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メールマガジンバックナンバー Vol.90
「S.B.D. MAIL MAGAZINE」

SBDが毎週木曜日に無料で発行する、「SBDメールマガジン」の過去送信分のバックナンバーです。

S.B.D. MAIL MAGAZINE 2003-07-17<Thu> [Vol.90]

┃S.B.D. MAIL MAGAZINE  2003-7-17[Vol.90]
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 ┃KOZO KEIKAKU ENGINEERING Inc.  http://www.sbd.jp

◇◆業界あれこれ
 引越し●SBD営業部移転のごあいさつ
 SBD利用技術研究会●名古屋で『勝手に流体セッション』盛り上がりました
 おやじを囲む夕べ●高張さんを囲んで、日本の製造業を語る会がありました

◇◆技術探訪
 熱流体●可視化
 構造解析●再び、メッシュ形状について
 プラスチック●最近の検証事例から その8「反り」

◇◆全国高専紹介 ~ つくりたいものはなんですか ~
  ●第4回 一関工業高等専門学校

◇◆イベント情報
  ●電気/メカ設計のコラボレーション設計セミナー 他

...業界あれこれ....................................................................................

引越し●SBD営業部移転のごあいさつ
このたびSBD営業部は下記住所に移転致しましたのでご案内申し上げます。
新住所 〒164-0011東京都中野区中央4-5-3(電話、FAX番号は同じです。)
おととしまで居た新館(同じ場所)ですが、今度は8階ですので景色もよく、
より快適な空間となりました。
また、お越しの際には駅からのアクセスが便利になりました。

               [ 2003.07.17 from F.Kawasaki ]

SBD利用技術研究会●名古屋で『勝手に流体セッション』盛り上がりました
先週の金曜日(7/11)に名古屋駅前の安保ホールで行われた『勝手に流体
セッション』は、名古屋での開催とあって、名古屋近辺のユーザ3社が新たに
参加し、計8社9名のFloWorksのユーザ様が参加しました。

内容は、前回の東京開催の研究会(5/22)で、盛り上がりすぎて取り残し
てしまった高岳製作所 高平様のプレゼンから入り、輻射、収束条件、不規則
セル、結果の対称性の不釣合い、換気率と隙間風などについて、実務レベルの
討論が行われました。

また、『流体解析をもっとしたいのに、上司の理解が無くて時間を与えてもら
えない』という設計者の愚痴まで出るくらい打ち解けた話が出来ました。みん
な、会社では旨く動かないCAEや、解析に理解の少ない上司を相手に、愚痴
も言えずに悩んでいたのだそうです。以下は、会議を終えて頂いたメールの抜
粋です。
『グチを言いながらも、心の奥底では、いろんなことに対応できない自分を悔
しく思っているのです。だから、グチをこぼした後は、頑張れるんですぅ。と
はいえ、グチばっかりではダメですから、次回のテーマ、明確にして、もっと
盛り上がりましょう!』

次回のセッションは、9月2日(火)大阪産業創造館です。
会議の様子の閲覧、および会議の参加には会員登録が必要です。設計者CAE
をお使いであれば登録は無料ですので、是非お申込みください。
申し込みはこちらです。http://www3.kke.co.jp/sbd/lab/

おやじを囲む夕べ●高張さんを囲んで、日本の製造業を語る会がありました
昨晩は、6月に行われた関東CAE懇話会で『おやじとCAE』というタイト
ルで、戦艦ヤマトの美しさから、物づくりの極意を語ってくれた、高張さん
(TCR総研代表)を囲んで飲む会がありました。

『いい設計は美しい』、『いい物を作ろうとしたら、CADとCAEを使うし
かない』、『中国・韓国に負けないようにいい物を作ろう』、『CAEには生
みの親と育ての親が必要、ベンダーとユーザの両方が知恵を出し合うのが必要』
という高張さんのお話に、みんな時間を忘れて聞き入ってしまいました。当然
お酒も入っていますから、全部を覚えているわけではないですが、次回もまた
やりましょうということで、宴もたけなわのうちに、終電もなくなるというこ
とでお開きになりました。ちなみに、今回はCAEを愛する老若男女30名く
らいの参加でした。

幹事の天野さん(ヴァイナス)によれば、『次回は、おやじのプレゼンをまじ
めに聞いてから・・・・』という企画になりそうですので、本メルマガの皆様
にもお知らせします。お楽しみに。。。
高張さんについてはこちら→http://www6.ocn.ne.jp/~tcrcae/

               [ 2003.07.17 from T.Sumiya ]

... 技術探訪 ....................................................................................

