メールマガジンバックナンバー Vol.284
「樹脂猫新連載だにゃん」
SBDが毎週木曜日に無料で発行する、「SBDメールマガジン」の過去送信分のバックナンバーです。
S.B.D. MAIL MAGAZINE 2008-11-13<Thu> [Vol.284]
┃S.B.D. MAIL MAGAZINE 2008-11-13
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┃KOZO KEIKAKU ENGINEERING Inc. http://www.sbd.jp
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毎度SBDメルマガをご購読ありがとうございます。
長いこと親しんで来ました構造解析の「COSMOS」も、この秋に名前が変わりま
した。新しい名前は、なんと 「SolidWorks Simulation」。。。
だ、そうです。
「秋桜」と書くのに、秋にこの名前が無くなるなんて、いと悲し。。。。。。
このように近頃は、3次元CADの中に構造解析が組み込まれるのが多くなって
来ましたね。
さて、では、どれくらい構造解析が一般化したのか?
私の感想では、この10数年、「構造解析は操作は簡単になったけど、中味は変
わっていないなぁ~」といったところです。
そこで、チョットしたクイズですが。。。。。
次のうち正しいのはどれですか?
1) シェル要素とソリッド要素は、ソリッドの方が曲げの精度が良い。
2) 等速回転している部品の遠心力による変形量は、静解析でわかる。
3) 振動による変形量は、固有値解析でわかる。
4) 片持ち梁の先端に静かにおもりを置いた時の、軸方向の変形量(伸び)
は、線形解析でわかる。
正しいのは1コだけです。どれかわかりましたか?
正解は、編集後記の後ろに書いておきます。
解析ソフトは、いくら操作が簡単になっても、基本的なことを知らないと、間
違った解釈をしてしまいます。そこで、解析の初心者がよく陥るワナをわかり易
く解説するセミナーを企画しました。
「SolidWorksをお使いで、これから構造解析を始めようかなぁ」という方にお勧
めです。自分を磨きにチョット出かけて来ませんか?
詳しくは→http://www3.kke.co.jp/sbd/event/regular/kozoretry/index.htm
※大阪会場は、間もなく定員で締め切りますのでお急ぎください。
[2008.11.13 from T.Sumiya]
---今週の目次--------------------------
◇◆ユーザーフレンドパーク Vol.31
●プラスチックとCAE
◇◆ひろこの部屋リターンズ Vol.30
●熱伝達の転送
◇◆樹脂猫の手も借りたい Vol.28
新連載 失敗に学ぶ樹脂流動解析●設計ミスを発見!
◇◆統計のあれこれ Vol.17
●名義尺度か順序尺度か
◇◆(続)構造解析よもやま話 Vol.11
●ノートPCの落下解析(3)
◇◆イベント情報
有料●SolidWorksユーザーのための構造解析再入門●10:00~17:00
◆東京11/27 ◆名古屋12/3 ◆大阪 12/4
http://www3.kke.co.jp/sbd/event/regular/kozoretry/index.htm
... ユーザーフレンドパークVol.31 ................................................
