メールマガジンバックナンバー Vol.209
「SolidWorksユーザー会速報」
SBDが毎週木曜日に無料で発行する、「SBDメールマガジン」の過去送信分のバックナンバーです。
S.B.D. MAIL MAGAZINE 2006-01-26<Thu> [Vol.209]
┃S.B.D. MAIL MAGAZINE 2006-01-26
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃KOZO KEIKAKU ENGINEERING Inc. http://www.sbd.jp
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
SolidWorksユーザーカンファレンスに参加するためラスベガスにきています。
ラスベガスの印象はひとことでいうと「熱海と別府を足して10倍にしてアメリ
カナイズした街」という感じです。ヘンテコな表現で恐縮ですが要は子供から
お年寄りまで楽しめるネオンキラキラの一大歓楽街といったところです。毎日
快晴で昼間は20℃近くあるのでコートなしで街を歩けます。
湿度が異様に低いので(5-15%くらい)唇がひび割れないようリップクリーム
が手放せません。私は2000年のニューオリンズ以来2回目ですが前回との一番
の違いは参加者数でしょうか。総勢3,500名の申込みがあり、セミナー会場か
ら他の会場へ移動するのも人でごったがえしてひと苦労です。
さて、本題の内容ですがSolidWorks Premiumというパッケージに機構解析のC
OSMOSMotionが次期サービスパックのリリースに合わせて標準搭載されるとい
う発表があり、これが私にとって一番の関心事です。数年前からCADメーカに
よるCAEプログラムの買収やOEM供給が盛んに行われていますがいよいよCAE(
解析ソフト)はCADの一機能になっていくという感触を深めました。
日本からのユーザ発表(コニカ・ミノルタ、日立製作所)も盛況でしたし、次
期バージョンSolidWorks2007もプレゼンの演出のうまさもありますが十分期待
を抱かせるものでした。
オフサイトイベントはカーレース場でスポーツカーやカートを運転するという
ものでしたが、野外の寒い中で順番を待つのがつらかったので早々に運転をあ
きらめてビールやワインを飲んでいました。
来年はまたニューオリンズで開催するそうなので、次回はぜひわれわれのユー
ザにアテンドして行ってみたいものです。
これから最終のイベントであるリセラー表彰式に参加してきます。
[ 2006.01.26 from J.Ofuchi ]
---今週の目次---------------------------
◇◆技術探訪
流体解析●技術サポートこぼれ話 No.2 ~メモリー不足~
機構解析●振動学-自由振動と強制振動
◇◆構造解析よもやま話 NO.130
●キーワード: (続) うーん。速い!?(2)
◇◆ひろこの部屋 NO.68
解析の要素●過去の見直し
◇◆SBD製品最前線
樹脂流動解析●金型設計プロセス改革セミナー報告
樹脂流動解析●メルボルン研修報告 3日目
◇◆イベント情報
●第8回SBD利用技術研究会 他
... 技術探訪 ..............................................................................
流体解析●技術サポートこぼれ話 No.2 ~メモリー不足~
比較的大規模(=複雑形状)なモデルをCFWやEFDで解析しようとすると、次の
ようなエラーメッセージに出くわすことがあります。
「Failed to allocate requested continuous memory block of ***bytes (**
*MB) due to memory fragmentation」
これは、「メモリーが断片化されているために、必要な連続領域が確保できま
せんでした」という意味になります。この場合、メモリーの空き領域の総量で
は余っていても、メモリー不足となっています。
対策としては、PCを再起動するだけでも、解決する場合もありますが、基本的
にはメッシュ数を減らしてメモリーの要求量を減らしていただく必要がありま
す。
また、CFW(EFD)では、「バッチ処理」という複数の解析を連続して実行する機
能がありますが、この機能を使用した場合にも、このエラーが発生することが
あるようです。その場合には、試しに、1つずつ実行してみてください。
OSの機能で「デフラグ」という機能がありますが、これはメモリーではなく、
ハードディスクを対象にしたものだと思います。そのため、世の中にはメモリ
ー管理をするソフトがあるようです。
[ 2006.01.26 from Y.Iijima ]
機構解析●振動学-自由振動と強制振動
振動の種類には大きく分けて自由振動と強制振動があります。
読者の皆様は自由振動と強制振動の違いを説明できますか?
