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メールマガジンバックナンバー Vol.104
「S.B.D. MAIL MAGAZINE」

SBDが毎週木曜日に無料で発行する、「SBDメールマガジン」の過去送信分のバックナンバーです。

S.B.D. MAIL MAGAZINE 2003-10-30<Thu> [Vol.104]

 ┃S.B.D. MAIL MAGAZINE  2003-10-30[Vol.104]
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 ┃KOZO KEIKAKU ENGINEERING Inc.  http://www.sbd.jp

◇◆業界あれこれ
 アンケート結果●メルマガ100号記念アンケートの結果まとまる
 CAE懇話会●第2回関東CAE懇話会の日程決まる
 もう一つのCAE懇話会●新NPO法人 CAFEが設立、設立記念懇談会の日程決まる
 流体技術セミナー●『COSMOSFloWorks』,『EFD.lab』開発マネージャー来日公演
 プラスチック●10/21 Moldflow開発プロセス革新セミナー報告

◇◆技術探訪
 熱流体●伝熱工学-熱移動の3つの形態
 構造解析●SBD利用技術研究会の話題から(8)
 熱流体●板金部品のモデル化について

◇◆達人に聴く改め「変人に聴く」 第5弾
 松下電器産業 森脇様 ●vol.0「予告・変わり者に聴く!」

◇◆構造解析よもやま話 NO.60
 ●キーワード:よもやまのHPをつくりました。

◇◆イベント情報
 ●<製造業>設計者向けCAEセミナー 他

...業界あれこれ....................................................................................

アンケート結果●メルマガ100号記念アンケートの結果まとまる
SBDメールマガジン100号記念(10月2日号)で皆様にお願いしたアンケ
ート結果がまとまりました。140名強の読者からご回答を頂き、中には涙が
出るほど嬉しい励ましのお言葉を頂いております。
『なお図書券は要りません』とまで書き加えてくれた読者様もおりまして、皆
様のハートの暖かさに感謝感激。
人気のあった企画は、高張さんの俳句的技術論、戦艦大和、飛行機が飛べる話、
構造解析よもやま話、などなど。すべてのご意見を掲載しましたので是非ご覧
ください。→ http://www3.kke.co.jp/sbd/magazine/introduction.htm

CAE懇話会●第2回関東CAE懇話会の日程決まる
6月7日に開催されたまま、しばらく活動が中断していた関東CAE懇話会で
すが、第1回の幹事会組織を解散し、新たなメンバーを再編した上で、第2回
CAE懇話会を12月12日(金)に東京ビッグサイトで開催することが決定
したようです。(詳しくは→ http://www.cae21.org )
なお、第14回の関西CAE懇話会は、11月14日(金)に京都リサーチパ
ークで開催されます。 http://www.krp.co.jp/access/trans.html

もう一つのCAE懇話会●新NPO法人 CAFEが設立、設立記念懇談会の日程決まる
解散された第1回の関東CAE懇話会の幹事会メンバーが中心となって、新しい
NPOを発足しました。主要メンバーにはIHIの小尾さん、クスコの吉村さんなど
関東CAE懇話会発足時の幹事会メンバーと、本メルマガ『達人に聴く』に登場
したTCR総研の高張さんなど、経験豊かな60歳前後の技術者で構成されていま
す。

設立の趣旨は、『時間的余裕があり、優秀で経験豊富な高齢技術者に活躍の場
を提供し、中堅及び若手技術者が抱える技術問題の解決を支援すると共に、教
育啓蒙活動を通して日本の技術力の向上と産業の活性化を図る。』とされてい
ます。

産業の空洞化が問題となる中で、物づくりを知らない中堅技術者と、経験豊富
な高齢技術者の知恵が結びつけ、日本の製造業をさらに強いものにしていくと
いう『熱い想い』に協賛の意を表します。
設立記念懇談会が11月7日(金)に東工大で開催されます。是非お出かけく
ださい。http://npo-cafe.jp

