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メールマガジンバックナンバー Vol.215
「天災は忘れた頃にやってくる」

SBDが毎週木曜日に無料で発行する、「SBDメールマガジン」の過去送信分のバックナンバーです。

S.B.D. MAIL MAGAZINE 2006-03-09<Thu> [Vol.215]

 ┃S.B.D. MAIL MAGAZINE  2006-03-09[Vol.215]
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 ┃KOZO KEIKAKU ENGINEERING Inc.  http://www.sbd.jp
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■街角景気
 景気がだいぶ上向いてきたようです。
新聞などで発表される先行指数や一致指数など様々な指標が好景気を裏付けて
います。 

それらの中に「街角景気」というものがあり、タクシー運転手など景気を肌で
感じる職種の方々に景況感を5段階で評価してもらうという指標なのですが、
これまたここ半年くらいずっと好況という判断が下されているとのことです。

SBD営業部も年末から引き合いが増え始め1月2月は予想以上の売上げがあり景
気がよくなっていることは肌で感じていますが、仕事以外で感じる私の「街角
景気」を考えてみると。。。

ありました。ゴミ出し場のゴミの量が増えているのではないかということです。
私は我が家のごみ出し隊長を仰せつかっていて水曜日と土曜日の朝は任務を遂
行しなければならないのですが確かに以前に比べ廃棄物のかさが増しているよ
うな気がします。一般ゴミが増えているのに加えまだ使えそうな家電品などが
無造作に捨てられているのを目にすると多くこれも景気のせいかなと感じます。

景気がよくなることはもちろんありがたいのですが、その分資源の無駄遣いを
しているのではないかと思うと少し複雑な気がします。今の社会のシステムで
はいたしかたないのでしょうか?
          [ 2006.03.09 from J.Ofuchi ]

■天災は忘れた頃にやってくる。破壊もいつかやってくる。
 最近の事故・事件・災害などのニュースに触れるたびに、「安全・信頼」の
確保こそが最優先されるべきであることは誰もが感じることです。しかし、設
計段階で、あらゆるケースを想定し、製品の損傷・寿命までも検討することは
困難で、経験的な全率で設計しているのが現状だと思います。昨今の急速な多
様化や新製品投入により、破損事故は変わらずなくなっていません。

そのような難問にチャレンジし、少しでも皆さんのお役に立てればと思い、新
ツールも開始しました。詳しくは・・・
新ツールニュースリリース記事:http://www.sbd.jp/beasypress.htm
ツールの詳細:http://www.sbd.jp/beasy.htm
          [ 2006.03.09 from N.Sahashi ]

---今週の目次---------------------------

◇◆技術探訪
 流体解析●技術サポートこぼれ話 No.5 ~熱設計のためのモデル化~
 機構解析●振動学-1自由度系のねじり振動

◇◆ひろこの部屋 NO.74
 運動方程式●機構と構造

◇◆SBD製品最前線
 樹脂流動解析●Moldflow Communicator公開!
 樹脂流動解析●樹脂データベースへの登録 その4
 樹脂流動解析●Moldflow News Vol.7 特別公開

◇◆イベント情報
 ●EFD.Lab操作体験セミナー 他

... 技術探訪 ..............................................................................
流体解析●技術サポートこぼれ話 No.5 ~熱設計のためのモデル化~
「弊社が販売しているソフトは『3次元CAD完全統合型』といって、CADのデー
タをダイレクトに流体解析に利用することができます。」 このようにお客様
に説明すると、必ずと言っていいほ
ど、こちらの真意とお客様の期待との間に大きなギャップを生じます。

○こちらの真意:CADデータの出力・読み込み等の手間が必要ありません。3次
元CADのインタフェースの延長上で操作ができます。(解析のためのモデルの
簡略化は当然必要ですよ・・・)
○お客様の期待:詳細モデルがそのまま解析できるんだ!いいねぇ。

このギャップを埋めるよう努力するのですが、一度ふくらんでしまった期待を
コントロールするのに苦労することがあります。

特に電気製品や情報機器などでは、細かい電子部品など形状が複雑で、実形状
をそのまま解析することは、現状では不可能といって良いでしょう。このこと
は、高価なハイエンドツールを使用したとしても同様であると思います。

実際には、熱の流れ(「伝熱」といいます)に影響が大きい部品だけを残して、
かつ、個々の部品形状もおもちゃのブロックのような形状に置き換える必要が
あります。流体解析はまだまだ時間のかかる解析ですので、いかに形状を簡略
化して、かつ、精度の高い結果を得るか、といった利用技術が不可欠です。

そのためには、まず、伝熱のメカニズムを理解しなければなりません。熱設計
の知識を修得したいという設計者の方は、下記のセミナーに参加されてみては
いかがでしょうか。かなりおすすめです!