●プラスチックとCAE
つい先日、幕張へ国際プラスチックフェアという展示会に行ってきました。
3年に1度の国内最大規模のプラスチック業界展ということで、原料メーカ
や加工機械メーカ、二次加工や印刷企業など様々な出展があり大賑わい
でした。
その中でも見ていて面白いのは、実際に目の前で行われるプラスチック製
品の成形実演です。米粒状の原料を射出成形機に入れると、金型が開い
た後に出てくるものはレンズや携帯電話のカバーなどの身近な製品、とい
うのはとても興味深いものです。また、試験管のようなものをヒータで温め、
空気を吹き込むとPETボトルが出来上がるなど、様々な成形法があります。
自動車部品でもマニホールドなどのエンジン回り部品からガソリンタンクまで
プラスチック化が当たり前に用いられており、多くの特殊素材や成形法が開
発されていることを知りました。この様な展示会には子供を連れて行くと良い
勉強になるだろうなー、とちょっと残念な気分になりました。
プラスチック業界の解析というと非ニュートン、樹脂流動解析のフィールドです
が、この展示会を見ると機械メーカが汎用ソフトウェアのPRをしており、やや
驚きを感じました。自社ソフトのPRなら分かりますが、なぜ汎用ソフトを?と
聞いてみると、機械メーカは解析の必要性を感じ、ソフトウェアメーカは定量
評価を行う手段を模索。結果、お互いのニーズが一致してタイアップしてい
るのだ、とのお話しでした。実際にソフトウェアを購入する御客様の多くはプ
ラスチック製品を成形している企業で、それは機械メーカにとっても御客様
にあたるわけで、言わば1+1=3的な相乗効果もあるようです。
これからはますますCAEが浸透していく時代になると思いますが、ソフトウェ
アのサポートを行う方々もこの様なタイアップが増えてくるかも知れませんね。
現場で
の勘や経験をCAEが補う、とのキャッチフレーズが多いCAE業界ですが、高精
度解析にもそれなりの経験やノウハウが必要です。ソフトウェアサポートがこの
ノウハウをある程度身につけるとソフトウェアの付加価値が高まるのかも知れま
せん。ただ、我々ユーザーもなるべく楽をして解析をしようと考えるのも良く
ないんですけど。
[ 2008.11.13 from TomTom ]
... ひろこの部屋 リターンズ Vol.30 ..........................................
●熱伝達の転送
こんにちは、ひろこです。温かい飲み物が恋しくなる季節ですね。我が家では
湯沸かしのためヤカンとソースパンが大活躍しています。テレビ情報によると、
ガスコンロでお湯を沸かす時は弱火で時間を掛けるより、強火にして短時間で
沸かした方が節約になるそうです。時間が短いほど空気に逃げる熱が少なく
なるからでしょう。
このように、熱を考える上で空気への熱移動が無視できない状況は多くありま
す。構造解析ソフトで熱伝導解析を行う場合はこの熱移動を熱伝達率として定義
することが可能です。入力項目としては熱伝達率の他に参照温度を設定します。
さて、実際に熱伝達率を入力しようと便欄などを調べてみると
10~100W/(m^2・K)など広い範囲をもった数値が記載されていることに気づ
くと思います。熱伝達率は物性値ではなく、流速により値の変わる数値です。そ
のため同じ流体であっても幅を持った数値になります。正確な値は流れの状況を
把握する必要があります。
流れを考慮した熱伝達率は熱流体解析を使うと算出できます。この値を熱伝導
解析に渡すことで、より詳細な熱移動の計算が行えるようになります。ただし、
熱流体解析は熱伝導解析に比べると解析時間が長くなります。連成解析の
多用にはご注意を。
[2008.11.13 from H.Horiuchi]
... 樹脂猫の手も借りたい Vol.28 .............................................
新連載 失敗に学ぶ樹脂流動解析●設計ミスを発見!
今回は猫ネタではありません。メルマガに書くべきか悩みましたが、自分にとっ
てはかなりショックな出来事でしたのでちょっと書かせていただきます。先週音
楽プロデューサーの小室哲哉氏が逮捕されたことは皆さんご存じと思います。
実は20年ほど前の話になりますが、私は学生時代にアルバイトで音楽関係のお手
伝いをしていました。当時小室さんはTM-NETWORKのキーボードでした。マニアッ
クな話ですが、彼の機材はNECのPC-9801U2を2台シンクロさせ、カモンミュー
ジック社のRCP-PC98に曲のデータを入力し、音源などをコントロールしていまし
た。私はパソコンで楽器を制御できるというところに大変興味を持ち、学生なが
らほぼ同じ制御機材を構築しました。その後楽器を購入したお店の店長が小室さ
んと知り合いだったこともあって、色々なお手伝いをさせていただきました。
1989年CAROLツアーが始まったとき、自分の住んでいる街でもTM-NETWORKのコン
サートがありました。当時は大学の友人の紹介で、自分の住んでいる街で誰かの
コンサートがあれば、これらの機材の知識を生かして楽器のセッティング等を手
伝っていましたが「このTM-NETWORKのコンサートだけは客席から見たい!」と
言って断っていました。しかし案の定機材トラブルが発生し、客席にいた私は、
結局舞台袖から見ることになってしまったのです。コンサートの終了後、小室さ
んからお礼を言われたのを今でも覚えています。これが縁で続けてあった彼のソ
ロコンサートにも呼ばれ..