流体技術セミナー●『COSMOSFloWorks』,『EFD.lab』開発マネージャー来日公演
設計者向け熱流体ソフトのパイオニアである『FloWorks』の開発元Nika社の
開発マネージャーが、来週ロシアより来日するにあたり、11/5~7の3日
間東京、名古屋、大阪で記念講演を企画しています。
Nika社は1999年設立。独フランクフルトに本社を置きますが、開発拠点はロシ
アのモスクワ航空工科大学内にあります。
今回は、ここで開発している35人のスペシャリストで構成されるチームを率
いるアレキサンダー氏を日本に招き、流体解析の一般的な話と、Nikaのソフト
ウェアがそれらとどう違うのか、モデル化のテクニックなどを解りやすく解説
して貰う予定です。
最終日の大阪では、『SBD利用技術研究会』の流体セッションのメンバーだけ
のアレキサンダーとの座談会『機能拡張の要望を伝える集い』(問合せ先→
eiko@kke.co.jp)も企画しています。
滅多に聞ける話ではないですよ。
是非ご参加を。 http://www3.kke.co.jp/sbd/event/2003/flowts/index.htm

               [ 2003.10.30 from T.Sumiya ]

プラスチック●10/21 Moldflow開発プロセス革新セミナー報告
10月21日に東京目黒の雅叙園で開催されたセミナーに参加しました。先日
プレス発表された「MoldflowPlastics Insight」やMPA ver7.0の紹介、ユーザ
事例の紹介がありました。

三菱電機様はプロジェクター、エアコン等の実例を紹介し「MPIを使ってみる、
見せる、使い続ける」という3つのポイントが大事と力説されました。
また、柴田合成様はユニットバスの手すり(ノブ)の実例を用いて、ひけや反
りにどのように対応したのかをわかりやすく説明されました。(柴田合成様の
HomePageでも解析例が紹介されています)

最後にモールドフロージャパンの宮崎氏の「CAEを導入すれば効果が上がるの
ではなく、活用することによって上がるのです」という言葉が印象的でした。
樹脂流動解析に限らずSBD全ての製品に言えることではないでしょうか。

               [ 2003.10.30 from S.Maeda ]

... 技術探訪 ....................................................................................

熱流体●伝熱工学-熱移動の3つの形態
コーナータイトルが「熱流体」であるのに、「流体」のことしか書いていない
ことに気づきました。今回から「伝熱工学」について書いてゆきます。

伝熱工学とは、熱の移動に関する工学です。工学的な観点から、機器に発生し
た熱を如何に効率よく除去するか、あるいは蓄えるか、ということが重要な関
心事となります。年々、製造業のあらゆる分野で機器の高密度化が進み、排熱
問題の重要性は拡大する一方です。

熱移動の形態は3つに分かれます。「熱伝導」、「熱伝達」、「熱放射(ふく
射)」です。次回は、「熱伝導」について紹介します。

               [ 2003.10.30 from Y.Iijima ]

構造解析●SBD利用技術研究会の話題から(8)
前回から引き続き利用技術研究会で出された話題の一端をご紹介しています。

(質問8)
有限要素の種類と違いについて教えてください。

(返答8)
構造解析(FEM)では、大きく以下のように形状によって分類することが出来ます。
・集中要素(集中マスなど)
・線要素(梁要素など)
・面要素(シェル要素など)
・体積要素(ソリッド要素)

現実のものは、必ず体積を持っているので原理的には体積要素(ソリッド要素)
でメッシュ作成をして解析をすることが出来ます。しかし、実際の限られた計
算資源と時間内では、薄っぺらい形状のものは面要素(シェル要素)、細長い
形状のものは線要素(梁要素)でモデル化した方がずっと効率よく計算できます。

ただ、これらモデル形状からみて厚さのないシェル要素や断面のない梁要素は、
いわゆるFEM用に考えられた仮想のモデルです。例えば、形状を簡略化したこ
とにより回転自由度を導入していたり、仮想上の中立面上に面を設定しなけれ
ばならなかったり、計算用モデルとしての癖があります。つまり、モデル作成
や結果の評価に材力の梁理論やシェル理論が少なからず必要になってきます。

現在、3次元CAD(ソリッドモデラー)データを使って、そのままソリッド要
素でメッシュ分割をして解析するスタイルが一般的になっていますが、残念な
がらそれはモデル化方法の一つであり、必ずしも万能であるとは言えません。

理想はいろいろな要素タイプを適材適所に組み合わせてより良いモデル化をし
ていくことです。そのためには、今後のツール(解析モデラー)の改善を期待
しながらもユーザー側にもある程度のモデル化スキルが必要となるでしょう。

               [ 2003.10.30 from N.Sahashi ]

