メールマガジンバックナンバー Vol.134
「S.B.D. MAIL MAGAZINE」
SBDが毎週木曜日に無料で発行する、「SBDメールマガジン」の過去送信分のバックナンバーです。
S.B.D. MAIL MAGAZINE 2004-06-17<Thu> [Vol.134]
┃S.B.D. MAIL MAGAZINE 2004-06-17
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃KOZO KEIKAKU ENGINEERING Inc. http://www.sbd.jp
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◇◆業界あれこれ
新製品●COSMOS2005で非線形、落下解析、疲労解析が追加
流体●今年の熱流体技術セミナー、7月21日(水)に決定
流体●CATIAフォーラムに合わせて、EFD.V5の製品発表会を開催
◇◆技術探訪
熱流体解析●流体の流れと熱伝達-境界層方程式(4)
機構解析●どうやって解いているのか?
◇◆イベント情報
●設計者のための構造解析技術セミナー 他
... 業界あれこれ ..............................................................................
新製品●COSMOS2005で非線形、落下解析、疲労解析が追加
本日、東京ビッグサイトで開催中の設計製造ソリューション展にて、COSMOSの
新バージョンCOSMOS2005の発表がありましたのでお知らせします。今回の
COSMOS製品群には、COSMOSWorks、COSMOSFloWorks、COSMOSMotionが含まれ、
その全てが2005バージョンとして、アップグレードされています。
今回の目玉は、なんといってもCOSMOSWorksに非線形解析機能、落下衝撃解析、
疲労解析が加わったことでしょう。従来ですと解析の専門家でしか扱えなかっ
たこれらの現象が、SolidWorksと完全一体になった環境の中で行われることは
驚きです。
落下した携帯電話が床に衝突した際の応力伝播などが見れますその他、Motion
には異方性ダンパー、FloWorksには日射の機能に窓ガラスのような透明な物体
を扱えるようになったこと、パフォーマンスの向上や非定常解析の収束性の向
上などがなされています。
流体●今年の熱流体技術セミナー、7月21日(水)に決定
昨年も大好評だった、Nika開発者(Dr.アレキサンダー)による熱流体の理論
と利用技術セミナーの日程が決まりました。今年は開催地を東京だけにして、
まるまる1日かけてじっくりとお話していただきます。(同時通訳を使います)
また、夕方にはCOSMOSFloWorksのユーザである光洋サーモシステムの藤山さん
から事例発表をしていただき、その後に交流会まで予定しております。
まだ、申し込みサイトは出来ていませんが、日程だけ確保しておいて下さい。
流体●CATIAフォーラムに合わせて、EFD.V5の製品発表会を開催
来る7月8、9日に東京ディズニーランド近くのホテル東京ベイホテル東急で
開催されるCATIAフォーラムにあわせ、COSMOSFloWorks(流体解析)のCATIA
V5版である『EFD.V5』の新バージョン(Ver.5)の発表を行います。
今までは、『EFD.lab』や『EFD.V5』は『COSMOSFloWorks』とほとんど機能的
には変わりありませんでしたが、今回より『EFD.V5』独自の機能が加わります。
こちらも未だ申し込みサイトが出来ていませんが、概略をお知らせしておきます。
日時:7月8日(木)14:00-16:00
会場:ホテルオークラ東京ベイ(CATIAフォーラム会場の隣です)
費用:無料
CATIAフォーラムにお出かけの方で、設計者用流体解析に興味のある方、是非
ともお越しください。
[ 2004.06.17 T.Sumiya ]
... 技術探訪 ....................................................................................
熱流体解析●流体の流れと熱伝達-境界層方程式(4)
境界層内の流れを支配する方程式として、連続の式(質量保存)、運動量の式
(運動量保存)を紹介しました。今回は、3つめのエネルギーの式を紹介しま
す。
微少な体積要素を考えた場合、エネルギーの式は以下のようになります。
「流入および流出する流体の持つ内部エネルギー」+「運動エネルギー、熱伝
導により流入および流出する熱量」+「流体のせん断力によりなされる仕事に
よる熱量」=0
理論的には、これまで紹介した3つの方程式により境界層内の温度分布を表現
できますが、実際にこの方程式を解くことは難しいことだそうです。そのため、
実際の解析では、現象を簡略的に表現するための計算モデルが用いられていま
す。
熱伝達の紹介は今回で終了です。次回からは、流体力学で使われる無次元数に
ついて紹介します。
[ 2004.06.17 from Y.Iijima ]
機構解析●どうやって解いているのか?
