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メールマガジンバックナンバー Vol.170
「小さな戦士」

SBDが毎週木曜日に無料で発行する、「SBDメールマガジン」の過去送信分のバックナンバーです。

S.B.D. MAIL MAGAZINE 2005-03-24<Thu> [Vol.170]

 ┃S.B.D. MAIL MAGAZINE  2005-03-24[Vol.170]
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 ┃KOZO KEIKAKU ENGINEERING Inc.  http://www.sbd.jp
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「ホリエもん」こと、ライブドアの堀江貴文社長とフジテレビのニッポン放送
の経営権を巡る闘いを、ドラマに食い入るように興味深く見ていましたが、昨
日ニッポン放送の新株予約権の発行中止が決まり、まずは「ホリエもん」が1
ポイント取った感じです。

報道する側が、買収されるマスコミ側であるがためか、「ホリエもん」のやっ
ていることに反対する声ばかり聞こえてくるのですが、私は個人的には彼を支
援したくなりますし、現に40代、50台の男性の中には「ホリエもん」を応
援する人が多いのだそうです。

反対する人たちは、電波は公共性が高いので、そこまで資本の論理を持ち込む
のは良くないと言います。私は反対に、公共性を盾に政府に保護され続けてき
た巨人を相手に、あの手この手で分不相応の借金までして闘う戦士を応援した
くなるのです。体は小さくても、小回りを効かせながら必死に横綱に立ち向か
う力士も昔いましたねえ。

さて、皆様のところにも、ITを駆使して、必死で良い"ものづくり"をしよ
うと闘う戦士が居ると思いますが、そんな方へ耳寄りな情報。

解析の専門家でなくても理解できる「非線形解析」のお話し。興味はありませ
んか?今度、弊社アプリケーションエンジニアの佐橋が、設計者レベルの非線
形解析のレクチャーをします。ちょっと有料ですが、これを機会に非線形を勉
強してみませんか?大きな巨人を飲み込むアイデアが生まれてくるかも知れま
せんよ。
大阪会場は締切り間近。東京、名古屋でも開催します。

詳しくはこちらのWEBをご覧ください→
http://www.sbd.jp/event/2005/advance/index.htm

また、『SBD利用技術研究会(第6回:大阪)』も、来月開催です。今回も、
「CAEの教育・推進」、「流体」、「初心者CAE」、「品質工学」など逃
したくない話題が満載です。設計者CAEを使っている方ならどなたでも参加
できます。会費は無料です。

この機会に、こちらにも足を運んでみたら如何ですか?まずは、WEBから入
会手続を。。。。→http://www.sbd.jp/lab
                [ 2005.03.24 from T.Sumiya ]

---今週の目次---------------------------

◇◆技術探訪
 流体力学●やっぱり難しい
 機構解析●機械の振動 -振動絶縁の概要-

◇◆構造解析よもやま話 NO.106
 ●理論解 (7) 応力拡大係数 K

◇◆ひろこの部屋 NO.29
 ●境界非線形

◇◆読者からのおたよりコーナー
 ●反発係数

◇◆SBD製品最前線
 プラスチック●MPA Ver7.1 新機能紹介

◇◆イベント情報
 ●『EFD.Pro』新製品発表会 他

... 技術探訪 ..............................................................................
流体力学●やっぱり難しい
パラメータの種類と方程式の数を構造力学と比較してみます。構造力学では、
パラメータは「力」と「変位」のたったの2つで、方程式は、「σ=K*ε」だ
けです。ところが、流体力学では、パラメータは「圧力」、「速度」、「温度」
、「密度」と4つもありますし、方程式も、「連続の式」、「ナビエストーク
ス方程式」、「エネルギー保存の式」と3つもあります。

また、その運動を式で表現するにも、機構力学では「時間」という1つの変数
だけであるのに対して、流体力学では、「時間」による変化と「位置」による
変化が同時に存在するというのが、特徴的だと思います。2つの変数による変
化を、わかりやすく別々に考えましょうというのが「偏微分」なのですが、聞
いただけで拒絶反応を示す人が多いようですね。

