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メールマガジンバックナンバー Vol.206
「夢」

SBDが毎週木曜日に無料で発行する、「SBDメールマガジン」の過去送信分のバックナンバーです。

S.B.D. MAIL MAGAZINE 2005-12-22<Thu> [Vol.206]

 ┃S.B.D. MAIL MAGAZINE  2005-12-22[Vol.206]
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 ┃KOZO KEIKAKU ENGINEERING Inc.  http://www.sbd.jp
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姉歯秀次元一級建築士の偽装問題を見ているとCAEが人を騙す道具に使われ
ているのが残念です。
そうでなくても、最近はCAEを紹介する時に、「開発コスト削減」を強調し
てしまい、「コスト削減」をするために、「コストをかけて」買ってもらおう
としている自らのセールスストーリーに矛盾を感じたりしています。

姉歯さんの事件は、まさにCAEを使って「コスト削減」をやりすぎた結果な
のでしょうが、どちらかというとCAEを使って「夢を追求」して貰いたいで
すね。

CAEがなければ出来ないようなコンパクトで高性能な製品を作ったり、建築
で言えば柱の無い広い空間や、地震で揺れない建物を実現したりして欲しいも
のですね。

「夢」と言えば、まもなくお正月休みになりますが、皆さん来年の「夢」なん
て持ってますか?
長期の休みを取れると、つい旅行や帰省を突っ込んで、それに年賀状書きや大
掃除が加わると、もう普段の時よりも忙しくなってしまいがちなのですが、基
本に戻って、ゆっくりと来年一年の「夢」を描いてみるのは如何でしょう?

私はと云えば、最近中国語に凝っていて、中国人と中国語でCAEの商談が出
来るようになれるといいなあ~、と考えているのですが、少しローカル過ぎま
すか?これからは、アジアを制覇したものが、楽しい想いが出来るような気が
してならないのです。
でもこれじゃ、目標が高すぎて来年でなくて一生かけての「夢」ですかねえ。
来年はとりあえず、中国語検定2級くらいにしておきましょう。

最後になりますが、今年も一年間お付き合いいただきまして有難うございまし
た。来年のメルマガは、5日はお休みをいただき、12日(木)から再開しま
す。ただ、私は編集長は続けますが、このコーナー(これ?コーナーかなあ)
からはしばらく姿を消し、充電期間に入ろうと考えています。(かなり、ネタ
が無くなって来ましたので)

当分の間、このコーナーはSBD営業部長の大渕にバトンタッチします。どう
ぞ、これまで同様に、「SBDメルマガ」を、可愛がってくださいね。
本当に長い間、お付き合いいただき有難うございました。
                [ 2005.12.22 from T.Sumiya ]

---今週の目次---------------------------

◇◆技術探訪
 流体力学●気体は液体より難しい
 機構解析●衝突の力学-生卵を自由落下させて割らずに済むには?

◇◆構造解析よもやま話 NO.128
 ●年忘れ

◇◆ひろこの部屋 NO.65
 用語解説●アダプティブ

◇◆シグマの話 NO.7
 ●共通の目標

◇◆SBD製品最前線
 樹脂流動解析●CAE/CADのデータ連携による樹脂金型設計のプロセス改革
 高専ロボコン●放送日程

◇◆イベント情報
 ●CAEおやじの構造設計特訓講座 他

... 技術探訪 ..............................................................................
流体力学●気体は液体より難しい
気体の流れを考える場合には、圧縮性があるために、液体よりも難しくなりま
す。この気体の持つ圧縮性という特性は、次のような方程式で表現されます。
p=ρ*R*T
ここで、p:圧力、ρ:密度、R:気体定数、T:温度
気体の密度が、圧力と温度によって変化するという特性を表しています。状態
方程式と呼びます。例えば、流れの方向に沿って流速が遅くなるような場合、
圧力が高くなり、密度が高くなり、温度も高くなります。
圧力が高くなったときに、密度だけが高くなるのか、温度だけが高くなるのか、
両方が高くなるのかがわかりません。このように密度の変化(圧縮性)という
パラメータが1つ増えるだけで、とたんに計算が難しくなるのです。
          [ 2005.12.22 from Y.Iijima ]

機構解析●衝突の力学-生卵を自由落下させて割らずに済むには?
衝突の力学の最後として雑談として「生卵を自由落下させて割らずに済むには?
」という問題について考えてみましょう。通常、生卵をコンクリートの上に自
由落下させると100%割れます。ところが、クッションの上に自由落下させ
ると割れません。

この現象を衝撃の力学の観点で考えるとどういうことなのでしょうか?