今週から「機構解析の結果はどうやって解いているのか?」ということについ
てご紹介します。どうやって解いているのかというからには数学的な部分にふ
れないわけにはいかないので、まずはどのような数学の理論が機構解析で使わ
れているかを説明します。
【ベクトル】
機構システムの部品のある点に発生する変位、速度、加速度、力などは必ず大
きさと方向を持つベクトルとして表現します。まずはベクトルとして幾何学的
にそれぞれの大きさや方向を押さえることが必要です。
【マトリックス】
ベクトル表現のままでは運動方程式として表現することが困難であり、コンピ
ュータを利用するには適していません。そこで代数的ベクトル表現、いわゆる
マトリックスという考え方が必要になりました。
ベクトルをマトリックス表現に変換することにより数値解析に適したものとな
ります。これは複数の座標系を持つ場合にも座標変換等が簡単に行えるように
なります。
【多変数微分学】
最後には各パーツ間の運動方程式と位置を決める代数方程式から多変数の微分
方程式に展開されますがこれをニュートン・ラプソン法やルンゲ・クッタ法と
いった数値積分の手法により解いています。
詳細については触れませんが、全般的に機構解析の本にはこれらの基本的な説
明が記載されております。興味のある方はご参照ください。
[ 2004.06.17 from K.Taguchi ]
...... イベント情報 ...........................................................................
●設計・製造ソリューション展●東京6月16日~18日←ただいま開催中!
http://www3.kke.co.jp/sbd/event/2003/dms2004/index.htm
●落下・振動解析「LS-DYNA」紹介セミナー●東京6月11日大阪7月6日
http://www3.kke.co.jp/sbd/event/2003/lsdyna/index.htm
●MSC.N4W「非線形・動解析・伝熱解析」体験セミナー●東京7月21日 大阪6月15日
http://www3.kke.co.jp/mschome/mscwelcome.htm
●設計者のための構造解析技術セミナー●東京7月23日
http://www3.kke.co.jp/sbd/event/2003/kozo/index.htm
●CAEおやじの構造設計特訓講座●大阪6月23・24・7/7日 東京7月14・15・29日
http://www3.kke.co.jp/sbd/event/2003/oyaji/index.htm
●中部CAE懇話会●名古屋6月18日
http://www.cae21.org/chubu_cae/chubu_No5/chuubuNo5annai.htm
●EFD.Lab紹介セミナー&無料体験ワークショップ●東京7月6日
http://www3.kke.co.jp/sbd/event/2003/efdho/index.htm
●SolidWorks Solution World●大阪6月21・22日名古屋7月8日・9日
http://www.solidworks.co.jp/swsw2004/
[ 2004.06.17 from E.Kawamura ]
∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴
●編集後記
究極のお休み前の一曲はないかと、以前から考えていたのですが、最近聴いた
ビートルズの「Within you without you」は、インド・アラビア系のうねるよ
うなメロディーとスローなテンポで、2番の頃には眠ってしまいます。是非お
試しください。
[ 2004.06.17 from F.Kawasaki ]
◇◆このメールマガジンについて◇◆
○配信登録・変更・停止・バックナンバー閲覧
http://www3.kke.co.jp/sbd/magazine/introduction.htm
○ご意見・ご感想
mailto:sbdmgz@kke.co.jp
∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴
Copyright(C) 株式会社 構造計画研究所 SBD営業部
東京都中野区中央4-5-3 TEL03-5342-1051/FAX03-5342-1055
http://www3.kke.co.jp/sbd/home.htm
発行責任者:角家強志 編集担当:河崎ふみ
※掲載記事の無断転載を禁じます。本内容の記述の内容を実問題に利用
される場合、弊社の承諾は不要ですが、使用者の自己責任でご利用ください。
∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴




