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メールマガジンバックナンバー Vol.191
「メルマガ満4歳」

SBDが毎週木曜日に無料で発行する、「SBDメールマガジン」の過去送信分のバックナンバーです。

S.B.D. MAIL MAGAZINE 2005-09-01<Thu> [Vol.191]

 ┃S.B.D. MAIL MAGAZINE  2005-09-01[Vol.191]
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 ┃KOZO KEIKAKU ENGINEERING Inc.  http://www.sbd.jp
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今日から9月。
このメルマガの誕生日(創刊号)は、2001年9月6日ですので、まもなく
満4歳を迎えます。これも皆様、読者のご支援有ってのことです。どうも有難
うございます。

この4年間、設計者CAEのあり方について、語って参りましたが、来週火曜
日に東京カンファレンスセンター(品川)で開催する『KKE VISION2005』でも、
CAEを使ってカーナビの熱対策をしている設計者の皆様に集まって頂き、カ
ーナビ業界での設計者CAEのあり方を討論するパネルディスカッションが予
定されています。

空席の残り僅かとなっております。急いでお申込みください。
http://www.kkevision.kke.co.jp
                [ 2005.09.01 from T.Sumiya ]

---今週の目次---------------------------

◇◆技術探訪
 運動力学●ゴルフの物理-スイングウェイト(バランス)(2)
 機構解析●回転機械の力学 -内部減衰による不安定-

◇◆構造解析よもやま話 NO.119
 ●動解析(22) 1自由度系の過渡応答解析 (3)

◇◆ひろこの部屋 NO.50
 固定条件●まだまだ使える面分割

◇◆達人に聴く 第6弾
 データ活用の達人 NEC 小牧宗生様 Vol.4●さらなる活用

◇◆読者からのおたよりコーナー
 高張 研一様●投稿!団塊の世代、技術伝承問題を考える。(2)

◇◆SBD製品最前線
 プラスチック●Moldflowの樹脂流動解析ソフトウェア国内で1000シート

◇◆イベント情報
 ●締切り間近!CAEおやじの構造設計特訓講座 他

... 技術探訪 ..............................................................................
運動力学●ゴルフの物理-スイングウェイト(バランス)(2)
前回紹介したクラブの慣性モーメントが、次の方法で比較的容易に推定できま
す。
I=Mo*g*ag*T^2/(4*π^2)
ここで、I:慣性モーメント、Mo:クラブの重量、ag:支持点からクラブ重心
までの距離、T:クラブを振り子にしたときの固有周期
振り子の支持点は、スイングするときの支点です。グリップした両手のどこか
になりますが、厳密に決めるのは難しそうなので、例えば、両手の中心と決め
ます。

一般的にセットになっているアイアンは、慣性モーメントも揃えられています。
一方、ウッドとアイアンを比べると、通常、ウッドのほうがモーメントが大き
くなります。

ある一日は、ドライバーが良く当たって、アイアンがだめだったのが、別の日
は、その逆であったり、というのは、よくある話。もしかしたら、慣性モーメ
ントの違いが原因かもしれません。ドライバーを少し短く持つとアイアンの慣
性モーメントに近づくことになります。だまされたと思って、試してみてはい
かがでしょうか。
          [ 2005.09.01 from Y.Iijima ]

機構解析●回転機械の力学 -内部減衰による不安定-
今週は回転機械の内部減衰による不安定について説明します。ロータに作用す
る減衰には「外部減衰」と「内部減衰」があります。外部減衰にはロータが媒
質中で回転する時、周囲流体が及ぼす抵抗や、軸がすべり軸内で回転する時、
油膜が及ぼす抵抗などがあります。

一方、内部減衰には軸が繰り返し荷重を受けて内部に発生する応力とひずみに
基づくヒステリシス減衰や円盤を軸に固定する部分などに生じる摩擦力に基づ
く構造減衰などがあります。

外部減衰及び内部減衰のある運動方程式の安定性をそれぞれ調べてみると、内
部減衰のあるロータは危険速度以上の高速回転では軸のふれ回り運動が不安定
になります。したがって回転の安定性という意味では内部減衰の影響を重視し
て考える必要があります。
          [ 2005.08.18 from K.Taguchi ]

... 構造解析よもやま話 NO.119 ......................................................
●動解析(22) 1自由度系の過渡応答解析 (3) 
免振構造は最近の新規住宅販売では「売り」になっているようだが、基礎部に
高減衰ゴムなどを挿入して 居住部分への地盤からの振動を絶縁するという。
上部は剛体的運動をするらしい。
10年程度でメンテナンスする必要があるとのことである。

制振構造は主として高層・超高層ビルに機械的ダンパーをとりつけて振動を制
動するが、超高層ビルでは風による大変形制御に有効で、この場合何十年に1
回おきるかわからない地震でなく 常時機能する装置となる。

今建設されている超高層の耐用年限はどの位なのだろうか?
100年後に壊すときはどのような工法で どの位費用がかかるのだろうか?
鉄道橋では 壊さないで 若干離れた場所に新しい橋を建設するというが....

