メールマガジンバックナンバー Vol.188
「ハリさんのトップマネジメントセミナー」
SBDが毎週木曜日に無料で発行する、「SBDメールマガジン」の過去送信分のバックナンバーです。
S.B.D. MAIL MAGAZINE 2005-08-04<Thu> [Vol.188]
┃S.B.D. MAIL MAGAZINE 2005-08-04
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┃KOZO KEIKAKU ENGINEERING Inc. http://www.sbd.jp
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このメルマガは、来月6日で満4歳を迎えます。
小泉内閣が発足した年に、小泉メールマガジンを真似して、同じ木曜日を発行
日と決めてやってきましたが、明日、小泉内閣も郵政民営化法案の参院通過で
正念場を迎えます。
小泉さんがどうなろうと、我々はこのメルマガは続けたいと考えておりますが、
(国民ではなくて)読者から見放されないように、設計者に役立つ情報を発信
し続けたいですね。
そこで、今週の情報。
来月、9月13日(火)に、名古屋マリオットホテルにて、マネージャー向け
のCAEセミナーをやります。講師は、戦艦大和を持ち出して、今の日本の技
術力低下が第二の敗戦につながると杞憂する、CAEおやじこと『ハリさん』
高張先生です。高張先生が、コンサルで廻った会社の経験談などから、『会社
ぐるみでCAEをしっかりやらんと、大変なことになっちゃうよ!!』と訴え
てくれる予定です。
CAEに上司が理解が無いと言って困っている皆さん!
このセミナーに上司を送り込めば、状況は一変しますよ。マリオットホテルで
懇親会も付きますから、高張先生が貴方の上司にCAEの必要性をじっくりと
説いてくれます。上司の方と一緒にご参加するのもグッドアイデアですね。
http://www.sbd.jp/management.htm
上司をお誘いする際には、カッコ良い案内状も作ってありますので、是非編集
局までお声掛け下さい。
なお、来週は弊社夏期休暇のために、本メルマガも休刊とします。夏休み!明
けたら、真っ黒に焼けて、またお会いしましょう。(そんなこと無いか?)
[ 2005.08.04 from T.Sumiya ]
---今週の目次---------------------------
◇◆技術探訪
流体力学●レイノルズ数(2)
機構解析●回転機械の力学 -つり合わせ-
◇◆ひろこの部屋 NO.47
メッシュの節●ゆがみ
◇◆達人に聴く 第6弾
電気屋さんと機械屋さん●データ活用の達人 NEC 小牧宗生様 Vol.1
◇◆SBD製品最前線
金型解析●金型ソリューションセミナー修了
◇◆イベント情報
●模様替えしました!設計者のための構造解析技術セミナー 他
... 技術探訪 ..............................................................................
流体力学●レイノルズ数(2)
レイノルズさんが、ある条件を境に流れの様子が変化することを発見しました。
流速が遅いときの状態は、「層流」と呼ばれ、スーとした流れです。次第に流
速を上げてゆくと、「乱流」といわれる状態に変化します。乱流とは、主流で
ある大きな流れの中に、小さな渦(乱れ)を伴った流れです。
層流と乱流の様子の違いを説明するのにタバコの煙を例にします。タバコの先
端から出た煙は、最初のうち(タバコの先端から近い範囲)は、スーとした流
れになっていてあまり広がりません。ある程度離れたところから、煙が大きく
広がるのがわかると思います。
タバコを吸う人は減る一方ですので、いずれこの説明も使えなくなりそうです。
そのときは、線香でもよさそうですね。お盆には、ご先祖様の前で、層流と乱
流を観察してみましょう。
[ 2005.08.04 from Y.Iijima ]
機構解析●回転機械の力学 -つり合わせ-
今週は回転機械のつり合わせについて説明します。
一般的に実際のロータでは重心Gを完全に回転軸上に一致させることは困難で
偏重心が発生します。
また、不つり合いモーメントの影響により慣性乗積Izx、Izyも0とはならない
ため、このままロータを回転運動させるとふれ回り(振動)運動から機械の故
障につながってしまいます。
では、実際の回転機械においてこれらの問題を解消するためにどのようなこと
が行われているかご存知ですか?
