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メールマガジンバックナンバー Vol.263
「買収劇」

SBDが毎週木曜日に無料で発行する、「SBDメールマガジン」の過去送信分のバックナンバーです。

S.B.D. MAIL MAGAZINE 2008-06-12<Thu> [Vol.263]

 ┃S.B.D. MAIL MAGAZINE  2008-06-12[Vol.263]
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 ┃KOZO KEIKAKU ENGINEERING Inc.  http://www.sbd.jp
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弊社が取り扱っている流体ソフト「EFD」「Flotherm」の開発元である英国の
Flomerics社の株価が動いています。
先月中旬に、老舗の電気系CADメーカーのMentor Graphics社が、Flomerics株の
株主に対して買取オファーをかけたためです。

機械系のCADメーカーがCAEメーカーを買収し、自分たちのCADにCAEを組み込むこ
とは盛んに行われて来ました。PTCがラズナ社のMECHANICAを、ダッソー社が
COSMOSを、Autodesk社が3Gaを、そしてつい最近では、Autodesk社が Moldflowを
買収することに両社が合意したという発表がありました。それが、ついに電気系
CADメーカーにも波及したというところでしょうか?

私たちSBD営業部の目指して来たものは、CAEが研究的な目的で使われるだけでな
く、設計にも役立つようにと、3次元CADとCAEの融合を目指してきました。その
意味で、CAEが3次元CADに組み込まれるのは、ちっとも悪いことではないのです
が、なんだか釈然としません。CAEメーカーがCADメーカーに買収された後、CAE
が本当に設計に役立つように使われるようになったかというと、過去を見てみる
とあまりそのように思えないからです。

CADとCAEが一体になると、操作性の点では確かに使いやすくはなりますが、問題
はCAEの使われ方です。応力コンタが赤く表示されたから壊れる、まだ黄色いか
ら壊れないと、単純に評価できるほどものづくりは簡単ではないと思うのです。

その意味で、私たちSBD営業部のような存在は、まだ必要なのだと考えています。
そして、このメルマガも、皆様のものづくりにお役に立てていると確信していま
す。

どうぞ、これからもSBDメルマガ、よろしくご支援ください。
          [ 2008.06.12 from T.Sumiya ]

---今週の目次---------------------------
◇◆(続)構造解析よもやま話 Vol.4
 ●動解析の復習

◇◆ひろこの部屋リターンズ Vol.15
 機構解析●設定のコツ

◇◆樹脂猫の手も借りたい Vol.12
 ●iMUG08 1日目 その2

◇◆ユーザーフレンドパーク Vol.15
●解アダプティブメ~ッシュ!

◇◆イベント情報
 ●実験とCAE活用による疲労設計講座

... (続)構造解析よもやま話 Vol.4 .............................................
●動解析の復習
資源高などの対策として円高を推奨する記事を2度ほど見かけた。
政治・経済の混乱を回避すれば、1$=60円位でも良いそうである。
1$=60円だと、ガソリンはかなり安くなりそうである。しかし、税収は減る?話
が飛ぶが、タバコを1箱1000円にする案があるそうだ。やめる人が半分でも、何
兆円もの税収が期待でき、それを社会保障費にあてようというのである。

何か1つの変化は、次次と予想もできない変化を呼ぶ。

さて、最近動解析の案件があるので、少し復習する必要がでてきた。
以前に掲載した「動解析シリーズ」を、読みかえし、加筆・訂正しながら、
次回以降記事が少ない時に掲載しようと思う。
          [ 2008.06.12 from K.M ]

... ひろこの部屋 リターンズ Vol.15 .............................................
機構解析●設定のコツ
こんにちは、ひろこです。突然ですが地図をもとに目的地へ向かう場合どのよう
なプロセスで移動しますか。まずは、現在位置と目的地を確認し目的地までの道
のりを想像しますよね。後は、想像したルートから外れていないかを地図で確認
しながら目的地を目指します。