今思えば大学生活の半分はTM-NETWORKと供にあったと思っています。
社会人となってからは音楽とは無縁となりましたが、小室さん自身はファミリー
への楽曲提供でピークを迎え.....何が彼を失敗させたのでしょうか?
本当に残念です。
では本題だニャン。Λ Λ
(=^-^=)
前回予告した9月に開催した「失敗に学ぶ樹脂流動解析」セミナーの抜粋を皆様
にお届けいたします。
かなり前の話になりますが、Mold Adviserを導入したお客様にオンサイトトレー
ニングでお伺いした際に、起きた出来事です。1個取りで13点ゲートもあり、
ウェルドやバリで問題になっている製品を題材に説明を始めたのですが、改良さ
れたパーツを充填解析してみると左右対称のはずなのに流動性に若干のばらつき
がありました。はじめはメッシュとかゲート位置の影響?と思いましたが、色々
調べてみるとモデルの一部に不具合があることがわかりました。樹脂流動解析は
ウェルドやヒケなど樹脂特有の問題を予測する為に行うと思われがちですが、こ
んな発見もすることがあるんですね。
お客様はすぐに外作を依頼している金型メーカーに連絡して、修正対応していま
した。もしも解析をしないでそのまま製作が進んでいれば.....
[ 2008.11.13 from S.Maeda ]
... 統計のあれこれ Vol.17 ......................................................
●名義尺度か順序尺度か
こんにちは、行武です。前回、尺度についてお話しました。名義尺度は、男女、
都道府県のように項目をグループやカテゴリーに分類します。順序尺度は、金
メダル、銀メダルのように大きさに関する順序の尺度になります。
さて、学籍番号はどちらでしょうか。おそらく、名義尺度だと思います。「い
やいや、生年月日や名前順で順序が決まった上で学籍番号になっているはずだ
から、順序尺度に決まっているじゃないか」という声が聞こえてきそうです。
ええ、そうですね、私も最初はそう思いました。しかし、ちょっと疑問が沸き
起こるのです。たとえば、電話番号はどうでしょうか。あるいは自動車のプレ
ートにあるナンバーはどうでしょうか。
番号を割り振られた直後は、単純に順序の番号になっている場合もあるかもし
れませんが、しかし、これらは個体を特定するために割り振られた番号ですよ
ね。
電話番号や自動車のナンバーが個体を特定するための番号だとすると、順序の
意味はなく、分類の意味だけになりますので、これらは名義尺度になります。
学籍番号は、結果的には順序付けされて番号を割り振られているかもしれませ
んが、人を特定するための番号であって、金メダル、銀メダルのようの順序の
意味合いはないですよね。
したがって、学籍番号は、名義尺度を採用すべきだと思います。みなさまは、
どうお考えでしょうか。
[ 2008.11.13 from S.Yukutake ]
... (続)構造解析よもやま話 Vol. 11.............................................
●ノートPCの落下解析(3)
秋のテレビドラマは、「風のカーデン」を見ている。この脚本の方はどこか
教訓的で最近のものは見ていなかったが、これは意外な展開になってきた。
北海道の自然の撮り方が美しい。。知っている北海道でないような。。
さて、本モデルはプレート要素でモデル化している。設計者向けCAEを
利用されている方は標準はテトラソリッド要素なので、プレート要素は
知らない方もいると思われるので接触も含めてモデリングについて説明する。
理屈の説明だけだと寂しいので、今回は、板厚=2mmのまま質量を10倍にして
50mm上から落としたアニメションを掲載した。
さらに、興味のある方は、次のHPを訪問してください。
http://info1951.hp.infoseek.co.jp/
[ 2008.11.13 from K.M ]
... イベント情報 .....................................................................