一例としてはロータの端面に偏心質量を取り付けてバランスをとる方法があり
ます。
形状が円柱のロータを考えた場合に両端の円の面を修正面として偏心質量を付
けるようなイメージです。
このようにロータの2つの面に修正質量を取り付けてつり合いをとることを
「2面つり合わせ」または「動つり合わせ」と言います。
2枚以上の円盤を有する回転体や、軸径に比べて軸長の長いロータは2面で修
正する必要があります。
これに対し、ディスクブレーキ、クラッチプレート、フライホイールなどのよ
うに薄い円盤のロータでは、偏重心の影響がなければ、ロータ全体としてつり
合うので1面修正で十分つり合わせることが可能となります。
回転機械をふれ回り(振動)運動なしに運転させることはなかなか大変である
ことが分かりますね。
[ 2005.08.04 from K.Taguchi ]
...... ひろこの部屋 NO.47 ............................................................
メッシュの節●ゆがみ
こんにちは、ひろこです。日ごろデスクワークが多いため、肩や腰に疲労が溜
まっています。常によい姿勢を保てば良いと分かっているのですが、気がつく
と椅子に浅く腰掛け脚を前に投げ出す格好になっています。
姿勢の悪さで代表されるのが猫背ですが猫腕や猫脚って聞かないですよね。背
骨は複数の骨が積み重なっているため「ゆがみ」が起こりやすい構造となって
います。しかし腕や脚は関節が少ないため「ゆがみ」はほとんど発生しません。
さて、実際の構造物での変形は分子レベルで発生するため、背骨の節にあたる
部分は多数あります。しかし、解析は有限個の要素に分割して計算を行うため
実物に比べて節が少なくなります。つまり、実物に比べて解析は「ゆがみ」は
発生しづらくなります。
実物に比べて表現力の乏しい解析モデルは実物に比べて硬く評価される傾向が
あります。実物のように表現力を豊かにするには自由に動かせる関節の数(要
素数)と関節の柔軟性(次数)が必要となります。
実は、4角形や6面体のメッシュ精度が高いというのも同じ理由ですが詳細は次
回に説明いたします。
[ 2005.08.04 from H.Horiuchi ]
... 達人に聴く 第6弾 ..................................................................
電気屋さんと機械屋さん●データ活用の達人 NEC 小牧宗生様 Vol.1
皆さん、地球シミュレーターってご存知ですか? 以前このメールマガジンに
も登場したこともありますが、なんでも「コンピューターを使って現実とそっ
くりな"仮想地球"を作り出し、地球の気候の行方を予知する」という研究に
使われている世界最速コンピューターのことです。実はこのコンピューター、
ベースとして使われているのが、小牧さんの部署で設計を手がけられているSX
シリーズなのです。
当時世界最速の称号も冠したこのコンピュータ、人の背の高さくらいあり、中
は電線のおばけのような状態です。(地球シミュレーターにはこれを計128台使
用。)このスーパーコンピューターの複雑怪奇な設計をする際、どうやって電
子回路設計とデザイン系の設計の間をつなぎ、効率のよいものにするか。
プリント基板の設計をされている方なら皆さん悩まれている問題なのではない
でしょうか。
おっと、小牧さんのご紹介が遅れました。
ウン十年前にNECに入社され、大型コンピューターの電源システムの構造設計
を手がけられてきた小牧さんは、20年ほど前、NECの「CAE2D」を設計部署に導
入し、初めて2次元CADを立ち上げられます。
その後98年に3次元CAD「SolidWorks」を導入し、2年後に構造解析を始めまし
たが、機械系のCADを2次元から3次元に移行した結果、2DCAD(電気系)と3DCAD
(機械系)のデータ変換ができなくなり、両者の間では設計情報をメモ書きレベ
ルでやり取りするようになったため、ヒューマンエラーが多く発生しました。
「電気系と機械系を融合させた男」、小牧さんがどのように問題を解決したか。
来週は夏休みのため、再来週にはお話しできるかな。
SXシリーズにご興味のある方は、こちらからどうぞ。
http://www.sw.nec.co.jp/hpc/sx/
[ 2005.08.04 from E.Kawamura ]
... SBD製品最前線 ........................................................................
