本文へジャンプ

ホーム > メールマガジン > メールマガジンバックナンバー 2005年の一覧 > Vol.192「イメージと理論」

メールマガジンバックナンバー Vol.192
「イメージと理論」

SBDが毎週木曜日に無料で発行する、「SBDメールマガジン」の過去送信分のバックナンバーです。

S.B.D. MAIL MAGAZINE 2005-09-08<Thu> [Vol.192]

 ┃S.B.D. MAIL MAGAZINE  2005-09-08[Vol.192]
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ┃KOZO KEIKAKU ENGINEERING Inc.  http://www.sbd.jp
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
今週は3往復。
私が昨年の7月に名古屋に赴任してから1年が経ちました。
名古屋ではSBD製品だけでなく他の部門の仕事(ソフト開発や建築設計)も
取ってこないといけないので、自動車メーカーにゼネコンにと、彼方此方を飛
び廻っていますが、何といっても思い入れのあるのはSBDです。毎週月曜日
に、SBDの営業会議があるので、それを口実に週末には東京に帰っていたの
ですが、今週はなんと3往復しそうです。

今週火曜日のKKE VISIONで基調講演をしていただいた、NTTドコモ東海の榎(
えのき)社長も、今年から単身名古屋赴任だそうで、毎週東京と名古屋を往復
する生活を開始されたそうです。その榎社長が『i-mode』開発の過程で得た知
見、ということで印象的なものをいくつか。

毎晩遅くまで仕事仲間と酒を飲んで、帰るころには子供は寝ている。週末も仕
事仲間とゴルフに行くような人は、『B to C』のビジネスには向いていない。
女子高生が何をしているかが気にならないようでは、『B to C』は止めた方が
良い。

ビジネスには勢いが必要だ。
人間には、物事を理論的に話す人と、イメージを語る人が居る。
『イメージは生命力があるが明確さに欠け、理論は明確さはあるが生命力に欠
ける。(ユング)』

何事も、好きなものでないとイメージが沸かない。イメージが沸けば、それに
近づけるために、あ~しよう、こうしようというアイデアが出てくるし、仕事
も楽しくなるわけです。

上司に、『まず、イメージを沸かせろ!』と怒鳴られたって、バットで殴り返
すくらいのイメージしか沸きませんよね。

そんな皆さんへ、CAEを使ってどうやって会社を強くするか!!イメージを
沸かせるセミナーがあります。
先々週も募集を掛けましたが、開催日直前で空席があるために、メルマガ読者
に限り、あと6名だけ無償でご招待します。経営セミナーですので、申込み多
数の場合には、上司を連れて申しこんだ人を優先します。

是非、このセミナーで良いイメージと人脈を作ってお帰りください。
申込みはこちら⇒http://www.sbd.jp/management.htm
                [ 2005.09.08 from T.Sumiya ]

---今週の目次---------------------------

◇◆技術探訪
 機構解析●回転機械の力学 -つり合わせ規格-

◇◆構造解析よもやま話 NO.120
 ●動解析(23) 1自由度系の過渡応答解析 (4) 対数減衰率δ

◇◆ひろこの部屋 NO.51
 計算の順序●メッシュ分割

◇◆達人に聴く 第6弾
 データ活用の達人 NEC 小牧宗生様 番外編●熱流体解析

◇◆SBD製品最前線
 板成形解析●さっそくのご提案

◇◆イベント情報
 ●締切り間近!設計者のための構造解析技術セミナー 他

... 技術探訪 ..............................................................................
機構解析●回転機械の力学 -つり合わせ規格-
今週は回転機械のつり合わせ規格について説明します。
ロータが不安定な運動をする原因としては、先週述べました内部減衰による不
安定の他に
非等方軸剛性や重力の影響による不安定等があります。詳細は、機械力学の参
考書等で

確認してみてください。

さて、これらの不安定な運動を定量的に把握するために、日本工業規格(JIS B
0905)に「回転機械-剛性ロータのつり合い良さ」として規定されています。

この規格では、つり合い良さおよびその等級、許容残留比不つり合い、不つり
合い時の修正方法等が述べられています。つり合い良さの定義としては、ロー
タの重心の軸心からの偏りe[mm]とロータの実用最高角速度ω[rad/s]との積[m
m/s]で表し、その値によってG0.4~G4000までの11等級に分けられています。
G0.4はつり合い良さの上限値が0.4[mm/s]であることを意味します。G0.4の例
としては、精密研削盤のといし軸やジャイロスコープなどわずかなふつり合い
も許されないような機械が挙げられます。