理論的には以上のように理由を分析できますが、難しいと感じてしまう1番の
理由は、目に見えないとか、感覚がつかめない、ということかもしれません。
まさに、雲をつかむような話、ということでしょうか。
          [ 2005.03.24 from Y.Iijima ]

機構解析●機械の振動 -振動絶縁の概要-
振動絶縁とは、以下の流れで最終的な応答が得られるとき、伝達経路の構造を
変更して振動エネルギーの流入を遮断したり、絶縁したりして振動を低減する
ことです。
(1)振動源→(2)伝達経路→(3)振動系→(4)応答

多くの機械においてこの役割を果たすために系に防振ゴムが挿入されています。
防振ゴムを挿入することにより、ゴムの弾性と減衰性を利用して変位応答のピ
ーク値を振動数の低い方にもっていくことが可能となるからです。ちなみに、
防振ゴムの年間消費量の90%以上が自動車用に使われていることはご存知で
したか?エンジン部品、 シャシー部品、ボディ部品、駆動部品等、たくさん
のところで防振ゴムが利用されていることからも、いかに乗り心地の良い車を
作るかという部分に気を配っているのかが分かります。
          [ 2005.03.24 from K.Taguchi ]

... 構造解析よもやま話 NO.106 ...................................................
●理論解 (7) 応力拡大係数 K
応力集中係数は、モデルの中の孔や切り欠きがある場合の応力集中の話だが同
様に応力集中の話だが、応力拡大係数は、対象は亀裂(線状)になる。

亀裂先端を基準とすると、その半径状の応力は、以下になり、亀裂近傍の応力
分布が推定できる..とのことである。
・σ=K/F(R)    (亀裂先端をゼロとして Rは半径距離)

XY平面内にある無限板の内部に X方向に 長さ2aの亀裂のあって、上下両端
からY方向にσ0で引っ張る場合、応力拡大係数は次とのことだ。
KⅠ=σ0*root(πa)

ここで、KⅠと記述しているのは・・・・・・・・

興味のある方はこちらを訪問してください。
http://info1951.hp.infoseek.co.jp/
          [ 2005.03.24 from K.M ]

...... ひろこの部屋 NO.29 .........................................................
●境界非線形
こんにちは、ひろこです。先日「竹島の日」を設定する条例に関して韓国で講
義騒動が勃発しました。この騒動は国同士の問題であった為、大きく報道され
ましたが、境界線をめぐるトラブルは様々な場所で勃発しています。ちなみに、
私の記憶で初めて境界線を問題にしたのは小学校の時で、隣の席の人との境界
線争いでした。ということで、今回は境界非線形の紹介をいたします。

さて、解析における境界とは2パーツ間の接触し合う場所を指しますが、解析
中に接触する場所が変わらないものを境界線形、変わるものを境界非線形と分
類します。

例えばゴムまりを地面において上から力を加えた場合、地面との接触面積は徐々
に増えていきます。また、転がした場合は接触する場所が変わっていきます。
この様に、外部の力によって接触の状態が変化するような問題を境界非線形と
呼びます。

境界非線形の場合、接触面の場所、力の向き、大きさ等が刻々と変化していき
ます。
その為、解析線形問題に比べ解析時間が掛かります。また、ゴムまりの問題で
は状況に応じて、材料非線形や幾何学非線形(大変形)の考慮も必要となりま
す。

領土も解析も境界が明確であれば、問題は少ないということでしょうか。
          [ 2005.03.24 from H.Horiuchi ]

...読者からのおたよりコーナー...............................................................
先週号(Vol.169)の技術探訪の話題から、昔の記憶を手繰り寄せてお便りを
下さった方がいらっしゃいますので、紹介させていただきます。「反発係数」
という言葉に反応されたようですが。。。