熱流体●可視化
数値解析で求まる結果ファイルの中身は、膨大な数値の羅列です。これらの数
値は、空間内の位置情報と各物理情報(熱流体では圧力、速度、温度)を示し
ています。これを人間が直感的に理解しやすい、コンター表示やベクトル表示
に変換することを「可視化」と呼びます。別の呼び方として、数値計算の後処
理という意味で、「ポスト処理」、後処理プログラムを「ポストプロセッサー」
などと呼びます。これに対して条件設定等の前処理は「プレ処理」、「プレプ
ロセッサー」です。

世の中には、可視化技術専門の研究者がいますし、可視化だけを行うソフトウ
ェアもあります。しかも、FloWorksやEFD.Labと同じくらいの値段がします。
(それなりの機能があるからですが。)ポストプロセッサーの機能や処理速度
といった性能も、CAEソフトウェアの重要な要素です。

また、可視化には、実験の可視化もありますね。煙を使って、流れ場を見るの
が代表的でしょうか。
次回は「飛行機はなぜ飛べる」です。

本コーナーの参考書:「パソコンで見る流れの科学 数値流体力学入門」 矢
川元基(やがわげんき)編著 講談社発行

               [ 2003.07.17 from Y.Iijima ]

構造解析●再び、メッシュ形状について
以前と内容が重なる部分がありますが、何回かに分けてメッシュ分割・形状、
アダプティブ法を使用していく上での留意点などをお話したいと思います。

設計者用構造解析ツールではテトラ(四面体)を用いて要素分割を行う事が多
く、精度を高めるために2次の要素(要素各辺の中央に節点を持つ要素)を用
いている事は、以前お送りしました。

さらにこの要素を用いる場合で精度に影響する部分として「メッシュ形状」が
挙げられます。テトラ要素では正四面体形状のものが一番精度が良く、要素の
短辺と長辺の比(アスペクト比)が大きくなるにつれて精度が落ちると言われ
ています。

多くのCAEツールのオートメッシュ機能ではアスペクト比を小さくするような
メッシュを作成しようとします。このためCAD形状で非常に細いフィレットや
段差などがあると、その部分の表面で正三角形に近い形で要素分割を行おうと
して、長さ方向にも細かい要素分割となります。

この要素の細かさはこれらの部分の周辺にも影響を与えるため、このような部
分が多いモデルでは必要以上に要素数の大きいモデルとり、計算時間や必要と
するリソース(CPU速度やディスク・メモリ容量)が大きくなってしまいます。
その部分での応力が重要なものでないのなら、CAD形状で抑制をかけるなどを
してから計算を行うと計算時間などを圧縮する事ができる事があります。

計算時間に関しては、CADモデルを変更する時間や手間とのかねあいですが、
PCで計算できるモデルサイズにおさまらない場合にはぜひ試してみてください。

               [ 2003.07.17 from O.Kuwahara ]

プラスチック●最近の検証事例から その8「反り」
前回の予告通り、反りに関しての事例を2週に分けてご紹介します。反りの要
因について考えたとき、大きく3つの問題が関係していると考えられます。
・形状からくる問題
・冷却などからくる問題
・ガラスなどによる繊維配向からくる問題

MPAやMMAの場合は、ガラスからくる繊維配向の問題には対応できませんが、形
状からくる問題などはある程度対処できます。ある会社様の例ですが、成形品
に反りが発生しそうなものに対して、反対側にカウンタリブをつけるような改
善がとれないケースがありました。そのためゲート数を変え、なるべく均等に
樹脂が注入することによってバランスをよくし、反りを減らすことに成功しま
した。
次回は冷却品質解析による反りの予測と検討事例をご紹介します。

                [ 2003.07.17 from S.Maeda ]

... 全国高専紹介 ~ つくりたいものはなんですか ~ ..............................