11等級の真ん中である、G40の例としては自動車、トラック、鉄道車両のク
ランク軸等が挙げられます。また一番下の等級であるG4000の例としては船舶
低速ディーゼル機関のクランク軸系などが挙げられます。このように機械の大
きさによってつり合い良さも幅があることが分かります。この機会に、ご自身
の設計されている製品のつり合い良さがどの程度なのか再度ご確認されてはい
かがでしょうか。
          [ 2005.09.08 from K.Taguchi ]

... 構造解析よもやま話 NO.120 ......................................................
●動解析(23) 1自由度系の過渡応答解析 (4) 対数減衰率δ
11階建てのマンションを制振構造とすると、変形は抑制されるが、建物内の家
具などの加速度は抑制できず、テレビなど倒れるという。 居住性の求められ
るマンションの場合は 免振構造とするのが良いようだ。 

先日 マンションを制振構造と免振構造とした場合の地震過渡応答解析のアニ
メーションを見る機会があった。制振構造は「しなり」ながら振動しているが、
免振構造の方は、1階~最上階まで殆ど剛体的に横移動をくりかえす。。。と
いう振動だった。

さて、片持ち梁の先端を押し下げて離すと 上下に振動しながら 徐々に減衰
していくが隣り合う最大振幅の比は一定になり、これを 対数減衰率δと呼ぶ。
大学の機械系学科だと実験もあるようだ。

振動解析をおこなって、対数減衰率δを手計算してみた。

興味のある方はこちらを訪問してください。
http://info1951.hp.infoseek.co.jp/
          [ 2005.09.08 from K.M ]

...... ひろこの部屋 NO.51 ............................................................
計算の順序●メッシュ分割
こんにちは、ひろこです。解析でエラーが発生したとき、「私の設定のどこに
文句があるんだ!!」とコンピューターに激怒しているのは私だけでしょうか。
しかし最近、解析君の思考回路が少し理解できて「ここに不満があるのか。仕
方ないな~。」と大人な態度が取れるようになってきました。今回から数回に
わたって紹介する解析君の思考を読めば、

皆さんも少しは解析君の立場に立てるかも。

<思考の流れ>
 モデルのメッシュ分割→境界条件の割り当て→節点の変位計算
 →歪の計算→応力の計算(終了)

<解説:モデルのメッシュ分割>
チュートリアルレベルの簡単な形状であれば、機嫌よくメッシュ分割します。
但し、フィレットや面取りなど微小フィーチャーがあると解析君の手に負えな
くなることがあるようです。さらに、どんなにメッシュの設定を変えても言う
ことを聞いてくれないことがあります。こんな時インポートモデルの場合はま
ず、ジオメトリーのチェックを行いましょ

う。また、微小フィーチャーなどの華美な装飾は避けてシンプルなモデルの分
割を要求してあげて下さい。メッシュが切れないとそれ以降のことは全く考え
られないので。

余談ですが、解析君の成長と共に微小フィーチャーに対する反応は少しずつ良
好になっているようです。
          [ 2005.09.08 from H.Horiuchi ]

... 達人に聴く 第6弾 ..................................................................
データ活用の達人 NEC 小牧宗生様 番外編●熱流体解析
連載は先週でおしまいにしましたが、番外編と言うことでもう少しお付き合い
下さい。

電子筐体につきものの熱設計ですが小牧さんの部署では、COSMOSFloWorksとFl
oThermoという熱流体解析ソフトを使われています。

でも熱流体解析って、難しいし時間がかかるとよくお客様から言われるんです
が。。
「COSMOSFloWorksの良いところは、Windowsベースで開発されている。つまり、
アーキテクチャーが新しいということですよ。解析原理は同じでも最新のテク
ノロジーで開発されたCOSMOSFloWorksは使いやすくできています。SolidWorks
のモデルを直接、解析でき、その結果をモデルに反映させられるところがいい
ですね。解析用のモデルをいちいち作る必要はありませんし。これが、真の設
計者CAEです。」

そうです、そうなんですよね!