●反発係数
懐かしい言葉に25年前を思い出してしまいました。

機械工学便覧には当時の論文の一部が残っており「接触面の急速な圧縮により
縦弾性波が生じ、媒体中を圧縮波として伝播し引張波として接触面に戻り、こ
の張力と静圧縮力が同時に働くと考えれば・・・・」

自分が何を言いたかったのか、その後に掲載されている式もどうやって導いた
のが、忘却の彼方ですが、散逸項や粘性項を考慮して式を誘導していくと、弾
性係数が含まれた反発係数の理論式が導かれたはずです。

苦しかった実験も、今ならCAEで簡単に再現できるのに・・・
ただ、反発する性格だけが当時の名残として今尚残っているようです。
          [ 2005.03.24 from 一読者 ]

さて"一読者さん"がどんな方なのかは、機械工学便覧をひも解けば判明する
かもしれません。
一読者さん、投稿 ありがとうございました m(_ _)m

... SBD製品最前線 ...........................................................................
プラスチック●MPA Ver7.1 新機能紹介-材料データベースの追加
Ver7.0までは約7500種類の材料DBを持っていましたがVer7.1からは約8000種類
に増えました。これは先頃発売されたMoldflow Plastics Insight等の内容が
反映されたものです。

弊社からMoldflowを導入されているお客様はこれらを簡単にまとめた会報「Mo
ldflow News」をPDFにて公開しております。お持ちのIDとPassでログインして
ください。
http://www3.kke.co.jp/sbd/loginuser/mpa/dlfiles/MNVol1.pdf
          [ 2005.03.24 from S.Maeda ]

...... イベント情報 .....................................................................
『EFD.Pro』新製品発表会●4月21日●幕張メッセ
ミッドレンジ3次元CADPro/Eに完全アドインされた 熱流体解析ソフトウェア
「EFD.Pro」の新製品発表会を開催します!
製品開発マネージャーDr.Ivo Weinholdによるデモンストレーション有り。
http://www.sbd.jp/event/2005/tf/index.htm#newrelease

●設計者CAEハンズオンセミナー●大阪3月29日東京4月8日
http://www3.kke.co.jp/sbd/event/2005/cmho/index.htm

●EFD.Lab無料体験ワークショップ&コンサルテーション●4月5日
http://www3.kke.co.jp/sbd/event/2005/efdho/index.htm

●構造解析アドバンストセミナー●東京4/14 大阪4/28 名古屋5/12
http://www.sbd.jp/advance.htm

●第6回SBD利用技術研究会●大阪4月15日
http://www.sbd.jp/lab/meeting/sixth.htm

●特典付き!EFD.Lab操作体験セミナー●大阪4/18
http://www3.kke.co.jp/sbd/event/2005/efdlab1/index.htm

●設計者のための構造解析技術セミナー●大阪4月21日
http://www3.kke.co.jp/sbd/event/2005/kozo/index.htm

●CAEおやじセミナー フォローアップミーティング ●東京7月8日
http://www3.kke.co.jp/sbd/event/2005/oyaji/oyaji2.htm

●CAEおやじの構造設計特訓講座●東京9/14・15・28
http://www3.kke.co.jp/sbd/event/2005/oyaji/oyaji1.htm

●TECHNO-FRONTIER2005 熱対策技術展●幕張4月20~22日
http://www.sbd.jp/event/2005/tf/index.htm

●SolidWorks+COSMOSWorks無料体験セミナー●キヤノンシステムソリューシ
ョンズ様 主催
東京・大阪各日程あり。http://es.canon-sol.jp/sw/seminar.htm
          [ 2005.03.24 from E.Kawamura ]

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●編集後記
私の住んでいる街 横浜では、ごみの収集車はクレージーケンバンドの曲を大
音量で流しながら作業します。4月からはリサイクル用に6種ほどの分別回収が
始まるのですが、家でもごみの分別する時には思わず口ずさんでいたりして。
♪いいっねぇ~、よっこーはまー、いいねっぇ~、ゴーミーゼロー♪
          [ 2005.03.24 from E.Kawamura ]

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 発行責任者:角家強志 編集担当:川村榮子
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