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メールマガジンバックナンバー Vol.177
「速報!人とくるまのテクノロジー展」

SBDが毎週木曜日に無料で発行する、「SBDメールマガジン」の過去送信分のバックナンバーです。

S.B.D. MAIL MAGAZINE 2005-05-19<Thu> [Vol.177]

 ┃S.B.D. MAIL MAGAZINE  2005-05-19[Vol.177]
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 ┃KOZO KEIKAKU ENGINEERING Inc.  http://www.sbd.jp
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今週は、このメルマガで久しぶりに業界の事を書くことが出来ます。

今週火曜日に仏Dassault Systemes社が,米ABAQUS社を4億1300万ドル(約43
0億円)で買収することに両社が合意したことが発表されました。非線形解析
は昔からABAQUS、MARC、ADINAが有名でしたが、MARCも数年前にMSC社に買収さ
れましたので、買収されてないのはADINAだけです。

今日は、パシフィコ横浜に「人とくるまのテクノロジー展」に行ってきました。
面白かったのはフルーエントが、「Fluent for CATIA」というCATIA上で使え
る設計者用の流体解析のプレゼンがあるというので見てきましたが、見てみて
びっくり。

私どもが販売している、EFD.V5(SolidWorkd版の名前はCOSMOSFloWorks)とデ
ータの作り方(プリプロセッサー)がそっくりではありませんか。パクられた
という悔しさもありましたが、あの巨人フルーエントがこのような商品を開発
してきたと云う事は、私どもSBDがやってきたことが正しい方向だったこのと
証明だと、ほくそえんで帰りました。

仏Dassault Systemes社は流体解析のソフトを持っていないので、次に買収す
るのはどっちの会社かな?な~んて。

さ~て、今週も設計者のためのシミュレーションのヒントがいっぱいな、SBD
メルマガをお楽しみください。
                [ 2005.05.19 from T.Sumiya ]

---今週の目次---------------------------

◇◆技術探訪
 流体力学●理想流体
 機構解析●機械設計と機械力学 -機械工学-
 紙図面の有効利用●ラスター編集ソフト

◇◆構造解析よもやま話 NO.108
 ●雑感

◇◆ひろこの部屋 NO.36
 平熱の問題●春夏秋冬

◇◆SBD製品最前線
 プラスチック●MPA Ver7.1 新機能紹介-ループランナー

◇◆イベント情報
 ●熱対策技術アドバンスドセミナー 他

... 技術探訪 ..............................................................................
流体力学●理想流体
「理想流体」。なんでも思い通りになる、夢のような流体...ではありませ
ん。

流体力学を理解するのを難しくしている要因が、「粘性」と「圧縮性」です。
そこで、思い切ってこの2つを無視した流体を考えたのです。これによって、
流体の運動を理解するのが容易になったのです。

理想流体として計算された流れを「ポテンシャル流れ」といいます。名前の意
味するところはわかりませんが、ある条件を満たせば実現象を表現できる可能
性がある、という意味があるのかもしれません。

現在では、計算技術が発達して、「実在流体」として解析することができるわ
けですが、難しい現象を理解するために、大胆な仮定や省略するという考え方
は今でも重要だと思います。
          [ 2005.05.19 from Y.Iijima ]

機構解析●機械設計と機械力学 -機械工学-
今週は「機械工学」について説明します。
製造業の皆様は「機械工学」という言葉を聞いたことがあると思いますが、
「機械工学とは何ですか」と問われると説明することが出来ますか?

