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メールマガジンバックナンバー Vol.158
「よもやま話100号」

SBDが毎週木曜日に無料で発行する、「SBDメールマガジン」の過去送信分のバックナンバーです。

S.B.D. MAIL MAGAZINE 2004-12-23<Thu> [Vol.158]

 ┃S.B.D. MAIL MAGAZINE  2004-12-23[Vol.158]
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 ┃KOZO KEIKAKU ENGINEERING Inc.  http://www.sbd.jp
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2004年もあと一週間。皆様にとってどんな年でしたか?
CAEの業界を見ると、2004年は比較的落ち着いた年だったのではないかと
思われます。大きな企業買収もなかったし、新しい画期的な製品が出たわけでも
なく。。。
技術的な面でも、操作性でも、解析ソフトウェアは、大体行くところまで到達し
た感があります。あとは、それをどうやって使いこなしていくか、どのように設
計プロセスの中に組み込んでいくかが勝負の分かれ目。

そんな意味でも、発足から1年半経った「SBD利用技術研究会」のようなコミュ
ニティーの存在価値が大きくなってきたのではないでしょうか?今年は3回の研
究会と、4回の勝手にセッションと呼ばれるオフカイが開かれました。メーリン
グリストも通し番号が650にもなりました。

利用技術研究会にご参加の皆様も、本メルマガを毎週お読みになって頂いた皆様
も、一年間本当に有難うございました。
来週はお正月で休刊にさせて戴きます。皆さん、よいお正月をお過ごしください。
                [ 2004.12.23 from T.Sumiya ]

■熱つ~いセミナー開催決定! 受付開始!!
熱設計でお悩みの方へ朗報です。電子筐体の排熱設計の実践的ノウハウをお教
えします。

講師は、WEB上で「熱設計なんでも相談室」を運営され、全国の熱設計関係者
の駆け込み寺となられている伊藤謹司先生。そして、沖電気で長年熱設計に従
事され、熱設計のバイブルである「熱設計完全入門」で、設計者のためにその
知識と経験を惜しげもなく公開されている国峰尚樹先生のお二方です。

1年前のセミナーでは「内容の割に時間が短すぎる。もっとじっくり聞きたい」
という反響が多かったため、今回は2日間に拡大しての開催です。初めての方
も2度目の方も、絶対に役に立つ内容になっております。

KKD(経験、勘、度胸)設計から脱却して、技術的な熱設計を実践しましょう。
http://www.sbd.jp/event/2005/design
          [ 2004.12.23 from Y.Iijima ]

---今週の目次---------------------------

◇◆技術探訪
 流体力学●水の波
 動力伝達の力学 -駆動特性と負荷特性-

◇◆構造解析よもやま話 NO.100
 ●サポート今昔 (6)

◇◆だれでもわかるCAE講座 NO.17
 熱伝導解析●温度を知る

◇◆SBD製品最前線
 EFD.V5●鈴鹿デビューを観てきました! part3

◇◆イベント情報
 ●SBD利用技術研究会 流体セッションin広島 他

... 技術探訪 ..............................................................................
流体力学●水の波
唐突ですが、波の話。
波の伝播速度は、波長と水深の大小関係によって下式で計算できます。
c=(g/k)^0.5 (波長が水深に比べて十分に短い場合、「深水波」)
c=(g*h)^0.5 (波長が水深に比べて十分に長い場合、「浅水波」)
ここで、c:波の伝播速度、g:重力加速度、k:単位長さ当たりの波の数、h:
水深

津波は、波長が数十km以上になり、海の深さが4km程度なので、深水波となり
ます。
チリの大地震で発生した津波が、1日かけて日本にやってくるのだそうです。
          [ 2004.12.23 from Y.Iijima ]

機構解析●動力伝達の力学 -駆動特性と負荷特性-
今週は機械の駆動特性と負荷特性について説明します。興味のある方は以下の
サイトを参照してください。
http://www.sbd.jp/magazine/detail/motionanalysis20041223.pdf
          [ 2004.12.23 from K.Taguchi ]

... 構造解析よもやま話 NO.100 .........................................................
● サポート今昔 (6)
この1年暗いニュースが多かった。この数年の経済のゆがみと関係があるのだ
ろうか。
来年は心のゆとりをもって過ごしたいものである。

No.100を迎えた。No.1は[2001/10/4 Vol.5]なので、3年かかったことになる。
3年前というと設計者向けCAEが一層の拡大期を迎えた時期に重なる。

当時サポートをしながら、CAEの利用経験のないユーザーの増加を感じていた。
FEMの日本での利用は1970年前後と思うが、この頃は、FEMをやさしく紐解く解
説書が多かった。戸川隼人著の解説本は何冊も読んだ記憶がある。
現在は専門書以外はあまりないといって良い。

FEMの理論書でもなく、開発元のマニュアルでもなく、「読み物風」なもの。
私は工学の専門家ではないので、サポートの経験から「こんな知識をもってい
ると利用しやすいのでは?」とういう内容の「読み物」があると良いのでは...
..と考えていた時期と、本メルマガのコンテンツの要請が合致した。

設計者CAEは応力解析の分野では、普及と地位を得てきたのではないか。
今後設計者向けとして流体ソフトの一層の拡大が予想される。特に弊社のEFD.
Labは設計者向けソフトとして評価を増している。

