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メールマガジンバックナンバー Vol.109
「S.B.D. MAIL MAGAZINE」

SBDが毎週木曜日に無料で発行する、「SBDメールマガジン」の過去送信分のバックナンバーです。

S.B.D. MAIL MAGAZINE 2003-12-04<Thu> [Vol.109]

 ┃S.B.D. MAIL MAGAZINE  2003-12-04[Vol.109]
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 ┃KOZO KEIKAKU ENGINEERING Inc.  http://www.sbd.jp

◇◆業界あれこれ
 機構●遠山先生の機構解析基礎理論セミナーをやりますよ~
 構造●設計者のための構造解析技術セミナー(初級・中級編)申込殺到
 懇話会●第2回関東CAE懇話会

◇◆技術探訪
 熱流体●熱伝導-いろいろな物質の熱伝導率
 熱流体●-パラメータの収束と計算時間-

◇◆達人に聴く改め「変人に聴く」 第5弾
 松下電器産業 森脇様 ●vol.5「プレゼンの仕方 その2」

◇◆読者からのおたよりコーナー
 ●変人にもの申す!

◇◆構造解析よもやま話 NO.65
 ●キーワード:反力が合わない。

◇◆イベント情報
 ●COSMOSハンズオンセミナー 他

...業界あれこれ....................................................................................

機構●遠山先生の機構解析基礎理論セミナーをやりますよ~
先日もお知らせした通り、A1-Motionの開発者としても有名な東京農工大学の
遠山先生が、設計者(機構解析初心者)のために"やさしい機構解析理論講座
"を開いてくれることになりました。

今回は配布するテキストに遠山先生が作ったオリジナルの演習問題も付けるの
で、"これまでブラックボックスでわからなかったことも、必ず理解できるよ
うになる"そうです。ただ今、参加申込み受付中です。

DDMやCOSMOSMotionをお使いの方、設計に機構解析ソフトを使おうとしている
方、今まで機構解析を勉強しようとしてなかなか機会が得られなかった方、皆
さんお誘いあわせの上、是非お越しください。

日時:1月22日(木)13時~
場所:東京国際フォーラム会議室G409(定員90名、先着順)
講師:東京農工大学 機械システム工学科 遠山茂樹教授
内容:機構解析の理論(運動学と動力学、積分法、衝突・摩擦のモデル化の話)
対象:一般の設計技術者を対象
参加費:1万円(消費税込み)※定員になり次第締め切ります。
詳しくは→http://www3.kke.co.jp/sbd/event/2003/motion_semi/index.htm

構造●設計者のための構造解析技術セミナー(初級・中級編)申込殺到
使い方のやさしいCAEが増えてきましたので、有限要素法を使った構造解析
を設計部門で使っている企業はもう珍しくもありませんが、有限要素法の基本
的な考え方を知っているかいないかで、解析結果を見たときの判断がかなり違
ってきます。

本屋さんに並ぶ、有限要素法の参考書は、難しい式が並ぶので最後まで辿り着
けずに終わってしまった経験をお持ちの方は少なくないはずです。
そんな経験を生かし、有限要素法の考え方をやさしく解説し、わかったつもり
になってお帰りいただけるようなセミナーを企画しました。

ご興味に応じ、初級編と中級編に分けましたが、初級編は基本的な考え方、中
級編はシェル要素、ビーム要素や、非線形解析の考え方を解説します。

講師は、先日の関西CAE懇話会のCAEコンテストで優勝した弊社主任技師
佐橋直樹です。
ただ今申し込み殺到中。半額キャンペーン中ですので是非お越しください。
詳しくは→ http://www3.kke.co.jp/sbd/event/2003/kozo/index.htm

懇話会●第2回関東CAE懇話会
第2回の関東CAE懇話会が12月12日(金)にビッグサイトで開かれます。
既に本メールでも何回かお知らせしたとおり、今回の懇話会は、第1回関東C
AE懇話会の幹事会を再編しての再スタートとなります。
京都大学の小寺先生の技術講習会や、パネルディスカッションなどもあります。
CAEの仲間を作りに出かけてみたら如何ですか?
詳しくは→ http://www.cae21.org/kanto_cae/kanto_No2/No2_annai.htm

               [ 2003.12.04 from T.Sumiya ]

... 技術探訪 ....................................................................................