「でもやはりモデル簡略化の作業は必要ですね。実装検討用にある程度作り込
んだモデルを、SolidWorksで簡略化をし、COSMOSFloWorksで解析します。1回
の解析に3時間から8時間くらいかかりますが、帰宅前に解析を流し始めれば、
自分の寝てる間に計算をし、答えを出してくれます。そうして流れの傾向を検
証して、設計に反映させるんです。ツールの特徴を理解すれば、実測値に近い
結果を出せますよ。」

ご自分が会社にいない時間を利用するのであれば、解析時間が3時間であれ8時
間であれ変わり無いんですよね。同じツールであっても、使う人の考え方と言
うか利用技術によって、使える道具にも使えない道具にもなる、という事実を
再認識しました。小牧さん、ナイスアドバイス、ありがとうございました。

利用技術を高めたい人はぜひ「SBD利用技術研究会」へどうぞ。達人にお会い
いただけるかもしれません。
http://www.sbd.jp/lab/index.htm
『CircuitWorks友の会』も近日中に結成されるとか?!?
有志の方、集まれー!
          [ 2005.09.08 from E.Kawamura ]

... SBD製品最前線 ........................................................................
板成形解析●さっそくのご提案
7/1に取り扱いのアナウンスをしてから、長野・大阪のお客様にStampackのご
紹介と試解析のご報告を行い、大変参考になりました。

例えば、あるお客様の例ですが、1段で何パターンもの力をシミュレーション
してみても、結局コーナーに亀裂が発生する確率が高く、多段で対処しなけれ
ばならないという結果が出ましたので、これらの実際のトライ回数を減らすこ
ともできるでしょうし、当然解析結果を基に、金型設計の全体の見直しができ
るので、設計の時点で十分活用することができることを説明できました。
SBD営業部のコンセプトに沿ったビジネスができつつあります。

10月12~14日に開催される関西設計製造展において「Stampack」を展示いたし
ますので、関西方面のお客様は弊社ブースへぜひお立ち寄りください。

          [ 2005.09.08 from S.Maeda ]

...... イベント情報 .....................................................................
開催間近!お申し込みはお早めに。
★ 設計者のための構造解析技術セミナー★ 東京9/14・15
http://www.sbd.jp/event/2005/kozo/index.htm

●特典付き!EFD.Lab操作体験セミナー●大阪9月12日
http://www3.kke.co.jp/sbd/event/2005/efdlab1/index.htm

●製造業にかかわるトップマネジメントセミナー●名古屋9月13日
http://www3.kke.co.jp/sbd/event/2005/oyaji/management.htm

●第7回SBD利用技術研究会 ●名古屋9月16日
http://www.sbd.jp/lab/meeting/seventh.htm

●CAEおやじの構造設計特訓講座●東京9/20・21・10/3
http://www3.kke.co.jp/sbd/event/2005/oyaji/oyaji1.htm

●EFD.Lab無料体験ワークショップ&コンサルテーション●東京9月21日
http://www3.kke.co.jp/sbd/event/2005/efdho/index.htm

●SolidWorks&COSMOSシリーズ2006 What's New セミナー ●伊藤忠テクノサイエンス様主催
東京9/13 http://spider.ctc-g.co.jp/web/fm/plms/2005034g

●Moldflow+NeoSolidハンズオン●コンピューターエンジニアリング様主催
東京9/15  http://www.cei.co.jp/japanese/event/event_00.html

●SolidWorks+COSMOSWorks無料体験セミナー●キヤノンシステムソリューションズ様主催
東京・大阪各日程あり。http://www.canon-sol.co.jp/seminar/sw-seminar.html

●関西設計・製造ソリューション展●大阪10月12日~14日
http://www.dms-kansai.jp/
          [ 2005.09.08 from E.Kawamura ]

∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴
●編集後記
最近コンビニで炭酸入りのミネラルウォーターが出回っています。炭酸の刺激
がのどにさわやかですが、どういうわけか全く振らなくても蓋を開ける際かな
り激しく発泡し、あわやちょっとした爆発かと思うほどです。しゃっくりが止
まらない方はお試しを。びっくりして今度は笑いが止まらなくなるかもしれま
せんが。
          [ 2005.09.08 from E.Kawamura ]

◇◆このメールマガジンについて◇◆
 ○配信登録・変更・停止・バックナンバー閲覧
 http://www.sbd.jp/magazine/introduction.htm
 ○ご意見・ご感想
 mailto:sbdmgz@kke.co.jp

∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴

 Copyright(C) 株式会社 構造計画研究所 SBD営業部
 東京都中野区中央4-5-3 TEL03-5342-1051/FAX03-5342-1055
 http://www.sbd.jp
 発行責任者:角家強志 編集担当:川村榮子
 ※掲載記事の無断転載を禁じます。本内容の記述の内容を実問題に利用
 される場合、弊社の承諾は不要ですが、使用者の自己責任でご利用ください。

∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴��

ページトップへ戻る