さて、(1)(2)では 定常応答の部分に焦点があたった。
今回は、初期荷重を与えた後、スグに荷重をゼロにし、減衰していく様子を見
る。

減衰比ζの値により 振動は以下のように分類される。
0<ζ<1.0  振幅が次第に小さくなる減衰振動
ζ=1     臨界減衰状態 (ってどんな状態?)
ζ>1     過減衰状態 → 振動しないで減衰する。

ζ=0.01(1%)、 0.1、 0.5、 0.8、 1.0、 2.0について計算した。

興味のある方はこちらを訪問してください。
http://info1951.hp.infoseek.co.jp/
          [ 2005.09.01 from K.M ]

...... ひろこの部屋 NO.50 ............................................................
固定条件●まだまだ使える面分割
こんにちは、ひろこです。折角覚えた面分割の方法を荷重条件だけで終わらせ
るのはもったいないので、今回は固定条件への展開をご紹介します。

物を固定する方法は溶接、半田、ボルト、ネジなど製品によって様々です。最
近は設計者向けの解析ソフトとして幾つかの結合要素を備えている製品もあり
ますが、すべての構造解析ソフトに同じ条件が適用されているわけではありま
せん。

さて、製品に適合する結合条件が無い時はどのように乗り切れば良いでしょう
か。
「実際の製品を解析の中で表現できないから解析をあきらめる」と上司に報告
しますか?
「無い物は自分で作る」といって溶接やボルトなどすべてモデル化しますか?
あえて過激な言い方をすれば、1つめは購入したソフト、2つめは時間の無駄
遣いですね。

製品の全体像を確認したいのであれば、固定場所にこだわりすぎず大胆に完全
固定という選択もできるはずです。但し、固定面が広すぎると現実離れするこ
とがあります。少し機転を利かせて接合面のみを面分割し固定すると現実味が
でてきます。

境界条件ってパズルのようですね。
          [ 2005.09.01 from H.Horiuchi ]

... 達人に聴く 第6弾 ..................................................................
データ活用の達人 NEC 小牧宗生様 Vol.4●さらなる活用
さて、NEC小牧様のデータ活用はとどまるところを知りません。現在は設計の
現場で使われているデータを、今後はCircuitWorksを介して製造ラインまで持
っていき、生産革新に活用したいと考えられているようです。

例えば、プリント板ASSYの製造工程において、「たくさんある実装部品を、
自動搭載部品と後付け部品とに分類したり、作業工程毎に部品を色分けし、区
別できるようにしたりして、製造ラインの作業をわかりやすくしてあげたい」
と、提案されます。

「今は電気系CADの機能によりプリント版のアセンブリー作業を指示している
んですが、これは2次元の世界なので表現に限界がある。図面機能が弱いので、
自動マウント部品も手付け部品も同じ扱い方になってしまう。ここにSolidWor
ksの豊富な機能や属性を活用すれば、アセンブリ作業を改善することができる
んです。

そうするためにはCircuitWorksで読み込んだデータを、製造の手順書や作業指
示というかたちで利用していきたいと考えています。3次元モデルを使えば、
全く新しい展開が可能になります。人間のために役立ってはじめて意義のある
CAD/CAEと言えるんですから。」

うーむ。機械と電気の間だけでなく、設計と製造の間も橋渡しされる。小牧さ
ん、必殺橋渡し人です。データ活用の達人は今週でおしまいです。お忙しい中
取材のためお時間を割いていただき、本当にありがとうございましたm(_ _)m

小牧さんの話をもっと知りたい方はこちらをどうぞ。事例を掲載しています。
http://www3.kke.co.jp/sbd/case/detail/000.htm#nec

          [ 2005.09.01 from E.Kawamura ]

...読者からのおたよりコーナー.........................................................
●投稿!団塊の世代、技術伝承問題を考える。(2)
まず若者側としては"師"を見つけること、この人ならば、と見込んで自分か
ら積極的にアプローチすること。おやじの側としては今まで自分のやってきた
ことを整理すること、第三者に説明できる資料としてまとめること、そして、
この段階から使える"弟子"をみつけることです。

