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メールマガジンバックナンバー Vol.110
「S.B.D. MAIL MAGAZINE」

SBDが毎週木曜日に無料で発行する、「SBDメールマガジン」の過去送信分のバックナンバーです。

S.B.D. MAIL MAGAZINE 2003-12-11<Thu> [Vol.110]

 ┃S.B.D. MAIL MAGAZINE  2003-12-11[Vol.110]
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 ┃KOZO KEIKAKU ENGINEERING Inc.  http://www.sbd.jp

◇◆業界あれこれ
 新製品●Moldflow Japan社 MPA Ver7.0を発表
 展示会●速報!COSMOS User会
 高専ロボコン●高専ロボコン 再放送始まる

◇◆技術探訪
 熱流体●熱伝導-いろいろな物質の熱伝導率(2)
 構造解析●SBD利用技術研究会の話題から(10)

◇◆達人に聴く改め「変人に聴く」 第5弾
 ●松下電器産業 森脇様 ●vol.6「解析データ活用について」

◇◆構造解析よもやま話 NO.66
 ●キーワード:ロッキング

◇◆イベント情報
 ●EFD.Lab紹介セミナー&無料体験ワークショップ 他

...業界あれこれ....................................................................................

新製品●Moldflow Japan社 MPA Ver7.0を発表
モールドフロージャパン株式会社は、12月3日Moldflow Plastics Advisers
Ver7.0を発表しました。12月8日より受注を開始し、日本語版の出荷は2004年3
月を予定しています。
以前からご紹介していた保圧、反り解析のできる「Performance Adviser」が
150万円、冷却シミュレーションができる「Cooling Circuit Adviser」が
100万円で、いずれもMold Adviserに追加可能なモジュールとして提供され
ます。

展示会●速報!COSMOS User会
株式会社コスモスジャパンは、12月11日、東京コンファレンスセンターに
て「COSMOS ユーザーコンファレンス2003」を開催しました。今木社長の活動
報告、認定技術者表彰、今後のSRACの動向や、ユーザー様によるCOSMOSWORKS、
MOTION、FLOWORKS、COSMOSM等の事例発表と続きました。詳細なレポートにつ
いては次週にお送りします。

高専ロボコン●高専ロボコン 再放送始まる
11月23日に、旭川高専の優勝で幕を閉じた今年の高専ロボコン2003の感動
をふたたび。各地区予選、本戦の放送がついに決定!お見逃し無く。

12/16(火)  02:25~03:25  北海道地区
12/17(水)  02:40~03:40  東北地区
12/18(木)  01:50~02:50  関東甲信越地区
02:50~03:50  東海北陸地区
12/19(金)  01:50~02:50  近畿地区
02:50~03:50  中国地区
12/20(土)  01:10~02:10  四国地区
02:10~03:10  九州沖縄地区
【全国大会】
12/22(月)  総合テレビ  午後7:30-8:38(68分)
※予告なく変更になる場合があります。

               [ 2003.12.11 from S.Maeda ]

... 技術探訪 ....................................................................................

熱流体●熱伝導-いろいろな物質の熱伝導率(2)
前回に続いて、熱伝導率が持つ特徴をご紹介します。

2)圧力や温度によって変化します。
3)不純物は、純粋な物質に比べて熱伝導率が小さく(つまり熱が移動しにく
  く)なります。
4)金属の熱伝導率は電気伝導率にほぼ比例します。熱と電気の伝わる原理に
  は共通する部分があるようです。
5)空気の熱伝導率はきわめて小さい。気体に共通していえることですが、中
  でも身近な空気を断熱に利用している例が身の回りには多く見られます。
  寒い冬には、重ね着をして服と服の間にたくさん空気を蓄えるようにする
  と暖かく(体温が外に逃げなく)なります。

次回からは、1次元で熱伝導による温度分布を考えます。

               [ 2003.12.11 from Y.Iijima ]

構造解析●SBD利用技術研究会の話題から(10)
前回から引き続き利用技術研究会で出された話題の一端をご紹介しています。

(質問10)
非定常とはどういう意味ですか。非線形とは違うのでしょうか。

(返答10)
違います。定常とは時間軸で現象を見たときに、各物理量が一定になっている
状態です。逆に非定常では一定になっていません。

例えば棒に荷重を加えた場合、加えた瞬間は少し揺れますが、しばらくすると
揺れは収まりある変形位置で静止します。テレビの電源を入れた後、しばらく
は徐々に熱くなっていきますがその後はある一定の熱さに落ち着きます。また、
ホースに水を流し込む際に、最初、水の勢いは徐々に大きくなりますが、いず
れ一定の放出量になります。この過渡状態後の一定の状態が定常状態です。

このように、定常とは時間変化=0、時間微分の項=0で、時間軸を省略して
計算することができます。決して、止まっている状態ではないことに注意して
ください。

非線形とは時間軸とは無関係です。荷重と変位の関係が線形(直線)でない
という意味になります。
               [ 2003.12.11 from N.Sahashi ]

...達人に聴く改め「変人に聴く」 第5弾 ................................................