【自由振動】
振動系が外部から力を受けないで行う振動
例)飛び込み板から人が飛び込んだ後に生じる板の振動。
これは、人の重さでたわんでいる状態から力を取り除いたことにより板が振動
します。
【強制振動】
振動系が外部から力を受けて行う振動
例)車の走行による上下運動
これはでこぼこ道を走行する際にタイヤにかかる外力によって車体が振動しま
す。
また、振動系に減衰がある場合の振動を"減衰振動"と言います。COSMOSMoti
onやDynamic Designer Motionではパーツにスプリングやダンパを設定した1
自由度系のモデルでこれらの振動を再現出来ますので興味のある方は試してみ
てください。
[ 2006.01.26 from K.Taguchi ]
... 構造解析よもやま話 NO.130 ......................................................
●キーワード: (続) うーん。速い!?(2)
今回使用した64ビットPCは Dell Precision PWS380 /Intel Pentium4 3.8GHz,
4GBRAMである。OSは WindowsXP Professional x64 Edtion V2003 SP1。このO
Sは「64ビットのアプリケーションと、 既存の32ビットオペレーティングシス
テムで動作している32ビットアプリケーションの両方を使用することができる。
」
という。
このため、使用したプログラムも64ビット対応ではなく 32ビット対応である
ため、真に64ビット対応のプログラムの性能を反映したものではない。
つづきを読みたい方は 次を訪問してください。
http://info1951.hp.infoseek.co.jp/
[ 2006.01.27 from K.M ]
... ひろこの部屋 NO.68 ...............................................................
解析の要素●過去の見直し
こんにちは、ひろこです。食品を選ぶときにオーガニックという文字があると
どうしても手が伸びてしまいます。消費の拡大と共に当たり前のように使用さ
れてきた農薬が人体に被害を及ぼすことが明らかになってから、世界的に過去
の生産方法を見直すようになっているようですね。
さて解析の要素においても、過去の見直しと思われるような流れがここ最近始
まっています。設計者が解析を使用するようになって、理論の分かりやすいソ
リッド要素が普及してきました。しかし、使い込んでいくうちに解析時間や精
度の問題が気になりだしたのでしょう。
解析のベテラン勢を中心としてシェルやビーム要素の採用や機能強化の声が上
がってきています。ソリッドとシェルの混合など要素に対するソフト側の許容
範囲が広がってきているのは、その影響もあるでしょう。
これからはCAE利用者もソリッド要素だけでなくその他の要素の知識が必要に
なってきそうですね。では、次回より一緒に勉強していきましょう。
☆ひろこのブログ☆
[Hiroko's Room] http://blogs.yahoo.co.jp/horiu419
[ 2006.01.26 from H.Horiuchi ]
... SBD製品最前線 ........................................................................
