本文へジャンプ

ホーム > メールマガジン > メールマガジンバックナンバー 2006年の一覧 > Vol.216「DDM開発者来日」

メールマガジンバックナンバー Vol.216
「DDM開発者来日」

SBDが毎週木曜日に無料で発行する、「SBDメールマガジン」の過去送信分のバックナンバーです。

S.B.D. MAIL MAGAZINE 2006-03-16<Thu> [Vol.216]

 ┃S.B.D. MAIL MAGAZINE  2006-03-16[Vol.216]
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ┃KOZO KEIKAKU ENGINEERING Inc.  http://www.sbd.jp
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 当社で販売・サポートしている機構/運動シミュレーションソフト「Dynamic
Designer Motion」(以下DDM)の開発者Alan Wegienka氏が来社しています。
DDMはSBD営業部が「設計者がシミュレーションしながら設計を行う」というS.
B.D.のコンセプトを推進していくためのきっかけとなったソフトで10年以上の
お付き合いをしています。最近は販売が多少下火になったとはいえ長年開発を
維持してきたことを我々リセラーも誇りに感じています。

移り変わりの激しいソフトウェア業界においては合併や買収で開発元(メーカ)
が代わってもソフト自体が存続し開発され続けていくことがユーザにとって一
番重要なことだと思っています。

Alanは先頃MSC社から独立しDDMを始め設計者にとって有用なソフトウェアを継
続的に提供していくべき張り切っています。今後も変わらぬパートナーシップ
を持ちながら我々も日本のユーザに今まで以上の価値あるサービスとともに価
値あるソフトを提供していきたいと思います。
          [ 2006.03.16 from J.Ofuchi ]

---今週の目次---------------------------

◇◆技術探訪
 流体力学●熱の壁

◇◆ひろこの部屋 NO.75
 メッシュコントロール●It's in!

◇◆シグマの話 NO.12
 ●偏差って厄介?!

◇◆SBD製品最前線
 樹脂流動解析●樹脂データベースへの登録 その5
 樹脂流動解析●事例紹介Web追加

◇◆イベント情報
 ●

... 技術探訪 ..............................................................................
流体力学●熱の壁
やっとの思いで音速の壁を乗り越えた人類に、新たな壁が立ちふさがっていま
した。それが「熱の壁」です。

高速で流れてきた空気が飛行機の先端にぶつかって流速が急激に遅くなるとエ
ネルギー保存の法則から運動エネルギーが熱エネルギーに変換されて高温にな
ります。この保存則は、次の式で表されます。

Cp*T1+U1^2/2=Cp*To
Cp:空気の比熱、T1、To:温度、U1:流速

U1は飛行機の速度です。T1は大気の温度で、Toが飛行機先端で熱エネルギーに
変換された温度です。このように、流速が0になったときの温度のことを「よ
どみ点温度」といいます。

この式から飛行機先端の空気温度を計算すると、M2.3で330℃、M4で900℃とい
う高温になることがわかります。そのために、高速飛行機の開発においては、
この高温に耐えられる耐熱材料の開発が大きなテーマになっているようです。

本シリーズは今回で終了といたします。ご愛読ありがとうございました。次回
から新しいシリーズで引き続き流体力学の魅力を紹介してゆく予定です。お楽
しみに。
          [ 2006.03.16 from Y.Iijima ]

... ひろこの部屋 NO.75 ...............................................................
メッシュコントロール●It's in!

