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メールマガジンバックナンバー Vol.204
「環境側面」

SBDが毎週木曜日に無料で発行する、「SBDメールマガジン」の過去送信分のバックナンバーです。

S.B.D. MAIL MAGAZINE 2005-12-08<Thu> [Vol.204]

 ┃S.B.D. MAIL MAGAZINE  2005-12-08[Vol.204]
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 ┃KOZO KEIKAKU ENGINEERING Inc.  http://www.sbd.jp
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今日は、ストップ高とストップ安の両方を行ってきました。ここ2週間、会社
名と同じようなフレーズが新聞記事などを賑わせているせいか、弊社の株価は
急騰し異常な動きをしています。
きっかけは悪かったですが、やっと世の中が、解析の重要性に気づいて来てく
れたようです。

一連の事件は、経済性を優先して自然の力を軽くあしらうと、結果的に高くつ
くことを証明したようなものです。

先日、ISO14000の取得認定の監査がありました。SBD営業部の重要な「環境
側面」は、設計者CAEを計画通りに販売し、多くの企業に上手に使ってもら
うようサポートすることです。

事前に解析をし、無駄のない、そして安全な設計をすることが、結果的に環境
に貢献することになるという考え方です。そういう意味では、このメルマガも、
環境にやさしい!!と評価される日が来るかも。。。。

SBDで来年のカレンダーを作りました。解析と写真が大好きな弊社のユーザ
さんが、1年かけて撮り続けた自然の風景を素材にしています。希望者には差
し上げますので、編集部までメールをください。
                [ 2005.12.08 from T.Sumiya ]

---今週の目次---------------------------

◇◆技術探訪
 運動力学●ゴルフの物理-スイングの力学(4)
 機構解析●衝突の力学-棒の衝突

◇◆ひろこの部屋 NO.63
 計算誤差●製品の声

◇◆シグマの話 NO.6
 ●品質管理

◇◆CAEおやじセミナー 参加者の声 Vol.8
 ソニー株式会社 丸谷様●高張ナイズ

◇◆SBD製品最前線
 樹脂流動解析●メルボルン MPL研修
 高専ロボコン●放送日程

◇◆イベント情報
 ●CAEおやじの構造設計特訓講座 他

... 技術探訪 ..............................................................................
運動力学●ゴルフの物理-スイングの力学(4)
再び、「左の壁」について。スイングにおける、腰、腕、クラブヘッドそれぞ
れの角運動量を時系列で見てみます。理想的なスイングでは、腰、腕、クラブ
ヘッドの順に、最大値が発生します。そして、クラブヘッドが最大値をむかえ
るインパクトの瞬間には、腰と腕の回転速度はとても小さくなっています。

これは、腰に蓄えた運動エネルギーがうまくクラブヘッドの運動エネルギーに
転換されていることを表しています。素人のスイングでは、インパクトの瞬間
も腰や腕の回転速度が大きく、十分にクラブヘッドの運動にエネルギーが転換
されません。このように、飛ぶ人と飛ばない人の違いは、物理で説明すること
ができるのです。

今回を持って、この連載を終了させていただきます。最後に・・・。「ゴルフ
は物理」なので、やみくもに練習しても上手くはなりません。かくいう私も、
上手くいかないと集中力をなくして、無意味に練習ボールを消費しがちです。
そんな時こそ、冷静になって自分のスイングを見つめなおしてください。鏡の
ある打席で練習するのがお奨めです。また、神経をよーく集中させて、自分の
体がどのように動いているかを感じることが重要かと思います。

御同類の皆様の上達をお祈りしております。
          [ 2005.12.08 from Y.Iijima ]

機構解析●衝突の力学-棒の衝突
今週は「棒の衝突」について説明します。
2つの棒が1軸上に離れて存在する場合を考えてください。
この状態から棒がそれぞれの速度で移動して棒の端の面が衝突するとき、接触
面から棒の長手方向に縦波が伝わります。この縦波を表すために弾性体の波動
方程式が使われます。

例えば、2本の棒の断面積と材質(E:縦弾性係数、ρ:密度)が同じ場合、衝
突後の粒子速度と応力は以下のとおり表されます。

粒子速度 V=(v1+v2)/2 (v1,v2:衝突直前の速度)
応力 σ=ρc(v1-v2)/2 (v1,v2:衝突直前の速度、c:応力波の伝ぱ速度√E/
ρ)