●松下電器産業 森脇様 ●vol.6「解析データ活用について」
解析モデルには、設計品質を判断するための境界条件としての荷重条件と拘束
条件が含まれ、変形・応力結果があります。商品開発プロセスでは、要件を満
たすまで形状を修正してシミュレーションを繰り返す訳ですから、設計意図や
設計プロセスの中で生まれたノウハウを継承するための活きた技術ドキュメン
トとしてそれらを活用出来るはずです。

一方、解析データの流用活用という視点では、どうでしょうか?
構想設計段階では大まかな形状の解析モデル、出図直前の品質確認の段階では
詳細モデルになりますが、そのデータをどの程度まで利用しますか?

一般的には、一つ前の商品・部品の解析モデルは、比較対象として活用されて
いるでしょう。
私のチームでは、トラブルシューティングなどで対象となる部品の解析モデル
があった場合でも、半年前なら活用しますが、一年前のデータなら活用せずに
問題点に注目した解析モデルを最初から作り直すことにしています。一年経て
いれば、解析ソフトもバージョンアップしていますし、何よりも、使う側が一
年前と同じスキルしかないということは、恥ずべきことだと思っています。

昨年、炊飯器の鍋底形状と発熱体のコントロールで炊き上がったご飯の表面の
真中が盛り上がって美味しく見える(松下電器の炊飯器では美味しく炊けるの
は当然ですが)という現象を解析で再現して販促資料に使って頂きました。

どこの企業でも良いですから、解析結果を使ったTVコマーシャルを流して存在
価値をアピールしてくれませんかね!?

               [ 2003.12.11 from N.Moriwaki ]

... 構造解析よもやま話 NO.65 .........................................................

●キーワード:ロッキング
私の担当ではないですが、「テトラ要素で、拘束点の応力が非常に高く、ロッ
キング現象がでているが、なんとかならないか?」という質問がありました。

通常、剛性マトリクスは、数値積分で求められます。数値積分とは、y=F(x)で、
x=1~5までを積分する場合、例えば区間1-2、2-3、3-4、4-5にわけて、各区
間の面積をyの平均値をとって(凡例:最初の区間であれば、
高さ=(F(1)+F(2))/2など)計算する方法です。 区間を細かくすれば正解
に近づき ます。

長文になってしまったので、興味ある方は次を訪問してください。
http://info1951.hp.infoseek.co.jp/

                [ 2003.12.11 from MSC技術室 K.M ]

... イベント情報 ........................................................................

●MSC.N4W体験セミナー●東京1月19日 大阪1月14日
http://www3.kke.co.jp/cae/taiken/home.htm

●設計者のための構造解析技術セミナー●12月16日
http://www3.kke.co.jp/sbd/event/2003/kozo/index.htm

●遠山先生の機構解析基礎講座●1月22日
http://www3.kke.co.jp/sbd/event/2003/motion_semi/index.htm

●第2回関東CAE懇話会●12月12日
http://www.cae21.org/

●EFD.Lab, COSMOSFloWorks入門セミナー●12月17日
http://www.fluid.co.jp/docs/seminor_diary.htm

●EFD.Lab紹介セミナー&無料体験ワークショップ●東京1月21日・大阪1月26日
http://www.terrabyte.co.jp/efdlab_semi.htm

               [ 2003.12.11 from E.Kawamura ]

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●編集後記
高校でバドミントンを始めたときは、経験者との実力の差に、ただただ悔しい
思いばかりをしてきましたが、最近やっと経験者とも互角に闘えるようになり
ました。バドミントンは繊細かつダイナミックなので、大会でなくても自然と
感覚が研ぎ澄まされてきます。また、いつまでも続けられるのもいいです。

                [ 2003.12.11 from F.Kawasaki ]

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 東京都中野区中央4-5-3 TEL03-5342-1051/FAX03-5342-1055
 http://www3.kke.co.jp/sbd/home.htm
 発行責任者:角家強志 編集担当:河崎ふみ
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