こんにちは、ひろこです。車の運転に車庫入れの問題があるように、FEMを扱
う限りメッシュ分割の妥当性という問題は誰でも遭遇します。

車庫入れでパーフェクトがあるとすれば、スペースのセンターラインに車体の
中心線が完全一致する状態でしょうか。但し、自分のスペースからはみ出さな
いよう必要に応じて微調整しますが通常センターの多少のズレは許容しますよ
ね。

メッシュ分割もこれと同じで、厳密な答えを求めるのは無理といえます。スペ
ースからはみ出さない程度の答えで終了するしかありません。車庫入れと違う
のは、与えられたスペースがどこにあるのか分からないということです。これ
は、ドライバーが運転しながら探すしかありません。

まず、スペースを確定するために、センターラインを探します。これはメッシ
ュを細かく切ることで対応できます。なぜならメッシュ細分化により解は着実
にセンターラインへと向かっていくからです。次にドライバー(ユーザー)が
微調整前と後での解の差によってセンターラインと現在の解の距離を測ります。

スペース(許容範囲)はセンターライン(収束値)との誤差をどれだけ許せる
かという個人的な見解で決定します。このスペースに解が収まれば運転終了で
す。つまり、メッシュの妥当性は自己満足となります。

ところで最近は、自動で車庫入れや縦列駐車をしてくれる車もあるそうですね。
自動車界のアダプティブや~(彦麻呂風)。

☆ひろこのブログ☆
[Hiroko's Room] http://blogs.yahoo.co.jp/horiu419
          [ 2006.03.16 from H.Horiuchi ]

... シグマの話 NO.12 ..................................................................
●偏差って厄介?!
こんにちは。行武です。前回の続き→偏差とは、データ一つ一つが平均からど
れくらい離れているのかの差を知るためにあり、式は以下のようになります。

 偏差 = Xi-Xbar

さてさて、ある生徒のテストの得点が{90,85,95,80,100}点だったとき、平
均値Xbarは90点になります。このとき偏差はそれぞれ{0,-5,5,-10,10}点と
計算できます。

ここで偏差を合計しておけば、バラツキの大きさを知る指標になりそうです。
さらに(平均値を求めるときはデータの和をデータ数で割っていますから)、
偏差の和をデータ数で割っておけば、バラツキの様子を知る尺度とすることも
できますね!いやー、バラツキに関しては、もう天才の域に達した感じです。
ということで、偏差を合計します。

 偏差の和 = Σ(Xi-Xbar) = 0+(-5)+5+(-10)+10 = 0

はっ!ナント0点となってしまいます...。そうなんです、どんなデータであっ
ても偏差の和は0になります。うーん、困ったことです。そんな時、偏差を二
乗することでマイナスの符号を消してしまうことを思いついた天才がいました
(と、勝手に推測)。これで合計しても必ずしも0とはなりません。

 偏差の二乗和 = Σ{(Xi-Xbar)^2}
 
そして前述のように、偏差の二乗和をデータ数Nで割れば、バラツキの様子を
知る立派な尺度となります。実はこれを分散と呼んでいます。

 分散 = Σ{(Xi-Xbar)^2} / N

ここで一つ疑問がわきます。分散(あるいは偏差の二乗和)が0になるのはど
ういう場合なのか。みなさんはもうお分かりかと思います。答えは次回に。次
回は、分散と標準偏差のただならぬ関係もお話ししたいと思います。
          [ 2006.03.16 from S.Yukutake ]

... SBD製品最前線 ........................................................................
樹脂流動解析●樹脂データベースへの登録 その5
前回に引き続き樹脂データベースへの登録についてです。
今回も「レオロジカル」についてです。

レオロジカルの粘度モデルには、cross-WLFと2nd Orderの2種類があります。
例えばこのcross-WLFで「粘度情報をプロットする」をクリックすると、その
材料のグラフが表示されます。
ここではある樹脂温度のときの剪断速度(X軸)と粘度(Y軸)
が表示され、クエリーなどで各値を見たりすることが出来ます。

また、「粘度モデル係数」をクリックすると7つの値が表示されますがこれが
cross-WLF変換された値となります。
つまりこの粘度情報は、この係数を基にプロットされています。
解析にはこの各値が重要となります。

樹脂メーカー様ではこれらの値の単位が異なる場合があるので、入力には注意
が必要です。

また、樹脂の生データをcross-WLF変換する場合は、樹脂メーカー様に変換し
ていただくか、弊社にて変換することもできますが、内容によっては有償とな
る場合もありますので事前にお問い合わせください。