生卵の質量をmとし、コンクリートに着地する直前の生卵の速度をvとすると着
地直前の運動量はmvとなります。
また着地後は速度v'=0となることから着地前と着地後の運動量の変化ΔpはΔp
=-mvとなります。
従って衝撃力Fは運動量の変化量とその間の時間変化量から以下のように表さ
れます。

F=-mv/Δt(Δt:生卵が衝突している時間) (式-1)

つまり、コンクリートの場合は、硬いために接触時間が短く(Δt≒0)、Fが
無限大になり、クッションの場合は静止するまでの時間が長いため(Δt≒有
限の値)、Fが小さくなるわけです。
「生卵を自由落下させて割らずに済むには?」接触している時間を長く出来る
ような床にして衝撃力Fを小さくさせればよいことが分かります。
          [ 2005.12.22 from K.Taguchi ]

... 構造解析よもやま話 NO.128 ......................................................
●年忘れ
毎日次から次への事件の連続の年だった。

テレビの報道も過激で、灰色だと 小さい頃からの経歴まで洗いざらいだして
いるが 本当にそんなことして良いのか。。という感じがする。

来年はワールドカップで 元気になりたいものである。
          [ 2005.12.22 from K.M ]

... ひろこの部屋 NO.65 ...............................................................
用語解説●アダプティブ
こんにちは、ひろこです。会社の路線検索プログラムをバージョンアップし、
早速使ってみるとCO2総量なる項目が増えていました。これにより、自家用車
で移動した場合と検索結果の路線を利用した場合のCO2排出量が比較できます。
CAEもこんな形でエコロジー度が測れたらと感じる今日この頃です。

さて、今回の用語解説は「アダプディブ」です。アダプティブとは「適応する」
という意味ですが、インターネットで検索するとアダプティブネットワーク、
アダプティブワーカー、アダプティブ・フロントライティング・システム(AF
S)等と様々な場面で使われています。

CAEにおいてはメッシュ分割の技術としてアダプティブという言葉が頻繁に使
われます。簡単に言うとメッシュサイズの適材適所化です。つまり、初期メッ
シュで解析を実行し、結果から精度に問題がありそうな部分を見つけ、その部
分のメッシュを細かく切り直す(H)もしくは次数を上げて(P)、解析を実行
して再判定となります。

繰り返し計算のため、結果が出るまでの解析時間は長くなりますが、高い精度
が期待できます。

私からサンタクロースへお願い♪
メッシュサイズや、メッシュ要素(ソリッド・シェル・ビーム)などを含めて
解析時間と大まかな精度(高低)の見積もりをしてくれるオプション。
25日に目覚めて実際に枕元にあったら怖いけど・・・。
          [ 2005.12.22 from H.Horiuchi ]

... シグマの話 NO.7 ..................................................................
●共通の目標
こんにちは。行武です。突然ですが、私は北九州高専出身でロボットコンテス
トに少しだけ携わったことがあります。昔は試行錯誤で製作していたものです
が、今の後輩達はSolidWorksを使って、キッチリ製作しているようです。

当時のロボコンの製作メンバーは5,6人でしたので、共通の目標に向かって
いく、言い換えますと、みなさんに楽しんでもらうためのロボットを提供する
ということは、技術レベルは別にして、そんなに困難ではなかったように思い
ます。

しかし、企業の場合、利益を生み出す必要がありますので、そう簡単にはいき
ません。全社員の足並みを揃え、共通の目標に向かっていくことは、企業の大
小に関わらず、なかなか困難なことだと思います。担当している部署や扱って
いる製品やサービス、さらには個人ごとの仕事内容も異なりますので、共通の
目標を設定するのは文字通り、至難の業です。

ただし、全員に共通した目標が一つだけあります。それは製品やサービスを顧
客に提供するということです。

シックスシグマは、プロセスと顧客というビジネスに共通する枠組みを使って、
組織全体に一貫した目標を設定できるように考えられており、また、シックス
シグマは、顧客の声を聴くということを非常に重視しています。

