メールマガジンバックナンバー Vol.255
「感性刺激CAE」
SBDが毎週木曜日に無料で発行する、「SBDメールマガジン」の過去送信分のバックナンバーです。
S.B.D. MAIL MAGAZINE 2008-04-10<Thu> [Vol.255]
┃S.B.D. MAIL MAGAZINE 2008-04-10
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┃KOZO KEIKAKU ENGINEERING Inc. http://www.sbd.jp
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春ですね~。
桜の花は散ってしまいましたが、毎日暖かくなっていくのがわかります。
もう、コートも厄介者になってきましたね~。
春になると新しいことがしたくなります。
新しい恋をしたくなる人も居るでしょう。
SBDも新しいことがやりたくなりました。
そこで、来週の水曜日から幕張メッセで開かれる「テクノフロンティア(熱対策
展)」http://www.sbd.jp/event/2008/tf に、新しいものを出展します。
残念だな~、まだプレスリリース(新聞発表)前なので教えられません。
月曜日にはお知らせできます。でも、少しだけ話しましょうか?
"感性刺激CAE(Inspiration CAE)" という官能(?)じゃなくて、感性に訴え
るCAEをやります。皆さんが、新しい製品を企画するときに役に立つかも知れま
せん。
是非、是非、「テクノフロンティア(熱対策展)」に遊びに来てくださいね。
そこで、皆さんに刺激的なものを見せちゃいま~す。触っていただくこともきっ
とできますよ。
では、今週も"感性刺激メルマガ"(?)で、CAEに強くなりまっしょ。
[ 2008.04.10 from T.Sumiya ]
---今週の目次---------------------------
◇◆ひろこの部屋リターンズ Vol.10
シェルの表裏●新入社員
◇◆統計のあれこれ Vol.5
●見積もりと不確実性(2)
◇◆樹脂猫の手も借りたい Vol.6
MPI Ver6.2●新機能 その6
◇◆産学ブリッジ研究紹介 Vol.4
見え方を最適化する●輝度分布の逆算
◇◆イベント情報
●TECHNO-FRONTIER2008 熱対策技術展 他
... ひろこの部屋 リターンズ Vol.10.............................................
シェルの表裏●新入社員
こんにちは、ひろこです。新入社員が入ってきて10日が経ちました。名刺交換の
仕方や上座の位置など社会人として必要な作法を教わり、実践しようとする姿は、
微笑ましくもあります。彼らが第一線で働き始めるのも、あっという間ですね。
私たちも負けずに基礎知識を磨いていきましょう。
シェル要素で解析モデルを作成し計算を実行したら結果の評価です。どんなに薄
い板でも表と裏がありますが、シェル要素では両面の結果を一度に表示すること
ができません。結果表示の時には表裏の選択が必要になります。表裏の重要さは
面外に曲がっているシェルの状況を考えるとすぐに分かります。曲がっているシェ
ルの外側は引っ張りの力が掛かりますが、内側には圧縮の力が発生し表裏で掛か
る力の方向や大きさが異なります。
シェルの表裏は計算前に指定をしますが、表裏の設定が不連続だと結果表示も不
連続になってしまいます。複数のサーフェスからなるモデルを計算する場合は予
め表裏が連続になっていることを確認してください。例外としてT字フランジ形
状の様に、必ず不連続箇所が発生してしまうモデルがあります。この様なモデル
の場合は結果評価時に十分注意をし、表示が不連続である理由を述べられるよう
にしておきましょう。
シェルの使用を躊躇している皆さん、新入社員が配属される前にこっそり挑戦す
るには今がチャンスですよ。
[ 2008.04.10 from H.Horiuchi]
... 統計のあれこれ Vol.5 ............................................................
●見積もりと不確実性(2)
こんにちは、行武です。不確実性のある中で妥当な値を考えるというのは、簡単
な場合もありますし、難しい場合もあります。そのときの状況や立場によって、
妥当な値も変化するのではないかと思います。
「東京駅から新大阪駅までの直線距離は、どれぐらいだと思いますか?」
このような質問であれば、自分の出世に関わるような重要な質問でもないですし、
ましてや人の命に関係しているわけでもありません。そうであれば、安全側に立っ
た観点から見積もる必要もないでしょう。
(今までの話は何だったのかと突込みがありそうですが)東京駅~新大阪駅間の
直線距離の問題は、既知の問題であるため、妥当な値を推測して、正解すること
に深い意味はありませんでした。
しかし、その妥当と思われる値をどのように導き出したのかという過程は大事で
す。勘だったのか、合理的な考えのもとに導き出したのか、あるいは最大値→最
尤値→最小値の順番で考えたのか。
この問題を実際的な問題に置き換えた場合、不確実性をどう見積もるべきなのか
を自らに、もしくは他の人に問い続けることはムダにはならないと思っています。
何らかのシミュレーションを行う場合(私の場合はモンテカルロ・シミュレーショ
ンです)、取り組むべき問題は、不確実な値を持ったものに対してどのような範
囲を想定し、リスクをどこまで許容できるかを承知しておくことです。
これらの事柄を考えるにつれて、結局は、その問題に対する知識、培ってきた経
験、担当者同士で話し合った調整値(悪くすると、自分の考えに執着した値)な
どが絡み合って、不確実性の範囲が決められていくのだと実感しています。
[ 2008.04.10 from S.Yukutake]
... 樹脂猫の手も借りたい Vol.6 ...................................................
