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メールマガジンバックナンバー Vol.108
「S.B.D. MAIL MAGAZINE」

SBDが毎週木曜日に無料で発行する、「SBDメールマガジン」の過去送信分のバックナンバーです。

S.B.D. MAIL MAGAZINE 2003-11-27<Thu> [Vol.108]

 ┃S.B.D. MAIL MAGAZINE  2003-11-27[Vol.108]
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 ┃KOZO KEIKAKU ENGINEERING Inc.  http://www.sbd.jp

◇◆業界あれこれ
 ユーザ会【急告】●CTCユーザ会、クスコユーザ会明日開催
ユーザ会●コスモスユーザ会まもなく開催(12/11)

◇◆技術探訪
 熱流体●熱伝導-熱伝導率とは
 熱流体●-計算時間(反復回数)と精度について(その2)-

◇◆達人に聴く改め「変人に聴く」 第5弾
 松下電器産業 森脇様 ●vol.4「プレゼンの仕方 その1」

◇◆構造解析よもやま話 NO.64
 ●キーワード:初心者はどのようにFEMに慣れていくか?(4)

◇◆イベント情報
 ●遠山先生の機構解析基礎講座 他

...業界あれこれ....................................................................................

ユーザ会【急告】●CTCユーザ会、クスコユーザ会明日開催
CTCのユーザ会(名称はMDAシステムユーザ会)とクスコのユーザ会
(3GACONFERENCE)が明日(11/28)同じ日に開催されます。どちらも、
本誌の読者層が気になる設計者CAEの話題が山積みで、どちらに行ったらよ
いか迷うところですが、会場が台場と新橋で近いので、両方参加可能です。

設計者CAEに関連するおすすめセッションをいくつかご紹介します。
CTC 13:50~ COSMOSMotion 日本ビクター 高橋様
CTC 16:05 COSMOSFloWorks 高岳製作所 高平様
KUSCO 11:00 基調講演 TCR総研 高張様
KUSCO 16:20 特別講演 CAD/CAM/CAE掲示板 松井様
CTCで講演するお二人は弊社のユーザです。高張さんは、本メルマガ達人に聴
くに登場した、あの戦艦大和の高張さんです。松井さんは、関東CAE懇話会な
どの立上げで有名な方ですからご存知ですよね。
時間がダブっていますので全ては聴けません。貴方はどれに参加しますか?

ユーザ会●コスモスユーザ会まもなく開催(12/11)
こちらは、まだ時間的余裕がありますが、コスモスジャパン主催のユーザ会が、
12月11日東京カンファレンスセンター(水道橋)で開催されます。
こちらでも、COSMOSMotionユーザである日本ビクター高橋様の発表を聴けます。
また、弊社DesignSTARユーザのオシキリの駒様、COSMOSFloWorksユーザである、
光洋サーモシステムの藤山様の発表がお勧めです。
藤山様はSBD利用技術研究会の流体セッション常連客ですので、そちらの話も聞
けるかも、、、。詳しくは、イベントコーナーのURLをクリック!!!!

               [ 2003.11.27 from T.Sumiya ]

... 技術探訪 ....................................................................................

熱流体●熱伝導-熱伝導率とは
問題を簡単にするために「1次元の定常」問題を考えます。正方形断面をした
太めの棒が横たわっている状態を考えてください。棒を横から見て左側が高温
で右側が低温になっているとします。「1次元」とは、棒の長さ方向に直交す
る方向では温度が一様であると言うことです。また、「定常」とは、時間によ
って温度分布が変化しないと言うことです。

温度差があるために、左から右に熱が移動している状態にあります。この移動
している熱量をW(ワット)という単位で表します。Wはエネルギー(J)を1秒
で除したものです。つまり、1W=1J/sです。1822年にフーリエという人が、こ
の熱量Wが、それが通過する断面積と温度勾配(2点間の温度差/距離)に比
例することを発見しました。

つまり、1m×1mの断面、長さが1m、両端面の温度差が1℃のときに移動してい
る熱量は、一定であるということです。このときの熱量を熱伝導率と呼びます。
単位は、熱量(W)/断面積(m2)/温度勾配(℃/m)=W/(m・℃)となります。mの
単位がうち消し合って一つ無くなっています。元の形で考えないと意味が分か
らなくなってしまいます。また、その値は物質毎に異なります。
次回は、「いろいろな物質の熱伝導率」です。

               [ 2003.11.27 from Y.Iijima ]

熱流体●-計算時間(反復回数)と精度について(その2)-
先週は、反復計算をたくさんおこなうことで精度は上がるが、計算時間は増え
るということを話しました。今週は、実際の検証結果について報告したいと思
います。

今回の検証モデルは、電子機器製品の筐体内部の熱解析です。反復回数を指定
せずに、計算をおこなった場合、約160回の反復計算と約10時間の計算時間(メ
ッシュ数40万、CPU2.4GHz)がかかりました。それに対して、反復回数を50回
に指定し、計算をおこなった場合、約3時間の計算時間になります。

解析結果を比較すると
反復回数指定なし 平均流体温度117.70℃ 平均個体温度133.63℃
反復回数50回 平均流体温度112.26℃ 平均個体温度129.27℃
になり、誤差は約4パーセント前後になっています。

解析の目的にもよりますが、あまり精度を気にせず、簡単に早く計算結果を手
に入れたいときは、このように反復回数を指定し、計算をすることができます。
反復回数を直接指定することによって、大幅な計算時間の短縮が図れます。

                [ 2003.11.27 from N.Shimada ]

...達人に聴く改め「変人に聴く」 第5弾 ................................................