断面積と材質が同じではありますが、とても簡単な式で表されていることが分
かります。

この他、断面積と材質が異なる棒の衝突なども理論として確立されているよう
です。次回ははりの衝突について説明します。
          [ 2005.12.08 from K.Taguchi ]

... ひろこの部屋 NO.63 ...............................................................
計算誤差●製品の声
こんにちは、ひろこです。夏休みの自由研究で割り箸を使った家造りを行いま
した。まず、数十本の割り箸を木工用ボンドで接着して板を作り、その板を組
み合わせて床や壁・屋根を作成したものです。この時、初めて理解したのは木
工用ボンドの接着力が極めて弱いことです。少しでも触るとバラバラに崩壊し
てしまい、学校に持っていくのも一苦労でした。

実際の商品でこれほど脆い物はありませんが、半田や溶接などの接合部分は全
体に比べて弱くなります。さらに、溶接の方法によってその強度は異なります。
その他、板金物であれば加工時の残留応力が残りますし、成型品であればウエ
ルド部の強度が落ちるといった傾向があります。

この様に製品が出来上がる工程で、局所的な弱さが多数発生していきます。高
額な解析ソフトを利用し時間をかければ解析できないこともありませんが、設
計と並行して行うには限界があります。

「製造の現場を知ること、職人と仲良くなること、製造工程の注意点について
互いに語ることが設計者にも大切」とCAEおやじが語っていました。
私も現場を教えてくれる職人のお友達が欲しいものです。
          [ 2005.12.08 from H.Horiuchi ]

... シグマの話 NO.6 ..................................................................
●品質管理
こんにちは。行武です。師走(12月)になりました。師走とは、僧侶が忙しく
走り回る様からきた言葉だと聞いたことがあります。インターネットで調べる
と、師の意味は先生だったり伊勢の御師だったり様々です。

師走に限らず、品質に問題があったときは、その製品(商品)の担当者は様々
な対処のために取引先や製造工場だけでなく、社内の関係部署を走り回ること
になります。

品質管理は、工場の担当者が製品を測定し、規格を満たしていればればOK、
そうでなければNGという、端的に言うとそういうことになるのだろうと思い
ます。ですが、一度、品質に問題が起きた場合、その担当者、あるいは工場だ
けが悪いというのでは、なんともお粗末な話。

つまり、品質管理はその担当者や責任者、品質管理部門に任せておけばよく、
経営戦略や事業計画とは別問題だという、極端に言えば、そういうイメージで
(経営者あるいは製品とは直接関係のない部署の人たちが)品質管理を捉えて
いた場合、何か問題があったときは足元をすくわれかねません。

全社的品質管理とうたっておきながら、実際には品質管理のことはノータッチ
では問題アリです。品質管理活動に携わったことのある経験者の方は、そうい
った(一時的な?)スローガンのもと、一生懸命にやっているのに品質はよく
ならない、あるいは経営者が関心を示してくれないということで、品質管理活
動そのものに嫌気を起こしているかもしれません。

そういったところにシックスシグマが登場しても、胡散臭さを感じてしまうの
は当然のことだと思います。今後は、こういう点にも触れて、シックスシグマ
の考え方をご紹介していきたいと思います。

さて、回答です。10億分の2 = 99.9999998%。ということで、"9"は8個が正
解です。こんな品質を保てたら、気分いいでしょうね。
          [ 2005.12.08 from S.Yukutake ]

... CAEおやじセミナー 参加者の声 Vol.8 ..........................................
9-10月に開催された、第7期のおやじセミナーの受講者の方より、セミナーに
対する感想文をいただきましたのでご紹介させていただきましょう。

ソニー株式会社 丸谷様●高張ナイズ

大変なごやかで実のある研修でした。高張先生の気さくな人柄によってたびた
び出てきたこぼれ話が講義の内容を幅広くしていたように感じました。CAEの
考え方の基礎はもちろんのこと、技術者としての哲学をたくさん教えていただ
きました。

講義中に何度も出てきた「大和」をきっかけに、今まで何とも思っていなかっ
た船に対する興味がわいてきました。某出版社の「戦艦大和を作る」を購入し
ようと思っています。今度お台場に行く機会があれば必ず「船の科学館」に立
ち寄ろうと思っています。