●第4回 一関工業高等専門学校
全国高専紹介の4校目は一関高専です。今回機械工学科の佐藤先生に学校や研
究室の紹介をお願いしましたところ、先生が作成されている研究室のWEBペー
ジをご紹介いただきました。 研究されている情報工学の資料から学内のイベ
ントの写真やいろいろなコラムなどとても充実した内容のWEBページです。
ぜひこちらをご覧ください。 → http://www.ichinoseki.ac.jp/satok/

◇学生さん夢を語る
「ロボコンへの夢」
一関高専 制御情報工学科5年 若生 大輔
ロボコンを初めてテレビで見たのは、小学校の低学年だったかと思います。た
またまその年に、地元の一関高専が全国優勝を果たしました。それを見て僕は、
「ロボコンをやってみたい!」と小学生ながら思ったことを今でも覚えています。

高専に入学し、1年生からロボコンに携わることができ、いろいろなことを学
びました。なにより、自分たちのアイディアが自らの手で形になるということ
の楽しさは、ロボコンをやっていなければ経験できないことだと思います。純
粋に楽しいと感じます。ですから、夏休み返上で、土日休みがなくても、全然
苦にならないのだと思います。

しかし残念なことに、僕が入学してからは一度も、試合で勝ちらしい勝ちを収
めた事がありません。2年生のときは全国大会に行けましたが、地区大会は1回
戦負けでした。半年かけて作るマシンですから、やっぱり試合では勝ちたいも
のです。

今年は、僕を含め5年生は最後の年です。とりあえず1回戦突破を目標にしてマ
シン製作をしていますが、当然全国優勝・ロボコン大賞を見据えての話です。
最後の年に素晴らしい思い出ができるように、素晴らしいマシンで大会に臨み
たいと思います。子供のころにテレビで見た全国大会決勝の舞台に立てたら本
望です。

このコーナーでは皆様からの感想を大募集しています。研究内容への質問や学
生さんへのコメントなどなど、どしどしお寄せください。あて先は 
sbdmgz@kke.co.jp です。
                [ 2003.07.17 from M.Mori ]

... イベント情報 ..............................................................................

●電気/メカ設計のコラボレーション設計セミナー●7月18日
http://www3.kke.co.jp/sbd/event/2003/ccw/index.htm

●製造業CAE個別相談セミナー●大阪7月18日
http://www3.kke.co.jp/sbd/event/2003/cae/index.htm

●設計のための構造・機構体験セミナー●7月23日
http://www3.kke.co.jp/sbd/event/2003/designho/index.htm

●MSC.vN4W 名古屋 MSC.Software共同セミナー 7月23日
http://www3.kke.co.jp/cae/taiken/home.htm

●EFD.Lab, COSMOSFloWorks入門セミナー●8月26日
http://www.fluid.co.jp/docs/seminor_diary.htm

●EFD.Lab, CAEソリューション・セミナー●東京7月17日
http://www.terrabyte.co.jp/new_page_26.htm

●3次元CAD活用ソリューションセミナー●7月18日 8月1日
http://www.kcad.kubota.co.jp/event/inven/inventor6.htm

               [ 2003.07.17 from E.Kawamura ]

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●編集後記
本屋で「論理力が身につく大人のクイズ」(PHP文庫)を立ち読みしていたら
三問目で噴き出してしまい、慌てて買いました。歴史上の名言から考え方のヒ
ントを得る問題も多く、徐々にコツが掴めてくると、どんどん解きたくなって、
頭が柔らかくなったような気分になれる一冊です。

                [ 2003.07.17 from F.Kawasaki ]

◇◆このメールマガジンについて◇◆
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 ○ご意見・ご感想
 mailto:sbdmgz@kke.co.jp

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 Copyright(C) 株式会社 構造計画研究所 SBD営業部
 東京都中野区中央4-5-3 TEL03-5342-1051/FAX03-5342-1055
 http://www3.kke.co.jp/sbd/home.htm
 発行責任者:角家強志 編集担当:河崎ふみ
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