●電子機器の熱対策設計セミナー●東京4/14&6/2 名古屋5/12&6/16
http://www.sbd.jp/event/2006/design/index.htm
          [ 2006.03.09 from Y.Iijima ]

機構解析●振動学-1自由度系のねじり振動
前回までバネと質点が一つである直線振動について説明しましたが、振動の形
態はこの他にもたくさんあり、例えば回転の振動として「ねじり振動」があり
ます。

天井にとりつけられた弾性軸の先に円板が取り付けられている系を考えてくだ
さい。弾性軸の質量は無視、円板は剛体とします。ここで軸を中心軸回りにね
じったときの回転運動を表す運動方程式は以下の式で表されます。

J*d2θ/dt2=kθ  (式-1)
(J:慣性モーメント、k:ねじりのばね定数、θ:回転角度、t:時間、d2θ
/dt2はtによる2回微分)ここで、この式を直線運動の運動方程式と比較すると、
形式は同じであるため、解の形式も同じになります。ばね定数kの例としては、
軸の縦弾性係数がG、断面2次極モーメントがIp、長さがl(エル)場合は、k=
GIp/lとなります。また軸が中実丸棒の場合、直径をdとするとIp=πd4/32(d4
はdの4乗)となります。このように、ねじりのばね定数は直線運動の場合と
異なり、GやIpなどから決めてあげることがポイントとなります。
          [ 2006.03.09 from K.Taguchi ]

... ひろこの部屋 NO.74 ...............................................................
運動方程式●機構と構造
こんにちは、ひろこです。最近、高校時代を懐かしむ機会が多くなってきまし
た。アルコールも無しに長時間過ごせたのは十代という若さのせいでしょうか。

この頃は、物理で力といえば(重さ×加速度)という法則に則っていました。
しかし、実現象では対象物の状態によって力は運動速度を変化させるだけでな
く、物を変形させるなど影響の仕方が変わります。

汎用性を持たせるために運動方程式の加速度項の後ろに隠れている速度項・変
位項を登場させましょう(F=ma+cv+kx)。この式と、エネルギー保存則を組み
合わせることで、多くの物理現象を解明することが出来ます。

運動方程式と同様に解析ソフトも汎用性が持てれば良いのですが実際には用途
に応じて使い分けが必要になります。動きを見る機構解析は加速度と速度の項
を考慮しますが物体内の変形は考慮できません。変形を見る構造解析(静解析)
は変位の項を考慮しますが物体の移動を考慮できません。不足している項を補
い合う意味でも、機構と構造の連成はとても有効ということが分かります。

個人的には、力は力でも権力や政治力など人間くさい力を探求したいものです。

☆ひろこのブログ☆
[Hiroko's Room] http://blogs.yahoo.co.jp/horiu419
          [ 2006.03.09 from H.Horiuchi ]

... SBD製品最前線 ........................................................................
樹脂流動解析●Moldflow Communicator公開!
Moldflow社は3月1日、Windows上で利用できるMoldflowCommunicatorを公開
しました。

このソフトはMoldflowハイエンド解析ソフトMoldflow Plastics Insightのユ
ーザーでなくとも、解析結果を確認することができる無償のビューアーです。

従来の解析ソフトは解析結果を第三者に渡す場合には、HTML形式のレポートを
書き出し、メールやイントラネットで活用してきましたが、このビューアーソ
フトを使うことによって解析結果を見るだけでなく、様々な角度から評価した
り、ユーザーが任意に評価基準を設定して比較すること等ができます。Moldfl
ow Plastics Advisersのビューアーも期待したいところです。