ここ2週間程 対称モデルで応力が対称位置であわないという質問を複数のユ
ーザーから連続して受けた。座標位置および要素配置も完全に対称でないとな
かなか対称な解を得るのは数値計算上難しい。
こんな状況の時に例題で調べてみて一定の知見が得られ、「文章」になれば、
「よもやま」の原稿になっていくことになる。
今後も継続したいと考えている。
                [ 2004.12.23 from K.M ]

...... だれでもわかるCAE講座 NO.17 .............................................
熱伝導解析●温度を知る

解析機能の4番手は熱伝導解析です。熱伝導解析とは部材に熱を加えた場合、
どの様な温度分布になるかを確認する解析で結果として分かることは温度のみ
になります。今まで紹介してきた解析の結果に比べて日常生活でも使用する単
位であるためこの解析はすぐに馴染めるのではないでしょうか。

また解析に必要な設定条件もとてもシンプルです。材料特性として熱伝導率
(熱の伝わりやすさ)、境界条件として熱容量や温度などを入力します。これ
で解析の準備は終了です。あとは、形状をメッシュ分割し計算を流して結果を
確認するのみです。

ところで、物質は熱を加えると膨張することをご存知でしょうか。この膨張が
部材の固定などによって妨げられると、部材内に応力が発生します。応力の掛
かり方次第では部材の破壊につながるため注意が必要になりますが、この現象
は熱伝導解析のみでは確認できません。

熱伝導解析は最初に述べたとおり温度分布を確認する解析です。つまり、結果
としては温度分布しか出力されません。熱応力を確認するにはこの温度分布の
結果を元に静解析を行います。つまり、静解析で圧力などの荷重を加える代わ
りに熱伝導解析で得られた温度分布を入力します。これで、解析を実行すると
熱荷重による応力状態を確認することが出来ます。尚、材料特性としては熱膨
張係数(温度変化に対する膨張率)も必要になります。

数回に渡って説明してきた解析機能からも分かるように、解析の種類が変われ
ば確認できる現象も異なってきます。また、1種類の解析では確認できる現象
が限られてしまうのも事実です。次回から、静解析の境界条件の算出をテーマ
に複数の解析を活用して複雑な現象内で応力状態を確認する方法を紹介します。

                [ 2004.12.23 from H.Horiuchi ]

... SBD製品最前線 ...........................................................................
EFD.V5●鈴鹿デビューを観てきました! part3
決勝レースはピットの真上からメインストレートを一瞬で駆け抜ける車とタイ
ミングモニターを交互にみるかたちであっというまの2時間でした。その中で
もタイヤ交換・給油とドライバ交代の時間帯は各チームがほぼ同時で非常に緊
迫感がありました。  
スタート直後の混乱などで思うような結果は出せなかったようですが、来シー
ズンへの手ごたえも感じたレースだったそうなので来年の躍進を期待して応援
していきたいと思います。
☆R&DスポーツWebサイト:http://www.rdsport.net/
 レースの詳しいレビューや写真がご覧いただけます。

<http://www.sbd.jp/magazine/detail/efdv5_suzuka3.htm>
                 [ 2004.12.23 from M.Mori ]

...... イベント情報 .....................................................................
●SBD利用技術研究会 流体セッションin広島●1月14日
http://www3.kke.co.jp/sbd/lab/meeting/050114.htm

●設計者CAEハンズオンセミナー●東京1月14日大阪2月27日
http://www3.kke.co.jp/sbd/event/2004/cmho/index.htm

●EFD.V5操作体験セミナー●東京1月19日
http://www3.kke.co.jp/sbd/event/2005/efdv5/index.htm

●特典付き!EFD.Lab操作体験セミナー●東京1月18日大阪1月31日
http://www3.kke.co.jp/sbd/event/2005/efdlab1/index.htm

●EFD.Lab無料体験ワークショップ&コンサルテーション●1月25日
http://www3.kke.co.jp/sbd/event/2005/efdho/index.htm

●設計者のための構造解析技術セミナー●東京1月26日
http://www3.kke.co.jp/sbd/event/2003/kozo/index.htm

●電子機器の熱対策設計セミナー●東京2/3-4 大阪2/17-18
http://www3.kke.co.jp/sbd/event/2005/design/index.htm

●UMモールドフェア●植田機械様主催 大阪1月21日,22日
http://www.um-system.jp/ummoldfair.html

●EFD.V5 for CATIA無料体験セミナ●ダイゾー様主催 大阪1月28日
http://www.daizo.co.jp/system/catia/EFDV5/EFDV5_050128.htm

●RICOH Solution Way●リコー関西様主催 大阪2月3日,4日
http://ssc.r-kansai.ricoh.co.jp/domino/eventw.nsf/event?openview

●SolidWorks+COSMOSWorks無料体験セミナー●キヤノンシステムソリューシ
ョンズ様 主催
東京・大阪各日程あり。http://es.canon-sol.jp/sw/seminar.htm

                [ 2004.12.23 from E.Kawamura ]

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●編集後記
オリンピックや台風の猛襲、各国のテロや地震、DSの発売など、今年もいろい
ろな出来事がありました。年初に掲げた自分の抱負がなんだったか思い出せな
いのは、それくらいがむしゃらにこの1年生きたのだと自分を納得させていま
す。来年は身近にいる人に優しくできるように、そして世界を少しでも平和に
できるといいなぁ。
             [ 2004.12.23 from E.Kawamura ]

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