少々大雑把な回答となりますが、以下のように「機械工学」を説明することが
出来ます。
「機械工学とは機械に関する理論と技術を体系化したもので、機械力学、材料
力学、流体力学、熱力学の4つの力学系科目をその基礎においたものである。」

なぜ、これらの4つの力学で体系化されているかというと、機械自身が自然の
資源と力を利用して仕事をするものだからです。

逆にいうと、機械にはこれら4つの問題が発生する可能性があるとも言えます。
機械に生じている問題を回避するには、その原因が何かを把握し、適切な解析
を行う必要があることがお分かりいただけると思います。
          [ 2005.05.19 from K.Taguchi ]

紙図面の有効利用●ラスター編集ソフト
紙図面なんかベクトルデータにしないと再利用できない!とお考えの読者の方
が多いと思いますが、人間の目や頭は図形が正確でなくても、寸法値があれば
物を作ることが出来ます。

先日もNHKで93歳の社長が経営する機械作成の会社を紹介していましたが、定
規も使わない手書き図面を見て物を作っていました。CAEを行うためにはベク
トルデータが必須ですが、過去の紙図面を有効利用するためには、ラスターの
ままでも利用が可能なのです。
それではどんな機能があるのでしょう?

1.ごみ取り機能
これはラスター図面のごみを自動的に判別して削除する機能です。
過去の青焼き図面やカビなどをきれいにしてから再利用しましょう。

2.歪み補正
紙図面はどうしても湿気などの保管環境や、スキャナー読み取り時の状態で全
体や一部が歪んでしまいます。具体的には、ラスターが全体的に台形のような
形になったり、読み込んだラスターにスケールを当てると、どうしても一部分
だけ寸法が合わなくなってしまうことがあります。そのような場合、図面全体
を台形から四角に直したり(四点補正)、一部分を正確な寸法にするために補
正(多点補正)したりすることが可能です。

多点補正というのはちょっとわかりにくいかもしれませんが、ラスター上の点
を任意の点に持っていくと、周辺の図形もつられて移動します。薄い平面のゴ
ム上の点を移動するような感覚なので「ラバーシート機能」とも言います。

3.基本編集機能
ラスター上の一部の図形を選択して、コピー、移動、削除、スケール変更など
ができます。手書きの文字部分を削除して、CADで書き換えるという使い方も
できます。

弊社ではこのラスター編集ソフト「CIVIL-Image」を取り扱っています。名前
は土木っぽいですが、ラスターデータ全般が対象です。ご興味のある方は、以
下のURLにアクセスしてみてください。
http://www4.kke.co.jp/civil/products/cimg/index.html
          [ 2005.05.19 from K.Kakuta ]

... 構造解析よもやま話 NO.108 ...................................................
●雑感
小学生1年生の頃 何故 電車は決まった時間に駅につくのだろう?と不思議
に思っていた。

問題の所在は複雑である。 電車を定位置に止めるのはかなり難しいようだが、
ブレーキの効きも千差万別で 事故電車はブレーキの効きが悪かったという証
言があると、車体設計または製造上の問題はどうなのか? 軽量化のため、重
心が高くなり横倒れしやすかった?横からの力に車体が抵抗できようには設計
(想定)されていないので?潰れてしまった。 ドイツの車両では、潰れた時
に逃げる空間が配慮されているという報道もあった。 

一方 運転手の技量認定は、全国統一試験ではないようだ。電車の運転は自動
車より簡単と聞いていたが、実際オーバーランは結構あるようだ。そこに「ぼ
ーっとしていて、止めるのを忘れた。」や「車両編成を間違っていて止める位
置を間違えた。」という報道を何件も聞くと、技量以前に「個人の問題」も大
きそうだ。

私の通勤している地下鉄は 新幹線とおなじATCがついているというのは今回
はじめて知った。ATCは新幹線はスピードが速いので運転手が信号を視認でき
ないので、開発されたいう。ATCは全路線上で速度制御でき 減速だけでなく
加速もできるという。もっとも 新幹線でもオーバーランの記事を読むと万能
でもないようだ。

関係者を責めていれば済むだけの話ではなく、技術的な仕事の一端にいるもの
として こういう時こそ、自身の身の回りを 検証しなおさなければならない
と思う 今日この頃である。
          [ 2005.05.19 from K.M ]

...... ひろこの部屋 NO.36 .........................................................
熱の問題●春夏秋冬
こんにちは、ひろこです。今年の夏はいまのところ例年並の気温という予想が
されています。しかし昨年の今頃に冷夏という予想がされていたことを考える
と、まだ期待するのは早いでしょうか。