さらに実際に道を歩く時は、自分の居場所を確認してルートから逸れていないか
確かめます。逸れてしまった場合は本流に戻る道を模索したり、間違えた地点に
戻ってルートを修正します。個々の作業を分解すると目的地へ到達するには小さ
な確認の積み重ねになります。

機構解析もこのプロセスに似た方法をとると、容易に設定が行えます。まず設定
の無い状態から最終の動きを考えて必要な設定項目を想像します。重力方向、固
定部品とそこにつながる可動部品との結合、次の1部品との結合と少しずつ設定
を増やします。この設定を増やす各工程で計算を流すことで目標から逸れていな
いか、あるいはどの設定で目標から逸れたのか確認が行えます。逸れた原因が分
かれば変更や修正も容易です。

最後に地図を見て目的地に向かう理由は人それぞれですが、目的地に到着してか
らがメインイベントということが多いのではないでしょうか。機構解析も設定が
出来上がってからが設計の始まりです。

■ソフトウエアを触って体感したい方にお勧めのセミナーです。
3次元ツールを活用した機構設計の進め方(リンク・カム機構)
http://www.apc.ehdo.go.jp/seminar/jyohousub_out/seminaannai/iaw02a06.asp?Nendo=2008&GSS=72
          [ 2008.06.12 from H.Horiuchi]

... 樹脂猫の手も借りたい Vol.12 ...................................................
●iMUG08 1日目 その2
1日目をメルマガで配信したときは、まだ出張のまとめができていなかったので
すが、初日って重要なセッションが多かったんですよね。

今回も先週に引き続き、米国デトロイトにおいて5月19日~22日まで開催されま
した、Moldflowのユーザー会 iMUG08のご報告です。初日の基調講演後は、各社
の事例発表があったのですが、毎回先進的な事例を公開されるNOKIA社は、新た
な携帯電話モデルを使った解析事例と、DIGIMATについて紹介されていました。
http://www.usi-asia.com/digimat/cae.html

Moldflowセッションでは、ソルバー開発の責任者Franco Costa氏からMPI Ver6.2
のテクノロジーを中心に、解析速度が速くなった点を強調して説明していました。
最後に近日登場するMDL Ver6.0の紹介もあったのですが、最近はどの樹脂流動解
析ソフトでもできるCADデータの読み込みを更に進化させ、Parasolid, Pro/E,
CATIA, SolidWorksのアセンブリのデータを直接Moldflowに読み込み、メッシュ
のマッチングや、インサート製品の構築などを簡単に行う事例を紹介していまし
た。

来週は2日目の内容ニャン。Λ Λ
           (=^-^=)。

MPI Ver6.2の日本語版がリリースされました。ユーザーの皆様はぜひMoldflow
MCCからダウンロードされるか販売店様に媒体の請求を行ってください。
ちなみにCD発送は7月からの予定です。
          [ 2008.06.12 from S.Maeda ]

... ユーザーフレンドパーク Vol.15 ................................................
●解アダプティブメ~ッシュ!
こんにちわん! 近頃"感性刺激CAE"という言葉をよく目にしますが、日ごろ
"美" の感性を磨いておられますか? アート、風景、ファッション、異性・
・・etc  "美"という感性は人の心の形を造り、"愛"という感性で心の色が
染まっちゃうんでしょうか~?

CAEで"美"といえばメッシュ!?  "精度良い解は美しいメッシュから" とよ
く言われます。この"美しい"と思う美的感性は、もちろん個人差があるし、1
つ正解のあるものではありませんよね。構造でも流体でも、メッシュ構築は最も
頭の痛い作業の1つですよね。どの部分を、どれくらい細かくしたらいいのか?
 計算したメッシュが最適なのか? いつも自信がありません。

流体解析のCFWでは、この不安をスイッチ1つで解決してくれる機能として、解
アダプティブメッシュ機能"があります。これは系内の物理量(温度や速度など)
の変化勾配に応じて、必要なところのメッシュを細かく、そうでないところは粗
くという魔法のようなことを自動的に行ってくれる機能なんです。便利なはずな
んですが・・・これまた使えている人、少ないのでは?