金型解析●金型ソリューションセミナー終了
6月から先月にかけて名古屋、東京、大阪の順で金型ソリューションセミナー
を開催いたしました。また、7月から正式に販売を開始したStampackに関して
もこのイベントを通してご紹介することができ、多くの引き合いをいただきま
した。
Moldflow,Stampack両方に共通して言えたことは、ちょっと時間が足りない、
そしてもっと事例を見たかったというご意見が多かったことでしょうか。名古
屋に参加されたユーザー様からは「成功した事例はいいから私たちが普段直面
するような問題をどのように対処したか...失敗した事例でもいいから紹介し
てくれ」というお話しをいただきました。
様々なご意見をいただきましたので、今後のセミナーに生かしていきたいと思
っています。
Stampackはやはりスプリングバックや詳細の機能を聞かれる方が多かったと思
います。各地で具体的な事例などをご紹介しましたので、セミナー修了後に個
別にお話しさせていただいたお客様が多かったです。
10月には大阪で関西設計製造展がありますので、こちらを中心に長野、新潟
広島、福岡などで開催したいと考えています。
コンピュータエンジニアリング(株)様主催
Moldflow Ver7.1のハンズオンセミナー開催!
NeoSolid+Moldflowの体験セミナーです。
9月15日 東京で開催いたします。
実際に動かしてみたい!、CAMとの協調設計はどうすればいいんだ?
と考えている方はぜひご参加ください。
http://www.cei.co.jp/japanese/event/event_00.html
[ 2005.08.04 from S.Maeda ]
...... イベント情報 .....................................................................
模様替えしました!★設計者のための構造解析技術セミナー★
ベーシック編 & アドバンスト編
http://www.sbd.jp/event/2005/kozo/index.htm
東京・大阪・名古屋 開催
●SBD利用技術研究会 またまたやるで大阪流体セッション ●大阪8月5日
http://www.sbd.jp/lab/meeting/050805.htm
●設計者CAEセミナー(COSMOS2006、Moldflow):●大阪8月24日、名古屋8月25日
http://www3.kke.co.jp/sbd/event/2005/caesem/CAE sem_osaka_nagoya.htm
●EFD.Lab無料体験ワークショップ&コンサルテーション●東京8月31日
http://www3.kke.co.jp/sbd/event/2005/efdho/index.htm
●特典付き!EFD.Lab操作体験セミナー●大阪8月15日
http://www3.kke.co.jp/sbd/event/2005/efdlab1/index.htm
●製造業にかかわるトップマネジメントセミナー●名古屋9月13日
http://www3.kke.co.jp/sbd/event/2005/oyaji/management.htm
●CAEおやじの構造設計特訓講座●東京9/20・21・10/3
http://www3.kke.co.jp/sbd/event/2005/oyaji/oyaji1.htm
●第17回関西CAE懇話会●CAE懇話会様主催 大阪8月5日
http://www.cae21.org/kansai_cae/konwakai/kansai_17/kansai17_annai.htm
●SolidWorks+COSMOS<2006>セミナー●キヤノンシステムソリューションズ様 主催
東京8/5 http://www.canon-sol.co.jp/seminar/20050804solidworks.html
●Moldflow+NeoSolidハンズオン●コンピューターエンジニアリング様 主催
東京9/15 http://www.cei.co.jp/japanese/event/event_00.html
[ 2005.08.04 from E.Kawamura ]
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●編集後記
8月8日はひょうたんの日です。確かに数字の8をじーっと見てると瓢箪に見え
てきますね。我が家のひょうたんもどんどん蔓を伸ばしてようやく実をつける
ようになりました。小さいうちに採ってお漬物にするか、大きくなるのをじっ
くり待って花器やランプにするか。見て嬉し、触って楽し ひさごかな。
[ 2005.08.04 from E.Kawamura ]
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