メールマガジンバックナンバー Vol.200
「メルマガ200号!」
SBDが毎週木曜日に無料で発行する、「SBDメールマガジン」の過去送信分のバックナンバーです。
S.B.D. MAIL MAGAZINE 2005-11-10<Thu> [Vol.200]
┃S.B.D. MAIL MAGAZINE 2005-11-10
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┃KOZO KEIKAKU ENGINEERING Inc. http://www.sbd.jp
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SBDメルマガも本号をもちまして、第200号となりました。
特に、今回は特集は組んでいないのですが、ここまでやって来れたのも、読者
の皆様の暖かいご支援の賜物です。本当に有難うございます。
寒くなってきましたね。これからは、CAE関係のユーザ会のシーズンとなり
ますが、懇親会などで初めてお会いした方に、メルマガ読んでるよ!と言われ
ると、恥ずかしいやら、嬉しいやら。そして、頑張らなくっちゃ、と大きな励
ましにもなります。
今後も、設計者CAEの有るべき姿を追及する『SBDメルマガ』を宜しくご
支援願います。
[ 2005.11.10 from T.Sumiya ]
---今週の目次---------------------------
◇◆技術探訪
運動力学●ゴルフの物理-スイングの力学(2)
機構解析●衝突の力学
◇◆構造解析よもやま話 NO.124
●動解析(28) 非線形振動 (4) 振り子の振動 (2)
◇◆ひろこの部屋 NO.59
解析誤差●材料物性
◇◆シグマの話 NO.4
●要求される品質レベル
◇◆SBD製品最前線
樹脂流動解析●iMUG 2005 報告
◇◆イベント情報
●Pro/ENGINEER & EFD.Pro体験セミナー 他
... 技術探訪 ..............................................................................
運動力学●ゴルフの物理-スイングの力学(2)
今回は「左の壁」について。ダウンスイングからインパクトの前までに運動エ
ネルギーを蓄えます。主には、クラブと腕の回転運動によるものであり、小さ
いかもしれませんが、体全体の並進運動も含まれます。インパクトの直前に、
体や腕の動きを急激に止めることで、その分の運動エネルギーがクラブヘッド
の運動エネルギーに転化されます。結果としてヘッドスピードが増大され、ボ
ールがより遠くに飛ぶというわけです。
ここでいう、動きを急激に止める運動に対する感覚として「左の壁」という言
葉が使われます。体の左側に壁をイメージして、そこに体をぶつけるような感
覚でスイングすると、うまくできるようです。壁だと痛そうなので、巨大な太
鼓に体をぶつけてたたくイメージが良いかもしれません。実際には完全に止め
るわけではありませんので、お間違えの無きよう。
前回の「タメ(手首の角度)」と今回の「左の壁」について書いていると、か
の青木功プロのスイングが思い浮かんできます。最も明確に現れた実例のひと
つではないかと思います。一方で、現代の代表である宮里藍選手のスイングで
は、あまりあてはまらないように見えます。特に「左の壁」については、むし
ろ左に流れているように見えます。スイングも道具の変化に合わせて時代とと
もにずいぶん変わっていますね。
[ 2005.11.10 from Y.Iijima ]
機構解析●衝突の力学
今週から衝突の力学について説明します。
衝突の力学には大きく分けて、はねかえりの係数(反発係数)を用いることに
よりあたかも剛体の衝突問題として取り扱うものと、ヘルツの接触理論や波動
理論などを用いて弾性体の衝突問題として取り扱うものがあります。
詳細は以下の内容で次週から説明します。
・運動量保存の法則と各種衝突
・反発係数
・球の衝突
・棒の衝突
・梁の衝突
・衝突のモデル
[ 2005.11.10 from K.Taguchi ]
... 構造解析よもやま話 NO.124 ......................................................