熱流体●熱伝導-いろいろな物質の熱伝導率
主な物質の熱伝導率(W/m/K)の例を示します。
空気0.0237 水0.597 鉄49 ガラス1.35(これらの値は温度に依存します。)
このように物質によって大きな差がある熱伝導率にはいくつかの特徴があります。

特徴1)気体-断熱材-液体-非金属結晶-合金-純金属の順に値が大きくな
り、こ のグループ毎にまとまっている。つまり、気体にも様々あるが、その
値はある程度のまとまった範囲にある。逆に気体と液体など異なるグループ間
には大きな差がある、ということです。各グループの代表的なものは以下の通
りです。

気体-空気、窒素、アンモニア
断熱材-ガラス綿、コルク板
液体-水、アンモニア、エタノール
非金属結晶-氷、陶器、ガラス
合金、純金属-鉄、アルミニウム、金

次回は、「いろいろな物質の熱伝導率(2)」です。

               [ 2003.12.04 from Y.Iijima ]

熱流体●-パラメータの収束と計算時間-
今週は、熱流体解析における各種パラメータの収束と計算時間について話しま
す。熱流体解析をする際に求めるパラメータは、圧力・流速・温度です。この
うち、計算上、収束するのが早いのは、圧力と速度で、最も遅いのが温度です。
つまり、熱を考慮する問題を扱う場合、考慮しない場合より、計算時間が多く
かかります(未知数が増えることも影響しています)。

また、熱の問題では、強制対流と自然対流を比べると、自然対流の方が、計算
時間がかかります。これは、強制対流に比べ、自然対流の方が、現象が少しず
つ変化するためです。このように、熱流体解析では、メッシュ数やマシンのス
ペックだけではなく、扱う現象によって、計算時間が異なります。

                [ 2003.12.04 from N.Shimada ]

...達人に聴く改め「変人に聴く」 第5弾 ................................................

●松下電器産業 森脇様 ●vol.5「プレゼンの仕方 その2」
CAEは難しい?どんな仕事でも難しいんですよね!専門能力とは、難しい課
題を解決する能力のことであり、日々苦労しているから難しいことを解決でき
る能力が身に付くのです。

製造業であれば、対象となる商品を如何にして、安く・早く・高品質でお客様
に届けるかというプロセスに、個々が専門能力を発揮することになります。し
かし、CAEだけが難しいと言われるのは、難しい事を難しく言う、設計・製
造現場を知らない連中が居るからなのでしょう。

「物を作ってナンボ」なのに「解析してナンボ」としか自己の成果を評価でき
ない連中が多いのではないでしょうか。今秋、多くのユーザ会がありましたが、
聞いてすぐに活用あるいは日頃の課題解決につながる事例発表が幾つ有りまし
たか?

私は10月初めに高校生対象の小論文講座の講師をしました。90分の講演の中で
CAD/CAMをベースにモノづくりの実態を知ってもらい、最後にはCAE
の有用性を判ってもらい興味を持って貰わなければなりません。しかも専門用
語は一切使わずに!生徒達の感想文を見る限り松下電器のファンが50人ほど増
えたようでした。

皆さんは、お子さんに或いは配偶者の方に自分が携わっているCAEの有用性
を理解してもらえる説明が出来ますか?その説明が出来るなら、或いはその気
持ちがあれば、設計者や同業者に自分のアイデアやノウハウを伝えることが出
来るはずです。難しい事を難しく言う人は、モノづくりの中には居て欲しくな
いし、モノづくりには役に立たないでしょう。

人に伝えたい「何か」が無いプレゼンなんて聞いていて時間の無駄だと思いま
せんか?
               [ 2003.12.04 from N.Moriwaki ]

...読者からのおたよりコーナー...............................................................

先月から連載いただいている「達人改め変人に聴く」の欄宛てに、読者の方から
投稿をいただきました。そこで急遽こちらを設けたのですが、この新コーナーは
みなさんからのお便りで構成されます。従ってお便りのない週はお休みとします
ので、ご意見のある方はどしどしお送り下さい!
今回投稿くださったJackさんはあるユーザー会に参加されたようです。。。

              [ 2003.12.04 from E.Kawamura ]

●変人にもの申す!
いつも楽しくSBDメルマガ読ませて頂いておりますJackです、変人に「もの申」
させて頂きます、

11月末の日曜日21時過ぎ、中野から帰宅中の車中で、ユーザ会の季節も終わり、
もう今年も終わりだな、、、と和んでいました。そこでふっと先日のKUSCOユ
ーザ会での解析コンペの結果を思い出し、今年は非常に面白い結果だったと回
想していたのですが・・・

コンペの内容は、是非Webでご覧ください。載ってるかな?
1位はこのメールに登場している変人さんの弟子。変人さんに勝つためにだけ
に設計者を忘れゲームに徹した?(目的に対して鬼になった)
2位は目的意識をはっきりと持ち、最適化ツールを使いこなした方。(ソフトベ
ンダー初の快挙)
3位、4位は毎年入賞の常連者で、物作りを知り尽くした、まじめな常識人(3
位は変人さんだが、自称変人は実際はそうでなかった事が判明?)