樹脂流動解析●金型設計プロセス改革セミナー報告
さる1月20日、(株)トヨタケーラム様との共催で「金型設計プロセス改革
セミナー」を東京にて開催いたしましたので、ご報告いたします。
当日は、雪が降りはじめてもおかしくはないような寒い中(実際はその夜から
大雪になったのですが)予想を超える集客があり、ご参加いただいた皆様へこ
の場をお借りして御礼申し上げます。
はじめに、トヨタケーラムの板倉様から金型業界の状況とご提案内容をまた、
同社村上様からは実際のユーザー事例を交えて今回のセミナーの意義を発表い
ただきました。
弊社からはMoldflow、ケーラム様からはthinkdesignの各概要を説明し、最後
にthinkdesignとMoldflowのコラボレートデモを行いました。今回はそり解析
した結果をもとに金型への「みこみ」を反映し、更に再度解析を行うことによ
って反りをどこまで減らすことができるのかをご提案いたしました。
セミナー終了後は、実際の運用や費用、反り解析の内容など多くの質問があり、
大盛況のうちに終わることができました。3月10日には大阪でも開催する予定
です。
[ 2006.01.26 from S.Maeda ]
樹脂流動解析●メルボルン研修報告 3日目
いよいよ最終日の講義となりました。
3日目は吸水、密度の測定、Moldflow Plastics Insightでの登録、ソルバー
についての紹介がありました。また、今後の方針として、実際のものと比較し
たり他の測定機関との比較提携など、精度の向上に力を注いでいく説明もあり
ました。
最後に質疑応答があったのですが、弊社からはフッ素系樹脂の取り扱いなどを
確認し、今後の取り組みをお聞きしました。他の販売店様からも活発に質疑が
行われ、3日間の研修は終了しました。
装置の詳しい内容や測定方法などは社外秘の部分もあり、詳しくはお伝えでき
ませんでしたが、Moldflowで使われている様々なパラメータをどのように測定
しているのか?解析にどこが重要なのか?ということがよくわかりました。
帰国の日、メルボルン空港の国際ロビー(出発)が意外に小さいことに驚き、
空港でもお土産を大量に購入して帰国の途につきました。カンタスでアイスク
リームが配られたのはちょっと驚きでしたが、なかなかイキなサービスだった
と思います。
次回からはユーザー様のレポートをお届けします。
[ 2006.01.26 from S.Maeda ]
... イベント情報 ........................................................................
東京会場です!第8回SBD利用技術研究会●2月10日
基調講演他内容盛り沢山。
http://www.sbd.jp/lab/meeting/eighth.htm
●COSMOS2006ハンズオンセミナー●名古屋1月31日
http://www3.kke.co.jp/sbd/event/2006/csmho/index.htm
●EFD.Lab操作体験セミナー●名古屋2月6日 大阪2月11日
http://www3.kke.co.jp/sbd/event/2005/efdlab1/index.htm
●EFD.Lab無料体験ワークショップ&コンサルテーション●東京2月9日
http://www3.kke.co.jp/sbd/event/2005/efdho/index.htm
●金型設計プロセス改革セミナー●大阪3月10日決定!
お申し込み 近日開始!
●設計者のための構造解析技術セミナー●東京3月29・30日
http://www.sbd.jp/event/2005/kozo/index.htm
●CAEおやじの構造設計特訓講座●東京5月10・11・29日
http://www3.kke.co.jp/sbd/event/2005/oyaji/oyaji1.htm
アプライドデザイン様主催●ADAユーザーコンファレンス2006●東京2月2日
http://www.ada.co.jp/user2006.html
アルモニコス様主催●デジタルプロセス研究会第14回フォーラム●2月14日
http://www.armonicos.co.jp/dpr/
伯東IT様主催●EFD.V5操作体験セミナー●東京2/16
http://www3.kke.co.jp/sbd/event/2006/efdv5hit/index.htm
キヤノンシステムソリューションズ様主催●SolidWorks+COSMOSWorks無料体験セミナー
●東京・大阪各日程あり。http://www.canon-sol.co.jp/seminar/sw-seminar.html
[ 2006.01.26 from E.Kawamura ]
∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴
●編集後記
気が早いとは思いながらも花粉情報のサイトを覗いてみると、岐阜エリアには
早くも「飛散量:少ない」の表示が出ていました。春は確実に近づいてるんで
すね。喜ぶべきか、哀しむべきか。花粉症対策には早めの治療が効果大だ
そうです。でもお医者さん嫌いなんだよな。。。
[ 2006.01.26 from E.Kawamura ]
◇◆このメールマガジンについて◇◆
○配信登録・変更・停止・バックナンバー閲覧
http://www.sbd.jp/magazine/introduction.htm
○ご意見・ご感想
mailto:sbdmgz@kke.co.jp
∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴
Copyright(C) 株式会社 構造計画研究所 SBD営業部
東京都中野区中央4-5-3 TEL03-5342-1051/FAX03-5342-1055
http://www.sbd.jp
発行責任者:角家強志 編集担当:川村榮子
※掲載記事の無断転載を禁じます。本内容の記述の内容を実問題に利用
される場合、弊社の承諾は不要ですが、使用者の自己責任でご利用ください。
∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴��