実は自分もうまく使えていないうちの一人です。このアダプティブメッシュは、
オートメッシュのレゾリューション6以上で自動的にONになってしまうのですが、
アダプティブに関する制御パラメータ(メッシュ数の上限やリファイン回数など)
を何も気にせず実行してしまうと、メモリーオーバーフローで解析が止まってし
まうケースが多いです。使えそうで使えないのは、やはりこの制御パラメータを
ケースbyケースで操るノウハウが必要だからなんです。

興味ある方、一度トライされてみてはいかがでしょうか?思わぬ美しいメッシュ
に"美"的感性が刺激されるかもしれませんょ~。

皆さんの心の形や色はどんなでしょうか? 恋する女性は綺麗になるとよく言わ
れていますが、そんな幸せにあふれるLovelyなひとの心は、みんな淡いピンクの
ハート型なのかな~ぁ?ちなみに、今日6/12は『 恋人の日 』 知ってましたか?
          [ 2008.06.12 from Mt.Fuji ]

... イベント情報 ........................................................................
●実験とCAE活用による疲労設計講座●東京7/8
実験とCAEを活用したデジタル疲労設計法、事例、支援サービスなど皆様に役
立つ内容をご紹介します。お申込みはお早めに!
http://www.sbd.jp/event/2008/experiment

有料●CAEを使った機械設計特訓講座●東京7/15・16・30
http://www.sbd.jp/event/regular/oyaji/oyaji1.htm

有料●設計者のための構造解析技術セミナー●大阪9/10・11
http://www.sbd.jp/event/regular/kozo

●設計者CAE 個別活用相談会●東京・名古屋で毎月開催中!
http://www.sbd.jp/event/regular/consul

●FEMAP with NX Nastran体験セミナー●東京・名古屋・大阪で毎月開催中!
http://www.sbd.jp/product/kozo/fe.html#seminar

●EFD製品操作体験セミナー●東京・大阪・名古屋で毎月開催中!
http://www.sbd.jp/event/monthly/efdho

●設計者CAEハンズオンセミナー●東京・大阪・名古屋で毎月開催中!
http://www.sbd.jp/event/monthly/cmho

●統計解析ソフトMinitab紹介セミナー●東京で毎月開催中!
http://www2.kke.co.jp/minitab/seminar_intro.html

●生産・物流シミュレータ「Factor/AIM」体験セミナー●東京6/17
http://www4.kke.co.jp/bpr/seminar/2007/20080617.html

●生産・物流シミュレータ「Factor/AIM」体験セミナー●大阪6/19
http://www4.kke.co.jp/bpr/seminar/2007/20080619.html

●設計・製造ソリューション展●東京6/25-27
http://www.sbd.jp/event/2008/dms

●ソリッドワークス・ジャパン●「第19回 設計・製造ソリューション展」出展
※事前登録し、引換券を印刷して来場された方の中から各日先着500名の方に、
SolidWorksグッズを進呈。http://www.solidworks.co.jp/

●第13回中部CAE懇話会●名古屋 6/20
http://www.cae21.org/chubu_cae/chubu_No13/No13_annai.html
          [ 2008.06.12 from E.Kawamura ]

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●編集後記
先日東大に行く機会に恵まれました。トイレに「便器は正しく使いましょう」と
の張り紙があったのですが、そこに描かれた"誤った使い方例"のイラストの奇
抜なこと!豊かな想像力を持った人が書いたのだろう、さすが東大。と変に感心
してしまいました。あ、道がわからず迷い込んだ三四郎池も別世界のようでとて
もよかったです。
          [ 2008.06.12 from E.Kawamura ]

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 発行責任者:角家強志 編集担当:川村榮子
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