メールマガジンバックナンバー Vol.111
「S.B.D. MAIL MAGAZINE」
SBDが毎週木曜日に無料で発行する、「SBDメールマガジン」の過去送信分のバックナンバーです。
S.B.D. MAIL MAGAZINE 2003-12-18<Thu> [Vol.111]
┃S.B.D. MAIL MAGAZINE 2003-12-18
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┃KOZO KEIKAKU ENGINEERING Inc. http://www.sbd.jp
◇◆業界あれこれ
展示会●COSMOS User会
懇話会●第2回関東CAE懇話会
◇◆技術探訪
熱流体解析●-EFD.Lab新バージョン-
◇◆達人に聴く改め「変人に聴く」 第5弾
松下電器産業 森脇様 ●vol.7「設計者向けソフト」
◇◆読者からのおたよりコーナー
●朝のひとり言
◇◆イベント情報
●遠山先生の機構解析基礎講座 他
...業界あれこれ....................................................................................
展示会●COSMOS User会
先週に引き続き12月11日に開催された「COSMOS ユーザーコンファレンス2003」
の報告です。
まず、今木社長の開会の挨拶では、業界動向をはじめ、COSMOS製品を10本以上
導入している企業が関東・関西で増えてきていることなどが報告されました。
また、COSMOS解析技術者認定試験合格者として弊社の井口、山本(大阪支社)
を含む約15名が発表されました。
午後の事例発表では、「熱処理装置の設計におけるCOSMOSFLOWORKSの適用事例」
と題して弊社ユーザーの光洋サーモシステム(株)の藤山様に、また「商品開
発設計におけるCOSMOSMOTIONとCOSMOSWORKSの連携活用」と題して日本ビクタ
ー(株)様の高橋様に、更にCOSMOS DesignSTARを使った「食品製造機械設計に
おけるCAEの適用」と題して(株)オシキリの駒様にそれぞれ御講演いただきま
した。
最後にCOSMOSの今後の開発計画が紹介され、COSMOS2005の開発構想が紹介され
ました。展示を含め、充実した1日となりました。
参加していただいた皆様にお礼申し上げます。
[ 2003.12.18 from S.Maeda ]
懇話会●第2回関東CAE懇話会
12月12日(金)、紆余曲折を経た関東CAE懇話会 第2回が開催されました。基
調講演ではコダックの堀社長がベンチャー起業、経営について話されました。
技術講習会も数種用意されており、中でも人気だったのが「歪ゲージによる測
定、理論と実習」だったようです。片持ち梁に歪ゲージを張り、静ひずみを測
定・考察する実験を交えた講義で、受講者の方は目を輝かせて教材に取り組ま
れていました。
[ 2003.12.18 from E.Kawamura ]
... 技術探訪 ....................................................................................
熱流体解析●-EFD.Lab新バージョン-
EFD.Labの新バージョンEFD.Lab4.0のリリースを今週から開始しました。そこ
で、今週は、EFD.Lab4.0の新機能について、ご紹介致します。
新バージョンの大きな特徴は、以下の二点です。
1. 回転体、移動壁面の解析が可能になった(制限は付きます)。
2. メッシュ生成スピードが10倍以上になった。
特に、2によって、解析に対するストレスも解消されています。
また、今までは、EFD.LabとCOSMOS Floworks PE版は、全く同じ機能でしたが、
EFD.Lab4.0から、EFD.Labにしかない、以下の特別な機能が追加されました。
・境界条件のパラメトリックスタディ(一つの境界条件に対し、複数の条件を
与えて、バッチ処理をおこなう機能)
・メッシュ生成が難しい薄板に対して、メッシュ生成をおこなわず、擬似的に、
薄板を認識させ、解析をおこなう機能
これからもどんどん便利な機能を付けていく予定ですので、みなさんご期待く
ださい。
最後に、今週号をもちまして、EFD.Labの紹介を終了させて頂きます。短い間
でしたが、お付き合いありがとうございました。
次週からは、樹脂流動解析が始まります。
[ 2003.12.18 from N.Shimada ]
...達人に聴く改め「変人に聴く」 第5弾 ................................................