●動解析(28) 非線形振動 (4) 振り子の振動 (2)
今回は遊びである。 くるくる振り子を回してみたいと思って荷重を調整して
みた。
いろいろ大きさ、方向を変更してやってみると 実に面白い。
前回同様アニメーションを1つ掲載した。 しかし これを見るだけでは 何
の変哲もない。
この面白さは文章だけでは伝えきれない。
シミュレーションとは このようなことの繰り返しによって 現象の変化の中
から「何か」 をつかむことかもしれない。。。と思う。
読者におかれては、時には、自身の解析で 1つの荷重ケースだけ計算するの
ではなく条件をいろいろ変更した時の変化に着目してみることを薦めたい。
興味のある方はこちらを訪問してください。
http://info1951.hp.infoseek.co.jp/
[ 2005.11.10 from K.M ]
... ひろこの部屋 NO.59 ...............................................................
解析誤差●材料物性
こんにちは、ひろこです。最近の日課は体脂肪体重計で体組成を確認すること
です。通常の体重計に比べて体脂肪率など様々なデータが確認できるので健康
おたくとしては恰好の遊び道具です。
さて、人間の体組織同様、金属などにも色々な尺度があります。例えば、硬さ
を計るヤング率や重さを計算するための密度などがあります。これらのデータ
は解析プログラムが材料データとして保有しているものも多く、解析の際に利
用される方も多いことでしょう。
しかし、合金などの場合メーカーによりこの物性には「ばらつき」があり実際
の製品に利用されるものとデータに含まれる内容が正確に一致するとは限りま
せん。構造解析の応力は材料のヤング率とポアソン比をもとに計算されるため、
この情報の誤差が結果に影響を及ぼします。
一番望ましい対応は、自社で使用する材料を実験し物性を計ることですが、す
ぐに解析結果が欲しい場合や予算が限られる場合はそうもいきません。その様
な場合は材料データに含まれる情報やウェブで得られる情報を使用するのも賢
い手段です。但し、参照値であることをくれぐれもお忘れなく。
☆ひろこのブログはじめました☆
[Hiroko's Room] http://blogs.yahoo.co.jp/horiu419
[ 2005.11.10 from H.Horiuchi ]
... シグマの話 NO.4 ..................................................................
●要求される品質レベル
こんにちは。行武です。シックスシグマ活動を行っている企業では、コスト削
減、生産性の向上、製品開発改善、市場シェアの拡大など、さまざまな実績が
報告されています、ということをNo.1のシグマの話でご紹介しました。
業務・品質改善でシックスシグマ活動を推進するということは、その品質を約
99.9997%にする品質改善活動ということになります。とはいえ、シックスシ
グマを導入し、成功した企業が、実際に99.9997%の信頼性を実現した組織と
いう意味ではありません。
「なんだそうなのか、そんな夢のような話ってありえないかあ」とがっかりし
ないでください。シックシグマ活動を行っていく上で、例えば3シグマ、4シグ
マのレベルまで品質を上げることができれば、大きな成果を得られることは間
違いありません。このあたりのことは、また後々ご紹介したいと思います。
さて、テレビ放送(1チャンネル)1週間につき、6シグマレベルの品質がある
とすると、どのくらいの放送中断となるのか。答えは、
24時間×60分×60秒×7日間×(1-0.999997)= 約1.8秒
となります。同様の計算で、99%の品質では1.68時間の放送中断となります。
これを見て、どう思われるでしょうか。99%の品質を達成しましたと言われる
と、なかなか上出来だと思えるのですが、テレビ放送1週間で99%の品質を達
成しましたと言われると...。そうです、1週間で1.68時間の放送中断では、単
純に考えれば「問題アリ」に思えますね。
テレビ放送であれ、郵便配達であれ、あるいはサービス業、製造業であれ、要
求される品質レベルはそれぞれ異なります。シックスシグマ活動(という名称
にこだわる必要はありませんが)を行う上で、品質がどのレベルまで要求され
ているのかを把握することはとても大切なことです。
[ 2005.11.10 from S.Yukutake ]
... SBD製品最前線 ........................................................................
樹脂流動解析●iMUG 2005 報告
10月25日~27日まで、米国オーランドにおいてMoldflowのユーザー会iM
UG2005が開催されました。弊社からは営業の松木と私が参加してきましたので
今週から3回に分けてその内容を報告してみたいと思います。
25日はCEOのローランド・トーマス氏による講演からスタートしました。ま
ず、PLM部門の設立や米国・ヨーロッパ・アジアでの状況報告にはじまり新製
品のMPI Ver6.0,Moldflow CAD Doctor等を次々に紹介されました。最後に、前
回のメルマガでもご紹介しましたが、年末にMoldflow Communicatorというソ
フトが登場します。この"コミュニケーション"というキーワードからサンフ
ランシスコ大学 Dr.Oren Harari氏の基調講演につながっていきました。続け
てKen Welch氏によるMPI Ver6.0や新プロダクトの紹介が行われました。
ユーザー事例では、Lanxess社のTimothy Palmer氏がMPIからABAQUSへの連成解
析を手順通りに説明していき、注意事項やデータ加工の工夫などを紹介されて
いました。3日間を通して、この講演が一番よかったと思います。
午後からは、現在のMPI Ver5.1と6.0の違いを複数のセッションで紹介してい
ました。
夕方からは懇親会があったのですが、Moldflowの方と情報交換をしたり、展示
しているパートナー製品の最新動向を聞いたりしていました。
この展示会は注射器を題材とした統一プレゼンになっており、SolidWorks社や
autodesk社は、CADによる作図のプレゼンをしたり、成形機メーカーはその注
射器を実際に射出したり、Moldflow社は当然多数個取り(MPA)やコアシフト
(MPI)などの解析結果を紹介し、成形との比較を演劇風に説明していました。
次回は2日目、各国のユーザー事例について紹介します。
[ 2005.11.10 from S.Maeda ]
... イベント情報 ........................................................................
●[最新] Pro/ENGINEER & EFD.Pro体験セミナー●大阪12/7 名古屋12/8 東
京12/9
株式会社理経様と共同で、Pro/ENGINEERのハイパフォーマンスなアセンブリ機
能とPro/ENGINNERデータをダイレクトに熱流体解析できるEFD.Proを実際に操
作体験をして頂き、そのパフォーマンスを実感できるセミナーを開催致します。
http://www3.kke.co.jp/sbd/event/2005/efdpro/efdpro_taiken.htm
●設計者CAEソリューションセミナ 2005 ●大阪11/22 名古屋11/29
3次元設計をされる設計者に必須のツールとなった設計者CAEについての最新情
報を 実際の活用事例をふまえて、やさしくご紹介します。
http://www3.kke.co.jp/sbd/event/2005/caesol/index.htm
●EFD.Lab無料体験ワークショップ&コンサルテーション●東京11月30日
http://www3.kke.co.jp/sbd/event/2005/efdho/index.htm
●EFD.Lab操作体験セミナー●名古屋11月28日 大阪12月5日
http://www3.kke.co.jp/sbd/event/2005/efdlab1/index.htm
●設計者のための構造解析技術セミナー●大阪12月1・2日
http://www.sbd.jp/event/2005/kozo/index.htm
●CAEおやじの構造設計特訓講座●東京1月18・19/2月3日
http://www.sbd.jp/event/2005/oyaji/oyaji1.htm
●ANSYS Conference●サイバネットシステム様主催 11/17-18
http://www.cybernet.co.jp/ansys/conference/
●COSMOS User Conference 2005●コスモスジャパン様主催 11/18
http://www.cosmosj.com/cuc/index.html
●中部CAE懇話会●中部CAE懇話会様主催 11/18
http://www.cae21.org/chubu_cae/chubu_top.htm
●PTC User World Event Japan2005●PTCジャパン様主催 11/22
http://www.ptcj.jp/conf2005/
●PLMシステムユーザー会 2005●伊藤忠テクノサイエンス様主催 11/25
http://spider.ctc-g.co.jp/web/fm/plms/2005051g
●SolidWorks+COSMOSWorks無料体験セミナー●キヤノンシステムソリューシ
ョンズ様主催
東京・大阪各日程あり。http://www.canon-sol.co.jp/seminar/sw-seminar.ht
ml
[ 2005.11.10 from E.Kawamura ]
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●編集後記
外国の方は誕生日を大切にします。誕生日には必ずお祝いを贈ったり、先日行
った韓国ではケーキを居酒屋に持ち込んでまで皆でお祝いしたりしてました。
このメルマガも200回を迎えたことですし、普段は不精な私も今日くらいはケ
ーキでも買って帰ろうかな。あ、でも200歳ってこと、ないか。^-^;
[ 2005.11.10 from E.Kawamura ]
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