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メールマガジンバックナンバー Vol.38
「S.B.D. MAIL MAGAZINE」

SBDが毎週木曜日に無料で発行する、「SBDメールマガジン」の過去送信分のバックナンバーです。

S.B.D. MAIL MAGAZINE 2002-06-13<Thu> [Vol.38]

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◆◆ S.B.D. MAIL MAGAZINE ◆◆.....2002-6-13[Vol.38]
KOZO KEIKAKU ENGINEERING Inc. .....http://www3.kke.co.jp/cae/home.htm
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_[INDEX]______________________________________________________________
┃1┃SBD News
【流体】■ FloWorks技術情報 No.10 ■
* 内部流れと外部流れ
  【構造】■ DDM技術情報 ■
* 摩擦係数の概要

┃2┃ロボットシミュレーターの世界へようこそ(最終回) NO.5
* RobotWorksまとめ

┃3┃構造解析よもやま話(連載)NO.28
* 接触問題(3) 辺接触・スライドライン要素・面接触

┃4┃イベント情報
* SBD製品を体験できるセミナー

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■ 頑張れニッポン ■
フランスが予選リーグで敗退など、信じられないようなことも起こりましたが
日本代表も決勝リーグ出場に王手をかけW杯サッカーもいよいよ盛り上がって
きました。自宅で観戦中には近所からも拍手・歓声が聞こえてきて、普段なら
(うるさいなぁ。)と言いたくなるのでしょうが、今だけはそれさへも面白く
感じます。
一方、国内外の製造業では、減少していた機械受注もついに底入れか、といっ
た明るいニュースも目にするようになりました。このままサッカー日本代表も
決勝リーグ進出を決め、それが大きな経済効果を生み、日本の景気も回復で万
万歳!といきたいものです。なにはともあれ、ガンバレ、日本!

               [ 2002.6.13 from H.Hayashi ]

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┃1┃SBD News
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【流体】■ FloWorks技術情報 No.10 ~内部流れと外部流れ~ ■
今回は、内部流れと外部流れに関してお話します。

バルブでの流れの抵抗による損失や管路内の流れの状態を計算する場合には、
流入口と流出口およびバルブや管路で囲まれた領域を解析すればよいので、こ
のような解析を内部流れの解析と呼びます。

一方、建物周辺の流れや壁面での圧力、翼周りの流れなどを解析する場合には、
建物や翼の周りの領域を解析するために、このような解析を外部流れの解析と
呼びます。

内部流れの境界条件は、流入・流出口での流速、流量、圧力指定と管などによ
って囲まれた領域の壁面条件を設定しますが、外部流れの境界条件は、建物な
どの障害物表面での壁面条件と解析しようとする領域内での流速(初期流速)
と流れの方向などを設定します。なお、外部流れの計算領域境界は、圧力境界
条件を設定しておくことが一般的です。

FloWorksでは、内部流れ、外部流れの境界条件を自動的に判断し、外部流れの
場合には、障害物周辺での流れの乱れや圧力の乱れがの影響が境界面に及ばな
い範囲で、境界面を決定してくれます。計算開始前に、ユーザーが計算領域を
変更することも可能です。

筐体内の熱流動の解析を行うような場合、筐体表面からの放熱を考慮したい場
合には、外部流れとして、筐体周辺での放熱、自然対流を評価した解析を行う
必要があります。

ただし、筐体表面での自然対流を評価する場合、計算領域の大きさをどの程度
の大きさにするかは、ユーザーの判断によって筐体表面の影響が境界面に影響
しない範囲で、それほど広くない領域を解析領域として選定することになります。

                [ 2002.6.13 from N.Takashima ]

【構造】■ 摩擦係数の概要 ■
今回は摩擦係数の概要です。ご存知ない方が多いようですが、DDM
(CosmosMotion)では摩擦係数を考慮した機構解析を行うことができます。

<ジョイント摩擦>
各ジョイントについては摩擦係数(静摩擦係数、動摩擦係数共通)を決めるこ
とができます。ジョイント摩擦は係数が1つしか定義できないので運動の速度
に応じて摩擦係数を決定する、もしくは静摩擦係数と動摩擦係数の間で値を振
ってみてどのくらい 摩擦による影響が高いのかを見極める必要があるでしょう。

<接触摩擦>
接触定義(カーブカーブ接触と3D接触)においては動摩擦係数、静摩擦係数を
各々決めることができる上に、摩擦を考慮しないという設定も可能です。
摩擦を考慮しない場合は解析が収束しやすいという利点もあります。
静摩擦係数とその摩擦係数が適用される速度値(静摩擦速度)、
動摩擦係数とその摩擦係数が適用される速度値(動摩擦速度)、
を決定します。静摩擦速度と動摩擦速度間はソルバが自動補完してくれます。

<ポイント>
まずは摩擦無しで運動を再現できることを確認し、その後摩擦を考慮しその影
響度がどのくらいなのかを見極めることが必要です。また、ジョイント摩擦の
ように係数が1個しか決められないものは係数を何種類か試す必要もあります。

                [ 2002.6.13 from N.Sakai ]