●松下電器産業 森脇様 ●vol.4「プレゼンの仕方 その1」
現在、CAEの有用性を設計部門に説明する必要は殆ど無いでしょう。しかし、
私が情報システム部門に籍を置いてCAEに携わり始めた約13年前は、CAE
に対する認知度も低く、具体的テーマも出身事業部が主体で、他の事業部のテ
ーマを探すのにも苦労しました。最初はトラブルシューティングが殆どでした
し、CAEにより課題解決できたとしても、評価してくれるのは設計担当者だ
けで、組織責任者までは効果が判って貰えませんでした。

その後、商品開発プロジェクトへの参画等を通じて、設計部門にはCAEの有
用性と、自分達のツールであるという認識が浸透してきました。
設備投資するためには経理部門に、人材を確保するには人事部門に、と設計以
外の部門にCAEの有用性を判ってもらう事も必要です。
その為に、解析結果をA3サイズに見栄えよくまとめ、クリアケースに入れて、
会議室への通路に掲示したりしました。多いときには100枚を越える解析結
果が掲示され、通路がギャラリーのようになっていました。

今は趣味で訴える幾つかのパネルを掲示しています。魚拓と共に各種の釣り針
を同一荷重で解析したパネル、ゴルフスイングの駒取り写真と共にクラブの強
度解析、ボールの変形、回転時の空気の流れ(見せ掛けだけですが)のパネル・
・・。

後は、もうじき取り掛かりますが、一年間の代表的な解析事例集(下手に応力
分布図を載せると、赤いのは何だ!になるので要注意ですが)を謹賀新年の表
題と共にA4サイズに集約したものを作成し、経営幹部に新年の挨拶時にお渡
しするなど・・・

森脇商店を意識してCAEを売り出す気持ちを持って、社員家業に徹すること
が肝要だと思っています。

次回も「プレゼンの仕方」について変人が語ります。

               [ 2003.11.27 from N.Moriwaki ]

... 構造解析よもやま話 NO.64 .........................................................

●キーワード:初心者はどのようにFEMに慣れていくか?(4)
いよいよ 実モデルに挑戦です。 その過程で、手順上のポイントをまとめると良いでしょう。
これは、各社別/モデル別に異なるポイントになります。

各社別のノウハウを盛り込んだ「オリジナル例題集」を作成すると良いでしょう。 

本稿では、サポートから見た、静解析の各手順のポイントを示します。

今週から 「読解 計算力学技術者2級問題集1」の連載もはじめました。

さらに、ご興味ある方は、次をご覧ください。
http://info1951.hp.infoseek.co.jp/

                [ 2003.11.27 from MSC技術室 K.M ]

... イベント情報 ........................................................................

●MSC.N4W体験セミナー●東京12月3日 大阪12月10日
http://www3.kke.co.jp/cae/taiken/home.htm

●COSMOSハンズオンセミナー●12月5日
http://www3.kke.co.jp/sbd/event/2003/csmho/index.htm

●設計者のための構造解析技術セミナー●12月16日
http://www3.kke.co.jp/sbd/event/2003/kozo/index.htm

●遠山先生の機構解析基礎講座●1月22日
http://www3.kke.co.jp/sbd/event/2003/motion_semi/index.htm

●MDAシステムユーザー会●11月28日
http://spider.ctc-g.co.jp/web/fm/ctc/2003071g

●COSMOSユーザーコンファレンス●12月11日
http://www.cosmosj.com/information/cuc.htm

●第2回関東CAE懇話会●12月12日
http://www.cae21.org/

●EFD.Lab, COSMOSFloWorks入門セミナー●12月17日
http://www.fluid.co.jp/docs/seminor_diary.htm

●EFD.Lab紹介セミナー&無料体験ワークショップ●東京1月21日・大阪1月26日
http://www.terrabyte.co.jp/efdlab_semi.htm

               [ 2003.11.27 from E.Kawamura ]

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●編集後記
アメリカの保育園のお迎えというのは、スタッフが正面玄関まで子供を連れて
来て車に載せてくれるので、ドライブスルーのように、一時停車するだけ
なのだそうです。わざわざ教室までお迎えに行くのが親の愛情というのは日本
だけなのでしょうか。
                [ 2003.11.27 from F.Kawasaki ]

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 発行責任者:角家強志 編集担当:河崎ふみ
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