要するに、最適ツールの使い方を検討するには、何を目的変数にして命令を実
行するか、入賞者それぞれの観点とその違いがはっきりと出ており、使い方に
ついて考える良い材料となりました。

物作りの観点からすればコストや作る工程などを考えて設計すると思いますが、
CAE Baseで設計を行う場合、ツールに任せて出す答えをどのように考えるか、
利用するか、何を目的にするか、設計者の器量が問われる時代になっていると
思いませんか? そして、よりユーザとベンダーの関係が問われていると思い
ませんか?

以前から、高張おやじ様が「美しくないと設計では無い!」と言われています
が、目的しだい、例えば宇宙構造物等では、同じ強度を保ちながら極限の軽量
化を行いたい場合などは、今回のコンペの結果のと同じように、設計者の常識
(経験)的発想がじゃまをする事があるのではないか、そうだとすればやはり
設計者は変人にならなければ、、、

変人さんの変人ぶりにさらに磨きがかかることと、来年のコンペでのまた新た
なドラマを期待しています。
              [ 2003.12.04 from Jack ]

... 構造解析よもやま話 NO.65 .........................................................

●キーワード:反力が合わない。
「よもやま」のHPをスタートして1カ月程たちましたが、幸いにして1000ヒッ
トを超えました。このカウンタは、当日であれば同じ人が何回訪問してもカウ
ントアップしない仕組みで、訪問者数がより正確にでます。今、書いている時
点で見ると「1024」です。

訪れていただいた方はありがとうございます。

個人のHPなどでは、「キリ番ゲット」というのがあって、10000番単位とか、
33333とか決めていて訪れた人がそのカウンタ番号の場合、画面をとって送る
と、粗品進呈...ナンテ企画もありますが。

今回から、このメルマガの連載と「よもやまHP連載」とは連動しないことにし
ました。メルマガは少し気楽に書いていきたいと考えています。

「反力が合わない」ですが、サポートで実際に、荷重合計と反力合計が「若干」
合わないものがありました。FEMのサポートでは、バグでもない限り聞いたこ
とがなかったので、モデラーのバグかと思いましたがNastranの出力と一致し
ていました。

よく調べると、連立一次方程式の精度チェック値EPSILONが、0.02という大き
い数値になっています。EPSILONはゼロでなければならないのですが、数値計
算上は通常1E-12~14程度の非常に小さい値が計算されます。

ふーん。こんなこともあるのかと思いました。モデルは剛体結合で、板同志を
結合しているのですが、見た感じ、若干モデル化自体に無理を感じるモデルで
はあります。

数値計算ですから勿論、この結果が使えないということではないのですが....
原因チェックとしては剛体結合をはずしてみてどうなるか...と絞っていくこ
とになります。

http://info1951.hp.infoseek.co.jp/
「読解 計算力学認定技術者2級問題集」

                [ 2003.12.04 from MSC技術室 K.M ]

... イベント情報 ........................................................................

●COSMOSハンズオンセミナー●12月5日
http://www3.kke.co.jp/sbd/event/2003/csmho/index.htm

●MSC.N4W体験セミナー●東京1月19日 大阪12月10日
http://www3.kke.co.jp/cae/taiken/home.htm

●設計者のための構造解析技術セミナー●12月16日
http://www3.kke.co.jp/sbd/event/2003/kozo/index.htm

●遠山先生の機構解析基礎講座●1月22日
http://www3.kke.co.jp/sbd/event/2003/motion_semi/index.htm

●SolidEdgeコンファレンスジャパン●12月9日
http://www.inside-works.com/eds-plm/se2003

●COSMOSユーザーコンファレンス●12月11日
http://www.cosmosj.com/information/cuc.htm

●第2回関東CAE懇話会●12月12日
http://www.cae21.org/

●EFD.Lab, COSMOSFloWorks入門セミナー●12月17日
http://www.fluid.co.jp/docs/seminor_diary.htm

●EFD.Lab紹介セミナー&無料体験ワークショップ●東京1月21日・大阪1月26日
http://www.terrabyte.co.jp/efdlab_semi.htm

               [ 2003.12.04 from E.Kawamura ]

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●編集後記
久々にいい曲が出たので、ラジオで流れる度に、つい一緒に歌ってしまいます。
アメイジンググレイスを歌っているのは、ニュージーランド出身で16歳の女性
シンガー、ヘイリーですが、そのタイトルが彼女の歌声のためにあるのではな
いかと思うほどきれいです。容姿もイメージ通りでバレエもやっているそうです。
                [ 2003.12.04 from F.Kawasaki ]

◇◆このメールマガジンについて◇◆
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 発行責任者:角家強志 編集担当:河崎ふみ
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