なおMoldflowのブログを始めております。
サポートの内容などを中心にご紹介しております。
よろしければ一度アクセスしてみてください。
☆ http://moldflow.cocolog-nifty.com/top/
           [ 2006.03.16 from S.Maeda ]

樹脂流動解析●事例紹介Web追加
本メルマガのNo.210~211でご紹介いたしました玉川化成様のWeb版を公開いた
しました。

http://www3.kke.co.jp/sbd/mpa/tamagawa2/index.htm
           [ 2006.03.16 from S.Maeda ]

... イベント情報 ........................................................................
●EFD.Lab操作体験セミナー●名古屋4月10日 大阪4月17日
http://www3.kke.co.jp/sbd/event/2005/efdlab1/index.htm

●設計者のための構造解析技術セミナー●東京3/29-30
http://www.sbd.jp/event/2005/kozo/index.htm

●MINITAB トレーニング セミナー●東京 4月4~6日
http://www2.kke.co.jp/minitab/seminar_training.html

●EFD.Lab無料体験ワークショップ&コンサルテーション●東京4月5日
http://www3.kke.co.jp/sbd/event/2005/efdho/index.htm

●SBD利用技術研究会 京都流体セッション●京都4月7日
http://www.sbd.jp/lab/meeting/060407.htm

●COSMOS2006ハンズオンセミナー●名古屋4月11日
http://www3.kke.co.jp/sbd/event/2006/cmho/index.htm

●電子機器の熱対策設計セミナー●東京4/14&6/2 名古屋5/12&6/16
http://www.sbd.jp/event/2006/design/index.htm

●Moldflow Updateセミナー ●東京4月26日
詳細はお問合せ下さいmpa@kke.co.jp

●CAEおやじの構造設計特訓講座●東京5月10・11・29日
http://www3.kke.co.jp/sbd/event/2005/oyaji/oyaji1.htm

●TECHNO-FRONTIER2006 熱対策技術展●幕張4月19-21日
http://www.sbd.jp/event/2006/tf/index.htm

●人とくるまのテクノロジー展●横浜5月24-26日
http://www.sbd.jp/event/2006/jsae/index.htm

●設計製造・ソリューション展●東京6月21-23日
http://www.sbd.jp/event/2006/dms/index.htm

キヤノンシステムソリューションズ様主催●SolidWorks+COSMOSWorks無料体験セミナー
東京・大阪各日程あり。http://www.canon-sol.co.jp/seminar/sw-seminar.html

ダイゾー様主催●EFD.V5無料体験セミナー●大阪・偶数月開催
http://www.daizo.co.jp/system/seminar/try_catia/try_catia.htm
          [ 2006.03.16 from E.Kawamura ]

∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴
●編集後記
祖父の7回忌がありました。お坊さんの読経とお焼香の煙にまぎれて亡き祖父
がいたずらっぽく現れそうな気がしましたが、その姿は幼少の頃か青年、はた
また壮年期のものなのか考えてしまいました。きっと思い出す側の心に残る一
番すてきな姿で現れるのでしょう。
          [ 2006.03.16 from E.Kawamura ]

◇◆このメールマガジンについて◇◆
 ○配信登録・変更・停止・バックナンバー閲覧
 http://www.sbd.jp/magazine/introduction.htm
 ○ご意見・ご感想
 mailto:sbdmgz@kke.co.jp

∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴

 Copyright(C) 株式会社 構造計画研究所 SBD営業部
 東京都中野区中央4-5-3 TEL03-5342-1051/FAX03-5342-1055
 http://www.sbd.jp
 発行責任者:角家強志 編集担当:川村榮子
 ※掲載記事の無断転載を禁じます。本内容の記述の内容を実問題に利用
 される場合、弊社の承諾は不要ですが、使用者の自己責任でご利用ください。

∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴��

ページトップへ戻る