顧客の要求を理解していれば、シックスシグマで提唱している限りなく完璧に
近い目標 -99.99997%の品質レベル- に照らして、自分の目標あるいはパフォ
ーマンスを評価することができます。

99%の品質レベルと99.99997%の品質レベルでは、問題が発生する数がかなり
違ってくるということは前にお話した通りです。99.99997%の品質レベルを目
指すために、シックスシグマには、さまざまなツールやアイデアが盛り込まれ
ています。こういった内容を来年以降、またご紹介していきたいと思います。
それでは、良い新年をお迎えくださいませ。
          [ 2005.12.22 from S.Yukutake ]

... SBD製品最前線 ........................................................................
樹脂流動解析●CAE/CADのデータ連携による樹脂金型設計のプロセス改革

来年1月20日(金)に弊社(東京中野区)にて、(株)トヨタケーラム様との
共催で「CAE/CADのデータ連携による樹脂金型設計のプロセス改革」セミナー
を開催させていただきます。
このセミナーは12月6日に名古屋で開催されたものを東京でも開催する予定
です。

13:30~13:35 あいさつ
13:35~13:55 「樹脂金型設計のプロセス改革」
             CAEとCAD活用のご提案
13:55~14:20 プロセス改革事例のご紹介
14:20~15:20 改革を支援するソフトウェアのご紹介
            樹脂流動ソフトMoldFlowと3次元CAD thinkdesign
15:20~15:50 改革を支援するソフトウェアの運用デモンストレー
ション
15:50~16:00 質疑応答

商品の紹介という内容ではなく、金型の具体的な検討事例などをご紹介いたし
ます。お時間のある方は是非ご参加ください。
          [ 2005.12.22 from S.Maeda ]

高専ロボコン●放送日程
高専ロボコン全国大会は明日23日 NHKで放送予定です。
午後7時30分~8時39分(予定) ※広島県は12月24日(土)

http://www.official-robocon.com/jp/kosen/kosen2005/program.html
          [ 2005.12.22 from S.Maeda ]

... イベント情報 ........................................................................
来月開催!CAEおやじの構造設計特訓講座●東京1月18・19/2月3日
設計の実務集中特訓コースです。 お申し込みはお早めに!
http://www.sbd.jp/event/2005/oyaji/oyaji1.htm

●CAD/CAEのデータ連携による樹脂流動金型設計のプロセス改革
2006.01.20 東京 弊社にて開催決定! URL工事中

●EFD.Lab操作体験セミナー●大阪1月11日 名古屋1月16日
http://www3.kke.co.jp/sbd/event/2005/efdlab1/index.htm

●EFD.Lab無料体験ワークショップ&コンサルテーション●東京1月10日
http://www3.kke.co.jp/sbd/event/2005/efdho/index.htm

●設計者のための構造解析技術セミナー●名古屋1/25-26
http://www.sbd.jp/event/2005/kozo/index.htm

●第7回関東CAE懇話会●東京1月20日
http://www.cae21.org/kanto_cae/kanto_No7/No7_annai.html

●SolidWorks+COSMOSWorks無料体験セミナー●キヤノンシステムソリューシ
ョンズ様主催
東京・大阪各日程あり。http://www.canon-sol.co.jp/seminar/sw-seminar.ht
ml
          [ 2005.12.22 from E.Kawamura ]

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●編集後記
今日は冬至。一年のうちで夜が一番長い日です。大陸からの寒波で冷えきった
体にはゆず湯を、お風呂上りのビールにはかぼちゃをアテにし、年の瀬を乗り
切り、よい年を迎えられるように体を整えましょう。長い夜を楽しみすぎて湯
冷めをしないように。来年もまた元気にお会いしましょう! ^_^)/*
          [ 2005.12.22 from E.Kawamura ]

◇◆このメールマガジンについて◇◆
 ○配信登録・変更・停止・バックナンバー閲覧
 http://www.sbd.jp/magazine/introduction.htm
 ○ご意見・ご感想
 mailto:sbdmgz@kke.co.jp

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 発行責任者:角家強志 編集担当:川村榮子
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