みなさんが、真夏に意図的もしくは何気なく行っている避暑対策はたくさんあ
ると思います。冷房や扇風機を使用する。海やプールに行く。大の字に寝る、
などなど。これらは体験していることなので避暑効果を疑う人はいないでしょ
う。

この様な実例を元に、今後数回に渡り熱の問題を考えていきたいと思います。
今年の夏はちょっと涼んでいる最中にも理屈を口に出来ることを目標にしまし
ょう。

ところで何故、風に当たると涼しく感じるのでしょうか、、、。
          [ 2005.05.19 from H.Horiuchi ]

... SBD製品最前線 ...........................................................................
プラスチック●MPA Ver7.1 新機能紹介-ループランナー
Ver7.0までは、ループするランナーを解析することができませんでした。その
ため、プラモデルなどの外枠は一周することができずどこかで分断する等工夫
が必要でした。

Ver7.1からはシステムにループランナーを認めるかチェックする項目が増え選
択することができるようになりました。
          [ 2005.05.19 from S.Maeda ]

...... イベント情報 .....................................................................
熱対策技術が盛りだくさん。
さまざまな熱流体解析事例と、解析のエッセンスをご紹介します。
『熱対策技術アドバンスドセミナー』 5月24日開催 in 東京!
http://www3.kke.co.jp/sbd/event/2005/thermalad/

●人とくるまのテクノロジー展 2005●横浜5月20日まで
http://www.sbd.jp/event/2005/automotive/index.htm

●設計者CAEハンズオンセミナー●東京6月3日大阪6月16日
http://www3.kke.co.jp/sbd/event/2005/cmho/index.htm

●EFD.Lab無料体験ワークショップ&コンサルテーション●5月31日
http://www3.kke.co.jp/sbd/event/2005/efdho/index.htm

●特典付き!EFD.Lab操作体験セミナー●大阪5月23日
http://www3.kke.co.jp/sbd/event/2005/efdlab1/index.htm

●CAEおやじセミナー フォローアップミーティング ●東京7月8日
http://www3.kke.co.jp/sbd/event/2005/oyaji/oyaji2.htm

●CAEおやじの構造設計特訓講座●東京9/14・15・28
http://www3.kke.co.jp/sbd/event/2005/oyaji/oyaji1.htm

●『PDM/EDMソリューションセミナー』●キヤノンシステムソリューションズ様 主催
東京6/2大阪6/9     http://www.canon-sol.co.jp/

●講演「構造解析と機構解析の連成解析」●長野県製品設計研究会様 主催 6月2日
http://www.nagano-it.go.jp/koushi/koushu/koushu.htm

●福島県3次元モノづくりセミナー●ソリッドワークスジャパン様 主催 6月3日
http://www.go-event.info/swj_fukushima/

●設計者CAEセミナー●広島ダイヤシステム様 主催 広島 6月6日
http://www3.kke.co.jp/sbd/event/2005/caesem/CAE%20sem_hirosima.htm

●設計者CAEセミナー●クボタシステム開発様 主催 福岡 6月8日
http://www3.kke.co.jp/sbd/event/2005/caesem/CAE%20sem_fukuoka.htm

●SolidWorks+COSMOSWorks無料体験セミナー●キヤノンシステムソリューシ
ョンズ様 主催
東京・大阪各日程あり。http://es.canon-sol.jp/sw/seminar.htm
          [ 2005.05.19 from E.Kawamura ]

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●編集後記
先日テレビで木にぶら下がるナマケモノが映っていました。何万年も前、彼ら
の祖先は大きな体で地上を歩いていたそうで、レポーターが現代のナマケモノ
をひょいと地面に下ろすと、これ以上ない程もったりのっそりと地を這うでは
ありませんか! 樹上にいる時よりもだんぜんナマケモノらしい動きでした。
          [ 2005.05.19 from E.Kawamura ]

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 発行責任者:角家強志 編集担当:川村榮子
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