熱流体●板金部品のモデル化について
先週はメッシュのギャップサイズについて紹介しました。その中で、板金部品
を取り扱う際は、薄板を認識するために、特に、メッシュのギャップサイズが
重要になることに触れました。

薄板(板金)の厚さとモデルの最大寸法の差が大きくなると、メッシュの数が増
え、最終的に、解析が不可能になってしまいます。この問題に対して、
EFD.Labの新バージョン4.0では、メッシュを作成せずに、板金部品などの薄板
や薄い壁の解析ができる「セルのパッチング手法」という新機能が搭載されま
した。

この機能により、板金部品に対してメッシュを作成しなくても、あたかもそこ
に板金部品があるかのように、解析をおこなうことができます。機能に制限は
あるものの、今まで板金部品のモデル化で苦労をしていたユーザーさんにとっ
ては、非常に有効な機能となっています。

                [ 2003.10.30 from N.Shimada ]

...達人に聴く改め「変人に聴く」 第5弾 ................................................

●松下電器産業 森脇様 ●vol.0「予告・変わり者に聴く!」
来週より当コーナー「達人に聴く」を、当人のご希望により「変人に聴く」に
改め、松下電器の森脇氏が登場します!

ご存知の方も多いでしょうが、森脇さんは松下グループの中でCAEによるデジ
タルものづくりの推進者として活躍されており、関西CAE懇話会の立ち上げメ
ンバーとして、またCAE関連の掲示板では"ピンクのムカデ"として貴重なノ
ウハウを時に過激な発言とともに提供されています。

「達人には程遠い」と謙遜された森脇さんのリクエストで、今回は特別にコー
ナー名を変更させていただきます。
では森脇さん、来週より"変人"の"斬れる"コメント、よろしくお願いします。
               [ 2003.10.30 from E.Kawamura ]

... 構造解析よもやま話 NO.60 .........................................................

●キーワード:よもやまのHPをつくりました。
日曜日に「よもやま」のHPをつくろうと突然思い立って、1日中家でごそごそ
やって立ち上げることにしました。過去に書いたものを少し整理したいと思っ
ていましたが、HPという形式は、まとめと発表が同時にでき、非常に便利です。

以前に書いたものは、現在多くは削除してあり、バックナンバーで読めないか
と思います。ご興味ある方は、次をご覧ください。「薄板の解析(4) まとめ」
も掲載しています。
http://info1951.hp.infoseek.co.jp/

                [ 2003.10.30 from MSC技術室 K.M ]

... イベント情報 ........................................................................

●<製造業>設計者向けCAEセミナー●大阪11月4日 名古屋5日
http://www3.kke.co.jp/sbd/event/2003/design/index.htm

●熱流体技術セミナー●東京11月5日名古屋6日大阪7日
http://www3.kke.co.jp/sbd/event/2003/flowts/index.htm

●国際ロボット展●11月19-22日
http://www3.kke.co.jp/sbd/event/2003/robot/index.htm

●MSC.N4W体験セミナー●東京11月17日 大阪11月12日
http://www3.kke.co.jp/cae/taiken/home.htm

●MSCユーザー会●11月10・11日
http://www.event-info.com/msc/

●第13回関西CAE懇話会●11月14日
http://www.cae21.org/

●ANSYS Conference●11月20・21日
http://www.cybernet.co.jp/ansys/conference/

●MDAシステムユーザー会●11月28日
http://spider.ctc-g.co.jp/web/fm/ctc/2003071g

●SolidWorks Solution World●11月14日
http://www.event-info2.com/swsw2003/index.html

●EFD.Lab, COSMOSFloWorks入門セミナー●11月19日
http://www.fluid.co.jp/docs/seminor_diary.htm

●EFD.Lab紹介セミナー&無料体験ワークショップ●11月11・12日
http://www.terrabyte.co.jp/efdlab_semi.htm

               [ 2003.10.30 from E.Kawamura ]

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●編集後記
ラジオで、バブルの頃を回想して、何かに向かって頑張っている時でも、あっ
ちに何か面白いことがあると聞くと、折角上ってきた坂道を降りてでも見に行
くような時代だった。その無駄がかけがえのない体験だったと思う、と言って
いる人が居ました。なお更余計なことばかりしてしまいそうです。

                [ 2003.10.30 from F.Kawasaki ]

◇◆このメールマガジンについて◇◆
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 ○ご意見・ご感想
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 発行責任者:角家強志 編集担当:河崎ふみ
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