有料●SolidWorksユーザーのための構造解析再入門●10:00~17:00
◆東京11/27 ◆名古屋12/3 ◆大阪 12/4
http://www3.kke.co.jp/sbd/event/regular/kozoretry/index.htm
有料●実験(破壊/非破壊試験)とCAE活用による疲労強度評価セミナー
名古屋12/17◆大好評の鯉渕先生のセミナーが名古屋にやってきます!
http://www3.kke.co.jp/sbd/event/2008/experiment/
有料●設計者のための構造解析技術セミナー●名古屋12/10・11
http://www.sbd.jp/event/regular/kozo
●設計者CAE 個別活用相談会●東京・名古屋で毎月開催中!
http://www.sbd.jp/event/regular/consul
●FEMAP with NX Nastran体験セミナー●東京・名古屋・大阪で毎月開催中!
http://www.sbd.jp/product/kozo/fe.html#seminar
●EFD製品操作体験セミナー●東京・大阪・名古屋で毎月開催中!
http://www.sbd.jp/event/monthly/efdho
●設計者CAEハンズオンセミナー●東京・大阪・名古屋で毎月開催中!
http://www.sbd.jp/event/monthly/cmho
●統計解析ソフトMinitab紹介セミナー●東京で毎月開催中!
http://www2.kke.co.jp/minitab/seminar_intro.html
●粒子法紹介セミナー●東京・大阪・名古屋で毎月開催中!
http://www3.kke.co.jp/sbd/event/monthly/mps/index.htm
●Moldflow 国際ユーザー会 iMUG2008●東京11/26-27
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モールドフロー国際ユーザ会議「iMUG08東京」のご案内
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iMUG08東京へのご参加申し込みを受付けております。
基調講演・ユーザ様事例発表をはじめ、充実したトレーニングなど
iMUG東京に参加される皆様に、ご満足いただける内容になっています。
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会議の概要
開催日程 11月26日(水)・27日(木)
開催場所 目黒雅叙園 (東京・目黒)
会議の詳細はこちら
http://www.moldflow.com/stp/english/newsroom/imug/2008_tokyo_JP/
●CAEソリューションズフェア 2008●東京12/5
主催: 株式会社CAEソリューションズ
会期: 2008年12月5日(金)10:00~17:00(開場9:30/懇親会17:15~18:30)
参加費: 無料
会場: 〒101-0065 東京都千代田区西神田3-2-1
ベルサール神保町3F(住友不動産千代田ファーストビル南館)
詳細: http://www.cae-sc.com/fair2008/
●第14回中部CAE懇話会「実験とCAE-振動と制振-」●11/21
日時:2008年11月21日(金) 10:00-20:00 (受付9:30~)
参加費:有料
場所:名城大学 天白キャンパス タワー75 15階 レセプションホール
「塩釜口駅/名城大学前」駅 下車、1番出口から徒歩約8分
詳細:http://www.cae21.org/chubu_cae/chubu_No14/No14_annai.html
[ 2008.11.13 from R.Kamachi ]
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●編集後記
皆様こんにちは☆今回は中部発メルマガです♪といってもS.Nakamuraさんではなく
蒲池でした。本日まで行われていた中部エレクトロニクスショーに来ました。
展示会は有意義でしたが残念ながら名古屋城も名古屋嬢も見れませんでした。
[ 2008.11.13 from R.Kamachi ]
==============正解================
正解は(2)です。遠心力が常に外向きに働くので、静解析で解けます。
(1)シェルの節点は面外曲げの自由度があるが、ソリッドは並進自由度のみ
(3)固有値では変形量が出ない
(4)軸方向の変形量には大変形解析が必要
※質問がありましたら、セミナーで先生に聞いて下さい。
http://www3.kke.co.jp/sbd/event/regular/kozoretry/index.htm
◇◆このメールマガジンについて◇◆
○配信登録・変更・停止・バックナンバー閲覧
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