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┃2┃ロボットシミュレーターの世界へようこそ(連載) 最終回
   * RobotWorksまとめ
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過去4回にわたって、発売直前カウントダウンとしてRobotWorksを紹介してま
いりました。RobotWorksについて、皆様からいろいろなご意見ご質問等を頂き
まして大変有難く感じております。

最終回となりました今回は、産業用ロボットマーケットについて書いてみたい
と思います。

もともと産業ロボットは、人に変わって危険を伴う業務や人がおこなうことの
できない業務を請け負わせるために開発されました。この産業用ロボットの開
発では主要ロボットメーカーの名前を見ても分かるように、日本、ドイツが圧
倒的に世界をリードしています。その日本とドイツを比較しても、就業者1万
人あたりのロボット数が日本293台、ドイツ120台と、我々日本人として世界に
誇れる産業の1つだといえます。

現在、産業用ロボットの97%が製造業において利用されていますが、ロボット
のイノベーションは常に進んでおり、最近注目されている2足歩行型ヒューマ
ノイドロボットやナノ加工用のロボットにも見られるように、今後、化学ラボ、
医療、エンターテイメント分野などをはじめとした非製造業分野にも産業用ロ
ボットが進出し、そのニーズは飛躍的に拡大することになるでしょう。

日本では、アジアの安い人件費を求めて、年々その生産工場をアジア各国へシ
フトしており、産業の空洞化に注目が集まっています。しかし、上記のような
産業用ロボットの活用分野の拡大や、RobotWorksをはじめとしたシステムを活
用することによる業務の効率化によって、まだまだ日本国内で日本人の手によ
って製品生産を続けることができると信じています。

我々構造計画研究所では、このRobotWorksを通して、日本の製造業、特に産業
用ロボットに携わっている皆様の、業務効率化のお手伝いができることを信じ
て、この連載を終わにしたいと思います。

               [ 2002.6.13 from K.Iwamoto ]

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┃3┃構造解析よもやま話 NO.28
◆キーワード: 接触問題(3) 辺接触・スライドライン要素・面接触
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辺(節点群)-辺(節点群)接触要素の例としてMSC.Nastranのスライドライン
(SL)要素を解説します。

SL要素では、相対する辺を構成する節点群と、接触する平面を定義します。各
々の辺を構成する節点数は同じ数である必要はありません。接触平面内では、
相対する節点は移動(横づれ)できます。この機能があることによって、GAP
要素に比してモデル化の幅が広がっています。

球を机に押しつける問題の場合、点-点接触だと、球の弾性のために、球の節
点が机のどの位置に接触するかわからないため、SL要素でモデル化するとSL要
素の優位性が発揮できます。

SL要素では、節点位置が接触定義平面から外れると適切な解が得られなくなり
ます。球を机に押しつける問題で考えると、球をねじりながら机に押しつける
場合になります。

この場合、面接触要素が必要になってきます。面接触の手法はいろいろあり、
計算時間や収束精度などプログラムでいろいろあるそうです。MSC.Marcの手法
は良いと聞いています。

MSC.Nastranは現在面接触要素はサポートされていませんが、開発中のバージ
ョンでサポートされるようです。

               [2002.6.13 from MSC技術室 K.M ]

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┃4┃イベント
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セミナ-等のイベント情報
1.【無料体験セミナー】
   [主催](株)イマオコーポレーション 《岐阜県》
[日時] Autodesk Inventor5.3 7月26日(金)
      SolidWorks 2001    6月13日(木)・7月11日(木)
      Dynamic Designer Motion 7月 8日(月)
      各 13:30~16:30
[費用] 無料
[会場] インフォマックスCAD研修センター
[申込] http://www.imao.co.jp/imc/trial-i.html#ddm
      
2.【DDM再トレーニング】
[対象] DDM(SolidEdge版、SW版)保守ユーザ様
   [主催](株)構造計画研究所 SBD営業部
[日時] 2002年6月24日(月)10:00-16:00
[費用] 無料
[会場] 弊社本所新館(丸の内線新中野駅前)
[申込] 連絡先を明記の上k-nakagawa@kke.co.jp(担当:中川)まで
  ※先着3名様(但し1社1名様まで)ですので、お早めにお申し込み下さい。

3.【第13回 設計製造ソリューション展】
[主催] リード エグジビジョン ジャパン(株)様
[日時] 2002年7月3日(水)-5日(金)
[費用] 招待状のない場合は有償(5000円)
[会場] 東京ビックサイト コマNo.3-16
   [出展製品] 弊社SBD全製品
http://www.imao.co.jp/imc/trial-i.html#ddm

▽その他のイベント情報はこちら
http://www3.kke.co.jp/sbd/common/nibento.htm

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◎編集後記◎
国立競技場の大スクリーンで日本を応援しようという企画は、資金のないサポ
ーターが想いついて専門家に相談したところ、その企画を金融商品にして売り
出して投資家を募ろう、ということになり見事実現したのだそうです。みんな
で集まろう!という想い一つで金融界にまで乗り込んでいったサポーター達の
情熱と実行力は素晴らしいと思いました。

               [2002.6.13 from F.Kawasaki]

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○CircuitWorks(CCW)---------------------PCB設計支援
○DesignSpace(DS)-----------------------構造解析
○COSMOS/WORKS(CW)----------------------構造解析
○EFD.Lab-------------------------------汎用流体解析
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