思いますが、新幹線の0系が先月末(そして先週
日曜日のお別れ運転)を持って44年の歴史に幕を下ろしました。私が0系に乗っ
たのはもう30年以上前の話ですが、当時、名古屋から東京までの距離を短い
時間でかつ、高速に走る乗り物にとても驚いたことを今でも覚えています。
私の父は国鉄職員でしたが、九州におりましたので関門トンネルの計画などに
従事していましたが、なんといっても九州新幹線の開通が夢だったのだと思いま
す。父は4年前の鹿児島-新八代間の開通から2ヶ月後、九州新幹線が走るのを
見届けて他界してしまいましたが、おそらく夢を叶えて逝ったのだと思います。
弊社のM氏は「風のガーデン」が大好きですが、ドラマにあるように人生に納得
して生きていくのはなかなか難しいですよね。このドラマが遺作となってしまっ
た父親役の緒方拳さんは本当に癌で他界してしまったわけですが、このドラマ
を最後に選んだ理由がなんとなく理解できるような気がします。
そういえば主題歌を歌っている平原綾香さんがフジの深夜番組でペットボトル
のキャップを集めているという話をしていましたが、リアルタイムで見ていた私
は「それは成形品だよ!」とつっこみをいれてしまいました(笑)
話が飛び飛びになってしまいましたがオチはこんなものでよろしいでしょうか?
猫ネタじゃなくてすみません。
では本題だニャン。Λ Λ
(=^-^=)
2回お休みをいただきましたが、9月に開催した「失敗に学ぶ樹脂流動解析」セ
ミナーの抜粋です。サポートをしている中で「解析結果が合わない」という問い
合わせがあります。特に多いのが、「反りの解析結果が合わない」というケース
です。反りの結果で合わないという意味は主に2つあります。まずは反り方向が
真逆になるケースです。例えば実機ではめくれあがるのに、解析結果は反対にな
るといったことです。検討中のお客様がそのような結果を見たら「このソフトは
精度が悪い!」とか、「このソフトは検討対象外だ!」ということになってしま
うでしょう。
私もよく経験する失敗の例として、お客様からモデルをいただいて適当な成形条
件で解析したら、実際と反対に反ってしまうことがありました。特に、平板形状
でそのようなトラブルがよく起きるかもしれません。
これは保圧1つ取ってみても条件によっては反りが反対になってしまうこともあ
りますし、最近の例ではお客様がインサート物(金属)のモデルを入れていな
かったために、穴部分に向かって大きく収縮してしまい実機と真逆になるといっ
たケースがありました。このように反りの結果がおかしい理由を考える(分析す
る)ということもとても重要なことだと思います。
次回も引き続き、反りの解析結果が合わないです。
[ 2008.12.18 from S.Maeda ]
... 統計のあれこれ Vol.19 .........................................................
●3段階評価
こんにちは、行武です。同期のひろこさんが休職となり、寂しくなります。今
週は同期忘年会がありますので、そこで大いに盛り上がりたいと思います。
今回も、尺度のお話です。名義尺度、順序尺度、間隔尺度、比例尺度。右に行
くほど、数量的な属性が増していくことは、前回までにご紹介しました。
一般には、名義尺度と順序尺度で得られたデータのことを質的データ、間隔尺
度、比例尺度で得られたデータのことを量的データと呼んでいます。
質的データと量的データでは、使用する統計手法が異なりますので、区別する
ことは大切です。
アンケートを行う場合、例えば「賛成、どちらでもない、反対」といった3段
階の評価を行うとします。分析の際には、このままだと扱いにくいので、これ
らを「+1、0、-1」と点数化することがあります。
これは等間隔な数値を割り当てていますので、間隔尺度のデータ、すなわち量
的データとみなして、分析することになります。しかし、「賛成、どちらでも
ない」と「どちらでもない、反対」の間の差が等しいという保証はありません。
間隔尺度におけるデータの数値間の差は、間隔の数量関係が保証された「意味
のある差」となりますので、この定義に当てはまりません。
したがって、このデータを量的データとして分析することはやめた方がいいで
しょう。この場合、順序尺度(質的データ)として考えた方が正しく分析でき
ると思います。
今扱っているデータをどう捉えるかで、分析方法は異なります。データを正し
い方法で正しく分析すること。これが統計分析の第一歩です。
さて、今年、急に復活したコラムではありましたが、お付き合いいただき、あ
りがとうございました。来年もどうぞよろしくお願いいたします。2009年も皆
様にとってより良い年となりますよう、お祈りいたします。
[ 2008.12.18 from S.Yukutake ]
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[ 2008.12.18 from R.Kamachi ]
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●編集後記
トヨタ国内工場で週休3日導入や、日産の派遣ゼロというニュースで不況を感
じずにはいられない状況ですが、みなさんホントに不況なのですか?楽天ラン
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(計算しちゃいました)でも、友人に1粒貰いました...感動...溶けます...
[ 2008.12.18 from R.Kamachi ]
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