高張先生お奨めHPはお気に入りに追加し日々着々とEラーニングを受講してい
ますし、お奨め書籍も購入して少しずつ読み進めています。たった3日のうち
に高張ナイズされてしまいました。本当にありがとうございました。是非とも
職場の他の者にも「おやじ」を受講するように勧めようと思います。
          [ 2005.12.08 from K.Marutani ]

丸谷さんもほぼ完璧に高張ナイズされてくださったようで、ありがとうござい
ます。社内でも「おやじ」的立場をどんどん築いていっていただければと思い
ます。
「おやじセミナーっていったい何?」という方はこちらから詳細をどうぞ。
http://www.sbd.jp/event/2005/oyaji/oyaji1.htm
少数精鋭のセミナーです。お申し込みはお早めに。

... SBD製品最前線 ........................................................................
樹脂流動解析●メルボルン MPL研修
11月14日~16日まで、オーストラリアのメルボルンにて、MoldflowのMP
L研修がありましたので、3週にわたって御報告いたします。

私自身6年間もMoldflow製品を販売しておきながら、Moldflow社の発祥の地メ
ルボルンを訪れたことは一度もなく、今回モールドフロージャパンの藤本氏の
呼びかけで、日本の販売店の技術者が集まり、メルボルンラボで研修すること
となりました。

メルボルンとニューヨークにはモールドフロー社の樹脂測定サービスを行う拠
点があり、解析に必要な樹脂データの測定やフィッティングを行っています。
今回は流動解析に必要な粘度や比熱、熱伝導率、密度などをどのように測定し
解析にどのように影響してくるのかをじっくり勉強することができました。

カンタス航空で成田を夜に飛び立ち、翌日の朝にオーストラリアに入国しまし
た。時差は2時間ですので、過ごしやすくこれから夏になろうとする季節でし
たので気候もよく、オーランドよりもすぐに慣れました。
          [ 2005.12.08 from S.Maeda ]

高専ロボコン●放送日程
高専ロボコン地区大会の模様は12/6から16日までのNHK深夜枠で放送されてい
ます。6日は北海道、7日は東北、昨日は関東と3日連続で見ましたので、少々
寝不足です。
各校いろいろな工夫をされていますね。
http://www.official-robocon.com/jp/kosen/kosen2005/program.html
          [ 2005.12.08 from S.Maeda ]

... イベント情報 ........................................................................
来月開催!CAEおやじの構造設計特訓講座●東京1月18・19/2月3日
設計の実務集中特訓コースです。 お申し込みはお早めに!
http://www.sbd.jp/event/2005/oyaji/oyaji1.htm

●EFD.Lab操作体験セミナー●大阪1月7日 名古屋12月20日
http://www3.kke.co.jp/sbd/event/2005/efdlab1/index.htm

●Pro/ENGINEER & EFD.Pro体験セミナー●東京12/9
http://www3.kke.co.jp/sbd/event/2005/efdpro/efdpro_taiken.htm

●EFD.Lab無料体験ワークショップ&コンサルテーション●東京1月10日
http://www3.kke.co.jp/sbd/event/2005/efdho/index.htm

●設計者のための構造解析技術セミナー●名古屋1/25-26
http://www.sbd.jp/event/2005/kozo/index.htm

●関西CAE懇話会●京都12/16
http://www.cae21.org/

●SolidWorks+COSMOSWorks無料体験セミナー●キヤノンシステムソリューションズ様主催
東京・大阪各日程あり。http://www.canon-sol.co.jp/seminar/sw-seminar.html
          [ 2005.12.08 from E.Kawamura ]

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●編集後記
我が家に来て数年。何の変化も無く、生きてるの?!と心細くなる程 生気の無
いサボテンくんに、吹き出物のようなものができました。変な病気では、と心
配してたら正体はなんと小さな蕾です!思いがけない発見に、心の中にもぽっ
と花が咲いたような気分です。サボテンは黙して語らず、でも元気なのでした。
          [ 2005.12.08 from E.Kawamura ]

◇◆このメールマガジンについて◇◆
 ○配信登録・変更・停止・バックナンバー閲覧
 http://www.sbd.jp/magazine/introduction.htm
 ○ご意見・ご感想
 mailto:sbdmgz@kke.co.jp

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 発行責任者:角家強志 編集担当:川村榮子
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