●松下電器産業 森脇様 ●vol.7「設計者向けソフト」
「設計者向け」という表現がありますが、一般的には「設計業務に携わる作図
技能者向け」が実態ではないでしょうか。
無から有を生み出す本来の設計者であれば、何処かに問題があるか、あるいは
不確かだから確認するという姿勢があり、当然、材料力学の方程式を捻り回す
より、簡単なCAE手法を、設計の一手段として活用するはずです。
私は、設計現場からCAE専任者となり、実設計課題を解決しながら、設計部
門に「CAEはこれくらいの工数でこうすれば答えが得られますよ」と普及活
動をしてきました。技能者達はわずかでも工数が増えることを嫌がりますが、
本来の設計をしている人はすぐに自分でやり出します。その時のソフトは何で
も構わないと思っています。
導入時には、検証・比較評価と言われますが、それはツールを薦めた管理側の
言い訳を少なくするための努力に過ぎないと思います。極端な話、アイコンが
見やすい程度の選択肢でも設計者自身が使ってみたいという気持ちになること
が一番だと思っています。
ツールから設計手段としての道具になるまでには使い込むことが必要ですし、
使い込んで初めて他の自分に合ったツールを評価できるようになるはずです。
---以上は数ヶ月前に或る掲示板に書き込んだ内容でした。
昨年の日経デジタルエンジニアリング11月号に、三次元設計について「三字幻
設計」「散時減設計」「賛辞減設計」「惨事現拙形」と分類した記事を投稿し
ましたが、良いツールを導入したからといって 良い設計が出来るとは限らな
いことは充分に判っていても、現実には多くの問題を抱えています。
「怪路設計」も有るそうですが、「解析」についても考えてみてください。
「快責」はどうでしょうか?
[ 2003.12.18 from N.Moriwaki ]
...読者からのおたよりコーナー...............................................................
●朝のひとり言
三菱自動車 水崎と申します。毎回、楽しみに拝読させて頂いております。
私はCAEに携わって約3年になります。ただ、私の場合、入社以来「鋳造」の世
界に身をおいてきましたのでCAEの分野でも「鋳造の湯流れ・凝固解析」と日
々格闘しております。一般的ではないのかな?なかなか世の中の動向に触れる
機会がなく、たまに見かける論文でも研究的なもので「実際の鋳物はこうなの
に・・・」って感じが多いです。
私自身、難しい理論や学問を勉強した過去がありません。大阪の某工業高校の
機械科を卒業して三菱自動車に入社しました。入社後5年間は製造現場で働い
ていました。溶解炉で鋼を溶かす・・型に注湯する・・夜勤って独特の雰囲気
があって・・・。
その後、金型設計・設備計画を10年、そしてCAEへと・・・そんな経歴があり
「ものづくり」からCAEの世界に入った関係で、「CAEを使っていかにものづく
りの手助けをするか・・」を考える日々です。
11月の毎週水曜日、まず第一歩目の念願を実現することができました。製造ラ
インの停止後1時間、現場の作業者の方を対象に「鋳造CAE講座」を開講、4回
にわたり約100名の方と対話ができました。
「注湯時間の違いで何故不良が増える?」「特定の箇所に湯が流れないのは何
故?」とにかく具体的な話をしないと現場の方々の興味をひく事はできないん
ですよね。そこから「鋳造CAE」の利用価値が見えてくるような気がします。
今回の「変人(失礼!)」さんの【人に伝えたい「何か」が無いプレゼンなん
て聞いていて時間の無駄だと思いませんか?】は感動の一言です!!!
私は「現場」が大好きで私の「原点」でもありますのでまさに「ものをつくっ
てナンボ」、日々現場で起こっている「現象」を解き明かすために「CAE」と
いう手法を利用していきたいと思っています。
「明日から注湯時間15秒でやってみようか!」・・・・1週間後、「不良が
1/3になったで!」ってやっぱり"感動"があるんですよね。
http://www3.kke.co.jp/sbd/magazine/detail/readers01.htm← 最近行った
「湯流れ解析」です。参考まで・・・。
朝の独り言でした(長いなぁ~)・・・。
[ 2003.12.18 from K.Mizusaki ]
... イベント情報 ........................................................................
●MSC.N4W体験セミナー●東京1月19日 大阪1月14日
http://www3.kke.co.jp/cae/taiken/home.htm
●遠山先生の機構解析基礎講座●1月22日
http://www3.kke.co.jp/sbd/event/2003/motion_semi/index.htm
●設計者のための構造解析技術セミナー●3月18日
http://www3.kke.co.jp/sbd/event/2003/kozo/index.htm
●EFD.Lab, COSMOSFloWorks入門セミナー●1月21日
http://www.fluid.co.jp/docs/seminor_diary.htm
●EFD.Lab紹介セミナー&無料体験ワークショップ●東京1月21日・大阪1月26日
http://www.terrabyte.co.jp/efdlab_semi.htm
[ 2003.12.18 from E.Kawamura ]
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●編集後記
猫に感動しました。ある作家が売れない小説を毎日書いていた時は、たった一
人の読者となり、ずっと机の上に居てくれたのが、売れるようになり長編小説
を調子よく書き始めると何ヶ月も居なくなり、正に書き上げた日、ぼろぼろに
なって帰ってきて、作品を見届けるとそれきり姿を現さなかったのだそうです。
[ 2003.12.18 from F.Kawasaki ]
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