メールマガジンバックナンバー Vol.219
「EFD開発元 Ivo氏来日」
SBDが毎週木曜日に無料で発行する、「SBDメールマガジン」の過去送信分のバックナンバーです。
S.B.D. MAIL MAGAZINE 2006-04-06<Thu> [Vol.219]
┃S.B.D. MAIL MAGAZINE 2006-04-06
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┃KOZO KEIKAKU ENGINEERING Inc. http://www.sbd.jp
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熱流体解析ソフトウェア「EFD」シリーズの開発元から製品マネージャーのI
vo氏が来日しました。次期バージョンの機能アップポイントや今後の開発ロー
ドマップの説明と重要顧客周りをする予定です。様々な予定の中のひとつにユ
ーザからの機能アップ要求にどう応えていくかという大事なミーティングがあ
りました。お客様はソフトを使えば使うだけこんな機能やあんな機能がほしい
というリクエストが出てきます。
ユーザにすればほしい機能がすべて実現できればそれに越したことはありませ
んが当然のことながらそれは無理ですよね。これらの要求にどうやって優先順
位をつけて機能改良していくかという問題はいつも頭を悩ませます。結局売る
側の論理に立って一番売れる機能アップを考えることがお客様のためになると
信じ込んでバージョンアップを進めていくしかないとも言えそうです。
いずれにしてもユーザの声にじっくり耳を傾ける姿勢を失うことなくより良い
ものを提供していくことがベンダーの重要な役割であることを肝に銘じておき
たいと思います。
[ 2006.04.06 from J.Ofuchi ]
---今週の目次---------------------------
◇◆技術探訪
流体解析●技術サポートこぼれ話 No.7 ~PentiumD (その2)~
機構解析●振動学-慣性モーメント(その2)
◇◆ひろこの部屋 NO.78
振動の問題●どこからが浮気?
◇◆SBD製品最前線
樹脂流動解析●樹脂データベースへの登録 その8
◇◆イベント情報
●必ず役立つ! 電子機器の熱対策設計セミナー 他
... 技術探訪 ..............................................................................
流体解析●技術サポートこぼれ話 No.7 ~PentiumD (その2)~
以前([SBD MAIL MAGAZINE 2006/02/23 ]vol.213 技術サポートこぼれ話
No.4 ~PentiumD~)、最新の技術であるデュアルコアCPUを弊社のFloWorks
で使用した場合の計算速度について、開発元からのコメントをご紹介しました。
その後、弊社で実際に検証をしてみましたので、ご紹介させていただきます。
使用したCPUは次の通りです。
PentiumD 930 (3.0GHz) (以下「D」)
Pentium4 (3.2GHz) (以下「4」)
まずは、2つのプロジェクトを計算する場合の比較を行いました。「D」では2
つを同時に計算することができ、194分かかりました。それに対して、「4」で
1つずつ2つのプロジェクトを計算するのに、388分かかりました。「D」では
「4」のちょうど1/2の時間で計算できたと言うことです。こちらは、期待通り
の結果でした。
予想を外れたのが、1つのプロジェクトを計算した場合の結果でした。予想で
は、シンプルな構造の「4」の方が若干速いのではないかとお伝えしていまし
た。結果は「D」170分、「4」194分で逆となりました。動作クロックも「D」
の方が遅いのに意外でした。やはり、設計の新しい分、基本性能も上がってい
るということかもしれません。あるいは、CPU周辺のたとえばマザーボードな
ども新しいのでその効果かもしれません。
[ 2006.04.06 from Y.Iijima ]
機構解析●振動学-慣性モーメント(その2)
質量が無視できる長さLの棒を考えます。棒の端点をA点、B点とし、A点に質量
mの質点が付いているとします。
このとき、B点回りの慣性モーメントIは以下の式で表すことが出来ます。
I=mL^2 (式-1)
では、長さL、質量mの一様な棒の先に質量mの質点がついた系の慣性モーメン
トはどのように表されるのでしょうか?
棒の重心Gからx離れた位置の慣性モーメントIGは、以下のように表されます。
IG=∫x^2dm (式-2)
ここで、密度ρ=dm/dxより(式-2)は以下のとおり表されます。
IG=∫ρx^2dx (式-3)
この式を、-L/2からL/2まで積分すると以下のように表すことが出来ます。
IG=mL^2/12 (式-4)
(ただし、ρ=m/L)
同様の考え方で、端点B回りの慣性モーメントを求めると以下のように表すこ
とが出来ます。
IB=mL^2/3 (式-5)
(式-4)と(式-5)を比較すると、IBの方が4倍大きいことから端点回り
に回転させた方が回転しずらい、回転している場合は止まりにくいということ
が分かります。
[ 2006.04.06 from K.Taguchi ]
... ひろこの部屋 NO.77 ...............................................................
振動の問題●どこからが浮気?
こんにちは、ひろこです。「だれでもわかるCAE講座」という名称の頃、浮気
対策に例えて固有値解析について紹介を行いました(2004年12月9日のバック
ナンバー参照)。ところで浮気の線引きはどこで行うのが妥当でしょうか。
メールアドレスの交換、2人で食事、カラオケ、観覧車、、、?
男女に相性があるように、振動にも相性があります。振動の相性を占うのが
固有値解析です。つまり、どんな振動のときに揺れ動いてしまうのかが分か
ります。しかし、固有値解析では振幅や応力を測ることはできません。この
様な詳しい解析を行うには動解析が必要となります。
動解析では、実際に振動源を設定することで全体の挙動を計算し変位や応力
が求まります。また時刻暦動解析では、入力する振動に応じた挙動の変化を
確認することもできます。尚、地震挙動予測もこの動解析が利用されていま
す。
固有値解析は設計者向けツールと呼ばれるソフトの大半に含まれますが、動
解析は専任者向けという傾向が強いようです。それだけ振動には多くの要因
が絡み合っているということでしょう。しかし男女関係同様、追求し始める
と結構おもしろいものです。まずは相手と向き合うことですね。
☆ひろこのブログ☆
[Hiroko's Room] http://blogs.yahoo.co.jp/horiu419
[ 2006.04.06 from H.Horiuchi ]
... SBD製品最前線 ........................................................................
樹脂流動解析●樹脂データベースへの登録 その8
前回に引き続き樹脂データベースへの登録についてです。
プロパティについての最後の説明となります。残りはメカニカルプロパティと
収縮プロパティ、フィラープロパティの3つです。
まずこの3つのパラメーターは基本的に反り解析(Performance Adviser)の
ユーザー様に使っていただくものですので、通常の流動解析には関係ありませ
ん。
また、反り解析を行う場合は、これらの値がとても重要となりますので、数値
をちょっと変更するだけでも変形する量が変わってしまいます。また、収縮に
はMoldflow社独自の技術CRIMSがあります。
残念ながらMPAではこのCRIMSは使用できませんが、ハイエンド解析ソフトのMP
Iではこのモデル係数があれば、使用することをお奨めします。
また、よく間違える内容としてフィラーの項目でガラス30%と記載しているも
のを40%に書き換えても変化はないので注意が必要です。(INDEXのような役割)
当然違う材料にする場合はその材料を使って測定した粘度情報などが必要です
ので別途登録する必要があります。
プロパティについての説明は以上です。
ちなみにMPIではMuCellのガスを設定するタブがありますので、該当するモジ
ュールをお持ちのユーザー様は、設定項目がもう一つあります。
次回は最終回です。登録したデータの検証や材料測定のサービスなどのご紹介
をいたします。
なおMoldflowのブログを始めております。(毎日更新)
サポートの内容などを中心にご紹介しております。
よろしければ一度アクセスしてみてください。
☆ http://moldflow.cocolog-nifty.com/top/
[ 2006.04.06 from S.Maeda ]
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[ 2006.04.06 from E.Kawamura ]
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●編集後記
大きな木の下で早朝受けたヨガがとても気持ちよかったので、以後時間が
あれば朝 体を伸ばしたりしているのですが、気がつくと長年の肩こりが
消えていたような。春はあけぼの。小鳥のさえずりを聞きながらまったり
ヨガなど、お勧めします。
[ 2006.04.06 from E.Kawamura ]
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