要するに技術の伝承とは両者の質的にも高い真摯な歩みよりが必要である、と
いうことです。日本の将来は他国に先んじて高付加価値製品の開発にあります、
そしてその為には両者のコラボレイトが必須です。。

今"男たちの大和"という映画(12月封切り)が話題になっていますが、これ
には戦艦大和に対する、今我々が失いかけている日本人としての毅然さに対す
る憧憬、そして大和という建造物のもっているITを超越した技術に対する驚愕
と尊敬もあると思います。
以上"CAEおやじ"の立場から団塊の世代2007年問題を考えてみました。
平成17年8月    TCR総研/NPO・CAFE 理事。
                             高張 拝  
  
 追伸:上記の案件については構研SBD部に相談してみるのもいいかと思い
ます!
          [ 2005.09.01 from K.Takahari ]

高張さん、熱いおやじの檄、ありがとうございました。
2007年問題、皆さんはどうお考えになりますか?
書店に並んでいる『ものづくり白書2005』を立ち読みしたところ この問題に
対するいろいろな取り組みが取り上げられていました。その中には高張さんが
理事をされているNPO CAFEの活動も記載されていましたよ。

高張さんの持論をもっと知りたい方はこちらに。
http://www6.ocn.ne.jp/~tcrcae/
NPOCAFEはこちらから。http://npo-cafe.jp/
また、なまでおやじの檄を浴びられたい方はこちらへどうぞ。
http://www.sbd.jp/event/oyaji/index.htm

... SBD製品最前線 ........................................................................
プラスチック●Moldflowの樹脂流動解析ソフトウェア国内で1000シート
モールドフロージャパン社は、2005年6月30日現在で日本国内における販売ラ
イセンスが1000シートを突破したことをアナウンスしました。なお、この数字
には3次元CAD製品のオプション機能としてOEM提供しているMPAの数字はふく
んでいません。

弊社でも1998年に販売代理店として契約してから、既に約7年が過ぎましたが、
ここ数年で大きく数字を伸ばすことができました。

これはやはりMoldflow Mold Adviserに反りのOptionが追加されたことが大き
く、反り解析をすることだけではなく例えば、設計者がその原因を早く探り、
対処していくことができるようになったことが影響していると考えています。
          [ 2005.09.01 from S.Maeda ]

...... イベント情報 .....................................................................
★ CAEおやじの構造設計特訓講座 ★ 全3日
開催間近!お申し込みはお早めに。
   東京 9/20・21・10/3
http://www3.kke.co.jp/sbd/event/2005/oyaji/oyaji1.htm

●EFD.Lab無料体験ワークショップ&コンサルテーション●東京9月21日
http://www3.kke.co.jp/sbd/event/2005/efdho/index.htm

●特典付き!EFD.Lab操作体験セミナー●大阪9月12日
http://www3.kke.co.jp/sbd/event/2005/efdlab1/index.htm

●製造業にかかわるトップマネジメントセミナー●名古屋9月13日
http://www3.kke.co.jp/sbd/event/2005/oyaji/management.htm

●設計者のための構造解析技術セミナー ベーシック&アドバンスト編●東京9/14&15
http://www.sbd.jp/event/2005/kozo/index.htm

●第7回SBD利用技術研究会 ●名古屋9月16日
http://www.sbd.jp/lab/meeting/seventh.htm

●CAEおやじの構造設計特訓講座●東京9/20・21・10/3
http://www3.kke.co.jp/sbd/event/2005/oyaji/oyaji1.htm

●SolidWorks&COSMOSシリーズ2006 What's New セミナー ●伊藤忠テクノサイエンス様主催
名古屋9/6大阪9/7東京9/13 http://spider.ctc-g.co.jp/web/fm/plms/2005034g

●SolidWorks+COSMOSWorks無料体験セミナー●キヤノンシステムソリューションズ様主催
東京・大阪各日程あり。http://www.canon-sol.co.jp/seminar/sw-seminar.html

●Moldflow+NeoSolidハンズオン●コンピューターエンジニアリング様主催
東京9/15  http://www.cei.co.jp/japanese/event/event_00.html

          [ 2005.09.01 from E.Kawamura ]

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●編集後記
今日から新学期がスタートです。1週間と言う夏休みをあっという間に過ごし
てしまい、「学生は休みが長くていいなぁ」とヒジョーに羨ましく思っていた
ためか、街を行く子達に「夏休みは終わったねー」と黒い笑みを投げかけたく
なるのは私だけでしょうか。・・・私だけだろうなぁ。
          [ 2005.09.01 from E.Kawamura ]

◇◆このメールマガジンについて◇◆
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 発行責任者:角家強志 編集担当:川村榮子
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