MPI Ver6.2●新機能 その6
道路を歩いていたとき、猫に出くわしたらどのようになりましたか?私の経験で
は、ゴロニャンといってゴロスリする猫が1割で後の9割はほとんど逃げてしま
います。逃げる猫のうち半分ぐらいは途中で立ち止まり、振り返って見てくれる
のですが、残りの半分は猛ダッシュで逃げていきます。こっちは何もしないのに
そこまでダッシュする必要はないのでは??と多少複雑な気持ちになってしまい
ます。
では本題だニャン。Λ Λ
(=^-^=)
樹脂の世界で複雑なものにLCPがあります。樹脂母材に強い異方性があり、かつ
ガラス繊維が入っている解析は困難を極めます。たしかにMoldflowの競合製品で
はLCP専用のモジュールを出しているところもありますが、Moldflow社では材料
の一つの特性としてとらえ、標準でこれらのテクノロジーを供給しています。
今回は、反り解析に対しての精度がかなりあがったと思います。
ちなみに、MPI Ver6.2からはMori-Tanakaモデルを採用していますので、興味の
あるかたはグーグルなどで検索してみてはいかがでしょうか?
お知らせ:MPI Ver6.2の英語版が公開されています。保守ユーザー様はMoldflow
MCCからダウンロードしてください。
[ 2008.04.10 from S.Maeda ]
... 産学ブリッジ研究紹介 Vol.4 ...................................................
見え方を最適化する●輝度分布の逆算
良く晴れた昼間に、愛車の運転席についた際、どうもカーナビの地図が見え難い
と感じたことはないだろうか。フロントガラス越しの明るい背景の所為で、カー
ナビの画面が暗く見えてしまう。画面の明るさの設定を最大に調整するとよく見
えるようになるが、このままの状態で走り出し、その後、暗いところを走ってい
ると、今度は視界の隅に眩しさを感じ目障りで都合が悪い。運転しながら画面の
設定を変更するわけにもいかず、せっかちな私は、車を止めることもなく我慢し
ながら運転を続ける。
最近のカーナビの画面では、その明るさや色合いの設定は、外界の日射により自
動制御されるヘッドライトの点灯・消灯に追随して、表示モードが変更されるよ
うになっている。しかし、ドライバーの視界の明るさの分布(輝度分布)に追随
して、その画面が最も見やすくなるような制御ができれば、より安全な運転がで
きるようになるのではないかと思う。これまでにお話してきた輝度分布と明るさ
尺度値の相互変換の手法を利用することにより、このような制御が可能になるの
である。見え易いとする明るさ分布を再現するための輝度分布を逆に計算してあ
げればよい。
輝度分布や明るさ尺度値について説明をしてきたが、最後に伝えたかったことは、
これらの考え方や手法は、今まで見え難いモノを、見え易くするための技術であ
るということだ。 (終わり)
http://www4.kke.co.jp/lumino/
[ 2008.04.10 from T.Sawada ]
... イベント情報 ........................................................................
開催間近●TECHNO-FRONTIER2008 熱対策技術展
最新のEFDシリーズ及びFLOTHERMシリーズを出展します!
また、出展者セミナーでは上記ソフトに合わせて「感性刺激CAE」が初めてお目
見えします。(先着順受付)
http://www.sbd.jp/event/2008/tf
有料●CAEを使った機械設計特訓講座●東京4/22・23・5/9
http://www.sbd.jp/event/regular/oyaji/oyaji1.htm
有料●設計者のための構造解析技術セミナー●東京6/4・5
http://www.sbd.jp/event/regular/kozo
●電子機器の熱設計ノウハウセミナー●東京5/27 大阪5/29
http://www.sbd.jp/event/2008/thermal
●設計者CAE 利用技術相談会●東京・名古屋で毎月開催中!
http://www.sbd.jp/event/regular/consul
●FEMAP with NX Nastran体験セミナー●東京・名古屋・大阪で毎月開催中!
http://www.sbd.jp/product/kozo/fe.html#seminar
●EFD製品操作体験セミナー●東京・大阪・名古屋で毎月開催中!
http://www.sbd.jp/event/monthly/efdho
●設計者CAEハンズオンセミナー●東京・大阪・名古屋で毎月開催中!
http://www.sbd.jp/event/monthly/cmho
●統計解析ソフトMinitab紹介セミナー●東京で毎月開催中!
http://www2.kke.co.jp/minitab/seminar_intro.html
●Quality World with Minitab セミナー●東京4/22
http://www2.kke.co.jp/minitab/seminar080422.html
招待券申込受付中●TECHNO-FRONTIER2008 熱対策技術展●幕張4/16-18
http://www.sbd.jp/event/2008/tf
大塚商会様主催●CAE総合セミナー「未経験者~解析専任者まで」●東京 4/16
http://event.otsuka-shokai.co.jp/08/0416cae/
[ 2008.04.10 from E.Kawamura ]
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●編集後記
例年展示会のブース内では反射型プロジェクターを使っています。通常の投影距
離が長いタイプとは違い、こちらは50cm先のスクリーンに映し出せる優れもので、
エンジニアの方も興味津々で立ち止まられたりします。が、スクリーンが近いだ
けに場所や高さの微妙な調整が必要で、昨年は通りかかったメーカーの方が見る
に見かねてきちんとセットしてくれました。今年もぜひお願いします、N社さまー!
[ 2008.04.10 from E.Kawamura ]
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