ダウンロードはこちらから
http://www.moldflow.com/stp/
           [ 2006.03.09 from S.Maeda ]

樹脂流動解析●樹脂データベースへの登録 その4
前回に引き続き樹脂データベースへの登録についてです。
今回は「レオロジカル」についてです。

樹脂データベースの中で重要な部分は、このレオロジカルです。
ここでは樹脂の粘度を定義しています。
粘度モデルは次回ご説明いたします。
これ以外の部分からご説明しますと
・転移温度 解析に関係します。
 樹脂の. 物理的性質が変化する温度のことです。
・Junctureloss MPAでは関係ありません。
・粘度指標 これも解析には関係ありませんが
      樹脂のINDEXのようなものです。
例えば、
VI(240)0076 とあれば
樹脂温度240℃のときの剪断速度1000 1Sの値が76Pa/sと読み取れます。
           [ 2006.03.09 from S.Maeda ]

樹脂流動解析●Moldflow News Vol.7 発刊
隔月公開しておりますMoldflow Newsの最新版です。
通常は弊社ユーザー様のみの公開ですが、1周年記念号として一般公開いたし
ます。
詳しくはhttp://www3.kke.co.jp/sbd/mpa/download/MNVol7.pdf
           [ 2006.03.09 from S.Maeda ]

... イベント情報 ........................................................................
●EFD.Lab操作体験セミナー●大阪3月13日 名古屋4月10日
http://www3.kke.co.jp/sbd/event/2005/efdlab1/index.htm

●設計者のための構造解析技術セミナー●東京3/29-30
http://www.sbd.jp/event/2005/kozo/index.htm

●MINITAB トレーニング セミナー●東京 4月4~6日
http://www2.kke.co.jp/minitab/seminar_training.html

●EFD.Lab無料体験ワークショップ&コンサルテーション●東京4月5日
http://www3.kke.co.jp/sbd/event/2005/efdho/index.htm

●SBD利用技術研究会 京都流体セッション●京都4月7日
http://www.sbd.jp/lab/meeting/060407.htm

●COSMOS2006ハンズオンセミナー●名古屋4月11日
http://www3.kke.co.jp/sbd/event/2006/cmho/index.htm

●電子機器の熱対策設計セミナー●東京4/14&6/2 名古屋5/12&6/16
http://www.sbd.jp/event/2006/design/index.htm

●Moldflow Updateセミナー ●東京 4月26日 決定!
Moldflowの最新版情報、ユーザー事例を中心にご紹介
詳細はお問合せ下さいmpa@kke.co.jp

●CAEおやじの構造設計特訓講座●東京5月10・11・29日
http://www3.kke.co.jp/sbd/event/2005/oyaji/oyaji1.htm

●TECHNO-FRONTIER2006 熱対策技術展●幕張4月19-21日
http://www.sbd.jp/event/2006/tf/index.htm

●人とくるまのテクノロジー展●横浜5月24-26日
http://www.sbd.jp/event/2006/jsae/index.htm

●設計製造・ソリューション展●東京6月21-23日
http://www.sbd.jp/event/2006/dms/index.htm

キヤノンシステムソリューションズ様主催●SolidWorks+COSMOSWorks無料体験セミナー
東京・大阪各日程あり。http://www.canon-sol.co.jp/seminar/sw-seminar.html

ダイゾー様主催●EFD.V5無料体験セミナー●大阪・偶数月開催
http://www.daizo.co.jp/system/seminar/try_catia/try_catia.htm
          [ 2006.03.09 from E.Kawamura ]

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●編集後記
花粉症の症状が少しでも軽くなるよう鍼灸治療を受けてみました。鍼と聞くと
注射針やお裁縫の針を想像し思わず顔が引きつりますが、治療で使う針は細い
ものになると直径0.14mmと、髪の毛ほどの太さで 刺されてもわからないほど
です。但し、治療中まどろんでも決して寝返りはうたないようにしましょう。
          [ 2006.03.09 from E.Kawamura ]

◇◆このメールマガジンについて◇◆
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 ○ご意見・ご感想
 mailto:sbdmgz@kke.co.jp

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 発行責任者:角家強志 編集担当:川村榮子
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